中卒フリーライターほぼ無職。

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下町ロケット2 第5話 ネタバレ ついに裁判が決着!そしてロケットはどうなる?

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裁判は見たことも出たこともないaoikaraです。裁判員にいつか選ばれるかもしれませんが。膨張もないなぁ。

 

というわけで今回のテーマは…

 

下町ロケット2 第5話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼下町ロケット2 第4話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

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第5話 あらすじ・ネタバレ

正義は勝つ

佃製作所の顧問弁護士である神谷修一弁護士(恵俊彰)の事務所にて。神谷の目の前には佃航平(阿部寛)、ギアゴースト社長の伊丹大(尾上菊之助)、副社長の島津裕(イモトアヤコ)。ケーマシナリーから訴えられている件について、

 

「このままでは裁判に負けます」

 

と神谷は言う。表情を歪ませる伊丹と島津に、佃は自分たち佃製作所も圧倒的不利から逆転して勝ったと励ます。それは、「我々の訴えに嘘偽りがなかったから」と。

 

「真実こそが最強の武器なんです。ギアゴーストに特許侵害の事実はない。最後まで徹底的に戦いましょう!」と佃は言った。

 

忘れ物

伊丹と島津が帰り、神谷の事務所にて、佃と二人。神谷は「時間との勝負」と言う。裁判で必要な証拠がそろえられるかどうかが勝負だと。

 

と、佃はソファの影から熊のトートバッグを見つける。また島津の忘れ物だった。すぐに届けに行く。

 

徹底的に戦う

島津はその熊トートバッグを抱きかかえるように持ち、タクシーに乗っている。隣には伊丹。「佃さんに言われたとおり、徹底的に戦うしかない。俺たちの正義を取り戻す」と言った。島津もうなずく。

 

そしてギアゴーストの顧問弁護士である末長孝明(中村梅雀)の事務所を訪れ、顧問契約解除を言い渡す。「どういうことですか?」と末長はとぼける。伊丹は神谷に弁護の依頼をすると言うと、末長は鼻で笑い、神谷でも無理だと言う。

 

「それは相手側の弁護士が、お知り合いの中川弁護士だからですか?」詰め寄るように島津が言う。しかし、末長は「何言ってるんですか?」としらばっくれるだけ。

 

「行こう。ダメだこの人」島津は呆れたように言い、餞別と言って封筒を末長に渡す。「長い間お世話になりました」伊丹が苦々しく告げて、二人は部屋を出て行く。

 

末長が一人で封筒の中身を見るやいなや、「あああ…」と声を漏らす。それは末長とケーマシナリーの顧問弁護士・中川京一(池畑慎之介)の対談記事のコピーだった。

 

末長はすぐに電話し、関係がバレたと報告。焦っている。その手腕を中川は神谷だと見抜き、「面白くなってきた」と言う。末長は「私が情報を提供した件、絶対に漏れないように!」と念を押した。

 

そんな末長の部屋にノックが。また島津が来た。また熊のトートバッグを忘れたのだった。「もう二度と来ませんから!」と言い放ち、島津は出ていく。

 

会社を出ると、島津は伊丹にトートバッグを見せて、互いにうなずく。すぐに佃と神谷に連絡しようと言い…

 

宇宙一筋

帝国重工では新型エンジンがようやく完成していた。佃製作所からは社長の佃と、技術開発部長の山崎光彦(安田顕)が訪れている。

 

帝国重工からは宇宙開発部の本部長水原重治(木下ほうか)に、部長の財前道生(吉川晃司)、他にも大勢の社員たちの中に佃の娘・利菜(土屋太鳳)の姿もあった。

 

帝国重工の社長・藤間秀樹(杉良太郎)が新型エンジンの前で、皆に演説をする。

 

「新型エンジンの開発、この短い時間によくぞ成功させてくれた。みんなの不休の努力に心から感謝する。

 

