中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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ついに65歳以上の人口が4分の1を超えた…これってヤバイんですか?

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うちの家系は長生きが多く、「100歳まで生きる!」と人生を楽しんでいる母の娘のaoikaraです。

 

まだ人生の折り返し地点だと。元気で何よりです。

 

さてさて、先日こんなニュースが飛び込んできて驚きました。

 

www.jiji.com

ついに、ついにですね。

私が学校で習ったときは5人に1人でした。

近いうちに4人に1人になるだろうと言われていたのですが、それが現実になると正直恐ろしいですね。

 

高齢化社会、あるいは高齢社会と言われる世の中。

大変な時代だとよく言われますが、具体的にどうして大変だと言われるのか。

問題点や原因、解決策について調べてみました。

アホなのでざっくりとまとめています。

 

 

高齢化社会とは

65歳以上の高齢者の割合が多い社会のこと

高齢化社会という言葉をよく使っていても、具体的な意味をちゃんと理解していない人も多いのではないでしょうか。

 

高齢者は65歳以上の人のことを指します。

その割合が全人口の7%以上になると高齢化社会と言われるのです。

 

現在は26.7%で超高齢社会

実は高齢者の割合によって分類されているってご存じですか?

 

  • 7~14%の高齢化社会
  • 14~21%の高齢社会
  • 21%~の超高齢社会

 

このように。

現在は4人に1人、百分率で表すと26.7%も高齢者がいます。

つまり、超高齢社会だということなのです。

 

高齢化社会のヤバイ理由…問題点とは?

では、問題点について見ていきましょう。

どうして高齢化社会ってヤバイの?

 

医師や看護師不足…医療の現場がヤバイ

年齢が上がれば病気やケガのリスクも高まりますよね。

高齢者にとって医療というのはとても大切。

しかし、高齢者が多ければ医師や看護師が足りず、適切な医療を受けられない可能性が高まるのです。

 

社会保障・介護のお金が増えてヤバイ

高齢者は支えられ、守られる立場。

今まで働いて支えてきた分、支えられるというのは当たり前のことでしょう。

しかし、高齢者が必要としている社会保障、年金、医療費、介護保険、などを少ない人数でまかなうためには、それだけ負担も大きくなります。

 

保険料や税金が増えると、今度は若者世代の生活も困窮し、高齢者を支えられなくなってしまうのです。

 

働ける人がいなくて国の政治・経済がヤバイ

高齢者の全てではありませんが、多くが仕事を退職していますよね。

働く人の割合が減る=労働力がなくなるということでもあります。

経済成長が下がってしまうと国力がなくなり、世界的に国の立場が弱くなってしまうかもしれませんね。

 

ざっくりとですが、このような問題点があるようです。

個人の問題から、国の問題まで、幅広くヤバイ事態がもう始まっているのです。

 

どうして高齢化社会になっているの?その原因は…

平均寿命が延びたから

高齢化社会になった原因は大きく2つあります。

1つは医療技術の進歩により寿命が延びたこと。

 

日本は世界でもトップクラスの長寿の国。

2014年のデータでは女性は86.83歳で3年連続の世界一、男性も80.50歳で世界3位。

いずれも過去最高齢となりました。

 

www.nikkei.com

 

少子化が進んでいるから

もう1つの理由は少子化です。

日本の出生数、出生率は年々減少しています。

 

2015年には21年ぶりに出生数も出生率も増加したという、うれしいニュースもありました。

 

www.nikkei.com

 

それでも人口が増加していくためには合計特殊出生率が2.07必要。

現在は1.46で足りてない、むしろ減っていく一方だろうと考えられています。

 

子供が減り、お年寄りが増えればそりゃあ高齢化社会になるでしょうって話ですよね。

 

政府はどうしていこうと考えているの?

超高齢社会はもはや国レベルの問題です。

だからこそ政府は高齢化社会に対しての解決策を提示しています。

 

いったいどういう対策で高齢化社会と向き合おうというのか。

内閣府が掲げる高齢社会対策をざっくりとご紹介します。

 

年を取っても病気にならないように健康づくり

病気になってから病院に行って治療をするのは二次予防と言われています。

治療には時間もお金もかかりますよね。

病気で体が弱くなれば介護も必要になります。

これでは支える側、支えられる側、お互いの負担が増えてしまいます。

 

そこで、そもそも病気にならないための健康づくりを心がけようというのが一次予防の考え方。

 

