中卒フリーライターほぼ無職。

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下町ロケット2 第7話 ネタバレ 帝国重工からの決別宣言!そして復讐が始まるー

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復讐するほど憎しみがないaoikaraです。憎いって感情はありますよ。でもね、その前に自分の心が折れちゃうメンタルお豆腐ですから。

 

というわけで今回のテーマは…

 

下町ロケット2 第7話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼下町ロケット2 第6話 記事はこちら

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第7話 あらすじ

帝国重工の専務・的場の指示で、佃製作所は無人農業ロボットのプロジェクトから外されてしまう。しかも、佃がやらないなら断ると言った、野木を説得するように言われる。さすがに佃もふざけるなと怒る。

 

トランスミッションの穴埋めをするために、新しい仕事も決まるが、別の会社に奪われてしまう。それがダイダロスとギアゴーストだった。

 

いろんなことを受けて、佃は野木にプロジェクト復帰を説得しに行く。その中で、自分たちは実験用の無人農業ロボットの開発に協力させてほしいと告げる。こうして、野木は佃製作所のトランスミッションの最初の顧客となった。

 

帝国重工の記者発表で、的場が無人農業ロボットのアルファ1を大々的に発表。しかし、ダイダロスの重田やギアゴーストの伊丹に先手を打たれて、無人農業ロボットの開発は二番煎じになってしまう。

 

第7話 詳細なネタバレ

裏切り

新たな事業として無人農業ロボットの開発を手がけることになった、帝国重工の財前道生(吉川晃司)。しかし、責任者は専務の的場俊一(神田正輝)に変わり、エンジンとトランスミッションは内製化に切り替えると言われる。

 

「佃製作所は、切れ」

 

と的場に言われた言葉を思い出す財前。そんな財前は佃製作所を訪れていた。

 

社長の佃航平(阿部寛)を始め、多くの社員に明るく迎えられる財前。打ち合わせの前に、技術開発部へ財前を案内する。

 

試作中のトランスミッションを見て、「素晴らしい!」と財前は褒める。部品について質問すると、技術開発部社員の立花洋介(竹内涼真)が丁寧に説明をする。

 

「あなた方は一からここまでのものを!」財前は感嘆の声を挙げる。「うちも総力をあげています」と佃は答え、社員たちも口々に「よろしくお願いします」と言って頭を下げる。

 

打ち合わせには佃と財前の他に、営業第一部部長・津野薫(中本賢)、営業第二部部長・唐木田篤(谷田歩)、技術開発部部長山崎光彦(安田顕)、営業第二部係長・江原春樹(和田聰宏)、経理部係長・迫田滋(今野浩喜)が集まった。

 

「実は皆さんにお詫びしなければならないことがあります」と、財前は一番最初に言い出す。「本当に申し訳ございません!」といきなり頭を下げる。佃や社員たちは戸惑いつつ、理由を尋ねる。

 

「エンジンとトランスミッションを内製化する方針が打ち出されました」

 

財前の言葉に衝撃が走る。佃は、今までも帝国重工の内製化の壁に苦しんできたが、ようやく乗り越えて、今の信頼関係を築き上げたと訴える。それなのに、なぜここにきて内製化なのかと。

 

財前の回想。「佃製作所は、切れ」と的場に言われた財前は、「お待ちください!エンジンとトランスミッションは、すでに佃製作所にお願いしたはずです!」と食い下がる。「それは君が責任者だった頃に決まったことだろ?」と言うのは、同席している機械事業部部長の奥沢泰之(福澤朗)。

 

それでも財前は、ロケットエンジンのバルブシステムを供給してくれている佃製作所との信頼関係が失われると訴える。「信頼関係?あんな町工場どうだっていいじゃないか」的場は忌々しそうに言う。

 

奥沢も、今まで下請けに頼らざるを得なかったことが間違いだと主張。「佃製作所の技術力を侮ってはなりません!」財前の言葉も虚しく、そんな甘い顔をするからつけあがらせたとまで言われてしまう。

 

「宇宙畑のおまえが!口を挟む余地はない」

 

それが的場の最終通告だった。そして、佃製作所の社員たちを前に、財前は「私の力不足です。お詫びのしようもありません」と言うしかなかった。

 

津野は「さすがにそれはない」と言う。唐木田は感情的に、「長年付き合いのあるヤマタニとの仁義を切った」と言う。迫田は「社運を賭けた決断だったんです!うちには何ものこらないじゃないですか!」と怒る。

 

江原も「損害賠償ものですよ!」と言い、山崎も「エンジンもトランスミッションもあと一歩なんです!さっき褒めてくれたじゃないですか!」と…皆が口々に財前に反論する。

 

財前は「申し訳ございません!」とまた頭を下げる。が、社長の佃だけは財前を責めなかった。「うちのために精一杯頑張ってくれたと信じてますから」と。

 

財前は申し訳なさそうな表情をしつつ、「厚かましいお願いをしなければなりません」とも言う。それは北海道農業大学の野木博文教授(森崎博之)のことだった。

 

