嘘の戦争でなんとなくヤスケンは許してほしいaoikaraです。なんか憎めないじゃないですか~そういうヤツの方が恨みを持つ方としては腹が立つのかもしれませんけどね。
というわけで今回のテーマは…
嘘の戦争 第5話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。
▼第4話の記事はこちら
- あらすじ:興三の前に最後のターゲット…かと思いきや
- 第5話のGOODポイント
- 第5話の気になったポイント
- 嘘の中に本当の気持ちをにじませる浩一とハルカ
- どんどん隆の手が忍び寄る
- まさかまさかの新ターゲット
- 次回:最後まで嘘を吐ききれたヤツの勝ちだ
あらすじ:興三の前に最後のターゲット…かと思いきや
OL事件の主犯・九島亨に近づく浩一とハルカ
一ノ瀬浩一(草彅剛)の家族を惨殺するキッカケになった、OL強姦致死事件の主犯・九島亨(平岳大)は銀行の本部で次長を務めていた。浩一はパイロット、ハルカ(水原希子)はCAに扮装し、カップルのふりをして九島と愛人の五十川(真飛聖)にも近づく。
自分より優秀な人にはこびへつらう九島は、浩一と接点ができたのに上機嫌。さらに、若くて美しいハルカの姿に、愛人の前でも鼻の下を伸ばしていた。
さらにハルカは、五十川から「九島が破滅するような弱みを握ってるから別れられない」という話を聞く。
さらにハルカは投資の相談と言いながら九島に近づく。恋愛相談をして、自身の寂しさを九島で紛らわせようとする雰囲気を醸し出す。
百田のバーに隆がやってきた
百田(マギー)のバーに浩一がいるところを、二科隆(藤木直人)が見つける。そして「千葉陽一を知らないか?」と尋ねるも、浩一は「誰かわからない」とすっとぼける。
さらに、バーにやってきたハルカの姿を見て、隆は「どこかで見たことがある」と察していた。
浩一は楓を使って興三に会おうとたくらむ
浩一は楓(山本美月)と会い、父親である興三(市村正親)にあいさつをしたいと申し出る。しかし、楓は気乗りしない様子。聞いてみると、父親とはもうしばらく話していないとのこと。誕生日に行ったのも、晃に言われて仕方なくだという。
それは自分の友達の家を見放したからだった。「許せる?」と聞く楓に「許せるよ」と答える浩一。自分の思いと重ね合わせて「許せた方が楽」と答えるのだった。
そんな浩一に「誰か許せない人でもいるの?」とさらに聞く楓。しかし、浩一は「いないよ」と答えてはぐらかすのだった。
事務所に盗聴器が仕掛けられた!?
そんな折、浩一が事務所にしている場所に盗聴器が仕掛けられていることが発覚。そんなことがあるのではないかと、重要な書類や興三が罪を告白した録音テープは別の場所に移動させていた。
盗聴器を仕掛けさせたのは興三だった
どうやら興三がムグルマという男を使って、盗聴器を仕掛けさせたようだった。いざとなったら隆には任せられない、父親である自分がなんとかすると隆に告げるのだった。
楓は父と久しぶりに話し合う
楓は浩一の言葉に背中を押されて、久しぶりに父親の興三に会うことに。「会ってほしい人がいるの」と浩一のことを紹介したいと言う。特に話すこともないが、一緒にいるだけでも以前よりは一歩進めたと感じる父子だった。
九島とハルカの仲は深まり、五十川の嫉妬心が…
ハルカは九島に取り入り、仲を深めていた。そんな二人の様子を目撃する五十川、そして浩一もその場に居合わせたふりをする。
さらに九島がハルカに「離婚する」「子供がほしい」「一からやり直そう」とまで言っているとそそのかす。五十川は自分が弱みを握ってるから別れられないと思っているが、内心は不安でたまらなかった。
浩一に感謝する晃
晃(安田顕)は楓が父の興三と会ったことを浩一に告げ、浩一のおかげだと感謝する。そして二人は「友達」のように話し合うのだった。
九島を陥れる作戦実行
以前、浩一は九島にとある荷物を預けていて、自分の代わりに届けてほしいと伝えていた。その場所に九島が訪れると、麻薬取締官を名乗る男性2人(実は百田とカズキ)が九島を捕まえる。預かっていた荷物にはドラッグが入っていたのだった。
とっさに逃げる九島に浩一が電話をかける。「殺してやる」と匂わせて。そんな九島にハルカが会いに来る。自分も浩一に騙されたのだと訴える。そして二人で逃げることを約束したのだった。
…と、その二人の様子を五十川が見ていた。そして、五十川は告発する。九島は自分の妻のために多額の融資をしていて、そこから報酬を受け取っていたとのこと。
九島は資金を隠してある別荘を訪れて、尾行していた浩一と対面する。九島を追い詰めると、OLの事件で女性を連れてきて見張りをしていたのが晃だということを知る。そして何もせず、浩一は立ち去っていった。
九島が別荘から出ると、警察に囲まれた。九島は横領の容疑で逮捕され、浩一の復讐も完了したのだった。と、同時に、晃という新しいターゲットができた。
いよいよ浩一が二科家へ足を踏み入れる
楓の恋人として興三に紹介されることに決まった浩一。味方になってくれる晃と楓を引き連れて、隆と興三が迎える二科家に浩一が足を踏み入れたー。
というストーリーでした。いやーいよいよ直接対決ですね。でも、その前に新しいターゲットも見つかってしまいました。というわけで、詳しい感想を書いていきます。
第5話のGOODポイント
- 上司にはこびへつらい、部下はこきつかう。それって部下の手柄は上司の手柄、上司の責任は部下の責任、っていう半沢直樹の銀行員みたいじゃない!
