中卒フリーライターほぼ無職。

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私のおじさん 第5話 感想 仕事と家族、どっちも大事

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仕事も家族も大事にしたいaoikaraです。私も器用ではないので、いろいろとうまくやりたいなと思うこともあるのですが…。

 

というわけで今回のテーマは…

 

私のおじさん 第5話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼私のおじさん 第4話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第5話 あらすじ

ある朝、モンスターAD九条隼人(戸塚純貴)の姿がないと、テレドリームは大騒ぎに。「まさか、失踪…!?」と必死に捜索活動に勤しむ一ノ瀬ひかり(岡田結実)と妖精のおじさん(遠藤憲一)をよそに、あっさり電話がつながり“有給消化”だと判明。

 

「いやいや事前に連絡しろよ」と憤る一同に、「休日って労働者の権利ですよ」「ていうか休みの日に電話かけてこないでもらっていいすか(笑)」と九条はまさかの逆ギレ。おかげでひかりは、九条のぶんの仕事まで押し付けられる羽目になる。

 

翌日も九条は反省なしの通常運転。さすがの宇宙人ぶりに、お局AP馬場桃花(青木さやか)とデブチーフこと出渕輝彦(小手伸也)も「若者との埋めがたい感覚の差を感じる…」と愚痴が止まらない。

 

とはいえ“ADをやりたい若者”なんて、今どき貴重な人材。大切に大切に扱って、できることをやってもらうしかないと諦めムードな先輩たちに、「ワガママ言ったやつが得する世の中なのかなぁ…」と不満のひかり。

 

ほどなくして『限界MAX★あなたも私もヤッテミー!!』の新企画に『子どもの苦手克服』案があがる。今時の子は何が苦手なのか?

 

悩む千葉迅(城田優)らに、九条は「時代は関係ないんじゃないですか。うちの子みてたら、そんな気しますけど」と一言。驚愕する一同。九条はまさかの子持ち。そもそも誰も結婚していたことすら知らなかった。

 

その後、番組に出演する子どものオーディションが行われるが、不発に終わり新企画に早くも暗雲が。

 

馬場は最終手段として九条に、娘・真凛(渋谷南那)の出演を打診。あきらかにめんどくさがる九条をよそに、真凛本人はあっさり快諾。“親子揃って過酷ロケ参戦”の準備がどんどん進んでゆく。

 

果たしてロケ当日、順調に見えた撮影だったが、“とあること”を発端に真凛が突然大号泣。ロケは続行不能に…!

 

なんとか場を持たせようとする一同だが、九条は「もう無理です」と一蹴。「仕事のために家族を犠牲にするのが偉いとか、そういう考え方を押し付けないでくださいよ」と珍しく激怒し、さらには「じゃあもう仕事辞めます」と言い出し、現場は大パニックに…!?

 

参考元:第5話|ストーリー|金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 冒頭から映画の画角で笑いました。なんか画質もよさげですし。九条さんが無断欠勤しただけですよ!
  • 出淵チーフがジャック・バウアーみたいで笑いました。
  • 「事件ならメゾン・ド・ポリスに行こう」に笑いましたw思いっきり他局!w「ひよりじゃなくてひかりですし!」というツッコミも、ひかりちゃんナイス。
  • 「カメ食べ」という映画が流行っている。「カメラを食べるな!」いや、どういう映画!逆に気になる!
  • 出淵チーフの「ちょ、待てよ!」が完全にキムタク風。
  • パウダーさん、まさかの子どもが苦手だったんですね。全然見えないからすごいなぁ。
  • 千葉Dの「女の子が苦手だった」は本当にどの口が言ってるんでしょう。
  • 九条君の家に人をダメにするソファありましたね。しかも良い家でした。住み心地良さそう~。家庭的ですね。たしかに結婚するなら九条君みたいな人って良いのかも。
  • 女の子って小さくてもイケメンが好きなんだなぁ…。
  • おじさんの、ひかりちゃんへの「好きになった男に影響される」指摘はなんとなく合っているような…。仕事に邁進する千葉Dに惹かれているからってのは、結構大きいと思います。それだけでなく、ちゃんとやりがいを見つけていると思いますけどね。
  • パウダーさん、子どもの相手して疲れていますね。「子どもってすぐおもんないとか言うやん…」ってちょっとかわいそうでした。無茶ぶりにも応えるし、パウダーさん良い人ですよね。
  • パックが怖い子どもが克服するために、縛られているお父さんを救う…これ『探偵ナイトスクープ』のやり方だ!
  • 居酒屋のかわいい店員・来夢ちゃん。「キスくらい誰とでもしません?」倫理観が違う!年齢というか、そういう人もいるのねと驚愕です。

 