画期的な無人農業ロボットの自動走行制御システムを開発し、今回の帝国重工のプロジェクトにはなくてはならない人物。しかし、野木は佃製作所が参加できないと知ると、帝国重工との仕事も断る。「帝国重工ではなく佃に協力しようとしたから」というのが野木の思いだった。

 

財前は、佃に、野木を説得してほしいと懇願するのだった。また社員たちは猛反発。頼む相手を間違えている、責任者の的場が直接説得に行くべきだとも主張。実際に、財前もそう的場に進言していた。が…

 

「野木先生が納得できるように、佃に説得させれば良いだろ。佃に頼め」

 

と的場はあっさりと言ってのけた。 財前も「私の不徳のいたすどころ」と苦悶の表情。山崎は、うちは用済みなのに説得しろという言い分に怒りを抑えきれない。

 

財前はそんな筋合いではないと理解しつつも、「日本の農業を救うためにも、なんとかお願いできないでしょうか?」と必死に頼み込む。

 

「ふざけないでください」

 

佃が静かに言った。「うちにだってプライドってものがあるんだ。財前さん、今日のところは帰ってもらえますか?」佃は穏やかだが、腹の底に怒りを感じつつ、そう伝える。財前もそれ以上は言えなかった。

 

仕事と家族の狭間

帝国重工のロケット開発エリアで働く利菜(土屋太鳳)の元に、宇宙航空部本部長の水原重治(木下ほうか)がやってくる。チームリーダーになったことを「おめでとう」と称える水原。別件で用があるようで、利菜を別室に呼び出す。

 

ロケットの新しいエンジンで使うバルブシステムについて、佃製作所にも製造を依頼しているが、帝国重工でも独自開発していると水原は説明。もちろん利菜も知っている。

 

利菜の能力を買い、開発に本格的に参加してもらいたいという依頼だった。利菜は「光栄です」と頭を下げる。

 

ただ、開発の極秘は、利菜の父親である佃にも話すことは許されない。水原は、利菜の複雑な立場に理解を示しつつ、秘密保持契約を結んでほしいことを伝える。利菜は考えて…

 

夜、利菜が帰宅。居間で和枝がとうもろこしを食べている。すると佃もやってきて、「野木が贈ってくれた」と、一緒にとうもろこしを食べている。

 

「財前部長のプロジェクトで忙しくなるんじゃなかったの?」と利菜が聞くと、佃は「外されたよ」と答える。「え?」と思わず声が出てしまう利菜。佃は的場が責任者になって方針が変わったと説明。「全部の計画がパアだ」とも言う。

 

「結局うちでうまくいってるのはロケットだけだよ」と佃は言い、次のバルブシステムも期待して待ってろと利菜に言う。利菜はいろいろと思うところがあり、「そうね」とそっけない返事をしてしまう。

 

そんな利菜の態度にもやっとした佃は、「仕事に責任持て!」と説教。かちんと来た利菜は「持ってるわよ!」と憤慨。

 

「もういい!パパの愚痴とか聞きたくないの!私、これから仕事の話、家ではいっさいしないから!」声を荒げて、そのまま2階の部屋に行ってしまう。

 

 農家のしがらみ

新潟県燕市では、殿村直弘(立川談春)が車を走らせる。隣には嫁の咲子(工藤夕貴)も。久しぶりに妻に休みを取ってもらい、手伝ってもらったのだった。殿村の表情を見て、「頑張ってるみたい」と咲子もうれしそうな顔。

 

二人が店にやってくると、いろいろあって米を置く場所が変わったと言われる。今までは店の真ん中の目立つところ。そして今度は目立たない隅っこに。

 

「よぉ~」と殿村の高校時代の友人・稲本彰(岡田浩暉)が、農林協の吉井浩(古川雄大)と一緒にやってきた。そして、今まで殿村の家の米を置いていた場所は、「俺たちの販売スペースになる」と稲本は言う。

 

「安くてうまい、俺たち農業法人の米をしっかり売ってもらわねえとな」と。吉井は愛想笑いしながら「農業法人に入れば一緒に売ってもらえますよ」と一言。「結構です!うちはうちの米として売るから」殿村は硬い表情できっぱりと断る。


「あ~あ~そうかよ」と稲本は鬱陶しそうに話を遮る。「高いだけが取り柄の、殿村さん家の米だっけ?ま、買ってもらえりゃいいけどな?」と嘲笑しつつ。

 

吉井もにらみつけるように見ながら、「ま、あれだけ俺にでかい口叩いたんだからさ、タダで済むと思うなよ」と脅しとも言えるような言葉を遺し、にやりと笑って去って行く。

 

翌朝。咲子が新聞を取りに外に出ると、家の前に生ゴミが散乱。咲子は驚いて、殿村を呼びに家に戻る。

 

「なんだよこれ!」惨状を見て、殿村も表情を歪ませる。父の正弘(山本學)と母の恭子(立石涼子)はさっさと掃除を始める。「どっかのバカがうちをゴミ箱と間違えたんだろう」と正弘は言うだけで、気にも留めていない様子。

 

「お父さんそんなわけないですよ」と咲子が言う。「吉井の仕業だよ!文句言ってくる!」はらわたが煮えくりかえりそうな殿村が言うと、「ほっとけ!」と正弘は止める。「けど…」と言う殿村に、「いいからほっとけ!」ともう一度正弘は言った。