新型エンジンを搭載したヤタガラス7号機は、宇宙ロケット開発の歴史に刻まれ、新たな時代を切り開くだろう

 

我々が打ち上げるのは人類の未来だ!必ずや成功させ、帝国重工のロケット開発を未来へとつなげていこうではないか!」

 

「はい!」と社員達が返事をし、一斉に拍手をする。

 

その後、佃は財前と二人。いよいよ財前にとって宇宙開発部で最後の打ち上げだった。財前は宇宙一筋で10年もやってきて、新しい場所で「自分が何をすべきか、何ができるのか、正直想像もつきません」「心が空っぽになったみたいだ」と打ち明ける。

 

そんな財前に、佃は「稲刈りに行きませんか?」と誘う。

 

稲刈りから見えるもの

新潟県燕三条市。殿村の実家。佃は山崎や、技術部社員の立花洋介(竹内涼真)、加納アキ(朝倉あき)らを連れて稲刈りの手伝いに来た。そこにはいつものスリーピーススーツを着た財前の姿も。もちろん上着は脱いでいるものの、同じように手作業で稲刈りをしている。

 

「気持ちいいですね」と財前は言う。別の場所では経理部長の殿村直弘(立川談春)が機械を使って稲を刈っている。佃は財前に、殿村の父親が体を壊して土日に手伝いに来ているのだと説明する。

 

加納はそんな財前を見ながら、帝国重工の部長で偉い人なのにとこっそり立花に伝えて、感心している。そこに一緒にやってきた経理部係長の迫田滋(今野浩喜)が「田んぼに入っちまえば大企業も役職も関係ない!きっちり働いてもらう!」と冗談を飛ばし、みんなで笑い合っている。

 

殿村が「休憩しましょう!」と皆に呼びかける。殿村の父・直弘(山本學)がやってきて、満面の笑顔で皆に感謝を伝えている。「こいつ一人じゃ間に合わなかった」と殿村を見て言う。「間に合わないとは?」と財前が尋ねる。

 

殿村が答える。稲刈りは時間との勝負で、一番おいしくなるタイミングを見計らって一気に刈り取ると。育ちすぎるとおいしくなくなってしまうと。

 

そこへ殿村の母・恭子(立石涼子)がやってきて、真っ白なにぎりめしを持ってきてくれた。社員たちは喜んで手に取り、おいしそうにほおばる。

 

財前も一つ手に取り、口に入れる。驚いたように「うまい…」とつぶやく。「うちの米ですから」殿村は誇らしげに言う。「こんなにうまいもんだったかな、米は」そんな風に財前は言う。おいしい米で作ったにぎりめしを食べて、皆が笑顔になる。

 

午後も手作業での稲刈りが進められた。全ての作業が終わり、佃と財前が二人。財前は「今日はありがとうございました。貴重な体験をさせていただきました」と佃に感謝する。「農業の現状は知識として知っていても、実態はわかっていなかった。勉強になりました!」とも続ける。

 

佃は、土を耕すヤマタニのトラクターを指しながら、「あれにはうちの小型エンジンが使われています」と説明する。また、発明しながら乗ってみたことがなかったとも明かす。

 

「乗ってみると 大切なものに見失っていたことに気づきました。結局我々の仕事は、我々のためにあるわけではないんです。

 

エンジンを作るのも、トランスミッションを作るのも、ロケットを飛ばすのも、それを使う人のためにある。世の中のためにあるんです。そんな肝心なことを忘れたはいけないと、ここに来て教えてもらったんです」

 

機械化が進んでも人手は必要で、農家は高齢化が顕著で、大変だろうとも佃は言う。財前はそんな人たちに思いを馳せ、田んぼを見渡しながら笑顔になり、言う。

 

「佃さん、世の中のため、これから自分に何ができるのか、少し見えてきた気がします。どうもありがとう!」

 

と。佃も「こちらこそ!」と感謝した。夕日の中、二人は清々しい気持ちだった。

 

