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【ドラマ】100万円の女たち 最終回 ネタバレ「感情」に「理由」は必要か?

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ドラマを観ると感情が揺さぶられて、エネルギーをすごく消費するaoikaraです。ドラマ鑑賞ダイエットとかできたらいいのになぁ(笑)

 

というわけで今回のテーマは…

 

100万円の女たち 最終回 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼100万円の女たち 最終回 感想記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

最終回「感情」のあらすじ

開菜々果(新木優子)と白河美波(福島リラ)を殺した黒幕は、同居していた小林佑希(我妻三輪子)だった。それを知った道間慎(野田洋次郎)は何もできず、放心状態で一人アパートで暮らしていた。

 

そんな頃、鈴村みどり(武田玲奈)と佑希が会っているホテルでとある事件が!?一方、塚本ひとみ(松井玲奈)はあることを始める。

 

詳細なネタバレ※知りたくない方はスルーで

まえがき

僕の書く小説では人が死なない。理由は父親が人殺しだからだ。

 

みどりと佑希

みどりは佑希とホテルの一室で会っていた。みどりは高校をやめて、いろんな場所で、たくさんの人たちの生き方を見たいと話す。「自分探しの旅?」と尋ねる佑希の言葉にうなずく。

 

「一緒に暮らしているときに相談にのってくれて、本当にうれしかった」と笑顔で語るみどり。佑希はひっそりとほくそ笑んでいた。

 

何もできない慎

慎は一人暮らしのアパートにいた。佑希の言葉を思い出し、もうほかの女たちに危害を加えたり、自分で遊ぶことはないだろうと考えているが…。

 

また女の命が消える

みどりは佑希にどうして「命を失うかもしれない」と書かれていた招待状の誘いにのったのか聞かれる。佑希は意外な質問にとまどったような表情を見せ、「本当に人が死ぬとは思っていなかった」と答える。

 

同じ質問をみどりにも聞く佑希。「私が死んでも誰も悲しまないから」と答えるみどり。佑希は「道間さんが悲しむ。高校をやめたことも道間さんやひとみさんは知ってるの?」と“心配”をする。

 

みどりは慎に「もう会うことはない」と返す。佑希は「どうして?道間さんのこと、好きなんでしょ?」と聞く。みどりは「だからです」と笑顔で答える。

 

ふと、その笑顔から表情を一変させて、険しい目線になり、

 

「もうあの人の近くに人殺しはいらないんです」

 

と言う。要領を得ない表情をした佑希の首に縄が巻かれる。それを、砂子(遠藤雄弥)が力強く絞める。苦しむ佑希。

 

「情けない顔するんですね」と佑希に向かって言うみどり。「矢野恵さん」と、佑希の本当の名前を呼びかける。佑希の夫はフィクサーであり、莫大な財産で国を操っている人物だと、みどりは語る。

 

そして、それを教えてくれたのは美波だと。美波はみどりの遺言状で佑希の正体を明かし、みどりに逃げるよう伝えていた。「私はあの女に勝てない。残念だけど相手が悪かった」と。

 

それでもみどりは佑希の頭をがっと掴みながら「私、あの人の言うこと聞きたくないんです。バカなんで」と言う。苦しむ佑希を見ながら、「美波さんは最後のときもこんな情けない顔をしていなかったはずです」と。

 

「あの人たちは死ぬ覚悟があったんです。あなたと違って」そして、女たちと慎の名前を挙げて、「全員、あなたの道具じゃない」と言い放つ。

 

なおも苦しむ佑希に「悔しいですか?」とみどりは聞く。「矢野恵、悔しいって大事よ」と告げると、佑希は息絶えた。

 

一生忘れない気持ち

みどりは砂子に佑希の処分=行方不明にすることを頼む。砂子が呼んでやってきたのは、みどりに金をせびっていた金田武(吉村界人)。佑希をトランクに入れて運ぶ準備をする。

 

みどりは依頼した砂子に謝るも、「自分で望んだことです」と返される。金田にも声をかけられ、砂子も出て行き、みどりは部屋に一人。

 

涙を流し、「美波さん、この気持ち、一生忘れませんからね」とつぶやいた。

 

誰も彼もが幻想

慎は街中を歩いて、一緒に暮らしていた女たちがいるような気がしていた。女子高生はみどりに、道行く人が美波に見えて。声が聞こえたような菜々果はポスターで。全ては幻想だったと、気づく慎。

 

そのポスターが飾られている書店員がひとみに見えて、やりきれず去る。慎の様子に気づいた書店員は、本当にひとみだった。

 

花木ゆずの理屈

花木ゆず(中村倫也)の著書『セカイロン』の実写化では、ヒロインをオーディションにすることにしたらしい。有名女優を使えばヒットすることは間違いないが、自分で原石を発掘して売れるという、「僕にしかできない理屈を解明したい」とのこと。

 

