最近、くだらないダジャレにもくすっと笑ってしまうaoikaraです。笑いの沸点がどんどん低くなっている気がします。それだけ笑いの多い人生を送れるなら結果オーライですね。
というわけで今回のテーマは…
99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。
▼ネタバレ記事はこちら
第1話GOODポイント
- 「言いたいことは3つ」と自分から言った癖に「3つ目は、特に…ない」って言い切っちゃう斑目さんって何!?w
- 深山が非常識なせいで次々に弁護士がやめてしまうのに、思い当たる節について「ありません」って即答するところがなんとも言えないですよね。さすが深山というか。
- まさかのプロレスキャラを継承!
- 明石さんの感情の波w
- 深山に「喋るねえ」って釘刺されたのに喋りまくる尾崎さん。いや、深山も同じくらい非常識なんですけどねw
- タイプの伊藤さんに会うために髪型がころころ変わる明石さんwネットストーカーだよーこわいよー。
- 尾崎さんを後任の弁護士にして、自分の荷が下りてうれしい佐田先生。「イエス!」って何度も言っててうるさいw
- 検証を何度もするのは良いですよね。
- 横柄な態度、の再現度が面白すぎる尾崎さんw
- 尾崎さんが佐田先生に言い放った「説明になってません!」が、佐田先生の奥さんと同じw
- 写真を撮るとき「はい、マヨネーズ」なんで!
- 落合先生、立花先生が好きだったんじゃないの?すぐに尾崎さんを好きになって!儚げ美人が好きか、そうか!
- 佐田先生、あんなに仕事できる人なのにパソコン扱えないのw頑張って操作している感が出ていてかわいかったです。
- 検証動画が見えそうで見えなくて「ああああーあ!あ、あーあ…」ってなっちゃう感じ、すごくわかりますw
- ラストにまさかのオカダ!あ、オカダさんな。なぜ大ファンの立花先生がここにいないのか!これで最終回あたりのゲストで三森すずこさんが声でも出演されていたら笑う。(熱愛)
第1話の気になったポイント
- あれ、ボヤボーヤって言うんだ…。何回聞いても覚えられない。
第1話の小ネタ、ツッコませていただきます
このドラマってふざけている演出なのに誰も触れずに終わる、というシーンが多いんです。ツッコミが視聴者任せ。というわけで、面白くてツッコみたくなった箇所を挙げておきます。あ、完全に自己満足です。
- 佐田先生が顧問弁護士として契約していた会社の名前が、どれもふざけていました。
- 「ゲイツビルディング」→ビル・ゲイツ
- 「斎藤工務店」→斎藤工
- 「所商事」→所ジョージ
- サダノウィンが勝ったレース「愛川賞」→哀川翔
- 「走れサダノウィン」ってそのまんまwしかも佐田先生、CDを出すためだけに「SADA RECORDS」作ったのかなw気になる。
- 弁護士事務所内の引っ越しでいた「赤木運送」。見たことあるな~と思ったら、SEASONⅠの第1話で登場した、赤井英和さんが演じている赤木社長の運送会社だったんですね!
- 沢村ファイナンスと同じ間取りの部屋、の上に「捨て山探偵社」発見!ドラマ「ATARU」のスペシャルドラマの中で、警察を辞めた蛯名舞子(栗山千明)が始めた探偵社なんですよ!演出が同じ木村ひさしさんなんですよね。
- 検証をしていた部屋「ひと貸しいこうぜ!」→ひと狩りしようぜ モンハン?
- 加害者と思われていた鈴木社長の会社のモットー「七転び早起き」→「七転び八起き」
- 水道用品「田口ジャパン」のキャッチコピー「水道一直線」→「柔道一直線」。そしてイメージキャラクターがプロレスラーの田口隆祐さん本人!
感想
はい、面白い!