帝国重工に戻り、財前は一人で考える。そして、何か思い立ったようにパソコンに向かう。

 

大船に乗ったつもりで

いつもの赤い毒々しい部屋で、ケーマシナリーの知財部長・神田川敦(内場勝則)と顧問弁護士の中川、ギアゴーストの顧問弁護士だった末長、そしてダイダロスの社長・重田登志行(古舘伊知郎)がいた。

 

中川と末長の関係が気づかれたことに、皆が曇り顔の中、中川だけが余裕の表情だった。たとえ知り合いだったとしても、裁判の結果を左右する証拠にはならないので、堂々としていれば良いと。

 

また、神田川と重田には、ギアゴーストを徹底的に叩きつぶしてみせるので、大船に乗ったつもりでとうやうやしく言う。重田は含んだ笑みを浮かべながら、言う。

 

「あなたがどんな手を使おうともかまわない。私はあのギアゴーストという会社が欲しいだけだ。伊丹という男もね」

 

重田の過去

重田は一人、会社に戻る。作業場を早足で歩きながら険しい顔をしていた。8年前、自身が社長を務める重田工業を助けてもらうよう、当時帝国重工の機械事業部だった伊丹と部長だった的場俊一(神田正輝)に、土下座してすがり頼み込んだことを思い出しながら。

 

その後、重田工業はすぐに倒産した。そのことを社員に告げると非難囂々で、頭を下げても物が投げられるほどだった。

 

重田は重田工業の45周年記念写真を見ながら、怒りに震えている。自分も、父親も、社員たちも笑顔。古い写真をくしゃくしゃになるほど強く握りしめて、バン!と机を叩く。重田はあまりにも恐ろしい形相になっていた。

 

いよいよ明日

ボウリング場にて、伊丹が変なフォームで球を放っている。が、まさかのストライク。一緒に来た佃と島津は唖然。

 

伊丹は緊張感のある面持ちで、「裁判、いよいよ明日ですね」と告げる。対照的に島津は明るく、裁判に勝ったらまた仕事をお願いしたいと佃に言う。

 

佃もうなずき、「うちのバルブと、ギアゴーストのトランスミッション。我々は最高のパートナーになれますよ。もう誰にも邪魔なんかさせません!」と笑顔で言う。

 

伊丹は聞きながら、少しだけ表情が曇る。その脳裏には、重田から言われた「佃製作所は帝国重工とずいぶんと親しくしてるんでしょ?」という言葉があり…

 

そんな伊丹の浮かばない表情に気づいた佃は声をかけるも、「何でもありません」と伊丹は答える。島津も、そんな伊丹の様子が少し気になっていた。

 

 

その後、佃は一人で会社の作業場で機械をいじっていた。そこに、帰宅姿の山崎もやってきた。「ちょっと落ち着かなくてな」と佃は言う。「私もです」と山崎も言い、近くに座る。

 

ギアゴーストの裁判はいよいよ明日。「なあ、ヤマ、正直どう思う?今回の裁判、勝てると思うか?」と佃は聞く。

 

「そうですね、私はあまり法律のことはよくわかりませんが。これだけは言えます。何年も努力して、自分の力で磨き上げた技術っていうのは、一目見てわかります。

 

島津さんのトランスミッションは、あのときの社長と同じ、紛れもない本物です

 

そう山崎は答えた。佃は「正義は我にあり、だな」と答え、「はい」と山崎もうなずく。「ありがとう」佃は言う。そして、落ち着かない二人は技術者らしく機械に触れるのだった。

 

裁判で全てが決まる

ケーマシナリーがギアゴーストを特許侵害で訴えた裁判の第1回口頭弁論。傍聴席には伊丹や島津の他にギアゴーストの社員、さらに佃をはじめ佃製作所の社員も多くいた。ケーマシナリーの神田川も座っている。

 

裁判が始まるギリギリの時間だが、神谷がまだ来ない。「時間稼ぎするかもしれない。往生際の悪い奴だからな」と中川は高笑い。何とか神谷が間に合い、裁判が始まる。緊張感が張り詰めていた。

