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選挙に行ったところで何?一人の力では何も変わらない日本の現状とは

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あんな記事書いていますが、選挙にはちゃんと行ってるaoikaraです。

 

選挙になぜ行ったのかということも後々詳しく書きますよ。

 

今回は選挙について考える第2回です。

前回の記事(リンク)では選挙に行かない人の理由について書きました。

そこで大きいと思われる理由が

 

自分が行ったところで変わらない

 

行く行かないは別にして、こう思っている人は多いのでは?

今回はなぜ選挙で何も変わらないと思ってしまうのか、について掘り下げます。

それではどうぞ。

 

政治で強い力を持っているのは誰だ?

国民ではない、政治家でしょ

まずそもそもの政治について考えます。

力を持っているのは、現状は国民ではなく政治家ですよね。(個人的に感じるのは、ですが)

 

国民が政治に参加できるのってそれこそ選挙ぐらいじゃないですか?

なんだかんだ行っても消費税上がりますし。

 

そもそもお金持ちしか政治家になれない

大きな政治力を持てる政治家ってお金を持っている人しかなれないんですよ。

 

候補するには供託金がかかる

選挙は誰でも立候補できるわけではありません。

供託金というのが必要です。

供託金とは?

 

選挙に立候補する者が届け出の際に納入しなくてはならない一定の金額。

 

無責任な立候補の乱立を防止するための制度である。

引用元:供託金(きょうたくきん)とは - コトバンク

 

売名行為とかで立候補する人とかもいますからね。

その防止ってことでしょう。

 

一定の得票数を満たすことができれば返却され、規定の得票数に達しなかった場合や、途中で立候補をとりやめた場合などは没収されます。

引用元:選挙に必要な費用 | 選挙に立候補すると様々なお金がかかります。

 

そう、下手したら没収されてしまいます!

あ、でも全てが没収されるわけではありませんよ。

 

ところで供託金っていくらぐらいなの?って思いますよね。

今回の参議院衆議院など国会議員の選挙の場合は

 

 

も、かかります。

びっくりしますよね!

ものすごーーい大金です。

 

地方自治体の議会議員とか市区町村長の選挙はもっと少ないですが、それでも高いは高いです。

 

ちなみに

 

  • イギリス 約8万円
  • カナダ 約10万円

 

と、先進国のなかでも日本は供託金がものすごく高いです。

イギリスとかは手数料とかでほかにもお金とられますが、それを合わせても日本の方が全然高いそうです。

没収される割合も日本は世界的に見てめちゃくちゃ厳しいのだとか…。

 

供託金 - Wikipedia

 

選挙活動のためには〇〇〇万円かかる

これだけでもすごい金額ですが、選挙にかかる費用は供託金だけではありません。

 

  • 選挙活動するための人件費
  • 当選したときバンザーイとかする選挙事務所の家屋費
  • 選挙カーとかポスターとかの広告費
  • 選挙運動しながら必要な食糧費宿泊費

 

などなど、ほかにもいろんなお金がかかります。

 

senkyo-rikkouho.com

ちなみに、一般のサラリーマンから都議会議員になった方は700~800万円かかったのだそうです。

 

ずばり、選挙にはいくらかかるのか? -民主主義のコスト- | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

 

国会議員になると6000万円を超えたりもするそうです。

 

ね、お金を持っている人でなければ、そもそも立候補すらできないでしょ?

 

お金持ちが国民の税金で大金もらって政治する(笑)

お金持ちばかり議員になるのに、その議員さんたちって相当お金をもらいますよね。

国会議員の平均年収はなんと約2200万円だそうです。
もちろん税金やら何やらで手取りは変わりますが、ほかにもらえる手当などには税金がかからないそうですよ。

参議院は任期が3年で解散もないから、選挙でかかった費用も黒字になる計算ですよね。

 

kyuryobank.com

 

お金持ちの政治家が、お金を持っていない人間の実態を把握できるの?