うん、やっぱり面白いです。びっくりするくらいふざけていて、弁護士ドラマとしては視点が新しいですし、主人公にあまり共感できないところも新しい。それでいて嫌な奴のように感じる佐田先生がむしろ一番良い人でメインヒロインなんじゃないか、と思うくらい実は良い人。
SEASONⅡでもふざけまくっていて、とても面白かったです。もともと推理とかミステリーのドラマは好きですし、それにコメディ要素たっぷりという組み合わせ、もう本当に好きです。
事件は割とすぐわかった
今回の事件に関しては、割とすぐわかりました。伊藤さんに恋人がいる、写真の角度が違うという時点で、阿部&伊藤の二人が共犯だろうなと。
ただ、給料が安いから罪を社長になすりつけようって動機が弱すぎますけどね。よく考えると変。
それが気にならないくらい演出が濃いので、私は全然良いと思っていますが。このドラマのトリックはそこまで難解でもなくて、そこに行き着くプロセスが面白いと思っていますので。
とはいえ、犯人とされている鈴木二郎さんの目が笑っていない感じがあって、もしかして本当は犯人なんじゃと思わせる恐ろしさもありました。
あれはやってないのに犯人だと言われ続けても、「無罪だ」と主張し続けなければならない意志の強さとか、疲労とかからくる狂気的な目の色だったのかなぁ、なんて思ったり。
キャストの魅力を語ろう
うん、とにかくキャストが良い。キャストの魅力を語ります。
イライラさせる系主人公・深山大翔
依頼人の利益を守るためでもなく、それぞれの真実を追究するでもなく、ただ事実だけを追い求める刑事専門弁護士の深山。だいたい深山の常識はほかの人の非常識、融通が利かず、ニヤニヤして話すいやーな感じの弁護士です。それがいいw
まさか裁判官の間でも敵視されている弁護士として有名だったとはwねえ、フカヤマさん。
なぜか他人のダジャレには厳しく、自分には激甘でしたね。今までにない新しい主人公のキャラクターだと思います。
隠れヒロイン・佐田篤弘
刑事の弁護士担当すればマネージングパートナーになれると約束されたのに反故にされて、なんとか民事になったのにまさかの刑事と兼任w佐田先生は序盤の展開でもう大爆笑でした。
今回も「人を殺した後にダジャレを言う人がいますか!あんな一級品のダジャレを思いつくはずがない!」とかひどい持論全開で爆笑しました。真面目そうに見えて、やっぱりおかしいところが好きです。
依頼人の利益を最優先という考え方は弁護士として素晴らしいですし、良い人なんですよね。深山とはウマが合わない(まさに馬!)けれど、ダジャレの才能だけは認めているというのも、意味がわからないけど好きな関係性ですw
海外にいてよかった~立花彩乃
今回はレギュラーから外れてしまった立花先生。海外で元気にやっていると知り、ほっとしました。良かった~。最終回とかには戻ってきて、SEASONⅢとかやるなら復帰しても良いのよ!あのキャラが好きだったのにーいないのは少し残念です。
新たなキャラもなかなか・尾崎舞子
元裁判官の新ヒロインも、なかなか良いキャラクターでした。深山と真っ向から対立しそうですね。一応は第1話の事件だけ担当するということでしたが、今後はどういう理由であの事務所にいることになるのでしょうか。
彼女もなぜ裁判官を辞めたのか気になります。何かキッカケがあったような、そんな過去の記憶がありましたね。
手でカエルを作ると、心の声が漏れてしまうというのがかわいらしくて好きです。今後も深山先生とぶつかりあってくださいな。
相変わらずの明石&藤野
過去もいたパラリーガルの二人はまとめてw結局まだまだ司法試験に受からない明石さんと、子煩悩な藤野さん。まあ、いつもの感じでしたね。
めっちゃ有能パラリーガル!中塚美麗
戸川さんの代わりに新たなパラリーガルとしてやってきた中塚さん。物腰柔らかで、深山の字を解読できるほど仕事ができて、めちゃくちゃ有能ですね!本当に明石さんいらないよw
新しいキャラクターとしてどうかなーと思ったのですが、思いの外メンバーになじんでいてすごいなーと思いました。プロレス好きというキャラも含めて、彼女のキャラクターも好きですよ。
あんなに優しそうなのに、ストーカーまがいの明石さんにはバッサリ「きもい」と言い切るのも笑っちゃうw
結婚しちゃった志賀&戸川
志賀先生と戸川さんはまさかのご結婚!新婚ほやほやラブラブで、レッツビギン法律事務所を立ち上げるという有頂天ぶりwいなくなるのは寂しいけれど、熱々な感じでいられるのは面倒ですw
君はなぜ弁護士なんだ、落合陽平
民事専門の弁護士・落合ですが、SEASONⅠから謎のスペックの高さを披露していますよね。前はプラモデル検定1級でした。弁護士としての有能さを見ていないので、もう弁護士やめちゃえよwって思ってしまうほど。
前は立花先生が好きだったのに、もうすぐに尾崎ちゃん好きに!?もう浮ついた奴ですね!でも面白いからときどき協力してね!