 

神谷は、提出期限まで間に合わなかった書類がまとまったので、この場で提出するとした。中川も気にしている。証拠を提出し、神谷は述べる。

 

「被告ギアゴーストは、原告ケーマシナリーが侵害を主張する当該特許について無効を主張し、乙第1号証を提出する」

 

その証拠は、東京技術大学の栗田章吾准教授が2004年に発表した論文「CVTにおける小型プーリーの性能最適化について」。栗田准教授は昨日まで海外の学会に行っており、神谷は昨日直接会ったと説明する。そのためにわざわざ空港まで出向いたのだった。

 

そして、栗田准教授の論文について「広く世の中の技術発展のために公開した旨を確認してまいりました」と述べる。傍聴席の佃は、論文の証拠の裏付けが必要だったのかと気づく。山崎も、そのためにわざわざ空港まで出向いていたのかと言う。

 

「この論文が発表したことは、誰がしようしても特許侵害にならない。誰でもどんな技術者でも自由に使える技術情報なんです。

 

ですから根幹部分の多くをこの論文に拠っている原告側の特許はそもそも無効であり、ギアゴースト製の副変速機は特許侵害ではありません!

 

神谷はきっぱりと主張した。島津と伊丹は振り返り、佃を見てうなずく。一方で神田川は焦りを見せる。

 

中川はまだ余裕ぶっており、裁判長に論文については次回まで身長に内容を精査する旨を伝えようとしたところ、「裁判長!」と神谷が割って入る。「我々はそもそも、原告側の特許神聖の正当性についても疑問を持っておりました」と言った。

 

「続けてください」裁判長が言う。神谷が説明する。ギアゴースト製の副変速機は、栗田准教授の論文の技術を生かし、ギアゴースト独自の解釈とノウハウにより修正を加えたものだと。

 

「しかし、修正部分まで原告側の特許が及んでいるのは、極めて不自然な偶然と言わざるを得ません」神谷の主張に、中川の目が泳ぐ。

 

「しかし、一つだけ納得できる解釈があるとすれば、それは、

 

ギアゴースト内部からの技術情報の不正な流出です

 

その証拠として、神谷は乙第2号証と新たな証拠を挙げる。4年前からギアゴーストの顧問弁護士を務めていた末長ととある人物との会話の一部始終を録音したものだと、ICレコーダーを見せる。

 

重要なので今ここで聞いてもらいたいと。中川が表情を歪ませながら、「それは必要ですか?」と食い下がる。神谷は「はい、必要です」と答え、裁判長も認める。しかし、中川だけが「必要とは思えません!」とわめき続ける。が、神谷は再生ボタンを押した。

 

それは末長が中川との関係がバレたと、中川に電話した音声だった。「中川先生」と呼びかける言葉、そして「私が情報を提供した件、絶対に漏れないように!」という内容まで。中川はたじろく。忘れていった島津の熊のトートバッグの中に、ICレコーダーを入れていたのだった。

 

「さて、中川先生に伺います。今の電話で末長弁護士と話をしていたのは、中川先生、あなたですよね?」神谷が聞く。「さあ、記憶にありません」中川は答える。何度も何度も神谷が問い詰めると、

 

「記憶にないって言ってんだろ!この野郎!」

 

と中川が怒鳴り、取り乱す。裁判の流れが完全に変わった。神谷はさらに、録音テープが末長のものだと、本人に確認してもらった確認書も証拠として提出。同時に電話の相手が中川で、中川に頼まれて開発情報を無断で流出させたことも認めたと神谷は述べる。

 

「末長あああああ!」中川は髪の毛を振り乱し、怒りを露わにしている。

 

「当該特許は、このような不正な手段で獲得されたものということを証明するものであります!私からは以上です」

 

