全ての思いを言葉にしているわけではないaoikaraです。全ての人に全ての気持ちを伝えているわけではありませんよね。発言もきっとTPOなのでしょう。
そんな本日のテーマは
有言実行と無言実行
です。
あなたは有言実行、無言実行、どっちタイプ?
有言実行があふれている昨今
一昔前は有言実行というのは発言して注目される人だけのものでした。プロスポーツ選手、政治家、芸能人なんていうように。しかし、Twitterやブログなどがある今、一般の人でも発言することが容易にできるようになりました。
だからこそ、有言実行を見る機会も増えました。「〇kg痩せる」なんての小さなことも有言実行ですし、「大学をやめて企業する」なんて人生を大きく変えるような出来事を発言する人もいます。
そして、それが叩かれることもあります。叩かれている多くの場合は有言実行ではなく、有限実行予定ですが。あまりにもビッグな発言をすると「恥ずかしい」とか「身の程知らず」とか思われてしまう傾向があると私は思います。
しかし、本当に有限実行できたら人は手の平を返して「俺は信じていた」「周りの反対にも負けず頑張ったね」なんて褒め称えるのでしょう。それでも成功者が気にくわなくて「まぐれだ」なんて言う人もまだいるかもしれません。
無言実行はカッコイイのか
無言実行は何も言わずにことをなすというかっこよさがあります。実は成功していたんだ、という美談ほどカッコイイものはありません。
しかし、一部では言わなければそれが広がらない、良いことだからこそ言うべきだという人もいます。
なかには有言無実行、無言無実行も
実行するならまだ良いですが、なかには言っておいてやらない、言わずに何もしないというパターンもあるでしょう。
そこで、言う言わないやるやらないということについて、ちょっと小難しく考えてみました。それぞれの良いところ、悪いところをまとめました。
有言実行
良いところ:意識が高い、行動力や実行力がある
言ったことを成し遂げる人というのは、そのために行動し実行する能力がものすごく高いと言えます。言ったからやるというよりも、やれることだからこそ言うのかもしれません。あるいは成し遂げられると信じて疑わないのでしょう。
いわゆる“意識高い系”なんかではなく、本当の意味で意識が高いのでしょう。常人ではちょっと理解できない、一個上の段階で物事を考えているような気がします。
アップル社の設立者であるスティーブ・ジョブズなんかが、有言実行タイプだなと感じます。
イケダハヤトさんなんかも有言実行な気がします。
悪いところ:「発言しない人」「やろうと思わない人」の存在意義がわからない
自分が正しいと思っているので、有言実行しない人の思考回路が理解できません。一段上から見ているという事を自覚しているので、上から目線で煽ってくるタイプも多いです。
「〇〇した方がいい。なんでしないの?」「〇〇してないやつはバカだ」なんていうように。そして本心でそう思っているのです。
そういった絶対的な信念がなければ成し遂げられないのかもしれませんがね。
有言無実行
良いところ:底抜けにポジティブ
できそうもないこともとにかく発言していくタイプです。周りから見るとこっぱずかしい壮大な夢やプランまで意気揚々と語ります。失敗しても気にしないのです。
しかし、失敗しても前へ前へ進もうとする姿勢は必要なことです。100やれば1は当たるでしょう。しかし、普通の人は100までやれる根性はありません。「もう向いてないな」とあきらめます。
そんなときでも100と言わず200、300とこなせるのが有言無実行の強みなのです。
悪いところ:ただの意識高い“系”に過ぎない
本当に意識が高いのは有言実行できる人です。発言しても何もできてないのは意識が高い“系”、高くなりたい人に過ぎません。ハートは強いですが、それでも言ってて何もやれてないことが続きすぎると、周りからの信頼を失うでしょう。
無言実行
良いところ:何も言わずに成し遂げる、かっこよすぎるわ
募金とか寄付とか言わずにやるとカッコイイという風潮は日本には根強くありますよね。ランドセルの伊達直人も無言実行のひとつですよね。
