中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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【読書感想文】高須克弥・西原理恵子『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』

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基本的に小説しか読まない私がこの本を読んだのは意外な偶然。思わず読まずにはいられなかったのです。

 

 

※ネタバレを含みます。気になる方はご覧にはならないでください。

 

あらすじ

誰も高須克弥院長を止められない!!

熟年バカップル恋愛を赤裸々に描いた「ダーリンは71歳」のスピンオフ本です。「尿漏れ」「ツイ廃老人」「やわらかメンマ」などなど、描かれたい放題だった高須院長が、思いっきり反論に転じたロングインタビュー本なんです。彼女・西原理恵子さんの描き下ろしマンガも多数収録。感涙名作シリーズとなった「りえくまちゃんとぼく」の新作も!!

【編集担当からのおすすめ情報】
反論と言いながら、バカップルのノロケ本です。でも何故か、面白いんです!

Amazon商品ページより引用

 

読んだキッカケ

今回、前置きが長いです。

 

この本に関しては、知っていましたし、気になってました。というのも、私は高須先生をTwitterでフォローしていて、この本の宣伝もちらちらと目に入る機会があったからです。

 

また、購読しているブログでも読書感想を読んで、より「面白そう」「読みたいなぁ」と思いました。

fujipon.hatenadiary.com

こちらのブログです。

 

「読んでみたい」とはたしかに思いました。ただし、私はいろんなことに「〇〇したい」と思っても、行動しないことがほとんどの腰重人間。まさに高須先生とは真逆な人間。

 

そういうわけで「読みたい(けどお金かかるし、時間ないし、いつかね)」くらいの去りゆく欲求の一つだったんです。非常に失礼なことなんですけど。

 

ところが

 

6月のはじめにやたらTwitterの通知音がうるさい日があったんですよ。何事かと思って見たら、とあるツイートの「いいね」や「RT」が伸びている。どうしたんだろうと思ったら…

 

 

うん、びびりましたよね。まさか高須先生からリツイートされると思わないじゃないですか。本当にエゴサーチしているんだとか、えらいこっちゃとか。さすがに「YES!」は言わなかったけど、「ああ…え、えええええ!!!」くらいは言いましたね。

 

その該当ツイートがこちら。

 こ、これは。先ほど紹介させていただいた、本の感想を書いた方のブログ記事にさらに私が感想を書いただけのツイート。高須先生がリツイートしてくださったのは本当にありがたいのですが、私は本を読んでいるわけではないので申し訳ない…。

 

と思ったので、買ったわけですよ。

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ほれ。あれ、商品写真みたいで味気ないので私の手を映り込ませて、もう一枚…

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本当に買いました。読むために。そういう意味で高須先生のリツイートは広告や宣伝になっているんだなぁ。策略にはまったような悔しいような、見事ですよね。たぶん意図せずだと思いますけど。

 

とはいえ、6月は忙しかったので途中までしか読めず、昨日やっと読み終わりました。なので、感想を書き記しておきます。

 

大前提として

まだ、前置きです。

 

私は高須先生や西原理恵子さんの信者でもないしファンでもないです。だからと言って否定的に見ているわけでもないです。高須先生に関しては…

  • 高須クリニックの院長
  • 地位・権力・金、全てを持っている人
  • ゆえに、それを活かしてTwitterで見せつけてくれる楽しい方
  • そうそう、Twitterが大好き
  • スポンサーもやる

というイメージ。

 

西原先生に関しては…

  • 漫画家
  • 絵や作品は知っているけど、しっかりと読んだことはない
  • 高須先生と交際中で幸せそう
  • 昔は苦労したらしい

というイメージ。

 

そんな視点。なので、本の中には私が知っていることから知らないことまで、いや、知らないことの方がたくさんある。思わず調べたくなるようなこともね。

 

でも、せっかくだから今の視点で感じたことを大切にして、そのままに感想を書いておきたいです。そして、書き上げてからいろいろ調べることにいたします。

 

やっと、前置き終わりです。

※文章の都合上、敬称を略させていくこともございます。

 

高須克弥は前しか進まない男

この本の読んでわかったのは、高須先生は前しか進まない人ということ。いや、前だけを見ているとも言うべきか。自身でも何度もそんな風に語っている。

 

いいことも、悪いことも、過去のことはひきずらないで、前向きに生きていくことにしている。 ーP.15

 その“悪いこと”がなかなかに重大で。とある出来事で人生のどん底に、歩みを止めるストップの期間になってしまった。その話が、何度かこの本には出てくる。

 

