中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

スポンサーリンク

中卒だけど修学旅行の思い出はあるよ

スポンサーリンク

f:id:aoikara:20180603153112p:plain

中卒フリーライターのaoikaraです。今日のテーマは…

 

今週のお題「修学旅行の思い出」

 

はてなからの今週のお題です。このお題を書こうと修学旅行をテーマに考えてみたら、忘れかけていた思い出がぶわーっと蘇りました。ふとしたきっかけでこんなに思い出すこともあるんだなというほどに。また忘れないうちに、ブログにしたためておこうと思います。

 

中卒の修学旅行

私は高校中退の中卒なので、修学旅行は小学校と中学校でのみ行きました。でも修学旅行ってあとは高校だけだから、3分の2は行ってるの。中卒でも修学旅行の思い出があっても不思議じゃないんですね。ずいぶんと前のことになりますが、意外と覚えているもんです。

 

修学旅行は行く前から面倒だし楽しい

修学旅行は行く前からいろんな準備がありますよね。班決めとか、部屋決めとか、宿泊研修の計画立てとか。これが面倒なんですよね。グループとか派閥とかあったりもするもんだから。

 

私が覚えているのは主に中学生の頃。基本的に生徒たちで好きなように決めて良いというスタイルでした。だから、自分たちで好きな子たちが集まって班を作ったり、同じ部屋に泊まるメンバーを考えたりして。

 

部屋決めは日にちによって部屋の人数が異なるから、その分け方が難しいときがありました。グループだけで固まると人数の多い少ないが出てきて、じゃあ誰が移動するんだみたいなややこしい話になるんですよね。

 

それでも強く揉めた記憶はないし、割とスムーズに決まったという記憶があります。私はどの部屋でも仲の良い子と一緒に泊まれました。ラッキーですね。人生の運をそこらへんで使い果たしたのかな、という人生の歩み方です。話がそれました、戻します。

 

それよりも班決めが難しかったです。女子だけ男子だけのグループというわけにいかなくて、女子と男子が同じくらいの人数で集まらなきゃいけなくて。しかも移動中の席も班の中で固まらなきゃいけないから、そこそこ話せる人じゃないとお互いに気まずくなるだろうってのも予想できて。

 

私は仲の良い女友達はいたけど、特別に仲の良い男友達っていなかったんですよ。部活も女子部で男子と関わることもほとんどなくて。だからどうしようかなーとあれこれ考えました。

 

そのとき隣の席の男子とはそこそこ話せたんですよね。からかったりからかわれたりするほどには。その男子と仲の良い男子たちとも話せるから、じゃあ私の女子グループとそっちの男子グループで一緒になって班になろうよ、みたいに約束してなんとか決まったなーという記憶があります。

 

割と話せるメンバーで集まれて、実際の修学旅行も楽しかったです。いろいろ考えて面倒なことをたくさん決めなきゃいけないんですが、それも含めて楽しかったなと今は思います。

 

修学旅行の思い出

景色の美しさに感動

中学校の修学旅行での行き先は本州でした。私が住む北海道とは全然景色が違うんですよね。季節が違って、生えている植物も違うから、色の見え方が全然違うんです。風景が綺麗な場所で、北海道にはないものを見せつけられて圧巻でした。

 

あと地味に興奮するのは瓦屋根。北海道には瓦屋根の家がないんです。だから、寺とかでしか見ない。だから、普通の家なのに瓦屋根だ~って窓から見える景色にみんな驚いたりするんです。私は未だに本州に行くと「瓦屋根だ~」って思います(笑)

 

私の店選びのセンスのなさ

中学校の修学旅行の自主研修でどこへ行ったとかあまり覚えてないのですが、唯一覚えていることがあるんですよね。それがお昼ご飯で行ったお店

 

その土地といえば、という有名な料理が2つあって、1つはアクセスしやすい場所で修学旅行生もたくさん行くような店があったんです。でも、私の班はもう1つの有名な料理を食べたくて。それが旬の時期ではないのか全然店がなくて。

 

私が調べてようやっと見つけた店に実際に行ってみると、びっくりするくらい寂れていて人気がなくて。「あ、これ違うな…」と悟ったものの、他に食べるお店がありそうもない場所で、仕方なくその店に入りました。私が調べた店だったので、「うわ、私センスなさ過ぎ…」と班のメンバーに申し訳ない気持ちだったことが今でも記憶に残っています。

 

一応、料理は食べたのですが、味はあまり覚えていません。班のメンバーは「おいしいよ」「見つけてくれなきゃ来られなかったよ」とフォローしてくれたのですが、その優しさが申し訳ない気持ちを強くしました。お店のリサーチはしっかりせねばと中3にして学んだのでした。

 

宿泊のわくわくは青春

修学旅行の楽しみと言えば夜。「早く寝ろ」と先生たちから言われているのに、なんだか目が冴えて、ものすごくテンションが上がるんですよね。

 

