頭の回転がそれなりに速いから思ったことは口に出るけど噛んじゃうaoikaraです。
今回は語彙力について考えたいと思います。
ボキャブラリーとも言いますね。
私は語彙力がまるっきりありません!
記事を書くときも同じような言い回しばかり。
自分で書いていてもっと良い言葉が思いつかないものか…と日々頭を悩ませています。
そこで語彙力を上げる方法を調べてみました。
ライターさんはもちろん、ビジネスマンや学生さんも“書く力”を身につけることは大切、ということで必見ですよ!
- 1.とにかくいろんな文章を読むべし!
- 2.“読む”以外にも言葉を“見る”“聞く”
- 3.響いた言葉は吸収すべし!
- 4.能動的に“自分のなかの言葉”を増やそう
- 5.似てるけど違う言葉の意味をちゃんと理解する
- 6.意識的に類語や対義語を考えてみる
- 7.高めた語彙力を実践すべし!
- 語彙力はすぐには上がらない…けど!
1.とにかくいろんな文章を読むべし!
語彙力を上げるためにはよく読書をすると良いと言われます。
小説や新書はもちろん良いですが、ほかのジャンルだって良いのです。
NAVERまとめなどキュレーションサイトでも、ニュース記事でも良い。
そんなお堅くない漫画、他人のブログでも良いのです。
ジャンルは関係ありません。
とにかく言葉に触れることがまずは大切なのです。
特に普段読まないジャンルがいい
特に自分がいつもは読まないジャンルの文章を読むのがおすすめです。
同じ意味でも違う言い回しを知れますからね。
たとえば
- いつも女性向けキュレーションサイト(LocariやMERY)を見てるなら、男性向け(JOOYやBoy.)。
- 小説しか読まないなら新書も読む
- 漫画しか読まないならコラムを読んでみる
- ニュースサイトしか見ないなら新聞を読んでみる
などなど。
読める辞書というのもおすすめです。
大学受験におすすめと謳っていますが、大学生や社会人でも読んでいる人が多いのだとか。
2.“読む”以外にも言葉を“見る”“聞く”
語彙力を高めるために読むことを推奨されますが、実は見る、聞くということも大切です。
具体的にどういうことなのかというと…
映画、ドラマの言い回しに注目
映画やドラマは現実世界のようで全く違う世界観がありますよね。
リアルを求めるからこそ使う言葉や言い回し、非現実世界だからこそ使わない言葉や言い回しが飛び出してくるんです。
どちらも見聞きすることで語彙力UPにつながります。
バラエティの芸人さんの話し方に注目
芸人さんというのはしゃべり=言葉を商売にしています。
なので、ボキャブラリーがかなり豊富なんです。
同じようなことを言ってると視聴者は飽きてしまいますからね。
特につっこんだりたとえたりするときがポイント!
- 「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」
- 「つるとんたんか!」(器が大きいことをたとえて)
など、本当にたとえ上手なことを言いますよね。
全く違うものの共通点を意識しているから「器が大きい…つるとんたんか!」と言い換えられるわけです。
この芸人さんの言い換えテクニックははボキャブラリーを増やすことにかなり役立ちます。
音楽は歌詞に注目
人には好みの音楽のジャンルがありますよね。
しかし、歌を聴いても「メロディがいい」「リズム感がいい」とだけしか感じてないのでは?
歌詞を聴いているとしても「わかるわ~」「泣けるわ~」と共感しているばかりじゃないですか?
それだけではなく歌詞の言葉の意味に注目してみましょう。
こんな感情をこんな表現で伝えるとは!と思えることが多いです。
歌詞を知るのは語彙力だけではなく、表現力にもつながりますよ。
3.響いた言葉は吸収すべし!
このようにいろんな言葉を知ったら自分のものにできるように吸収しましょう。
- こんな言い回しがあるんだ
- この表現って面白い!
- わかりやすい言い方だなあ
こんな風に心に響いた言葉はメモにとって記録しておきましょう。
しかし、その表現をそのまま使うだけではただのパクリです。
ちゃんと意味を理解して、自分なりの言い回しとして使いましょう。
そうすれば知った言葉が自分の言葉になりますよ。
4.能動的に“自分のなかの言葉”を増やそう
読んだり見たり聞いたりするというのは、実践的に言葉を取り入れるということ。
そうではなくて、言葉そのものを知ることも大切です。
そのためには…
- 漢字ドリルをやってみる
- 読んだ文章の“知らない言葉”は即調べる
- 毎日1ワードでも辞書を読む
など、知っている言葉の数を増やしましょう。
積極的に新しい言葉を知ることで、使える言葉も増えます。
それが語彙力を上げるということなのです。
漢字はアプリなどでもありますが、書けることが大切なので問題集を使うのがおすすめです。
5.似てるけど違う言葉の意味をちゃんと理解する
同音異義語、同訓異字を使い分けられてる?