桜井の喜び

慎を担当している出版社の編集者・桜井(山中崇)はとある書店を訪れていた。わざわざ慎の本を特集するコーナーを作ってくれている。それをうれしそうに写真におさめる。このコーナーを作ってくれたという書店員に会うと、それはひとみだった。

 

桜井とひとみは二人で話す。ひとみは本が好きだから本屋さんになったと言う。そして、慎と会ったことも伝える。ただ、何にも言わずに帰ったと。ひとみはその様子を「あの家の生活や私たちは、思い出したくないことだから」と考えていた。

 

桜井は「それでいいの?」と聞く。ひとみは「仕方ないこともある。私がいるときっといろんなことを思い出す。慎君が幸せじゃないと、私も楽しくない」と返す。

 

「これからは一番のファンとして、離れた場所から応援したい」と話し、桜井に慎のことを「よろしくお願いします」と頼んでいた。

 

慎に見せたいもの

慎の家に桜井がやってきた。原稿は進んでいない。桜井がやってきたのは書店で慎のために作られた特設コーナーの写真を見せるためだった。

 

桜井はその書店員さんの「一番のファンとしてずっと応援してます」と伝言を話す。慎が直接お礼に行くべきかと相談すると、「きっといつか会えます」と答える桜井。「え?」と理解できない慎だった。

 

ひとみの涙

ひとみが働く書店に、女子高生たちがやってくる。慎の小説を「難しい。言葉にできないけど、面白い」と言ってくれて、うれしそうなひとみ。慎の小説を手に取ると、一緒に過ごしてきた時間を言葉を思い出し、涙が溢れて止まらなかった。

 

家にやってきたもの

慎がアパートに帰ると、以前の家で飼っていた“ネコ”がいる。そこに、ひとみもいた。「鍵はかけた方が良いですよ」「今日からここに住むことにしたのでよろしくお願いします」と、以前と同じように話し出すひとみ。

 

慎は「もう誰とも住まない」と言うが、ひとみの意思は固い。

 

慎はふと「招待状に命を失う可能性があると欠いてあったのに、なんであの家に来たの?」と聞く。ひとみは「守りたかったから」と返す。「誰を?」という慎に、「慎君に決まってるでしょ」と返すひとみ。命を失うのが慎だと勘違いしていたのだ。その勘違いに今でも気づいていないひとみ。

 

だから、ヨガするふりして慎を見張っていたと言う。そして、最初はファンだったけど、「途中から好きになっちゃった」と想いを伝える。「なんで僕なんか?」とうろたえる慎に、「“好き”に理由なんかない」と返すひとみ。

 

ひとみは慎の膝の上に座り、「ぎゅってしてください」と両手を広げる。慎はひとみを抱きしめ、ひとみも慎を抱きしめる。慎は、初めて感情を激しくして、「もう誰も傷つけたくない」と言う。

 

ひとみは慎が「家族が人を殺して申し訳ない」とか「一緒に暮らしてた人たちが殺されて責任を感じる」とか「自分はそうだからこうだから」と理由だらけなのに気づいていた。だから

 

「理由や理屈がないと生きてちゃいけないの?」

「私は理由や理屈もなくあなたが好き。それってダメ?」

 

と聞く。慎は取り乱して、「放っといてよ」「嫌なんだよ、全部」「大事なものができるのも、なくすのも、全部嫌なんだ」と言う。

 

それでもひとみは「私にチャンスをください」と言う。「そばにいされてくれるだけでいい。また一緒に暮らしてもらえませんか?」と慎を抱きしめる。そして、「もしチャンスをくれるなら、できる限りの力で抱きしめてください」と伝える。

 

「もう自分を許してあげて」

 

と慎に言いながら。慎はできる限りの力で抱きしめ返し、感情が溢れるように、涙をぽろぽろとこぼし、泣く。ひとみは「私は長生きする」と宣言。慎は「お願いします」と返した。

 

それぞれの道

桜井は出版社で、慎の小説が増刷される連絡を受けていた。「もうすぐ新作が出る」と伝えて。

 

砂子は墓参りに訪れる。

 

慎が指名していた風俗嬢のほたる(保紫萌香)は、今日も客を取っている。

 

慎の父親が殺した水口の母親は、枯れた草花だらけだった庭の手入れをして、新しいは何水をやる。

 

花木ゆずは『セカイロン』のドラマが視聴率20%を突破し、新作の『開かれた閉塞感』の執筆にも取り組んでいた。

 

みどりは児童養護施設を訪れて、白河美波の名前をかたって寄付をしていた。街を歩くと、『漂う感情』の広告を見つける。そして、前を向いて歩く。

 

小説家・道間慎

慎の家にはネコとひとみがいた。止まっていた筆は走り出し、それをうれしそうに見つめるひとみ。

 

僕の書く小説では誰も死なない。それは僕の個人的なルールだ。

 

慎が書く新作のタイトルは『僕の女たち』だった。

 

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うわー終わっちゃいましたね。感傷に浸る…素晴らしい作品だったなぁ。というわけで、次のブログで詳しい感想を書きます。

 

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