お金持ちの人が、大金をもらって、お金全然もらってない人のことを真剣に考えてくれるのかな。

というのが最大の疑問です。

 

というより、一般人がもらえるお金で生活するその気持ちを理解できないでしょうね。

実態把握とか言いますが、数字の上の話をしているだけですよね。

 

もちろん、全ての政治家がそうだとは言いません。

本当に国民のことを思って政治を変えよう、良くしようとしてくれる人は絶対にいます。

もちろんお金持ちではない人だっているはずです。

 

しかし、政治で実権を握る、大きな力を持っているのはお金を持っている人

だって何度も当選できるってことはそういうことでしょ?

 

社会的立場が弱い人の政治力は小さすぎる

投票するだけしかできない

社会的立場が低い人は、大きな政治力を持てる政治家にはなかなかなれないということは、お金の話からもわかることですよね。

政治に関わるのは、せいぜい投票するぐらいなのです。

 

一般人が政治を変えるためには労力もお金もかかる

もちろん社会を変えたくて、一般の方が活動することもあるでしょう。

しかし、それにはお金もかかるし労力もかかります

生活を良くしたいために自分の身を削らないと活動できないって、それこそ本末転倒ではないでしょうか。

 

でも、生活を悪くしてまで訴えないと伝わらないし変えられないという現状があるのです。

 

そういう人こそ生活を、世の中を、政治を変えたいのに!

生活に困っている人こそ政治に声を上げたいはずです。

しかし、戦術した通りそんな余裕なんてないのです。

政治家は自分たちのことを思ってはくれないのです。

そりゃあ政治に関心なんて持てなくなるでしょう。

 

国を信用してないから、政治も信用していない

お金持ちの政治家がいっぱいいるこの国を信用できないのも、何も変わらないと思ってしまう理由のひとつです。

 

消費税UP!法人税DOWN!

消費税が2017年の4月に10%になることが決まりましたね。

メリットなんて計算がしやすいぐらいです。

それに便乗した値上げだって、また起こるでしょう。

 

なのに法人税は下がっているのです。

つまり、国民からは生活が苦しくなろうとお金を搾り上げるけど、大金を納税してくれる大企業からはお金を取らないってこと。

 

だって大企業が儲かれば国の経済力も政治力も上がるんだもん

一般人が儲けた額。

大企業が儲けた額。

どれだけの違いがあるでしょうか。

 

大企業に有利な法律がいっぱいできれば、大企業は儲かります

大企業が儲かれば日本経済は数字の上ではぐんぐん上がりますよね。

経済力が上がれば国としての立場も高まるし、世界的な政治力も高まるってこと。

 

だから国として経済力や政治力を上げるのには、大企業に良いことをたくさんするのが得策だって考えるのでしょう。

 

一般人の生活を底上げしても日本経済に与える影響は微々たるものなのです。

だから切り捨てられてしまう…。

 

つまり…

 

お金持ちの、お金持ちによる、お金持ちのための政治

ってことではないでしょうか?

私はそう感じてしまいます。

 

だって日本はお金がないと進学できないんですよ(中卒が言うことかは疑問ですが)

奨学金制度はありますが、そもそも

 

借金しなきゃ大学行けないってナニソレ?

 

お金持ちが作った有利な制度でお金持ちが育ち、お金持ちが大学を出て、また優秀な人材としてお金持ちのための世の中を作る。

 

お金を持ってない人は、一生そこから抜け出せない

国だって必要としてないから、助けない(もちろん生活保護など最低限の制度はあるけど!)。

 

極端に言うとそういう世の中だと思います。

 

だから「選挙に行っても何も変わらない」

一般人は政治を大きく動かすことは難しくて、

大きく動かせる政治家はお金を持っていて、

お金持ちがもっとお金持ちになって、

お金がない人はお金がなくなって、

それを成り立たせる日本の政治があって、

そんな国なんて信用できなくて、

 

一般人が変えられる?変えられませんよね。

 

と、私は思います。

中卒のアホが考えていることですけどね。

 

政治のことは考えているけど、何も変えられないから選挙に行かない。

そんな人の気持ちも少しはおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

じゃあ、そんな日本で投票率を上げるにはどうしたら良いのか

次回はそこを掘り下げていきたいと思います。

 

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