似ているけど違う言葉ってありますよね。
特に同音異義語や同訓異字だと紛らわしい言葉が多いです。
たとえば…
- 同音異義語の「意思」と「意志」、「鑑賞」と「観賞」
同訓異字の「表す」と「現す」、「固い」と「硬い」と「堅い」
この違いをちゃんと説明できますか?
私はできませんでした。
ライターにあるまじき失態ですね。
先ほども書きましたがわからなかったら即調べること。
「あれ、どっちを使うんだっけ」と迷ったらすぐに調べましょう。
わからないことはわからないままにしておかないことが大切です。
ちなみに…
- 意思は単なる考えや思い、意志は強い決意「~するぞ!」のような
- 鑑賞は音楽や映画などが対象、観賞は“見”という字があるので見ること=絵画、彫刻など
- 表すは物事・考え・表情を表に出すこと、現すは隠れていたものが出てくる(視覚だけではなく“才能”なども)
- 固いは揺るがない状態、硬いは力強い性質、堅いは堅実な感じ。
だそうです。調べました(笑)
こういった違いをわかるために似たような言葉をチェックできる本もあると良いですね。
見て楽しく覚えるには「似ていることば」という本がおすすめです。
私も読んだことがありますが、見てわかるから楽しみながら学べます。
6.意識的に類語や対義語を考えてみる
たとえば「笑う」という言葉
ほかにどんな表現がありますか?
ほほえむ、ニコニコする、ニヤニヤする、にやりとする、顔がほころびる、頬が緩む、目を細める、白い歯を見せる...
などなど、さまざまな表現方法がありますよね。
いつなのか、どんな場面なのか、誰なのか、何に対して、なぜ・どうして、どのように笑ったのか、ということを考えればどんな言葉が適切かわかります。
つまり5W1H。
文章を書く場合にはターゲットやその文章で表す事柄に関してどんな言葉が適切なのかを考えると良いでしょう。
つまり類語をいくつも持っておくということですね。
日頃から「ほかにどんな言い回しができるかな?」と意識しましょう。
常に心で対比する
文章ではよく対比することがあります。
そこで対義語を意識しておくことも大切。
先ほどの笑うの反対であれば泣く、怒る。
泣くの類語はめそめそする、涙する、と類語と対義語をどちらも意識しましょう。
こちらの本は一つの言葉に対してものすごい数の対義語を書いています。
つまり、同時に類語もたくさん知れるということ。
また、ネットで文章を書く人はオンライン上の類語辞典や対義語辞典を利用すると便利ですよ。
7.高めた語彙力を実践すべし!
このように培ってきた語彙力はインプットだけではなくアウトプットしないと役立ちません。
そこで、実践の方法もご紹介します。
今までとは全く違うジャンルについて書く
語彙力を高めればすらすらと文章が書けるようになります。
より鍛えるためには今まで書いたことがないようなジャンルを書いてみましょう。
たとえば…
- ブログばかり書いているなら読書感想文を書いてみる
- ライフハック系の記事を書いているなら男のモテについて書いてみる
- いつも美容のことばかり考えているけど、政治について語ってみる
などなど。仕事でもブログでもSNSでも、なんでも良いのです。
今までとは違う書き方を意識しなければならないので、すごく難しいです。
ここではこんな言い回しができない!
そう思ったときにまた新たに知りたい言葉も増えてくる=語彙力が高まるのです。
誰かと議論してみる
書くだけではなくしゃべることで語彙力を発揮するのもいかが?
そこで誰かと議論してみましょう。
議題は真面目なことでもつまらないことでも良いです。
・今度の参議院選挙について
・アイドルはどうして恋愛禁止なのか
・結局たけのこの里ときのこの山はどっちがいいの?
最初は興味のあるジャンルから。
よくしゃべれるなぁと思えるのであれば、新ジャンルも開拓しましょう。
ボキャブラリーを増やし、実践し、増やし、実践し、を繰り返すことで、より研ぎ澄まされていきます。
語彙力はすぐには上がらない…けど!
上げる努力はすぐできる
語彙力をすぐに上げるのは難しいです。
ご紹介してきた方法をコツコツ積み重ねる必要があります。
しかし、上げる努力は今すぐにでもできます。
私自身もライターなのでもっと努力していきたいです。
努力は必ず報われるって、あれ、これは私の言葉ではありませんでした!
ということで、語彙力を上げたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
ライターに必要な力の1つが語彙力!上げるのに役立つ方法を教えます! | こぶたの鉛筆 - ライターのための情報メディア
よかったらポチッとください
aoikara