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【ドラマ】小さな巨人 第10話 感想 怪物の涙と正義

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「小さな巨人」の意味がやっとわかってスッキリしたaoikaraです。それを言わせるためのドラマだったのかなーなんて。

 

というわけで今回のテーマは…

 

小さな巨人 第10話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼小さな巨人 第10話 ネタバレ記事はこち

www.aoikara-writer.com

 

第10話のGOODポイント

  • 香坂の奥さんは本当に癒やしですね。張り詰めたときでも、家に帰ったら本当にほっとできそう。

 

第10話の気になったポイント

  • 記者に情報をリークしたくらいで釈放されますかね?あれも小野田が真実を知るためにやったアシストだと考えた方が納得です。
  • キャップをなくしたペンをいつまでも持っていますかね?色が出なくなりますし、別のペンに替えると思うんですが…使い続ける意味って?
  • 香坂が何度も「辞表を書いた」って言ってるんですけど、「辞職願を書いた」ですよね?辞表は出されるものであって、書く物ではないと思うのだけれど…。
  • 小野田が裏帳簿をすり替えていたけど、あんな分厚いものを1冊分も作り上げたの!?めっちゃできる人じゃん。
  • 理事長がけっこう手の込んだ感じで鉄骨落としていて笑いましたwあそこで計画性あるなら、もっと別の殺人方法があったと思うんですけどね。
  • 土下座した香坂に「今回はおまえかーい!」ってツッコんじゃいました。なんだろう、香川照之さんが土下座をしない感じ?w
  • 香坂があの切れ端持っていて良いんですか?あれって事件の大事な証拠でしょ?普通に立件に必要なのでは?
  • 後任は誰が捜査一課長になったんだろうなぁ。

 

第10話の感想

やっぱり黒幕は小野田じゃなかった

ですね。前回のブログでも、私言ってましたけど。

横沢を殺したのはアリバイがない理事長っぽいですが、そもそもの黒幕は誰なのか。普通の流れだと小野田だけど、予告の「あなただったんですね」の香坂のテンションが明らかに「今まで考えていた人とは違う」って感じでした。

だから小野田が黒幕ってのはなさそうです。

当ブログ:「【ドラマ】小さな巨人 第9話 ネタバレ&感想 もはや顔芸大会だけどそこがいい - 中卒フリーライターほぼ無職。」より引用

 

ね、というか普通に最初から怪しい理事長が殺して、最初から怪しい富永が一緒に仕組んでたっていう普通の事件だったんですね。巨大な闇だからこそ、手出しできない怖さってことなのかな?

 

とりあえず香坂はいろんな人に謝っておこう

うん、いろいろやらかしているよ。

 

山田には「辞職願破いちゃってごめんね」

山田が辞職願を書いて「一人で行く気ですか」って言ってくれたのに、それをビリビリと破る香坂。山田がめっちゃキレイな字で書いていたとしたらかわいそう…。

 

まあ、でも山田には今までも何度か裏切られているから、これは両成敗でいいじゃない。

 

父親には「軽蔑しちゃってごめんね」

香坂は所轄刑事になってやる気をなくしていた父親をずーっと軽蔑していたんですよね。でも、それは真実を貫こうとして刑事をやめようとしたけど止められて、結局警察組織を抜けられないふがいなさだった。

 

香坂の母親が言っていたように、「やめないことがけじめ。香坂を守っていた」のでしょう。そのことに香坂が気づいても「父さん、ごめんな」の一言もないのがちょっと驚き。自分で勝手に軽蔑して、勝手に納得してるんだよなぁ。

 

小野田には「いや、本当に全体的にごめんね」

今回の事件で証拠もない(状況証拠っぽいのはあるけど)のに、小野田を殺人事件の犯人だと決めつけて得意げに推理述べていましたよね。結果、小野田は清廉潔白。

 

「このお詫びは必ずする」と言ってたけど、今までもそうやって言って何もしてこなかったよね、香坂。そもそも小野田に目を付けられるのは、勘違いで捜査を進めて勝手に犯人を決めつけるクセがあるからなんじゃ…。

 

だとしたら、香坂こそ冤罪を作りそうな刑事ですよ。本当に小野田には誠心誠意謝罪して、刑事としての心がけも見直しましょう。勘は鋭いし行動力もあるし、人望も厚いからさ。そこだけ直せば本当に“怪物”になれると思いますよ。

 

本当に捜査一課長・小野田こそ正義だったよ

香坂の父親が「捜査一課長は正義そのものだ」とよく言っていたそうですが、小野田こそまさに「正義そのもの」な人間だったわけですよね。

 

17年前の事件だって真相を暴こうとしたのに、香坂の父親が富永に丸め込まれちゃって、裏切られて泣く泣く黙った。小野田こそ「敵は味方のフリをする」を実感してきた人なのでしょう。だけど、ずっと証拠は捨てずに持っていた。

 

殺人事件を隠蔽した香坂の父を告発するのは「裏切り」ではなく「正当防衛」みたいなもんでしょう。先に切りつけてきたのはあっちですし。

 

そして、捜査一課長になった現在も。まず香坂は「小野田に裏切られて所轄に飛ばされた」って思ってますけど、そもそも裏切られてないんですよ。酒を呑んだことは事実で、本当のことを言っただけ。警察としての正義とか言うなら、正しいことを言った小野田に何の問題があるの?って話ですよ。

 

そして、今回の事件。たしかにずーっと警察官の悪事をかばっている。そういう意味では正義じゃない。でも、捜査一課長として警察組織を守るという職務は常にまっとうしている。警察官を守る法律はない、なんて香坂は言ってますが、ある意味で小野田は守ってきた。

 

そして、心の中では「殺人を犯したら捕まらなければならない!」って強く強く抱いていたんですよ。ずーっと正義があった。思いを打ち明けたときの涙は、その正義の涙。怪物なんかじゃなくて、ちゃんとした警察官ですよ。

 

しかも、最後は捜査一課長を退いて、なんと所轄の署長になったんでしょう?しかも「日本一の所轄にする!ライバルは警視庁!」とかめちゃくちゃ張り切ってるじゃないっですか。

 

正義感バリバリな警察官じゃないですか!

 

というわけで、私は密かに「小さな巨人」は小野田なのではないか、と思います。もちろん香坂も面白いキャラクターですよ。でも、小野田が格好いいと思っちゃいました。

 

総括

なんだかんだで面白い!

好き勝手言わせていただきましたが、それもこれもちゃんと面白いドラマだからですよ。面白くなかったらテレビのスイッチ即OFFですからね。ツッコミながらも面白い。

 

それは役者さんの力かなと思います。力を振り絞るような全力の演技は本当に見応えがありました。

 

香坂が捜査一課長を目指す物語でもあると思うので、続編もできたらうれしいですね。スピンオフで「豊洲署署長・小野田の踊る大捜査線」とかいう話もできたらおもしろいですけど。あれ、どこかで聞いたことがある…?

 

というわけで3ヶ月間ありがとうございました。また、このドラマを観る機会があったら楽しみです。また半沢メンバーでのドラマも期待しています。そして、半沢直樹の続編もやって!

 

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