 

そこに、郵便配達が来て、殿村家にはたくさんの手紙が届く。

 

目指してきたもの

佃は電話で、殿村の話を聞き「そらひどいな」と言う。場所は社長室で、山崎も一緒にいる。

 

殿村もうなずきつつ、「親父見てたらそんな怒りも吹っ飛んじゃって」と、朝とは打って変わって穏やかな表情と口調で言う。

 

「年十年も厳しい自然相手にアタたかってきた親父にとっちゃ、人間同士のくだらないいざこざなんてどーうでもいいみたいで。親父にとって大事なのは、うちの米楽しみに待っててくれるお客さんだけなんです

 

そう微笑ましそうに殿村は言うのだった。と、思い出したように、財前から手紙が届いたとも言う。その内容は…

 

殿村さん、先日は大変勉強になりました。殿村さんのお宅で稲の収穫を経験し、私も新たな一歩を踏み出せたと思っております。おいしいお米をありがとうございました。

 

殿村さんの気持ちが存分に入ったお米を、たくさんの方に食べていただく、とても素晴らしいことだと思います。

 

そして、私が現在手がけている事業は、お父様の米作りを守る手助けになるかもしれません。その実現に向け、全力を尽くす所存です。 

 

財前道生

 

財前は「大型ロケット打ち上げビジネスにおける新提案」として農業に真剣に向き合っていた。

 

殿村は、他にもたくさんのお客様から手紙やメールが届くと明かす。佃は「そうか、何よりの力だな」と返す。

 

「なんか、愚痴なんかこぼしてる場合じゃないなって。良い米を作るために自分ができることを、とことんやり抜くだけですよ」殿村の声は清々しかった。

 

電話を切り、佃は山崎に向かって話し始める。佃がトランスミッションに目を付けたキッカケは、殿村の父親が倒れたことからだった。実際にトラクターに乗り、トランスミッションに強い可能性を感じた。

 

うまくいけば殿村の父の助けにもなる。同じように苦労している農家の人たちを救うことができるかもしれない。「だから俺は、大地に夢をかけると決めたんだ」と佃は言う。「はい」山崎もしっかりと聞いている。

 

「財前さんも目的同じだろ。形はどうであれ、まずは世に出すことが一番だ。俺は今、自分にできることをやろうと思う。財前さんに頼まれた件、引き受けるよ。意地を張ってたら日本の農業の発展を止めることになっちまう。それこそ、本末転倒になっちまう」

 

そんな佃の気持ちに、山崎も「社長らしいご決断だと思います。きっとみんなもわかってくれますよ」と返す。二人で口を粉だらけにして大福を食べた。

 

佃製作所の新たなビジネスモデル

唐木田と江原が急いで走っている。うれしそうに佃の元にやってきて、「江原がやりましたよ!」と唐木田は言う。「キジマ工業さんに、コーン機のエンジンの大口注文いただきました!」と江原はうれしそうに言う。

 

社員たちが拍手。キジマ工業といえば、ヤマタニと並ぶ大手。しかもトランスミッションの注文も。セット販売してきたと江原は言う。

 

場所を変え、江原は社員達にキジマ工業の注文内容を説明。コーン機のエンジンについて、企画段階から関わってほしいとの依頼だった。トランスミッションもセットで。そのため値引きも検討する必要がある。

 

津野はお手柄だと江原を褒める。エンジンとトランスミッション、両方手がける佃製作所だからこその仕事だと。「うちならではのビジネスの形が見えたってわけですね」と言う江原に、「言うなあ」と声も上がる。

 

「要するに」と水を差すように声を挙げたのは、やはり技術開発部社員の軽部真樹男(徳永聡)。「トランスミッションはエンジンのおまけ扱いってことですか?」という憎まれ口に、同じく技術開発部社員の加納アキ(朝倉あき)がたしなめる。

 

「別にいいだろ、な?」と佃は言う。「うちのトランスミッションを世に出せる機会だ。オマケ扱いでも、胸張って使ってもらおう!」と山崎も言う。 

 

立花は立ち上がり、「ありがとうございます、江原さん」と頭を下げる。「必ずものにしてみせます」と決意も伝えて。「おう」と江原は応える。

 

新規プロジェクトが本格的に動き出す

的場が社内を歩きながら、奥沢に話をする。新規プロジェクトの開発コード名が決まった。「アルファ1」だと。

 

的場は沖田会長との打ち合わせもあり、記者会見の予定も決まりそうだと明かす。「今月末までにメンバーを固めておけ」と命じる。

 

奥沢は、財前もたついているようなので、「私が野木先生の代わりを当たってみます」と言う。

 

代役

「そうですか、野木先生とはお知り合いで?」奥沢が野木の代わりとなる誰かと会っている。「一時期、共に開発を手がけましたが、頑固で考え方も古い。野木先生はもう過去の人ですかね」そう答えているのは、野木を騙したキーシンの社長・戸川譲(甲本雅裕)だった。

 

奥沢は会社のいろいろな事情があるとして、「よければ、今月末までにもう一度詳しく話を伺いたいのですが」と戸川に言う。「今月末ですか」と戸川はつぶやき…

 