- 五十川「ミニが似合うのも今のうちよ」
ハルカ「え~似合ってますか~」
って良い切り返しだよね。嫌味には天然のふりが効くってことね。 - 自分の事情を先に打ち明けて、後から相手に真意を打ち明けさせる、詐欺の良い作戦ですね。
- 浩一の「地獄に落ちろ~ぉ」の言い方が良い(表記が難しい、語尾が揺れてる感じ)。
- 仕事中に若い女の子の写真見てニヤニヤする上司…最悪だ!
- 自分には「離婚」も「子供」も言わなかった男が、自分より若い女性にそんなことを言ってたら、そらあぶち切れますわ(五十川さんはもっとキレても良かった)
- 晃が浩一を連れて行く店、すごく雰囲気が良いよね~。ってか晃の店のセンスは悪くない。
- 晃曰く「(浩一は二科家にとって)救世主か?幸運の神様か?」うーん…悪魔かもね。
- 大学の先輩エピソードからの伏線は見事!
第5話の気になったポイント
- 上物の小麦ってどんな感じなんだろう。サラサラなのかな?
- 猟銃を地下室に持ってかずに置いてったのを見て、絶対にアウトだなと思ったらやっぱりそう。隙がありすぎる。
嘘の中に本当の気持ちをにじませる浩一とハルカ
隆となら「友達」になっても良いかもしれない浩一
浩一は今回「相手を騙すならまずは自分から」と言ってましたが、ちょこっと自身の本音が表れていたようなシーンがありましたよね。
それが隆との会話のシーン。友達がいないという隆に対して、自分も友達がいないという浩一。二人でいろんなことを考えて何かするのも、悪くはなさそうと感じているようい思えました。
二科家には復讐したいし、隆はそのための道具。でも、隆の人となりは嫌いではない。と、感じさせるようなシーンだった気がします。
浩一への思いは本気のハルカ
ハルカは九島を翻弄する女性のふりをしていました。五十川や九島に恋愛の話をするときに、ちょこちょこ本音を織り交ぜていましたね。
「彼は全然本音を見せない」「彼にはほかに気になっている人がいる」「私と全然違うタイプで」「いつかそっちに本気になっちゃうんじゃないかって」
楓に対するジェラシーのようなものを感じます。もーう、ハルカが楓に接触したせいで、隆が写真を見せて「私、この人知ってる」とか、なりそうで怖いです。
どんどん隆の手が忍び寄る
やーっと隆がハルカの存在に気づきましたね。いつも同じ人に詐欺やらせてたら、そらあバレるよな~って気はします。化粧と服が違うとは言え、まったく同じ人なんだし。
まだ一ノ瀬浩一=千葉陽一には気づいてないですが、次回予告では児童養護施設で鉢合わせするみたいだし、気づきそうですね。三瓶守(大杉漣)も千葉陽一のことを話したい様子にも感じられましたし。
あっ、もしかして百田が経営しているバーに来て探っているときに、オウムが何かしゃべっちゃうとかないかな?ないかー。(オウムの声をスマップのメンバーがやってるって話は本当なのかな?)
まさかまさかの新ターゲット
九島から聞いた事件に関わっていた人物はまさかの
晃
でしたね。そういえば隆が「誰のせいでこんなに人を疑うようになったと思ってるんだ…」って晃に対してつぶやいていたこともありました。
浩一的に「使える」と思いつつも、素直な人柄には「嫌いになれない」という感情もどこか感じられたし…。晃が事件に関わっていたこと知ったときは、怒りとか悲しみとか、いろんな感情がごっちゃになっていましたね。野球ボールにぶつけてました。
女性を探してきて見張りしていたって、完全にパシリだけどなぁ。悪意は感じられないからちょっとかわいそう。でもまあ、女連れてこいって言われて連れてくるって、ひどいですよね。女性を道具として見ている感じがするし。
事件のことは知らなかったんじゃないかな?って晃は許したくなるから、そう信じたくなっちゃうwでも、浩一からしたら罪は罪。復讐ターゲットまちがいなしですよ。まあ、晃だったら小悪党くらいですけどw
んで、浩一の新しいターゲットになっちゃいましたとさ。
次回:最後まで嘘を吐ききれたヤツの勝ちだ
二科家に招かれた浩一は、興三と隆に過去を詮索される。しかし、話は意外な方向に進んでいき…。一方、ハルカは何者かに尾行されている気配を感じる。同時に二科家が疑いの目を向けていることにも脅威を抱いていて…。
さらに隆は千葉陽一のことを知るために、再び児童養護施設を訪れ、三瓶守に会おうとする。
わーわーわー、事態が動きそう!やっと外野の敵は倒しましたからね。残りは二科家!
予告の「最後まで嘘を吐ききれたヤツの勝ちだ」って言ってる草彅君、カッコイイですね。こういう決め台詞ってダサく聞こえてしまいがちなんだけど、役者にハマると格好良く見えます。
スローペースですが復讐物ってだいたいそういうものなので、楽しく見られています。来週も楽しみです。
良かったらポチッとください。
励みになります。
aoikara
▼第6話の記事はこちら
▼『嘘の戦争』記事一覧はこちら
▼お仕事のご依頼はこちら