神谷の主張は完璧だった。山崎が思わず拍手をしそうになるが、迷惑にならないようにこっそりとする。佃も、伊丹も、島津も、勝利を確信して喜びを噛みしめる。

 

たまには役に立つ

裁判後、神谷は正式には判決を待たなければならないとした上で、「おそらくこちら側の主張は全面的に認められると思います」と言う。伊丹と島津は「ありがとうございます!」と頭を下げる。

 

神谷は「二人の協力があってこそ」と言う。それは、佃が島津に忘れ物の熊トートバッグを届けようとしたときのことだった。佃があることを思いつく。「証拠がないなら、新しい証拠出してもらうってのはどうでしょう?」と。末長弁護士本人に。からのICレコーダーの録音があったのだった。

 

「私の忘れ物もたまには役に立ちますね」と島津はにっこり。皆も笑い合う。「佃製作所とギアゴースト、これからが新たなスタートですね。ご活躍楽しみにしております」そう言って、神谷は帰っていく。

 

島津も佃に感謝し、伊丹もまた改めて皆さんにもあいさつさせてほしいとした。と、伊丹に電話がかかってくる。伊丹は相手を告げず、「ちょっとすいません」とどこかへ…。

 

哀れな者たちの最後

末長事務所に中川がやってきて、「全部台無しにしやがって畜生!」とわめいている。また、中川は金を返せ!とも主張。「あれはもう使っちまったよ」末長は事務所の荷物を整理しながら言う。

 

中川はわなわなと震えて「責任取れ!」と言う。「責任?責任取るのはあんただろ!」と末長は言い放つ。そして、ギアゴーストとは良好な関係を築いていたのに、金に目がくらんだ自分を悔やんだ。

 

「バカだったよ」末長は自分に言う。「バカなのは私の方だよ」吐き捨てるように中川が言う。「おまえみたいな奴と手を組んだんだからな!」と。

 

末長は中川をにらみつけて、仮に自分が証言しなくても、自分を切り捨てただろうと言う。「取り返しが付かなくなる前に気がついて良かったよ。せめて刺し違えてやる!死なば諸共だ!」中川は発狂し、事務所の物を破壊して、去って行く。

 

その後、ギアゴーストの勝訴判決が言い渡された。開発情報を流出させた末長、それを指示した中川は不正競争防止法の容疑で逮捕された。

 

勝利の影に

佃は会社で大勢の社員たちを前に演説。

 

「みんな、ギアゴーストのことでは心配かけてすまなかったな。それでもついてきてくれたこと、感謝している。

 

ギアゴーストが勝訴した今、トランスミッションメーカーになるという新たな夢に向けて、これからが本当のスタートだ。どうかみんな、よろしく頼むぞ!」

 

佃は晴れやかな表情だった。「はい!」と社員たちが答え、拍手する。その中で殿村は少しだけ寂しそうな表情だった。

 

一方、帝国重工では、次期社長とも言われている専務の的場の元に、水原が来ていた。佃製作所が買収しようとしたギアゴーストの裁判の勝訴を伝えにきたのだった。これでヤタガラス7号機に関する懸念事項は全てクリアになった、と。

 

「そりゃ良かったじゃないか」的場は笑顔を見せる。「打ち上げの成功を祈ってるよ」と。

 

佃製作所の社員室では、会社として15億円払わずに済んだこと、これでトランスミッションのバルブを作れそうだと明るく話す。営業第一部部長の津野薫(中本賢)は、そんな佃を「商売下手」と朗らかに言う。佃は褒めてるのかけなしてるのかと笑う。

 

「褒めてるに決まってるじゃないですか。成長のために道義を曲げることもなく、堂々と人の道を行く。こんなバカ正直な会社があっても良いんじゃないですか、なあみんな?」

 

佃は「褒めているように聞こえない」と呆れたように言い、社員たちも笑う。殿村も言う。

 

「買収はできませんでしたが、ギアゴーストとの商売はより広がるはずです。社長は損得以前に人として正しいかどうかという基準で経営判断されたんです。それは素晴らしいことだと、私は思います」