企み

「まさか帝国重工の方から、君に問い合わせが来るとはね」そう戸川に上機嫌で話しかけるのは、テレビ番組製作会社・北堀企画社長の北堀哲哉(モロ師岡)。

 

料亭に集まっているのは、さらにダイダロスの社長・重田登志行(古舘伊知郎)にギアゴーストの社長・伊丹大(尾上菊之助)。何か企んでいる四人組が集まっている。

 

「引き受けるつもりですか?」と聞く伊丹に、「体よく断ったよ」と戸川。「ただ世間話だけで終わったんじゃないだろうね」とささやく重田には、「帝国重工は今月末に動く」と戸川が告げる。

 

「時は近いということだなぁ」という重田の言葉に、四人が目を合わせる。

 

そして重田は、伊丹に「面白そうな仕事がある」と言い出す。取り出したのはキジマ工業のパンフレット。「競合する相手がいるにはいるんだけどね」と重田。「へえー…相手はどこです?」伊丹は不敵に微笑んで聞く。

 

立ちふさがる道

「発注を見直す?おっしゃってることがよくわかりませんが…」

 

と言っているのは江原。佃と山崎も一緒に、キジマ工業の担当者と話し合い。タイミングが悪く、他に取引相手が見つかったと言われ、大口注文が一気になくなった。

 

その帰り際、重田と伊丹の二人と鉢合わせる。重田は「エンジンもトランスミッションもとは欲張りですな」と言い出す。そのまま、佃たちが今いた場所へ。

 

会社に戻った佃たち。キジマ工業のエンジンはダイダロスに、トランスミッションはギアゴーストに注文されたのだった。しかし、佃製作所も十分に値を下げたはず。

 

決めてとなったのはトランスミッションだと江原が言う。比べものにならないほど、ギアゴーストの方が圧倒的にスペックが上だったと言う。トレンスミッションチームの立花や加納、軽部はショックで言葉が出ない。

 

「それじゃ、うちはスペックで負けたってわけですか…」山崎のつぶやきに、社員たちみんなが落ち込む。佃にはもう尽くせる手がなかった。

 

プロの仕事

ギアゴーストでは、キジマ工業への書類について伊丹が見直し、満足そうに微笑んでいる。

 

社員の柏田宏樹(馬場徹)は、開発主任の氷室彰彦(高橋努)を「すごい」と褒める。あんなに急な発注だったのにと。「相手は佃製作所だろ?素人が作るトランスミッションなんて話にもならない。片手で握りつぶしてやったよ~」と氷室は性格が悪そうに笑う。

 

伊丹がやってきて、「その調子でそっちも頼む」と指示をする。「ご心配なく。全力でかかってますよ~」と言う氷室の目の前には、トランスミッションの設計図があり…

 

トランスミッションの未来

佃製作所の開発部はあまりにも暗い雰囲気。「また、次頑張りましょう」と加納が前向きに言うも、「次、があればな」と軽部の一言で終了。定時になり、軽部はいつも通りさっさと帰る。

 

立花も「エンジンのおまけにもならなかったか」とつぶやき、出口へ歩く。「立花さん」加納が声をかけるも、「定時だからな」と立花は言い、帰ってしまう。

 

別の部屋では佃に津野、唐木田、山崎、江原、迫田が集まって今後の話し合い。津野は、キジマ工業の仕事はエンジン一本なら勝てたかもしれないと言う。

 

同じ営業の唐木田も、佃製作所が本来やろうとしていた、エンジンとトランスミッションの相乗効果を、ダイダロスとギアゴーストに見事にやられてしまったと言う。今後太刀打ちできるのかと。

 

迫田は、営業を主力のエンジンに一本化してはどうかと提案する。技術開発部として山崎は「諦めろって言うんですか?立花たち頑張ってたじゃないですか!」と声を荒げる。迫田は開発費だけが膨らむ一方だとして、このままでギアゴーストに勝てるのかと経理としての意見を述べる。

 

「それについて、俺に一つ考えがあるんだ」

 

と佃が言う。

 

友達の説得

北海道。北海道農業大学にいる野木は学生たちと一緒に無人農業ロボットの研究を進めている。実際にトラクターを動かすが、止まってしまう。このままでは研究が進まない。

 

一人の学生は、人が乗ることを想定したトラクターでは仕方がないと言う。自動運転用の実験用ロボットが必要だと。

 

そこに、佃がやってきた。そしてまたトラクターの修理を行う。野木は佃に感謝する。

 

「それより野木、今回の件だが、迷惑をかけたな。すまなかった!」と佃は頭下げる。野木は気にしていないというように笑い、「だから言ったろ?大企業は信用ならないって」と言う。

 

「佃もひどい目に遭ったんだって?」と野木が聞くと、「未だに腹が立って腹が立って仕方ないよ」と佃は言う。しかし、佃は「でもな、俺はそれ以上に自分に腹が立ったんだ」とも言う。

 

「野木、今回の件で一番悔しい思いをしたのはおまえだよな。日本の農業を救おうと、何年も研究を続けてきて、ようやく腹をくくって協力すると決めたのに、それが叶わなくて、悔しくて悔しくて仕方ないんじゃないのか?」

