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【ドラマ】警視庁捜査一課9係 Season12 第4話 ネタバレ&感想 早瀬川先生の危機!

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何度も書いてますがやっぱり9係は係長がいないと寂しいaoikaraです。なんだか引き締まらないんですよね。逆にいないことを活かしたエピソードもあって、それは秀逸なんですけど。

 

というわけで今回のテーマは…

 

警視庁捜査一課9係 Season12 第4話

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

第4話「ねらわれた監察医」あらすじ・ネタバレ

遺体の刺客

運び込まれてきた遺体を解剖する早瀬川(原沙知絵)。違和感を感じて、同じ部屋にいた監察医たちを外に出す。自身は倒れてしまった。なんと遺体から有害物質が出て、意識不明になってしまったのだ。法医学教授・黛(竹中直人)がやってきて調べることに。

 

遺体の身元は…

男性はゼネラルサイバーという会社の柳沢(永井裕久)という会社員。埠頭で倒れていたが、足跡がないことから別の場所で殺されて遺棄されたと考えられる。

 

体内に含まれていて、早瀬川が意識不明になった原因の毒物はコルセリン。利用方法などが開発されてきたが、危険なので現在使用している会社や研究所はごくわずか。さらに、コルセリンの盗難届が出されていることも発覚した。

 

コルセリンが盗まれた会社に怪しい男

青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、コルセリンが盗まれたという会社を訪れていた。裏口から侵入されて、監視カメラの電源コードも切られている。管理担当責任者は古川(河西健司)という男性。激しく動揺していて、事情聴取もままならない。

 

古川を心配そうに見ている女性が一人。その女性に青柳が気づく。工場が荒らされていないことから、青柳と矢沢は内部の事情に詳しい人間が盗んだと推理する。

 

二人は先ほど見ていた女性にも事情を聞く。パートで働く弘美(松下恵)という女性で、古川は実家の食堂によく来たので知っているという。しかし、事件について疑っていることについては「そんな人じゃない」と憤慨。

 

古川は昔、コルセリンを使った燃料電池を開発していた。それは前社長の悲願だった。しかし、5年前に倒産して今の社長に代わってからは、コルセリンの開発も消極的に。古川も落ち込んだが、最近「生きがいを見つけた」と明るい様子だったそうだ。

 

柳沢の会社での立場

志保(羽田美智子)と村瀬(津田寬治)は柳沢が務めていた会社を訪れる。社長と秘書の富田(白州迅)が対応する。

 

柳沢は経理課長で、上場する予定があり、亡くなったので大変な様子。柳沢は真面目な社員だったとのこと。ただし、ネクストデータという会社から引き抜きの話があったらしい。

 

ねらわれたのは早瀬川!?

直樹は黛から柳沢の解剖結果を聞く。死因は毒殺ではなく窒息死。使われたらしき繊維が首についていたと言う。コルセリンは死んだ後に注入された。つまり、監察医を狙った罠なのではないかと黛は推察。

 

海外では自殺に見せかけた殺人を監察医が見抜き、恨まれたという事件があるらしい。

 

また、手の平に圧迫痕があり、死の間際まで何かを強く握りしめていたこともわかる。さらに、手の平には酸性の液体による炎症もあった。炎症についてはさらに詳しく調べるとのこと。

 

転職話はうやむや?

志保と村瀬は柳沢が引き抜き話を受けていたという会社を訪問。むしろ、柳沢から転職の相談があったという。しかし、柳沢から断り、その後上場の話が出てきた。柳沢の転職は事件に関係なさそうだと結論づける。

 

青柳の独断

9係が集まってそれぞれの捜査状況を報告。矢沢が古川のことを話そうとすると、青柳がそれとなく止める。手柄を独り占めしようという腹だった。

 

第二の被害者

古川の家に弘美が訪れて、なんと古川が首を吊って死んでいるのを発見してしまう。現場を訪れる青柳と矢沢。パソコンで「ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。古川和夫」という遺書が見つかる。

 

弘美は昨夜「結婚式には行けなくなりそうだ」というメールをもらい、心配になって翌日様子を見に来たという。

 

村瀬は青柳を責めて…

古川のことを9係に話さなかった青柳を責める村瀬。村瀬は古川が柳沢を殺してコルセリンを仕込むことが可能だと推理。その苦悩から自分も自殺したのではないかと推理する。しかし、青柳は「生きがい」があった古川が自殺をするのか疑問を抱いていた。

 

直樹は監察医を恨むような事件を探してお疲れ気味。

 

