中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

スポンサーリンク

ライター必見!使い分けがややこしい言葉を見直してみた~第3弾~

スポンサーリンク

f:id:aoikara:20160810195833j:plain

ややこしいといえば野村萬斎さんのややこしや~、日本語であそぼをチラ見していたaoikaraです。

じっくり見るほど子供でもなく、面白いなあと素直に受け取れるほど大人でもなく、そんなときの視聴者です。

 

さて、本日は

 

ややこしい言葉の使い分け

 

第3弾です。

 

これで終わりって言ってましたが、わからないものがあればまた紹介しますね。

気まぐれ更新します。

というわけで、第3弾もはりきってご紹介します。

ライターや仕事で文章を使う方は必見です。

 

では、どうぞ!

 

9.はかる(図る、計る、測る、量る)

まずはかるは「図る」と「計る、測る、量る」で大きく違いがあります。

るはあることが実現するように努力する計画する企てる、という意味合いがあります。便宜をる、らずも(計画しない、企てないということなので、思いがけずという意味)夢が叶った、など。

 

そのほかのはかるは全て数値などを調べる、という意味合いがあります。

るは時間・数量。タイムをる、人数をるなど。

るは長さ・高さ・面積など数学的な数値。また、温度・血圧など自然界とか人間の数値。身長をる、体温をるなど。

るは重さ・体積。重量、と言いますよね。体重をる、かさをるなど。

 

何を調べるのかに着目して覚えると良さそうです。

まとめると…

 

  • るは努力する計画する企てる
  • るは時間数量(計る器械がある)。
  • るは長さ高さ面積(2次元)、温度血圧(人が感じること)。
  • るは重さ体積(3次元)。

 

10.ほしょう(保証、保障、補償)

よく〇〇保険で使われるほしょうという言葉。

実は〇〇の違いで、当てはまるほしょうが変わるようです。

さらに、その言葉の何に重点を置いているのか、がポイントです。

 

保証「間違いないよ」「大丈夫だよ」「確かだよ」と請け合うことです。

この保証の重点は責任です。

責任がないと「大丈夫だよ!」とは言えませんよね。

年金などの保険で「ちゃんと支払われますよ!」と請け合っているので、この保証が使われます。

 

保障地位、権利、自由、安全、生活などを害(損害)から守ること。

この保障の重点は保護です。

生命保険は「何かあったらその損害から守ります」と保護しているので、この保障が使われます。

 

補償はその文字の通り、損失や損害を金銭などで償うこと。

この補償の重点は償いです。

損害保険では「損害を補い償う」ので、この補償が使われます。

 

似ているようでそれぞれ意味が異なりましたね。

簡潔にまとめると…

 

  • 保証責任
  • 保障保護
  • 補償償い

 

これを覚えておくだけで使い分けが楽になります。

 

11.みょうじ(名字、苗字、姓)

あれ、これって同じ意味じゃないの?

と思いますよね。

たしかに意味合いは同じですが、その成り立ちが異なるのです。

 

名字というのは平安時代にできた言葉です。

その時代の武士は土地を私物化し、自分の支配下にある土地のことを「名田(みょうでん)」と呼んでいたそうです。

その名田が所有者の名前となり、名田にちなんだ字ということで名字と言われるようなったのだとか。

 

苗字は江戸時代にできた言葉です。

苗字の苗には「遠い親戚」「遠い子孫」などの意味があり、家が代々続くという意味合いがあったそうです。

一族で土地を受け継ぐように、名前も受け継いでいこうという考えが広がってからの苗字、なのでしょうね。

 

は土地とは関係なく、天皇から与えられた役職や地位のことです。

身分が高い人だけが姓を名乗れたのです。

「源」「平」「藤原」と分けることでどの氏族かわかりやすくした、とも考えられています。

藤原氏は増えすぎてしまったため、加賀の藤原=加藤、伊賀の藤原=伊藤、近江の藤原=近藤などと分けられたそうですよ。

 

全て同じ意味でしたが、そのルーツが違いました。

まとめると…

 

  • 名字土地やその所有者
  • 苗字血統・親戚
  • 役職・地位

 

12.やわらかい(柔らかい、軟らかい)

同じような意味合いですが、ほんの少し違います。

 

らかいには物理的なやわらかさに加え、精神的な穏やかさ心が優しいなどの意味もあります。

らかい笑顔、らかな日差しというように。

対義語は。なんだか強さを感じますね。

 

らかいは基本的に物理的なこと・それ以外。

対義語が硬いなので、それに合わせて考えてみるとわかりやすいです。

硬い鉛筆⇔らかい鉛筆、硬い文章⇔らかい文章などなど。

物理的に弱い、という意味合いで考えるとわかりやすいですね。

 

さらに物理的な違いに注目してみましょう。

らかいはしなやかふんわり、という意味合いがあります。

柔らかくなっても形が変わらない触れたり力を入れても変形しないのです。

ほっぺがらかい、体がらかい、らかい布団など。

 

らかいぐにゃぐにゃ歯ごたえがない、という意味合いがあります。

軟らかくなると変形する力を入れて変形すると元には戻らないのです。

野菜や肉がらかい、らかい地盤など。

 

まとめると…

 

  • らかいはしなやかふんわり力を加えても形が変わらず元に戻る
    おだやか心が優しいなどの意味もある。⇔剛
  • らかいはぐにゃぐにゃ歯ごたえがない力を加えたら変形して戻らない。⇔硬い

 

自分で調べながら「なるほどな~」という感じでした。

皆様もぜひ参考に!

 

▼参考にさせていただいたサイト

nanapi.com

chigai-allguide.com

xn--j9j243ljipfhp.biz

binan-hochi.org

「柔らか」と「軟らか」: 奥深き日本語の世界

 

良かったらポチッとください。

励みになります。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村


フリーライター ブログランキングへ

 

aoikara

保存

スポンサーリンク