 

野木は佃の言葉を噛みしめるように聞いている。

 

「俺が降ろされることで、おまえもプロジェクトから降りることになってしまった。俺はな、おまえにそんなことをさせてしまった自分に腹が立って仕方ないんだ!」そんな風に言う佃に、「何言ってんだよ、あれは帝国重工が…」と野木が言いかけるも、佃が食い気味に続ける。

 

うちのエンジンとトランスミッションが的場さんに通らなかったのは、内製化だとかそんなことは理由じゃない。実力なんだ。的場さんを納得させるだけの実力がうちの製品にはなかったってことなんだ。

 

自分たちがうまくいかないことを、人のせいにしていたんだ。本当は向こうが頼んでくるぐらいの力がなきゃダメなんだ!

 

はあ…本当にすまない!」

 

そして、佃は野木をまっすぐに見る。

 

「けどな、おまえの研究は違う。おまえの研究は世界に誇れるものなんだ。一日でも早く、世の中のために出すべきものなんだ。

 

そのためには、やっぱり帝国重工の力が必要だ。野木、帝国重工にだって、財前さんがいる!おまえの研究を、誰よりも理解してくれてるんだ!財前さん以上に、信用できる人間はいないんだよ!それは、おまえもわかってるよな?」

 

野木の脳裏には、帝国重工を訪れたときのことが思い出されていた。財前が多くの部下から慕われ、頼りにされていたことを。

 

「財前さんと一緒に、新規プロジェクトを進めてくれないか?」と言う佃の言葉に、「そりゃあ俺だって、困ってる農家の人たちの役に立ちたいと思ってるよ!そのために研究を続けてたんだ!」と野木は答える。

 

「それでもやっぱり納得はいかない!俺はさぁ、おまえに力を貸すと決めたんだぞ!」

 

野木は熱く語る。

 

「野木、俺がこのまま終わるとでも思ってんのか?」と、佃がにやっと笑う。そして、「野木、頼みがあるんだ」…

 

佃の渾身の策

佃は会社に戻り、社員全員を前に今後についての方針を話す。社員たちは皆、神妙な面持ちで聞いている。

 

「俺たちの物作りに努力賞なんてものがあるんなら、おまえたちにくれてやりたいよ。けどな、この世界には結果が全てなんだ。今回のことで俺はよーくわかった。言い訳も何もない。うちの負けだ。

 

これが今のうちの実力だって言うんなら、やっぱり何かを変えなきゃいけないよな!そこでだ、俺に一つ考えがある」

 

社員たちが佃を見る。

 

「トランスミッションの開発はこのまま続けることにする」意外な言葉だった。「今みたいに目先の利益を追っかけてたんじゃ先がない。うちが追いかけるのは先の先なんだ。

 

無人農業ロボットの開発を独自で進めることにする

 

山崎の目の色が変わり、口角が上がる。

 

「自動車だって自動運転の時代が来てる。働き手がいない農業だからこそ、なおさら無人化が進むだろ?それを見越した製品開発を今から始めないと、間に合わなくなっちまうんだ!」

 

「無人農業ロボットなんて、うちは専門外ですよ」と鋭く意見を述べたのは軽部。

 

「そこでだ、うちも野木と組むんだよ」

 

と佃は言う。野木は今、既存の製品を使って実験をしているが、本来は自動走行制御システムに対応した本格的な実験用トラクターが必要だ。

 

「そのトラクターのエンジンとトランスミッションをうちが独自で開発するってことだ」と山崎も説明する。「そうだ。野木の研究と、うちのトランスミッションの開発を、一緒に進めていくんだ。そうすればうちの開発は地に足の着いたものになるだろう」と佃は言う。

 

社員みんなが前を向いている。先ほどまでと比べて、明らかに表情が代わり、生き生きとしている。

 

「野木の研究を手伝うとうことは、農業全体の未来を救うことになる。そのためには今は利益はないかもしれないが、無人農業ロボットのトランスミッションの開発は必要になるんだ。

 

そうすればいつか必ず、財前さんのような農業の未来を考える人たちに必要とされるときが来るはずだ。

 

目指すのは、ギアゴーストのレベルを遙かに超えた、全く別次元のトランスミッションだ!負けたままじゃ悔しいだろ!」

 

山崎がうなずく。

 

「無人農業ロボットに、俺たちも賭けてみないか!?」

 

佃の言葉に、軽部はにやっと笑う。加納と立花は、熱いものがこみ上げていた。

 

友達の約束

佃は、北海道で野木にこの想いを伝えていた。「うちのトランスミッションの最初の顧客になってくれないか?」と。

 

野木は自動で動かしているトラクターを見ながら、「あのトラクターも次またいつ動かなくなるかわからない。本当は今すぐにでも本格的な実験用トラクターが欲しいと思っていたんだ」と明かす。

 

そして、「佃、おまえの力を借りるよ!帝国重工にも協力する!」佃の方を見て、やっと野木は笑顔を見せる。「ただし、使い物にならないようじゃあ困るぞ。俺だって本気なんだ!」と野木は付け加えた。