敵か味方か 斑目春彦
深山たちの事務所の所長・斑目は本当に食えない男です。弁護士としての信条は深山に通ずるところはあるようですし、深山の父親が犯人ではないと思っていたようです。ただ、黒幕っぽい顔つきなことから、斑目が真犯人という説もあるんですよね。
私は黒幕っぽいけど味方であってほしいなーって思っちゃいます。でないと、この事務所なくなっちゃうじゃん。でも、2017年夏設定ってそういうことなの?なくなっちゃうの?ねえええー。
癒やしのいとこ・坂東健太
顔は全然似てないけれど、実は深山のいとこの板東。いとこんち、だからね。彼は貴重な冷静な人で、ツッコミ役で、地味に癒やし。この人もこの人のお母さんも、すごく良い人なの。親戚にたらい回しにされていた深山を引き取ってさ、家族同然に育ててくれたのよ。良い人よ。
自称深山の彼女・加奈子
深山のことが大好きな自称シンガーソングライターの加奈子。人とはセンスがずれている佐田先生が大ファンで、ついにサダノウィンのテーマ曲まで歌ったのねw鼻の穴とか、女優さんをいじるのはやめてあげてよ!思い込みが激しくて、癒やし要素としては好きですよ。
鶴瓶、じゃないや、裁判官・川上健一郎
人の心を打つような訓戒を述べる裁判官の川上さん。どうやら尾崎さんの知り合いのようですね。鶴瓶さんって演技も上手なんですけれど、やっぱり鶴瓶さんだーと思ってしまうので、役名ではなく「鶴瓶さん」って呼んでしまうんですよね。
深山と顔を合わせた後に、ふっと意地の悪い暗い表情になっていたのが気になりました。深山の父親の裁判を担当していた、とかかしら。因縁を感じます。
2017年夏が舞台の意味は
このドラマ、なぜが設定が2017年の夏なんですよね。だいたいのドラマは、時代劇とか過去の話とかでない限り、リアルタイム設定が多いです。今なら冬。なぜ全く逆の1年前の夏なのか。
2018年の冬に通じる何かが起きるまでを描くのかなーと思ったりして。そこらへんの時系列も気になります。
次回:深山の父の事件が動き出す
深山は新たな証拠を手に、26年前の父親が殺人犯とされた事件をもう一度調べることに。今は金沢地方検察庁に勤務している、丸川の協力も仰ぐことに。斑目の指示によって、尾崎や佐田も金沢を訪れることにー。
SEASONⅡの最終回あたりで、深山の父親の事件に触れるのかと思いきや、もう2話でやっちゃうんですね。うーん、どうなんだろう。ここで解決するのかしら。時系列の問題も気になりますし、次の話も楽しみです。
aoikara
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