生きがいは「恩返し」

青柳と矢沢は弘美に事情を聞きに行く。5年ぶりに明るい表情を見せた古川は、生きがいについて「恩返しみたいなもん」と言っていたらしい。その恩は、古川の複雑な生い立ちから救ってくれた、前社長・加須見のことのようで…

 

古川と柳沢のつながり

志保と村瀬は古川と柳沢のつながりを調べようと、ゼネラルサイバー社を訪れる。社長に古川の写真を見せると「株主」と言う。まだ上場していないので未公開株だが、柳沢の取引で古川は株を買っていたらしい。

 

しかし、古川はもう株を手放しているらしい。持っていたとした上場したら相当値上がりするはず。二人は古川と柳沢に株での何らかのトラブルが動機になったのではないかと推察する。

 

古川の動機を裏付ける過去?

9係が集まり、直樹から報告。殺人に見せかけた自殺ではなく、逆を探してみたと。つまり殺しに見せかけた自殺。たとえば保険金などを目的としたもの。

 

すると、5年前に加須見電機の社長・加須見正彦の事件がヒット。首を絞められた窒息死だったが、自殺だと見抜いたのは早瀬川だった。しかも、自殺だと保険金が下りない期間だったという。

 

会社はサンシャインテクノロジーという名前に、社長も替わってしまった。古川はその会社に勤めていたのだった。そのために早瀬川に復讐したのではないか、と考えられるが…

 

古川は殺された?

9係に黛がやってきて、青柳と矢沢に「目が節穴か」と叱る。ロープで首を吊っていた古川だったが、シャツが巻き込まれていたらしく、どうやら自殺ではなく他殺のよう。解剖することになり、青柳と矢沢が黛についていく。

 

早瀬川が目覚めた

9係に電話がかかってきて、早瀬川が目を覚ましたと報告される。すぐに直樹が向かう。5年前の加須見正彦の自殺について聞くと、覚えているとのこと。索条痕が自殺にも他殺にも見えて、さらに頬に傷があった。

 

気になって現場を調べてみると、掃除機のコードから加須見の皮膚片が見つかった。掃除機のコードを使って自殺して、誰かが扉を開けるとコードがしまわれるようにしていたらしい。コードが戻るときについたのが頬の傷だった。

 

直樹が気になること

直樹は帰り際、柳沢の手の圧迫痕と首の索条痕について考えていた。

 

柳沢が知っていたこと

志保と村瀬は柳沢の自宅を調べる。不自然にパソコンがなくなっている可能性に気づく。そして、ゲームのハードディスクから、柳沢がとあるデータを持ち出していたことを見つける。

 

古川は“他殺”

柳沢の手の炎症の原因は洗剤だったことが発覚。さらに、黛に連れられた青柳と矢沢は、古川の索条痕の角度から他殺と断定する。青柳と矢沢は古川の家を訪れて、加須見社長と楽しそうに過ごしている写真を見つける。

 

柳沢と古川の事件の真犯人は…

直樹はゼネラルサイバーの社長と秘書の富田を訪ねていた。そしてトイレを見せてくれと頼む。トイレには左右の壁に手すりがある。すでに直樹は調べていて、手すりには柳沢が炎症を起こした原因と同じ洗剤がついていた。

 

さらにトイレにあったロープは、柳沢の首に残っていた繊維と一致。手すりを強く握りしめて、手すりを使って首を吊っていた。つまり柳沢は自殺だった。

 

柳沢が隠し持っていたデータは、会社の粉飾決算の書類だった。不正経理の隠蔽に悩んでの自殺だったのだ。しかし、社長は何も知らなかったと語る。

 

9係が取り調べたのは富田。実は富田は母親の旧姓を名乗っており、本当の名前は加須見一郎。そう、自殺した加寿見正彦の息子だったのだ。

 

富田の動機

社長は粉飾決算の処理を柳沢に押しつけ、それを苦に会社で自殺。その処理を富田に任せようとしたのだった。社長の指示はスマホに録音されている。

 

柳沢が死んだときに、父親の自殺を思い出したという。監察医のせいで命がけで自分の死を金にしようとしたのに叶わなかったから復讐した。そして、コルセリンを盗んだのを古川に見られたために、殺したのだった。

 

そんな富田に直樹は「勝手なこと言うな。こっちは真実を調べるのが仕事なんだ」と強く言い放つ。

 