 

「よろしく頼む!」佃が手を差し出す。野木はうれしそうに握り返す。がっちりと手を握り合いながら、二人は笑い合う。

 

日本の農業の未来

帝国重工の応接室にて、財前は野木を説得してくれた佃に、深く感謝していた。佃は自分の方が謝らなければならないと、明るい表情で言う。

 

「私は日本の農業の未来を危うく止めることでした。しかしあなたは、たとえ形はどうあれ、日本の農業のことを考えていたんだ!」と、そして、佃は謝罪する。

 

「我々に構わず事業を進めてください!我々も、日本の農業を支えるだけの企業になってみせますから。

 

それが佃製作所のプライドです

 

佃は前向きに誇らしげに言ってみせた。財前は深く重く受け止め、頭を下げた。

 

切られる数は尽きず…

「お言葉ですが、そんな簡単な話ではありません」と述べているのは財前。相手は的場と奥沢。農機具のエンジンとトランスミッションは、ただ小さくすれば良いというものではない。土を耕し、苗を植え、稲を刈るという繊細な作業は、ブルドーザーや巨大船舶と全く違うと力説。

 

奥沢はいらだった様子で、「君に心配される覚えはない」と一刀両断。的場も野木に戻ってもらった時点で財前の役目は終了したと言い、「これ以上口出しをするな!」と怒鳴る。

 

もっと大きな未来

「財前さんが外された!?」その話を、佃は会社にやってきた野木から聞く。「上司に動きを封じられているようだ」と野木は言う。佃は「的場さんか」とぴんときていた。

 

唐木田も、的場の噂は聞いていると言う。部下の手柄は自分のもの、目的のためなら手段は選ばない、「それが的場流ってやつですよ」と唐木田は言う。

 

野木は、財前の代わりに奥沢という男が窓口になったと話す。その奥沢が大学に訪ねてきて、遠隔操作システムの開発コードを預からせてほしいと言い出した。そんな大事なもの渡せないと野木が突っぱねると、「開発できない」と奥沢は言う。「できないわけないでしょ!」と野木は呆れた。

 

佃は、開発コードは野木が長年の研究の成果をまとめた、極秘中の極秘だろうと心中を察する。「これじゃ開発コードを盗んでいたキーシンの連中と同じだ。先が思いやられる」と野木は本音を漏らす。

 

「やっぱり、帝国重工とはやっていけない!彼らは、無人のトラクターやコンバインが作れれば、それでいいんだ。こっちが見えてるのはもっと大きな未来なんだ!それが彼らに伝わるかどうか…」

 

野木の言葉に、「大きな未来っていうのは?」と立花が聞く。

 

「米作りだけが農業じゃないってことですかね?」と、野木が答える前に山崎が言う。この先、野木の研究が進んで、トランスミッションの精度も上がれば、いずれは米だけではなく、地面の下に埋まっているじゃがいもや、地面より高くにあるとうもろこしなど、いろんな作物の収穫に役立てるかもしれないと山崎は言うのだった。

 

野木は、はっとしたように、「そう…まさにその通りなんだ!」と言う。じゃがいもにとうもろこし、「あっ、どれも北海道の名産品ばかりですね」と加納が言うと、野木は笑顔になる。

 

「先生の研究でしたら、きっとそんなことができるはずです!私たちにも、その先生の研究を応援させてください!」山崎はまっすぐに言う。「私たちもです!手伝わせてください!よろしくお願いします!」加納も言う。立花も後に続いた。

 

野木は、本当にうれしそうに顔をくしゃくしゃにさせて笑い、「ありがとう!」と感謝する。「どうやらここの人たちは、わかってくれるようだ」と佃の方を見る。佃もうなずき、「やる気も十分だ」と返す。「うちにできることがあったら、何でも言ってくれ!」とも。

 

すぐに技術開発部で、野木から具体的な技術の説明が行われる。社員たちは真剣に聞き、開発に役立てようとしている。

 

そんな姿を見る佃と山崎。「いよいよここからだな」と佃は言う。「帝国重工のことは面白くないですが、うさぎとかめの物語だと思って、頑張るしかないですね」と山崎は言う。

 

もちろん佃製作所は「亀に決まってるじゃないですか。しかも亀の中でもダントツに鈍足のやつですよ!」と山崎は言って、佃と笑い合う。

 

過去と現在

ボウリング場にて。立花がフォームを構えながら、ストライクを取れる計算をしている。余裕だと思いながら投げるも、真ん中だけが倒れて、最悪にピンを倒しにくい配置に。

 

佃が珍しく社員と一緒に来ていたのだった。佃は、立花の代わりに加納に投げるよう言う。

 

別のレーンでは、ギアゴーストを辞めた島津裕(イモトアヤコ)が、一人でボウリングをしている。フォームを構えるつつ、伊丹のことを思い出していた。農業の進歩のために、技術の進化のために、何ができるか精一杯考えていた伊丹の姿を。

 

そして、球を放つ。しかし、復讐すると変わってしまった伊丹と、「もう島ちゃんは必要ない」と言われたことを思い出し、心が揺らぐ。そんな気持ちが球に表れたのか、ガーターに。

