9月6日(日)に千秋楽を迎えたTEAM NACSの第15回公演 悪童。
千秋楽のライブビューイングと実際の観客数を合わせて9万人もの方がこの舞台を見たそうです。
実は私、この9万人の1人なのです。
しかも、ライブビューイングではなく本物の舞台。
生のTEAM NACSの演技をこの目で見てきました!
実は初舞台、初ナックス!ドキドキしましたよ~。
千秋楽も終わったと言うことで、その感想をこの前のハナタレナックス悪童舞台裏の感想と合わせながら書きたいと思います。
あ、長いので分けます。今回は脚本とストーリー。
脚本・ストーリー
今回TEAM NACSは初めて劇団以外の人物に脚本・演出を依頼。
そして脚本を担当したのが古沢良太さん。
今最も売れている脚本家と言っても過言ではない方ですよね。
私自身も記事を書いてしまうくらい古沢さんの脚本が大好きです。(相棒、リーガル・ハイ、デート、鈴木先生etc。。。)
そして道産子として大好きなTEAM NACSとのコラボ。
この舞台の情報を聞いたときにこれは生で見に行くしかないと思いました。
私の古沢さんとナックス好きの話はさておき…
とある場所に集った5人の男。
どこにでもいる、ごく普通の男たち。
だが、彼らにはやらなければならないことがあった。
それがどんなに恐ろしい事であってもー。
5人は幼馴染。
みな、悪童だ。
引用元:最新公演情報│TEAM NACS Official Site
5人の関係性は中学校時代の元卓球部。
昔みんなのたまり場だった廃墟に立てこもった一人の元卓球部員。
そこに呼び出された4人。
本当はもう1人いるはずで、そのもう1人をめぐって悪童だった彼らの過去が次々とアカされる…。
そんなストーリーです。
最初は引用した部分しか知らなかったので、見始めても手探り状態。
でも、これはこういう場面ですという説明をしなくても次第にわかってくる、そして変わっていく関係性に目が離せない。
あの楽しかった出来事は実はそうじゃなくて、その逆もあって、みんなが思っている過去が少しずつ違っていて。
舞台を見ながらどんどん感情が変わっていくんです。
胸が締め付けられるような場面もあります。
そして最後は…まあここは完全なネタバレになっちゃうのでゴニョゴニョ。
ストーリーはさすが古沢さんだと思いました。
やっぱり面白いんです。伏線が細かい。
だから1度見終わった後、いろいろと確認したくて、別の人の別の場面の表所を見たくてもう1度と言わず何度も見たくなってしまいます。
そして語りたくなる。
良い映画やドラマを見終わったとき、本を読み終わったとき。その余韻にどっぷりとつかりつつ、誰かにこれを共有してもらいたいと思わせる何かがありますよね。
この舞台もそんな感じでした。
だからこそ千秋楽のライブビューイングを見に行きたかったんですが(一般応募ではずれました)残念です。
DVDとか出たら買います。即買いです。フライングゲットです。
すごく、この面白さをたくさんの人と共有したいです。
長くなってしまいますので次に分けます。