本人はやっていることを語らず、周りが「実は…」と語ると最高の美談となるでしょう。
また、何も言ってなかったけれど成功してから「実は…」と自分で打ち明けるのも、サプライズ感があるかもしれません。
悪いところ:言わないと誰も気づかないパターンがある
めちゃくちゃすごいことをしていても、本人が言わないと本当に誰も気づいてないということもあります。これは寂しいですよね。とはいえ、それが本人にとっては本望なのかもしれません。
あとは陰でこっそり成功していた、というのを嫌がる層はいます。「テスト勉強してないよ」と言いながら良い点を取るのは無言実行タイプですが、それが鼻につく人も一定数いるのと同じです。
あとは、成功するためにやっていることは自分だけしか知らないので、失敗しても恥ずかしさはないだろうという気持ちはどこかにあります。そのせいで責任感がおろそかになってしまうこともあるでしょう。
無言無実行
良いところ:物事を自然の成り行きに任せられる
物事というのは自分の意思ではどうにもならないこともあります。実行したがるタイプというのは、それをもどかしく思ってしまうでしょう。
しかし、無言無実行タイプは自分の強い意思というのがあまりないので、何が起きても身を任せることができます。意外とできそうで、できないことです。
窮地に陥ったとき、アンビリバボーな展開になったとき、難なくやり過ごせるのはこういうタイプかもしれませんね。
悪いところ:結局は何もしてない
ずいぶんと良く言ってはみましたが、基本的に何もしたいと思わず、何もしない人。つまりは何もしていないのです。
忙しい時間のなかでもぼーっとすることは至福の時でもありますが、ぼーっとした日常のぼーっとした時はただの日常に過ぎません。
いかがでしたか?独断と偏見で書いてみました。あなたはどれに当てはまっていましたか?
ちなみに私の理想は無言実行、現実は無言無実行
今までの人生は基本的に有言無実行でした。「こうなる!」「こうしたい!」と言ってみて、そうならないことの連続で非常に自分に失望しました。宣言することで多くの人にも迷惑をかけるので、それを控えようと思ったのです。
なので、現在は無言実行が理想です。そうできている部分がある反面、無実行で終わっていることもあります。しかし、このペースが自分には合っているのだとも感じています。
何も言わずに頑張って、成し遂げてから実は…という方が私の性格にも合っています。プレッシャーも感じずに済むので、豆腐メンタルの私には無言が理想なのです。
だけど、本音は有言実行したいのかも
最近の私は有言しています。それは「言うことによってそのために何をすべきか考えられる」「宣言したからにはやらなきゃ」と思えるからです。ブログを書いている時点で「言わないんだからね!」とツンデレみたいなことは言ってられませんわ。
それぞれに良さも悪さもある
本音を言うと、無言派の私は有言実行って恥ずかしいなって思ってしまう部分があります。というか、ありました。この記事を書く前は。
というのも、発言なんて誰でもできるんだから、わざわざ自分でハードル上げなくてもよいのにと思ってしまったからです。あとは「自分たちが正しい」という姿勢も嫌でした。言わない自由もあるだろと思います。
でも、それは言う自由もあることと同じなのだなと感じました。私は有言はできないけれど、そういう人たちってまあすごいなと。良いところと悪いところを書くと、良さも悪さも気づくものです。
なので言うとすれば「自分スゴイ」と言っても良い。それは良いことだと人に広めるのも良い。ただ自分を持ち上げるために「やらない奴はアホ」とか言ってるのは、自分の価値は上がらないどころか、むしろ下げてるだけってことです。
でも自分ではない人がいるから自分がいて、その反対意見によって主張が成立するということもあるので難しいですね。
言っても言わなくても良い。ただし、そのメリットもデメリットも受け止めるべし。ってことなのかもしれません。こんなことを書きつつも「こうなりたい」と有言実行に憧れているところもあるaoikaraなのでした。
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