中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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M-1グランプリ2019 個人的感想 全ネタ面白かった!

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ミルクボーイならぬ、チーズガールのaoikaraです。チーズが好きでたまらないのですよ。まあミルクが好きだからミルクボーイってわけじゃないと思いますが。

 

というわけで今回のテーマは…

 

M-1グランプリ2019 個人的感想

 

です。

 

12月22日(日)に放送された、M-1グランプリ2019の決勝。私は全てのM-1を見ているくらいM-1が好き!だけど劇場とか行くほどではない、中途半端なお笑いファンです。

 

なので評価とかじゃなくて、一お笑い好きとして、単純にM-1の感想を書きたいなと思います。それではどうぞ!

 

 

ファーストラウンド

出番順に漫才の感想を書いていきます。

 

1番 ニューヨーク

1番手って難しいですよね。でも、ちゃんと笑えました。ずっと笑っているというよりは、ときどきツボに入って大爆笑していました。

 

「一曲に女の子を複数入れないのよ」とか「マッチングアプリが一番出会える」とか「100万回の使い方」とか、ちょこちょこツボりました。

 

個人的に一番面白かったのが、脱落してからの流れ。YouTubeの宣伝とか、松本さんに「ツッコミが優しい」と言われてからの「二度とおまえは笑うなよ!」ってボケが胸ぐらつかむのは笑いました。

 

毒っ気のある感じをもっと見たいな~と思いましたが、M-1だと難しいのかもしれないですね。

 

2番 かまいたち

2番目でファイナルラウンドに残って、準優勝にするってさすがかまいたちだなと思いました。

 

「UFJ」のネタは、かまいたちのネタの中で個人的に一番好きだったので、M-1で見られてすごくうれしかったです。もう大好き!何回も見てるけど絶対笑うもん。何度もやってるのにライブ感がすごいですよね。本当に言い争っているように見えますもん。

 

千鳥の大悟さんが「なんであれやらんのや?」って去年から言ってたらしくて、去年の2本目がこのネタだったらしいという裏話も。私、大悟さんと感性が一緒か~とおこがましい感傷に浸りました。

 

あと、個人的には指を顔の前にやって「このへんの感覚ないんか!」ってくだりも好きなんですよね~。でも、M-1でブラッシュアップされていた構成もさすがで。いや~面白かったです!

 

3番 和牛

敗者復活から勝ち上がってきた和牛。私はずっと「和牛が優勝してほしいな」と思っていたので、決勝に上がれなかったことに驚きました。でもここで勝ち上がってきてくれた!

 

まあうまい。うまいよね。入り方も演技も、隙がない。和牛は漫才の場をうまく使いますよね。今回も縦に使ってて「お邪魔しました~」の何パターンかでくすっとさせて、「いいね!」できちんと盛り上がらせて。

 

そして毎度思うのは、「また新しい和牛の一面を見せてくれるの!」っていう衝撃。毎回漫才のパターンを変えてくるって、なかなかできることじゃないですもん。今回の和牛も今まで見たことがない一面で、それもまた面白かったなぁ。

 

ご本人たちはいろいろと思うところがあるのか、「M-1は今年で卒業」とおっしゃっていました。忙しいしな、人気もあるしな、漫才だけに没頭するってことが難しい立場になっているのかな。それでも和牛の漫才好きだから、今後も見られたらうれしいです。 

 

4番 すゑひろがりず

決勝進出者の待合室で「袴の人たちいる!?」と驚いていたら、すゑひろがりずでした。何をするのかと思いきや、現代のテーマを昔風にやるという初めて見るテイスト。

 

私はすごく面白かったです。「寿返し=ハッピーターン」とか「召っせ!召っせ!」とか「関白だ~れだ」とか、何のことを言っているのかと頭の中で解きほぐしていく感じは、新感覚の面白さがありました。

 

このテイストを極めている完成度の高さもありましたしね。で、芸人さんのウィキペディア読んだら、

特技は津軽三味線。趣味は浮世絵鑑賞、和歌詠み。

いやすごいな!いろんなネタを見てみたいです!おめでたいのでお正月番組とかも呼ばれるといいなぁ。好きなネタでした。

 