気になったポイント

  • ちぃたんっていろいろあったけど、ドラマ出て大丈夫だったのかな…。たしかに動きが怖い…。
  • 千葉Dが毎回違う女性とキスするんですけど、キスOKとNGの女優さんがいるんですよね。シーンは撮っていても、キスしているところは映さない女優さんがいて。岡田結実さんはNG。そして、ベッキーさんもNGなんですね。

 

感想

家族と仕事、どっちも大事にしたい

今回は、仕事をする人なら誰もが悩むことがテーマでした。家族と仕事。まあパートナーと仕事、プライベートと仕事、という風にも考えられますかね。

 

どちらも大切にしたいからこそ、つらいと思うんです。家族との時間を作ろうとすれば、仕事に割ける時間が減って、ちゃんとやりたいのにできない。生半可な気持ちで仕事をするな、いい加減な仕事をするな、と言われてしまうこともある。

 

仕事に邁進すれば、家族との時間が減ってしまう。寂しい思いを抱かせて、自分も何かしたいけどできなくて、すれ違ってしまう。

 

プライベートでも同じで、どちらも充実させたいと思うほど、もどかしくなってしまうのかも…。

 

仕事が好きだけど、好きだと思うとつらくなる

「仕事のために家族を犠牲にするのが偉いんですか?」と九条君が食ってかかっていたのは、たぶん本音なんですよ。家族のことを大切にしていたら、「ADのクセに家庭なんか持つからろくに仕事もできない」って言われて、カチンと来たんでしょう。

 

だから仕事を頑張っていたら時間もできず、家族との約束も果たせず、一緒に過ごす時間も短くなる。仕事も好き。でも、家族も好きだから、どっちも大事にできず、つらい。

 

だから、家族を大切にするために、仕事が好きって気持ちに封印して、割り切ってやるようにしていたのかなと思いました。でも続けていたのは、テレビの仕事が好きだからこそでしょう。

 

そりゃあ娘が父親の働いている同僚の名前言えるって、相当家で話しているってことですもんね。好きというか、思い入れがあるからこそ、家族にも話して聞かせていたのでしょう。たとえ本人が「好きじゃない」と割り切ろうとしても、たくさん一緒にいる家族には本音がこぼれて見える。

 

九条君は、奥さんというパートナーが最大の理解者で本当に良かったと思います。本音を汲み取ってくれますし、一緒に頑張って働いてくれますし。

 

「そんななら辞めちゃえば?」と言うパートナーもいると思います。「自分が支えるから」という優しさで。でも、相手の負担になるかもと思うと、しんどいですよね。優しさはうれしいけど、できない自分もつらい。

 

ちゃんとお互いに支え合えるよう、考えてくれる奥さんが良い人だなと思いました。もちろん九条君も。

 

男女逆だと、よく描かれる話なのかも

今回の九条君のような話って、男女逆だと、よく描かれる話なのかもと思いました。家族を大切にしたい。家族のために働かなきゃいけない。薄給だけどやりがいのある仕事。でも、どちらもままならない。

 

仕事に割けば家庭に時間を割けず、家庭に時間を割けば仕事で家族を理由に「怠けている」と思われてしまう。そんな板挟み。想像するだけで胸がきゅっと痛みそうなこういうことが、よくあることなんじゃないかと思うのです。

 

でも、「女性によくある」と考えるのは、おそらく偏見ですね。男性でも女性でも、あることですし、考えていかなきゃいけないことなのかな、とも思います。

 

九条君の言ってること、ちょっとわかる

九条君が仕事に対して文句を言う部分、ちょっとわかるんですよね。

 

「休日は労働者の当然の権利」まあたしかにな。休日をどう使おうが、その人の自由ですし、詮索するのもどうかと思いますしね。

 

たしかにその人の分まで忙しく仕事しているのに、楽しそうに遊びまくっているのを発信されたら、もやもやすると思いますけど。でも、誰かが休んだらその人の分の仕事までしなきゃいけない労働状況というのも、また課題なのかな。だいたいの仕事はそうだから、難しいなぁ…。

 

「まだやってると思っている映画は、見ようと思っているうちにだいたい終わっている」これもたしかに。「あの映画見たいな」と思って余裕ぶっていたら、だいたい終わっているんですよ。

 

「子どもがテレビに出られるんだよ~」って上から目線は何?テレビがそんなに偉いのか。これは本当にそう。今なんかみんな発信者になれる時代だから、そんなに価値のあることでもない。たしかにすごいことだけど、それを上から目線で来られるのは、何か違うだろうとは思いますね。

 

だとしても、九条君社会人としてのマナーのなさは問題

九条君の言い分もわかるんですよ。でも、休む連絡くらいは入れるべきかなと思います。自分が連絡していないと迷惑がかかるかも、という想像力とか申し訳なさとかあれば、一報入れると思うんですよ。

 

