1年の始まりに1年の終わりを振り返るaoikaraです。このブログでも主軸となってきているドラマというテーマについて今回もじっくり書きたいと思います。
というわけで今回のテーマは…
2017年10~12月期ドラマの総括
です。そこまで数多く見ていたわけではありませんが、どれも素晴らしいドラマでした。それでは感想をどうぞ。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。
テレビ朝日 木曜21時『ドクターX 第5シリーズ』
コメディとリアリティの最高潮
高視聴率ドラマとして5シリーズ目を迎えた今作。コメディたっぷり、役者さんたちの全力演技で楽しませてもらいました。安定して面白かったです!
それでいて、医療監修が本当にしっかりしている(素人目に見て)ので、医療ドラマとしても見応えがあるんですよね。全力でコメディをしながらも、シリアスな展開もきちんと取り入れる、そのバランスが素晴らしいな~と思いました。
ドクターXが好きすぎて、LOCARIで記事まで書いちゃったよ。
イチオシの話:第7話 マーサン、アイラビュー
最終回の未知子の危機もイチオシにしたかったけれど、個人的に好きだったのは「マーサン」の話。原守(鈴木浩介)先生が過去の恋人を救うために訴えていたシーンは本当に格好良かったです。ほかのドラマを観ているような気分になってw(褒め言葉)
次のシーズンもあってほしいと願ってしまうドラマです。次の敵は本田博太郎さんにしてほしいというのが、私の個人的願望です(笑)
▼ドクターX 第5シリーズ 記事一覧はこちら
TBS 金曜22時『コウノドリ 第2シリーズ』
視聴者に与えて、包んで、考えさせてくれる
第1シリーズも見ていましたので、続けて見て本当に良かったなぁと思ったドラマです。出産という現実を視聴者に教えてくれて。鴻鳥先生たちペルソナのみんなの優しさで包んでくれて。
そして、さまざまな問題を提起して考えさせてくれる。ドラマってただ見るだけじゃないんですよね。見た人たちがいろんなことを考えることも一つのエンターテイメント。そのエンターテイメントを超えた、人間の根源的なテーマをたくさん考えさせてくれるドラマでした。演技も脚本も演出も、赤ちゃんたちも、本当に素晴らしかったです。
イチオシの話:第3話 産んでからも大変
こちらも第10話の出生前診断の話と迷ったんですが、第3話をピックアップしました。
産科医のドラマなので“産むまで”描かれることが多いのですが、この第3話は“産んでから”をテーマにしていました。産むまでも不安はいっぱい、大変なこともいっぱい。でも、産んでからも現実が待っていて、本当に大変。
「世の中、子育てを美化しすぎ。髪振り乱して、必死にやってる」
っていうセリフが優しくてすっと胸に落ちました。私は力になれないけれど、世の中のお母さんがちょっぴりでもこの言葉でラクになってくれると良いなぁなんて思います。
▼コウノドリ 第2シリーズ 記事一覧はこちら
TBS 日曜21時『陸王』
一緒に走って行くドラマ
最初は世界観を独走している感があって、「ついていけるのかなぁ…」と心配していたのですが、見るたびにハマってしまうドラマでした。
鬱屈して、失敗して失敗して失敗して、全然うまくいかなくて。それでも希望が見えたらそこを目指したくなってしまう。足袋屋がランニングシューズを作るという話なんですが、マラソンのように一緒に走って行くような、そんなドラマでした。
イチオシの話:最終回 ここまで見てきた爽快感がすごい!
本当にうまくいかないことが多いドラマなんですよ。だからこそ、最終回で全てがうまくいって、大成功するという展開に胸が熱くなってしまう。心が震えて、一緒に涙してしまうんです。これは最初から最後まできちんと見た人の特権なのかなぁ、なんて。
ぜひぜひ、第1話から順番に見て、最終回の爽快感を味わっていただきたいです!
▼陸王 記事一覧はこちら
以上です。
私の要領が悪くて、なかなか数多くのドラマを観られないのが悩み所だなぁ。でも、数が少なくてもそれぞれが濃厚なので、私にとっては大満足な3ヶ月でした。次のシーズンのドラマも今から期待でいっぱいです!
aoikara