5番 からし蓮根

熊本ならではの独特の雰囲気がありましたね。今でも十分に面白いですが、千鳥みたいに独特の世界観が確立していったら、もっと面白くなりそうだなぁ、なんて思ったり。同世代としては応援したくなりました。

 

つかみの燃やす下り、イカれた雰囲気が私は好きでしたね。個人的には後ろからひざカックンでぶつかってからの、バックで逃げ回る所で大爆笑しました。

 

6番 見取り図

見取り図は去年のM-1で見たのが初めてで、当時私はどんなお笑いなのか雰囲気をつかめなかったんですよね。ただ、見返したらめちゃくちゃ面白かったという記憶があります。見慣れたらどんどん面白くなる、というのは本当にそう思います。

 

今回もそうで、去年の雰囲気をつかめていたので、楽しめました。「ベイビーフェイスの和訳一緒かな?」の感じ好きよ。

 

あとはお互いのたとえも絶妙で好きだな~。伏線ツッコミもいいな~。この二人の空気感、たまらない人はたまらないだろうな。関西ではたくさん出ているのかな。あー関西の人がうらやましいよ!お笑いたくさんあって!

 

7番 ミルクボーイ

最初、めっちゃ「誰?」みたいな空気感ありましたよね。お客さんも最初は探り探りの雰囲気がありました。

 

でも、もう一番ハネてましたね。笑いの大きさが違いました。ハマった!って感じ!

 

コーンフレークについて深く考えたことはないんですが、どうしてか「あるある」って思っちゃうんですよね。絶妙だな~うまいな~。偏見のあるツッコミが最高でしたね。若干ディスりだけど、不快にならないギリギリのラインがまあうまい!面白かったです!

 

M-1史上最高得点もすごい!審査員全員が最高得点だったもんなぁ。

 

8番 オズワルド

しっとりとした東京のお笑い、って感じでしたね。私は視点とかネタの感じとか、好きだったなぁ。ワードチョイスいいよなぁ。

 

ただ優勝するミルクボーイの後だったから、対照的なオズワルドは難しかったよなぁと思います。それでも笑いはありましたし、面白かったです!私は好きでした。サイコパスみのある感じ、いいですね。

 

9番 インディアンス

インディアンスは数回見たことがあったので、爆発したらすごそうだな~と思っていました。ちゃんと面白かったと思うのですが、お客さんや会場にはハマってなかったのかな。一つハマらないと、全部同じだからハマらなくなっちゃいますよね。難しい。

 

どうやら一つターンを飛ばしてしまったらしく、リズムが違っていたのかも。それを感じ取っている審査員側もすごいなと思いましたね。面白いことは知っているので、次にも期待したい!

 

10番 ぺこぱ

最初みんなが「何この人…」って見ていたのに、どんどん愛おしい茄子に変わっていくのが最高でしたね。みんな好きになってるよね。私も好きになりました。そして楽しい!

 

ノリツッコまない、という不思議な笑い。誰も傷つけない全肯定スタイルも、令和の時代っぽくて良かったなぁ。小さい子とかが見て、まねしてくれたら一番うれしいお笑い!

 

「時を戻そう」流行りそうだな~。ネタがちゃんと面白くて、ラストをしっかりと楽しく締めてくれました。これは納得のファイナリスト!

 

ファイナルラウンド

上位3組によるファイナルラウンドも、出番順に感想を書きます。

 

1番 ぺこぱ

キャラを認識して見る2本目は1本目のネタよりはねてましたよね。いや、本当に楽しいコンビだ。

 

キャラや個性も強いし、インパクトに残りますよね。これは来年来るんじゃないかな?いや、来てほしい!事務所がなくなったり、拾われたり、キャラを模索したりと苦労人のようなので報われてほしいですね。

 

あと、はふはふめっちゃ言いますよね。「お年寄り=ふぉとしより 」とか。噛んでるのかと思ったら、そういうキャラなのか。いや、どういうキャラだ…っていたっていい。完全にぺこぱです。ぺこぱる2020年にしよう。

 

2番 かまいたち

さすがかまいたちって姿を最後まで魅せてくれましたね。ボケに「なんだそれ」ってなりながら、どんどん説得力が増してくる感じが腹立つんですよね。面白いいらだち。これぞかまいたち。