そういう部分が足りないというか。他人に押しつけても平気なところとか、結構人を侮辱するところとか。社会人としてのマナーとか、人としてどうなの、と思う部分は正直あります。

 

真凛ちゃんの態度の悪さも不快感

九条君の娘さんの真凛ちゃんもまあ態度が悪かったですね。出淵チーフを「デブ」、馬場さんを「ババア」、ひかりちゃんを「下っ端」、イケメン千葉Dにはニッコニコ。

 

人が転んでいるのを見て、「うけるー」と笑っているのも、性格が悪いなぁと思いました。人を嫌な気持ちにさせることに対してなんとも思っていない、というのはちょっと嫌でしたね。子どもはああいうものなのかなぁ…。

 

九条君も家ですごい悪口言ってるのでしょうし、この親にしてこの子あり、感はあります。

 

親子の絆とか、子どもが苦手なこと克服できたのは良かったねとは思います。企画とか真凛ちゃんの成長とか、それは良かった。

 

でも、態度に関してはちょっと不快感。あ、子役を責めているわけではないですよ。あの子は演技がすごく上手で、感心しました。あくまでドラマ上の“九条君の娘”に対しての嫌な気持ちです。

 

ひかりちゃんは成長しているけど、基本的に“自分”

ひかりちゃんは仕事への意識も変わり、ちゃんと成長していますね。出淵チーフや馬場さんさんにも、微妙な感じではありましたが、結果的に褒められてましたし。

 

あの褒めないことでおなじみの千葉Dにも「すっかりAD」と言われて、仕事をちゃんとできていると言われてみたいだったのか、うれしそうでした。

 

ただ、基本的に“自分”の世界で、周りのことが見えてないなと思うことも多いです。まあ、まだ若いし、社会経験も少ないってのもあるんでしょうけど。

 

九条君に対しても、「仕事にやる気ないの最低!」と思っていましたが、自分だって少し前までそうだったわけで。それにはちゃんと理由があったんですから、九条君にも理由があるんじゃないか、と考えられないのがお子ちゃまだなと思ってしまいます。

 

おじさんが、プリンを例に教えていましたね。ただ見ただけだと黄色いプリン。でも、中をすくってみると、カラメルが見える。そういうことなのかもと。自分が見えてないことがあるんじゃないと、諭していたわけです。ひかりちゃんはあんまり気づいてませんでしたけど。

 

娘さんが泣いてしまって、「もう収録はやめてほしい」と言う九条君に対して、「やる気ないから辞めろ」と言おうとしたひかりちゃんにはドン引きでした。いろんな気持ちを考えなさいよと。おじさんが引っ張っていってくれて良かったです。

 

おじさんは効きます。「結婚しても仕事を続ける?」「子どもが生まれても?」「婚約者に辞めてって言われたら?」最初は「続けたい」というひかりちゃんも、最後には答えを窮してしまいます。

 

いきなり言われたら応えられないと言うひかりちゃんに、時間あげるからレポートにしてまとめてと言うおじさん。「意地悪言わないで」とひかりちゃんが言うと、「だったら、君も九条君に意地悪言ってるよ」と答えるんです。

 

ああ、おじさん偉い。そうなんだよね。九条君が家庭と仕事の狭間で悩んでいて、そんな急に答えを出せることでもなくて、いろいろ悩んで取り組んでいるのに、「やる気ないなら辞めろ」なんて言うのは、想像力の足りない意地悪なんですよ。

 

おじさんがさりげなく言ってくれて、ほっとしました。

 

えっ、千葉Dもおじさんが見えた!

ひかりちゃんは千葉Dが好きなのかなー。まあそこはどっちでもいいんですけど。千葉Dはまさかの婚約者登場!まさかのベッキー!

 

そして、千葉Dが婚約者とキスをすると、なぜかおじさんが見えるようになりました。ひかりちゃんにだけ見えていたおじさんが!これは予想外です。反応がひかりちゃんの初期と同じで面白すぎましたね。

 

なぜ千葉Dはおじさんが見えたのでしょう。ひかりちゃんとの共通点は…?

 

次回:千葉Dの夢って?

千葉Dもおじさんが見えるようになり、会社でもつきまとわれ、恐怖に叫ぶ。虚空に叫ぶ千葉を見てはたらきすぎだと思った泉は休暇を与える。また千葉はNYでドキュメンタリーを撮らないかと誘いを受ける。一蹴するも、泉からは引き留められることもなく…。そして、番組が生放送で大変な状況になってしまい…

うーん、おじさんが見えるのって、人生の岐路に立ったときなんですかね。ひかりちゃんもですし。共通点と言えばそれくらいかな。

 

なんだかんだ言っても千葉DはNYに行かないと思います。でも、千葉Dの夢っていうのも気になりますね。次回はそれがわかるのかな。

 

 

aoikara

 

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