みんなが健康であることで医療費や社会保障、介護費用も減ります。

健康な人が増えれば医療現場の人手不足もなくなり、双方にとっての負担が減るということです。

 

介護&医療制度を充実

高齢者が増えると言うことは、それだけ医療や介護を必要とする人が増えるということ。

そこで制度を充実させようとも考えているようです。

 

高齢者の居場所を作る

年を取ると居場所がなくなってしまう高齢者というのは多いようです。

そこで、地域や教育機関とも関わりを持つ機会を増やすなど、高齢者の居場所作りもしていこうというのが政府の考え。

田舎だけではなく都市部の高齢化も進むので、ユニバーサルデザインなども取り入れて暮らしやすい街を作る。

 

生涯現役時代へ

健康寿命を延ばし、介護や医療も充実させ、居場所を作る。

環境を整えるから高齢者も働いてもらおう、ということらしいです。

もちろん働く形態も増やし、高齢者でも働きやすくします。

元気で健康で、生涯現役で行きましょうってことなのでしょう。

 

若者も女性もみんな働こう!

もちろん高齢者以外にも働く機会を増やします

就職氷河期なんて終わり。

もっと雇用をとってもらえば多くの若者も働けます

非正規雇用でも正しい処遇、そしてなるべく正規雇用を目指すのだとか。

 

男性よりは働きにくい環境の女性も受け入れていきましょう!

積極的に働けるよう環境を整えていきますよ。

 

子供や子育ての支援もしていくよ!

そもそも子供が増えないと高齢化は進んでいく一方ですよね。

そこで、子供を産みやすい、育てやすい環境にしようという施策もあるようです。

 

女性は働くだけでなく、子供を産み、育てやすい環境も作っていく。

仕事と育児を両立できる社会を目指すということなのでしょう。

 

高齢化は止められないから、高齢者を社会の一員として迎え入れる環境を作ることで、労働力にもなってもらおうということなのでしょう。

それに、今まで働く環境が限られていた高齢者、若者、女性、非正規雇用の人に対しての制度も充実させ、環境を整える

さらに子供を産みやすい、育てやすい社会にしていくということ。

 

あくまで大綱なので具体的な施策はないですが、肯定も否定もなく「そうなるよなあ」という気持ちです。
 

参考元:高齢社会対策大綱(平成24年9月7日閣議決定) - 内閣府

 

私が65歳になったときの日本は…

社会がどうやったら高齢者を支えていけるのかというのは大きな課題です。

それともうひとつ。

自分が高齢者になったときの現状も気になります。

 

現在私は21歳。

自分が高齢者=65歳になるのは2060年

そのときの日本の現状はどうなっているのかも調べてみました。

 

人口は9000万人を下回る

現在の日本の人口は1億2千万人超。

これがおよそ45年後には1億人を切り、9000万人も下回る8600万人ほどになるそうです。

 

しかし、高齢者人口は2015年の3395万人からわずかに増えて3464万人。

人口が約31.5%も減っているのに、高齢者人口は増えるということなのです。

 

65歳以上は2.5人に1人、75歳以上が4人に1人

実際の割合はどうなるのでしょうか。

2.5人に1人、約39.9%が65歳以上になるとのこと。

さらに4人に1人が75歳以上で、現在の65歳以上の割合と同じになるようです。

 

私が65歳になる頃には、街を歩けば高齢者だらけになってしまうのでしょう。

 

参考元:(2)将来推計人口でみる50年後の日本|平成24年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府

 

たぶん65歳は高齢者と見なされてない

ここからは私の予想なんですが、高齢者という括りの年齢を国が引き上げるんじゃないかなと思います。

だって多すぎるから。

高齢者と認めたら補償しなきゃいけないし、国の負担がそれだけ増えますよね。

だったら高齢者と認めなければいい、となってしまうのではないかと。

 

実際に平均寿命も健康寿命も延びれば、65歳でもまだまだ元気で働けるようになれるのかもしれません。

私が65歳になるときは、まだまだ現役でなければならないかも。

 

私はどう生きるべきか

これだけの現状がありながら、実感がないのが正直な気持ちです。

自分が高齢者になったときにどうなるのか。

その前に社会の一員としてどういった責任が求められるのか。

 

個人で考えても解決はなかなかできないことですよね。

しかし、個人で考えなければ解決することはない

 

自分の今、未来を見据えて、どう生きるべきかを考えなければなりませんね。

自分の未来は自分でしか補償できない時代になっていくかもしれないのですから。

 

aoikara

 

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