 

「37年間見たことない」「おまえ39やろ」とか、「すごい関西弁しゃべってる…出身島根やのに」とか、こういう細かいボケも全部私ハマるんですよね。

 

自然に話しているようにしか見えないしゃべくり漫才で、ちゃんとネタ。うますぎるのに面白すぎる。志らく師匠が「参りました」って言うんだもん。そういう意味で、漫才のうまさっていうのは今回ダントツだったと思います。

 

もうトトロ見ちゃってるからな。私もな。タイタニックも見ちゃったしな。でもカメラを止めるなとか、ボヘミアンラプソディとか見てないし!でもトトロには叶わないかぁ。うまいよなぁ。面白いし。最高ですね。

 

3番 ミルクボーイ

同じフォーマットの漫才、今回は最中できたか!私は最中好きだから、めっちゃ最中の口になったけど、面白かったです。ディスってる感じじゃなくて、面白い。

 

 

ミルクボーイはあの形の漫才しかない、とふわっと聞きました。もやは伝統芸能的な感じですよね。漫才の流れはわかっているけど、予想を上回ってくるワードチョイスとか展開があるから面白い!よくできたフォーマットなんだなと思います。

 

塙さんがおっしゃっていたとおり、誰がやっても面白いネタ且つ、自分たちがやって一番面白くなるネタなんでしょうね。あの二人の雰囲気っていうのにベストマッチしているフォーマットを見つけているってのがすごいな。

 

私はM-1グランプリ2005で優勝した、ブラックマヨネーズを思い出しました。ブラマヨはいろんなネタがありますけど、M-1の2本は同じフォーマットのネタだったんですよね、たしか。

 

どんどんお互いのボルテージを上げていって、爆発しきってキレイにオチを決めるっていう。当時のブラマヨに通じる形式美みたいなものを感じました。

  

最終結果

優勝は…

 

ミルクボーイ

 

まあ文句なしです。この日、たぶん一番面白かった。優勝者でした。

 

見ている方の好みはバラバラだったようですね。残った3組だけじゃなくて、10組みんな面白かったから、個人的優勝はみんな違う。でも、ミルクボーイはとんでもなく面白かったってのは間違いなくて、みんな納得の優勝だと思います。

 

個人的にはかまいたちがラストイヤーだし、しゃべくり漫才でお互いの個性を出しつつ、爆発させる面白さも持ってるってところで優勝してほしかったです。でも、ミルクボーイの優勝に全くもって異議はないですし、本当に面白かったです。

 

審査員の方々

M-1は毎回審査員の方々も面白いですよね。上沼恵美子さんは良い意味で好き放題で、もうたっぷり笑わせてもらいました。全てのコメントで笑いを取りに行くのがすごいですよね。愛のある厳しいコメントもありました。そして例のごとく、今年も何組かえみちゃんねる決定しておりました。

 

松本人志さんは芸人さんとの絡みが面白かったですね。M-1というショーとして面白くしてくださっている感じで。

 

最終審査でかまいたちを選んでらっしゃいました。それ以前は3年連続で和牛。これ私と同じなんですよ。いや~松本さんとセンスが一緒かぁ…んなこたあない。

 

礼二さんはもう師匠のようなオーラがありました。富澤さんや塙さんが良い感じにボケつつも、審査基準はきちっとしてて、わかりやすかったですね。志らく師匠は去年よりはM-1になじんでいたような。

 

巨人師匠はM-1の良心というか、優しいですよね。今でも若手の漫才をしっかり見ている、というのは本当に素晴らしいですよね。ものすごくベテランなのに、現役バリバリの漫才師なんですよ。かっこいい。説得力がありますし、ためになりました。

 

審査員それぞれ個性があって、審査基準があって、面白かったです。

 

そのほか

稲垣選手のギャグセン高くて笑いました。

 

総括

今回のM-1は滑ったというのがなくて、全部のネタが面白かったです!安心して見られるし、笑える回でしたよね。はー面白かった。2回見たけど2回とも笑ったもん。

 

年末にこんなにたくさん笑わせてもらえるなんて最高!すでに来年のM-1が楽しみです。

 

 

aoikara

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