 

別のレーンで佃製作所の社員たちが楽しそうにボウリングしている姿を見て、いたたまれず、島津は一人で帰宅する。

 

技術への信頼

ギアゴーストでは伊丹がある設計図を見ている。氷室も覗き込みながら、「それ、元いた島津って人のですよね?」と尋ねる。「ああ、だから技術は保証する。改良を進めてくれ」と伊丹は指示を出す。

 

氷室は事業についても突いてくる。「まあ見てろ。中小企業には中小企業なりの戦い方があるんだよ」伊丹は遠くを見つめながら言う。

 

物作りのプライド

北海道にて。佃たちは、ついにエンジンとトランスミッションの試作品を完成させて、実験用トラクターを野木の元に届けることになった。北海道農業大工には佃の他に山崎や立花、軽部、加納の他トランスミッションチームのメンバーが訪れていた。

 

実際にトラクターを動かしてみると、野木はかなり満足げ。作業場で分析しつつ、市販より通信との連動性が良いと喜ぶ。佃としては、ECU間の通信精度を高めることで、応答性も向上すると述べている。

 

野木はうれしそうに「物作りはこうじゃないとなあ!」と熱く語る。「帝国重工とは大違いだ」とぽつり。

 

あれから、また奥沢がやってきた。今度は野木の特許を新しい会社に移転して、一緒にやらないかという提案だった。新会社は帝国重工が100%出資すると言う。つまり、完全に子会社。技術をタダで渡すことになってしまう。

 

「断りたいけどあの手この手でしつこい」と野木は言う。ちょうど今、奥沢が来たと連絡が入る。

 

奥沢は他に社員を二人だけ連れてやってきた。佃を見ると表情を曇らせ、「こちらは?」と聞く。佃は自ら名乗る。奥沢も一応のあいさつをしつつ、「いったいどういうつもりなんです?」と聞いてくる。「どうして無関係の佃さんがいるんです?」と。

 

野木が研究の手伝いをしてもらっていると説明。一度断りを入れたはずだとも付け加える。「手伝いねえ…」奥沢は明らかに嫌がっている。「御社のプロジェクトを邪魔するつもりはありませんが」と佃は言うが、「つもりはなくてもどこで情報が漏れるかはわからない。余計なことはしないでいただけますか?」と奥沢はハッキリと言う。

 

黙っていられなくなった山崎が、「お言葉ですが」と、「うちの社長が野木先生を説得されたから、今のプロジェクトが続けられているわけですし!」と主張。しかし、奥沢は「そんなこと、下請けなら元請けに協力することは当たり前でしょう!」と言ってのける。

 

独り言のように、財前がつけあがらせたせいだとぶつぶつ言う。軽部や野木は、そんな奥沢の態度に腹を立て始めている。

 

「どうやら、あなたがたは立場というものがわかってらっしゃらないようですね?これは、帝国重工が一大プロジェクトなんですよ!その実現こそが何よりも最優先すべきことなんです」

 

と主張する奥沢に、佃は

 

「優先すべきは、それを使う農家のどれだけ役に立つのかということじゃないんですか?私も財前さんも、そのために尽力しているんです」

 

と猛反論。

 

「いいから!下請けさんはこちらの指示に従えと言ってるんです」と奥沢はついに本音が出る。「もう御社の力は必要ない。わかったら、お引き取り願えますか?」と冷酷に告げた。

 

「さ、野木先生」と奥沢は急に声色と表情を変えて、別室で話をしようと野木を誘導する。野木も歩みを進めたが、立ち止まった。「いや、ここでいい。先日の提案の返事もここでしよう」と。

 

「あんたたちの考えはよーくわかった。あの開発コードをくれてやるよ」野木の言葉に佃が引き留め、奥沢は頬を緩ませる。

 

「ただし、あんたにだけじゃない。あの開発コードを、世界中に公開してやる!」

 

と野木は言い放った。

 

「そうなれば、国内外の企業たちが、軒並み開発を始める。あっという間に無秩序な過当競争だ!帝国重工の優位性もたちまち失われるだろうな!」

 

野木の言葉に、奥沢は焦りだし「お待ちください」と言い出す。

 

「私だって、おたくたちから頼まれた下請けだ!下請けが必要ないというなら、私の研究だって必要ないはずだ!」

 

佃と山崎は、じっと野木を見ている。「いや、決してそういうわけでは…」奥沢が必死に期限を取ろうとするが…

 

「そこまであんたたちがスゴイというのなら、お得意の完全内製化ってやつで、自分たちの力だけでやればいいだろ!

 

どこよりも優れたものを、作れるもんなら作ってみろお!