宿泊施設に着いてから寝るまでの自由時間もあって、別の部屋を行き来したりしたな、なんて思い出しました。別のクラスの子の部屋に行ってボードゲームを眺めたり、ガールズトークをしたり、枕投げしたり、カーテンを閉めた窓の向こうでベランダに隠れていた男子が脅かしてきたり…いろいろありました。

 

私は中卒で青春時代なんてないなと思っていたのですが、今思うと青春を過ごしていたんだなと感じます。すごく楽しい思い出ばかりで自然と笑顔になってしまうのですが、同時に「これからはそういう類いの楽しさはないんだろうな」と切なさも噛みしめています。青春時代は儚く短いのです。

 

絶対怒られる奴がいる

修学旅行って絶対にやらかす人がいませんでしたか?私のクラスにもいたんですよね。いつも調子にのっているタイプの男子がいて、彼がやらかした。みんな「あーやらかしたぞ…」って察するくらいにやらかしてくれまして。

 

その日の夜には先生たち全員から順番に説教を受けていたとか、珍しく泣きまくっていたとか、説教が長引いて決められていた入浴時間にお風呂に入れず後から入ったら先生達も入ってきて緊張したとか…噂と本人からいろいろ聞いたなぁ。

 

あまり覚えていないことも多いのに、なぜかそんなことを覚えていました。

 

バスガイドさんと絆が生まれる

私たちは修学旅行のツアーにバスガイドさんがついていました。私は旅行会社のツアーなどに参加したことはなかったので、バスガイドさんというのを初めて見て楽しかったです。

 

ほぼ立ちっぱなしで説明してくれたり、歌ってくれたり、「おお噂には聞いていたけど本当なんだ」となぜかスターを見つめる目でした。周りは違ったと思いますけれど。

 

移動中や観光中はほとんどバスガイドさんと一緒なので、だんだんと生徒たちと仲良くなっていくんですよね。「うちのクラスは一番ガイドさんと仲が良いしね!」と、私のクラスは謎の自慢をしていました。

 

実際、修学旅行の終わりに色紙を渡そうと、宿泊施設でこっそり色紙を回してみんなでメッセージを書いたような記憶があります。実際に渡したときは涙を潤ませて喜んでくれて、良い人でした。今も元気でいてくれたらうれしいなぁ。

 

そんなこんなの私の修学旅行の思い出でした。

 

地域による修学旅行

ここからはちょっと違うお話。私が住む北海道では、小学校で北海道の別の地域、中学・高校で道外に行くというケースが多いと思います。ほかの地域では違うのかもしれません。もし良かったら道産子の方、教えてください。

 

その中で「北海道の別の地域」に修学旅行で行く、と道外の人に言うと驚かれます。「えっ、同じ都道府県内なのに!?」と。北海道民からすると、北海道と言っても別の地域はほぼ別の土地であって、行ったことがない地域もすごく多いんです。何より広いですしね。大地が試されていますよ。

 

また、北海道の高校では京都・奈良辺りに行くことが多いです。学校によっては東京や沖縄というケースもあるようですが。私立だと海外とかもあるのかも。とはいえ、高校の修学旅行で京都・奈良というのは共通認識として持っている方も多いと思われます。

 

なので、逆に京都や奈良の人は修学旅行でどこに行くのだろうと疑問だったんですよね。そこで聞いたみたところ「北海道・東京・沖縄」という答えが返ってきました。これもまた学校によって違うと思いますが。なるほど、北海道に来るのか!お互いに行き来してちょうどいいのね、と妙に納得しました。

 

このように修学旅行の行き先というのは地域によって異なるんですよね。この記事を読んでくださった方は、どの地域の学校でどんな場所に行かれたのか、もしよろしければ教えていただけたらうれしいです。

 

修学旅行に行った後も…

こんな風にね、修学旅行って思い出として深く心に刻まれるんですよね。そのときだけでなくて、思い出すだけでもすごく楽しく幸せな気持ちになれます。

 

修学旅行をテーマにして考える上で思ったことがありました。“修学”という名前なだけに、まだ大人ではない人間が理解するのが難しい場所もあると思うんですよ。遺跡とか寺とか資料館とか。そのときはなかなか頭に入ってこないこともあって。

 

でも、時が経って、自分でその場所に「行きたい」と思ったときに、人生を積み重ねてきた分理解が深まることもあると思うんです。それと同時に「あの場所で転んだな」「あの日はすごく暑かった」とか、思い出も蘇ってくるはず。その瞬間ってものすごく幸せだなぁなんて思うのです。

 

だから、全て意味なんか理解できなくても、きちんと学びのある場所を訪れておくのは大切なことだなと思います。ただの旅行ではなく、修学旅行ですからね。

 

私も修学旅行で訪れた場所を大切な人と行って、「ここはこんなことがあって…」と案内人になって、また思い出となるような旅をしたいなぁ。

 

 

aoikara

スポンサーリンク