2017年10月22日(日)の衆議院選挙。さて、本日は前日ですが、期日前に投票した人も、当日に投票する人も、また選挙には行かないという人もいるかもしれません。なかには、選挙には行きたいけど、誰を選べば良いのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
私もそういう人の一人。そこで、自分なりの
候補者の選び方
を考えてみました。政治に関しては素人同然、20代女性で独身、フリーランスのライターという一個人としての意見です。
候補者の情報を全部書き出して比較する
何を比較すれば良いのかわからなかったので、とりあえず候補者の情報を全部書き出してみることにしました。新聞社によるインタビューや比較を見ても良いですし(社によって偏りがあると思うのでなるべくいろんな社のを比較)、実際に演説を聴いても良いと思います。
今だとホームページが充実している議員が多いので、そこから情報を得るのもありです。
私がピックアップした情報一覧はこちら。
- プロフィール:政党、出身、学歴、年齢、前歴
- 政策:教育、就労、社会保障、防衛、憲法、原発など
- 実績:政策と同じ
- 若者の視点として:ホームページの充実度、SNSの活用
これらを表にしてまとめて、候補者を比較して誰に投票するか考えました。
(例)衆議院選挙 候補者選出の票
※こちらは一例です。実際に候補者がいるわけではないですが、こんな風に考えてみました。
特に言及していないのであれば空白にしました。政党も同じように情報をまとめて比較できます。最高裁判所判事だと調べるのが大変ですが、これに判例とかプラスすると良いかな。
情報を羅列することで、比較がしやすくなります。また、自分の中で何を優先させたいのか、ということも明確になるでしょう。そこからどう決めていくのか、これは二通りの選択方法があると思います。
選び方は二通り
絶対に譲れない「ベスト」で選ぶ
この情報の中で、自分が絶対に譲れないポイントがあればそれで選ぶ。たとえば「絶対にこの政党が良い!」ならその政党の候補者とか、「この政策は譲れない!」ならその政策を強く推していたり実績がある候補者とか。
自分の中での「ベスト」を見つけると候補者も絞りやすいです。
細かく比較して「ベター」を選ぶ
とはいえ、自分の考えにぴったりハマる候補者なんて、なかなかいません。だからこそ、選挙は「ベストよりもベター」を選ぶと良いと言われているそうです。
なので、先ほどピックアップした情報を元に票を作り、ポイントを加算していく方式をとってはいかがでしょうか?「良い」と思う項目に1ポイント加点。絶対に嫌だと思う項目は1ポイント減点。どちらでもないのは±0。
そして、ポイントが最も多い候補者に投票。これならベストではないけど、ベターな選択はできるはずです。
手間はかかりますが、きちんと選挙に向き合えます。そのおかげで制度や法律を知れたり、自分にとってのメリット・デメリットにも気づけたり、より国に関心が持てました。国民が政治に向き合う時間って限られていて貴重なものですし、こういうのも大切かな~と思います。
何よりも大切なこと
まずは自分を知ること。自分はどんな立場なのか。年齢、職業、家族、性別…などなど。そうすれば、自分の立場にとってプラスとなる選択は何なのか、客観的に考えることができます。
あとは、他人の意見に左右されず、自分自身の目で見て、耳で聞いて、敏感に情報を得て、確かめること。「〇〇さんが良いって言ったから良いんだ」と決めるのも選択方法の一つですが、自分なりに考えるというのが有意義な時間だと思います。
何よりも自分の意思で決めることが大切なのではないかな、と私は感じます。誰に投票するにせよ、どこの政党に投票するにせよ、選挙に行くにしろ行かないにしろ、自分の意思ならよし。
そんな自分の意思を見つけるために、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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aoikara