美術で模写は得意でしたが、絵の具が苦手で色づけで何を描いたかが不明になるaoikaraです。デッサンは悪くなかったんですけどね…絵の具ってどうしてあんなに難しいのでしょうか。
というわけで本日のテーマは…
相棒15 第5話「ブルーピカソ」感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。
▼第4話「出来心」記事はこちら
- オークション後に画家が死亡|8年前のブルーピカソ事件との関わりが?
- 私、絵画という世界観が好きみたい。
- 意外な展開で誰が犯人なのか予想がころころ変わる
- そのほかの個人的に良かったツボ
- 次回:「嘘吐き」目撃者の女性は嘘つきで犯人!?
オークション後に画家が死亡|8年前のブルーピカソ事件との関わりが?
とあるオークション会場に訪れていた右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)。その場でちょっとした騒動が起きる。三上(斉藤陽一郎)という画家がこんな絵に価値はないと出品された自身の作品を取り下げようとしたのだった。その夜、三上は転落死を遂げる。
どうやら三上の育ての親であるオークション会社の社長・磯田(坂西良太)との間に確執があったのだとか。そこで磯田を訪ねる特命係だが、社員の貴和子(森尾由美)と言い争っている姿を目撃する。その原因は会社に持ち込まれた「ブルーピカソ」が本物かどうか、だった。
というあらすじでした。
私、絵画という世界観が好きみたい。
今回の話は賛否両論あったようです。私は賛、良かったという感想でした。予告でオークションシーンが映し出されていたので、てっきりSeason11 第2話「オークション」のときのような話なのかと思いましたが、絵画の話でしたね。
私は美術関係には全く詳しくはありませんが、歴史やストーリーと合わせて絵画の話を聞いたり、純粋に芸術として見るのは好きです。そして芸術をテーマにした映画やドラマなどの作品も好きなのです。(本だと原田マハさんの小説が好き)。
相棒でもSeason9 第3話「最後のアトリエ」が絵画の話でしたが、本当に素晴らしい作品でした。私は絵画というロマンがあるテーマと世界観が好きなのでしょう。
意外な展開で誰が犯人なのか予想がころころ変わる
最初から怪しく見えていた磯田が最終的に犯人の一人だったわけですが、実はブルーピカソがあったと告げた人物も犯人の一人というのは意外でした。
そして磯田の社員・貴和子さんと、三上を懇意にしていた古澤さん、盗まれたはずのブルーピカソを見つけた中村夫人が、本物のブルーピカソをあぶり出すためのグルだったというのも意外な展開でした。(不倫を美談はNOです)
ブルーピカソが最初から偽物なのでは?という結末はなんとなくそんな気がしていました。欠けた鋲だけが手がかりなら、鋲だけ変えただけの可能性もあるよなぁ、なんて思いながら見ていたら当たりました(ヤッタ!)
劇的に展開が変わるわけではありませんが、心がじんわり動いて予想がころころ変わっていくのは楽しかったです。
そのほかの個人的に良かったツボ
- 芸術には興味がないとハッキリしている冠城君。
- ブルーピカソに異常な知識と興味を持つ右京さん。興奮っぷりが右京さんらしくて良かったです。
- オークション会社の女性「陰気で私は全然好きじゃないです」ってブルーピカソを全否定している(笑)。ちょこっとだけの出演ですが、明るくてかわいらしく、魅力的なキャラクターでした。
- ピエロ(CLOWN)たっぷりの喫茶店がおしゃれ。不思議な世界観が事件のカギになっていて、タロットカードの警告に右京さんが気づくというのも良かったです。あの喫茶店が実際にあるなら行ってみたいくらい。
次回:「嘘吐き」目撃者の女性は嘘つきで犯人!?
所轄署に訪れた冠城が「隣で殺人事件が起きた」と訴える女性の事情を聞いた。しかし、彼女の経歴を調べるとどうやら虚言癖だったようで…。誰が真実を言い、誰が嘘を吐いているのかー。
ゲスト:柳生みゆ 諏訪太朗 小林峻 菊地美香 土居志央梨
脚本:森下直
監督:橋本一
ゲストが多いですね!それだけ嘘つきと正直者を見極めなければなさそうで、これは楽しそうな話だなぁ。
脚本家の森下直さんは初めての方なのも楽しみです。そして安定の橋本一監督の映像演出も楽しみながら見られそうです。来週(って明日か)も楽しみにしています。
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aoikara
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