古川の真意

青柳と矢沢がやってきて、古川について語る。古川が「生きがい」と言っていたのは、昔世話になった加須見の息子の会社で株を買い、少しでも力になれていたことだった。

 

コルセリンで事件が起きたことを知ったとき、次は自分が殺されることを悟った。だからパソコンで遺書を書き、富田に殺されても自殺に見せるようにした。

 

青柳は「おまえのことを大切に思っている人を踏みにじったんだ」と言う。さすがに富田も悔やみ「やめてください」と返すのだった。

 

9係の日常が始まる

事件は無事に解決。直樹は係長的勘が働いたと上機嫌。早瀬川や青柳に次期主任と言われてうれしそうだ。早瀬川の快気祝いに出かけようと話し出すのだった。

ーーーーーーーーーー

というストーリーでした。9係は安定して面白いですね。では、詳しい感想を書いていきます。

 

第4話のGOODポイント

  • 早瀬川が大変な事態になって急いでかけつける青柳&矢沢コンビ。シリアスなシーンなのに、なんで面白く見えちゃうんでしょうw
  • カードが通してくれない村瀬w
  • 志保が夜な夜な一人寂しくゲームをやっていたって良いでしょう!村瀬はいつもバカにしてますよね~腹が立ちます(笑)
  • せっかく早瀬川の快気祝いなのに、奢るのが早瀬川先生ってかわいそう。タフな先生にはこれからも元気でいてもらいたいですね。

 

第4話の気になったポイント

  • 殺人のフリをした自殺だった父親を見抜いた監察医を恨んでいる男に、正論をぶつけまくる直樹。刑務所から出てきたときに、今度は直樹がターゲットにされそうですけど大丈夫?
  • 古川さんは本当に自殺に見せたいなら直筆で遺書を書いた方が良かったんじゃないかなぁ。その方が自然な気がします。

 

第4話の感想

亡くなった父親が殺人に見せかけて自殺したって…

どこかで聞いたような話ですね。そう、緊急取調室 Season2 第2話に似ているんですよね。

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同じ犯人という立場で、キントリの方は良い話で同情できたんですが、9係の犯人はちょっとなぁ。最も殺しちゃいけない人を殺してしまいましたよね。

 

父親のことを大切に思ってくれて、そして自分の息子のことのように思ってくれて、彼のためにできることを生きがいと思ってくれて、殺されるとわかっても自殺のふりをしてそれを受け入れようとしてくれる…めちゃくちゃ良い人じゃないですか!

 

毒を盗んだのを見られたから殺すっていう動機もちょっと弱いですし、監察医を狙うのも逆恨みだし、父親のことはかわいそうだけど同情はちょっとできませんね。自分で自分の首を絞めちゃってますもん。

 

無責任な社長に復讐すれば良かったのに…

腹が立つのはあの社長!自分が粉飾決算をしていたのに「おまえが何とかしろ!」って部下に押しつけて、そのせいで自殺。今度は自殺の処理を秘書に「おまえが何とかしろ!」って放置。

 

あの人こそ復讐されるべき人じゃないのよ!まあ、粉飾決算があって、そのせいで社員が自殺して、さらにそのせいで秘書が殺人を犯したとなれば、会社や社長の信頼はボロボロですけどね。因果応報です。

 

直樹がすっかり係長っぽい

直樹はすっかり係長っぽくなりましたね。着眼点とか。まあ、係長がいないから自然とそうなっちゃうんですけど。志保が係長になるとして、次期主任は村瀬より青柳より直樹かも?着々と昇進していますしね。

 

あれ、黛のエピソードって…

黛の柔道で対戦相手がお腹を壊して逃げ出したってエピソード、もしかして係長のパクリ!?っていうか、むしろ自分が逃げ出したってオチ!?係長がいないことで、逆にこの嘘がめちゃくちゃ面白くなっちゃってるじゃないですか。

 

ということは、黛と係長はある意味で因縁の相手なのかもしれませんね。まあ、小さな小さな因縁ですけどもwちゃんとエピソードがあるのかなぁ、気になります。

 

 次回:花言葉と刺繍に隠されていた謎

ファッション通販サイトの社長が殺された。左利き用の裁ちばさみで胸を刺されている。社長はかつて不倫騒動を起こし、相手の留未という女性は自殺したらしい。会社で働くデザイナーの詩織は左利き。さらに、詩織の母親は留未を雇っていた時期があるらしく…。

次はファッションや花の刺繍、男女の痴情のもつれ、母子関係といろんな事情が絡んできそうです。安定して面白いので、次回も楽しみです。

 

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