 

まっすぐな目でそう告げた。「ありがとな、殿」佃も言う。これ以上面倒なトラブルは簡便だと、社員達も冗談交じりに言うのだった。営業第二部係長の江原春樹(和田聰宏)が、食堂で祝勝会の準備ができたと呼びに来て、社員たちは大盛り上がり。

 

殿村も満面の笑顔を見せながら、どこか落ち着いていて…

 

別れのとき

社員たちは楽しそうに祝勝会に向かう。山崎は佃に、殿村が今日で最後だと寂しそうに言う。佃は、「明るくぱーっと見送ってやろう」という。そして佃は殿村を目で探すが、見当たらず…

 

殿村はすでにスーツに着替えて、一人で社員室に残り、片付けていた。出口に向かって歩きつつ、立ち止まる。「ロケット品質 佃プライド」と書かれた看板を目にして、微笑む。

 

そして、昔のことを思い出していた。まだ「佃品質 佃プライド」と看板に書かれていたときのことだった。「佃品質、佃プライド、あれを見たとき、私正直震えました。佃プライドに乾杯しましょう。乾杯」そんな風に控えめに乾杯の音頭を取ったときのことを。

 

殿村はゆっくりと社内を見渡す。そして、お礼を言うように頭を下げる。

 

部屋を出ると、殿村は驚いた表情になる。社員みんなが廊下で待ち構えていたのだった。「一人で出ていこうなんてさ、水くせえじゃねえかよ、殿」佃が言う。

 

「みなさん…どうして?」殿村が言う。「だってみんな殿さんには言いたいこといっぱいありますからね」と笑顔で言うのは津野。

 

「殿さんは本当強情で融通が利かなくて、どんだけ頼んでも経費落としてくれなくて、営業部が何度泣かされたことか!」と言うのは、営業第二部部長の唐木田篤(谷田歩)。恨みを言うような口ぶりでも、目には涙がたまっていた。

 

「さすが元銀行マンですよ いやになるほど数字には細かくて」津野の言葉に、「数字だけじゃないです。書類の不備も絶対見逃しちゃくれなかった!」と笑みながら言うのは江原。

 

「開発部だってそうです。殿さんが納得してくれなきゃ、もう1円も開発費を出してくれなかった」そう声振るわせ、涙目で言うのは山崎。「でも、明日からはもう小言を言ってくれないんですよね」ぽつりと山崎は言う。

 

「どれだけいい加減で、無計画で、お金のかかることをしても、もう釘を刺してくれないんですよね。

 

寂しいですよ。そんなの寂しくてたまんないです!殿さんが明日からいなくなるなんて、考えられないですよ!

 

みんな殿さんのことが大好きなんです。大好きで大好きで、仕方ないんですよ!

 

だから、お礼くらい言わせてくださいよ」

 

山崎は目にいっぱい涙をためながら、にっこりと笑顔でそう言った。「殿さん、本当にお疲れ様でした!」津野が言う。「ありがとな、殿さん」唐木田が言う。「大変お世話になりました!」江原が言う。「寂しいです。ありがたいご指導、今まで本当にありがとうございました!」迫田が言う。

 

立花も言う。「殿村さん、俺阿智の開発にいつも真剣に向き合ってくれて、ありがとうございました!」そして加納も。「殿村さん、ありがとうございました!」そして社員たちは、口々に殿村に感謝を伝えるのだった。


殿村の目からは涙がこぼれていた。そして、「ありがとう。本当にありがとうございました」と言う。

 

「夢とか、情熱とか、そんな…形にも数字にもならないものを本気で語って、本気で受け止めてくれるみんなが、佃製作所のみんなが大好きだ!