 

佃達のことも見ながら、野木は奥沢に言い放った。佃は言うじゃねえかというような表情で野木を見て、奥沢は完全におびえている。

 

「それから今後私と話をするときは、必ず財前さんを通してください」とも野木は言う。「私は、言葉の通じる相手としか話をしない。それは、あなたじゃない。どうか、お引き取りを」

 

加納はらはらとして見て、立花は真剣に見て、軽部は面白そうに見ている。奥沢はひとまず協力を頼み、引き下がった。

 

はああ、と野木がため息を吐く。気持ちを切り替えて、「さ、続きやろう!」と声をかける。

 

信じる者は報われる

帝国重工にいる財前は、奥沢から野木の窓口になるように言われる。製造に口を出すなと念押ししながら。「せいぜい先生の機嫌を取ってろ!」と捨て台詞を吐く。財前は頬が緩み、「また佃さんにまた借りができたな」とつぶやく。

 

出世する人は

佃家にて、晩ご飯を食べる佃と利菜。はあ、と利菜はため息を吐くと、「出世する人ってやっぱりすごいよね」と愚痴っぽく言う。

 

次期社長が決定するのが、もうすぐある取締役会。そのアピールのために、記者発表がこの時期なのだと利菜は説明する。佃は事業に急いでいた理由を知り、納得する。

 

利菜は、財前部長がやってきたことなのにと憤慨する。佃は「部下の手柄は自分の手柄、が的場流なんだろ?」と聞く。利菜はもりもりご飯を食べつつ、「私も頑張らないと!」と意気込む。

 

最大のアピール

無人トラクター「アルファ1」記者会見。大勢の報道陣が駆けつけ、満を持して的場が責任者として説明を行うことになった。関係者として野木も参列している。

 

「このたび、我が帝国重工は、新事業を立ち上げることとなりました。無人農業ロボット“アルファ1”です」的場の説明の後に、CGで紹介されると、万雷の拍手。的場は満足そうに微笑む。

 

佃は別の仕事で、「もう始まってる頃だな」と腕時計を見る。すると、また重田と鉢合わせた。「今頃やってますね。帝国重工無人農業ロボットの記者発表」と重田は言う。

 

「日本の産業界を牽引してきた、帝国重工だからできることです。日本の、そして世界の農業の在り方を大きく変える、産業革命を引き起こしてみせます!」的場のスピーチに、また拍手が起こる。

 

奥沢は大勢の報道陣を指し、明日の朝刊やニュースのトップはアルファ1だろうと、財前にささやいている。

 

一方、佃の目の前にいる重田は、佃製作所が事業から外されたことを言い、「悔しい思いされてるんじゃないですか」と言う。「どうしてそれを?」と佃は驚く。

 

「これでよーくわかったでしょ?帝国重工がどんな会社か、 的場俊一という男がどんな男なのか!」重田は険しい表情で、憎々しげに言う。

 

「でもご安心ください」重田は笑顔を見せ、口調も柔らかくなる。

 

「私が佃さんの分まで敵討ちをしてあげますからね」

 

と言うだけ言い、去って行く。

 

中小企業の戦い方

翌朝、佃が新聞を確認するも、アルファ1のことは一面には載ってない。それどころか、かなり小さな記事として扱われている。

 

テレビを見ている和枝が、「農業も変わったわね~。トラクターが一人で動いて、畑を耕すんだってよ」と感心しているので、テレビかと佃も見る。が、そこに映っていたのは見覚えのない無人農業ロボットのトラクターだった。

 

「何だこれ!?」と佃は言う。やってきた利菜も、「どういうこと?これうちのトラクターじゃないよね?」と言う。

 

ホテルにいる野木も、テレビを見て驚いていた。帝国重工にいる財前も、驚いて声が出ない。

 

下町の中小企業が集まって作っているという説明で、開発リーダーが紹介される。そこに出てきたのはダイダロスの社長・重田だった。下町の中小企業の技術力と底力を知ってもらいたいと重田は言う。そして、このトラクターの名前は…

 

ダーウィン

 

伊丹が氷室にトランスミッションの設計を任せていたのも、ダーウィンのためだった。撮影現場にいるキーシン社長の戸川は、高笑いが止まらない。北堀はテレビの裏側で指示を出し、演出を煽っている。

 

島津も自宅でテレビを見て、「まさか伊丹君…」と気づいていた。

 

帝国重工も無人農業ロボットに参入するという新聞記事から、強力なライバル出現と重田は問われるも、明るく生き生きとした表情で「日本を元気にするためにも、下町で頑張ってきた中小企業、負けるわけにはいきません!」と述べる。

 

その頃、的場は車に乗り、ラジオでこのことを知った「下町トラクター…ダーウィンプロジェクトだと…」と怒りを隠しきれない声でつぶやく。

 

伊丹は一人で会社におり、悪い笑顔を浮かべている。

 

「これからだ…帝国重工を徹底的に叩きつぶす!」

 

楽しげに言うのだった。

 

「やられたな」テレビを見ていた佃は言う。おそらく帝国重工の情報が漏れて、重田たちが先手を打ったのだと。それはまるで…

 

「中小企業が総力を挙げて、帝国重工を倒しに来たんだ!」

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ひえー帝国重工に対する逆襲ですか。というと、ダーウィンプロジェクトのメンバーはみんな帝国重工に恨みを抱く人たち…なのかな?じゃあ因果応報じゃないですか!とはいえ、佃製作所の影が薄くなっているので、なんとか頑張ってほしい!

 

詳しい感想は別記事でかきます。

 

 

aoikara

 

▼下町ロケット2 第8話 記事はこちら

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