しかし、毎度さらっと書かれて終わり。もちろん、そこにスポットを当てて詳細を書いてもある。ただ、それ以外はその後のことや、別の何かを語るための引き合いとして出されているだけなのだ。

 

後悔していることや落ち込んだことなど、人生において“悪いこと”を強く覚えていたり、感じたりしている人は、文章や言葉にも出てくる。頻度だったり、文章量だったり、じわっとにじみ出る雰囲気だったりで。この本には、それがない。

 

何度も出てくるのは、人生において重要なことであるのは確かだからだろう。実際にも記してある。

 

免停をくらって、もうここで医者としての人生は終わったと思ったあの空白の一年が、その後の僕の人生を支える、大きな転機になったんですよ。 ーP.90

どん底でも前に進み、むしろ立ち止まったからこそ、大きく前に進めるキッカケになった出来事なのだなぁと感じた。だから、通常であれば“黒歴史”のような過去かもしれないけれど、高須先生の前を向く姿勢で、人生でなくてはならない出来事に変わった。

 

文章にもその前向きさが表れているんですよね。「落ち込んだ」「傷ついた」なんて言葉もある。でも、もう次には前を向いて、どんどん進んでいく。この“常に前を向く姿勢”というのはすごい。この生き方は本当に清々しい。

 

高須克弥は規格外な男

高須先生は規格外な人だ。詳しくは知らない私でもヘリコプターのCMや自分で整形を試しているらしいことは知っている。リオオリンピックでナイジェリアのサッカー選手たちを支援したり、ポケモンGOをヘリコプターで遊んだり、話題になる話も規格外だ。

 

高須先生でなくても、地位と権力と金を持っている人はたくさんいる。いるに違いない。いや、私は知らない。だって、そういう人たちはみんな隠してしまうから。私のような庶民にとっては、雲上人であり本当にいるのかさえわからない人たちなのだ。

 

でも、高須先生は隠さないし、良い意味で見せつけてくれる。Twitterを見ているとそんな日々を垣間見れて圧倒される。その姿はとても気持ちが良いし、庶民として大歓迎なのだ。品のないお金の使い方は見せつけられてもゲンナリだけど、高須先生は妙に品がある。これが不思議なところだ。

 

さらに、この本ではそんな規格外な男、高須克弥の頭の中を少しのぞける。「どうしてこんな規格外なことをしたんだろう?」という問いに「そう思っていたんだ」という答えをくれる。これが面白い。

 

自分の身近には絶対にいない人の頭の中を見られる。それはすごく楽しい。まあ、規格内の人間からすると深部までは理解できないけれど、見られるだけで面白いのだ。

 

基本的にその思考回路は「思いついたから」。感情や思考が浮かんでから、行動までのスピードが尋常じゃなく速い。そして、持っているものを存分に使って行動する。

 

他の人でも「思いついたらすぐに行動する」なんてできそうなことだ。でも、なかなかできない。「どうしようか」「これはダメかも」なんて考えに考えに考えてから、「やっぱりやめよう」なんて行動することすらしないことだってある。

 

そのスピード感もまた、企画外な人なのだ。

 

高須先生のそばには“サイバラ”先生がいる

この本を読んでいると、高須先生の横にはいつも西原先生がいらっしゃるように感じる。いや、一人なんだろうなとわかるシーンでも、ふっと西原先生がいるのだ。西原先生について語る場面でもないのに、「サイバラは」って高須先生の口からふいに出てくる。

 

それって、なんだか良いなぁと思う。何かを話したり考えたりして、「そういえば」とぱっと思い浮かんでくるのは大切な人の顔だ。どんな素晴らしいことでも、どんなくだらないことでも、一緒にいたいと思うのは大切な大切な人。それを高須先生の言葉や文から感じて、すごくいいなって思うのだ。

 

きっと二人は合うのが不思議なくらいに真逆な人たち。でも、高須先生は西原先生がいて幸せだし、西原先生も高須先生がいて幸せだし、それをものすごく感じられる。

 

ふとした瞬間に“サイバラ”先生が出てくると、ふふっとほほえましくなってしまう。72歳と52歳のカップルにね。不思議とね。何を言っても愛を感じるわけ。それが読んでいる側としてもほほえましいの。

 

普通に読んで良かった

きちんと面白い本でした。読ませてくれる文章で、途中にはさまれている西原先生の漫画も楽しい。

 

この本を読んで何を学ぶかとかそういうものではない。ただ「読んで良かった」「面白かった」と感じる。それだけで私は満足なのです。

 

でも、見たことがないものを見られて、感じたことがないものを感じられる。それは確か。買って、ちゃんと読んで良かったです。

 

以上です。

 

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