 

そんな殿村の言葉にみんなが泣き笑いになり、殿村との別れを楽しもうと、食堂に連れて行くのだった。

 

不安

ギアゴーストでも会社で祝勝会が行われていた。島津は「本当に良かったね。やっぱり神谷先生に頼んで正解だった」と伊丹に言う。伊丹は社員たちの輪に入らず、少し離れた社長の席に座って、「そうだなあ」と答える。

 

「これで本当に佃製作所と再スタートが切れる。今度はうちが佃さん達の思いに応える番だよ」そんな前向きな島津の言葉に、伊丹は何も言わない。また浮かばない表情をしている。

 

「大丈夫?飲みすぎた?」島津が心配する。「ああ…外の風に当たってくるよ」伊丹は部屋を出て行く。

 

新たな夢

佃製作所の社長室にて、佃と山崎が大福を食べながら、「一緒に餅食う仲間が減っちゃいましたねぇ」山崎がぽつりと言う。口が粉まみれ。

 

「ああ、けどうれしいいじゃないか。別の道を歩き始めたけど、あの殿が自分の夢を見つけたんだ」佃は言う。「俺たちも負けちゃいられない!こっちはしっかりやってるぞってとこ、殿に見せてやらないとな!」佃の目は前を向いていた。

 

信じた道をまっすぐに

ヤタガラス7号機の打ち上げ前日。帝国重工の広間に、社長の藤間と財前の姿があった。打ち上げ当日は藤間ではなく、代わりに的場が来るとのこと。沖田会長の意向らしく、的場はかなり目を掛けてもらっているようだと藤間は言う。

 

「思えば、佃製作所のバルブシステム承認を直談判に来たのは君だったな」と藤間は言う。今二人がいる部屋は、ちょうど財前がバルブシステムのプレゼンをした場だった。「これを超えるバルブは、世界のどこにも存在しません。世界最高のバルブです」と言った。

 

藤間は、なぜ名も知れぬ中小企業が作った製品を、世界最高と豪語することができたのかと財前に聞く。「佃製作所の物作りに対する姿勢と情熱を、ただ信じただけです」財前の答えに、藤間もうなずく。

 

「藤間社長、恐れながらよろしいでしょうか」と財前。「私は、藤間社長が掲げるスターダスト計画の持つ可能性を信じております。ですが、それが社内政治に揺らぐのではないかと危惧しております」と述べた。

 

「宇宙を開発しようとしている我々が、ちっぽけなジェラシーや権力闘争に一秒たりとも割く時間はない」と藤間はきっぱりと答える。

 

そして、財前を見て「君にはよけいな心配をかけてしまっていたようだな」と言う。「君は…まっすぐな男だなぁ。私は、そんな君が好きだ」と穏やかに言う。

 

「君は、どの職場へ行こうと、周りのことなど気にせず、自分の信じた道を、歩んでもらいたい」そんな藤間の言葉に、財前は「はい!」と答える。

 

財前の思いに、藤間は何度も「ありがとう」と言った。噛みしめるように。「本当に…今までよくやってくれた!」と、肩に手を置いて。藤間の言葉に、財前も涙がこぼれそうに顔をくしゃくしゃにさせていた。

 

最後の打ち上げ

そして、ついにヤタガラス7号機打ち上げの日を迎えた。佃製作所の社員たちも打ち上げ見にやってきた。「財前さんにとって最後の打ち上げだ」と山崎は言う。「もしかしたら俺らにとっても」と続けて。

 

種子島宇宙センター総合司令部では、財前や水原の姿が。もちろん佃もいる。利菜の姿もあった。そして、あまり面白そうな表情ではない的場もやってきた。

 

打ち上げの10秒前、ついにカウントダウンが始まる。

 

「メインエンジンスタート!SRBへ点火!リフトオフ!」

 

的場が指示を出す、大きな煙を上げて、ロケットが打ち上げられていく。打ち上げだけでも人々は大盛り上がり。そして、空高く、宇宙へ。そして、ヤタガラスの分離。軌道にも乗った…

 

「成功です!」

 

その言葉を皮切りに、司令部にいる帝国重工や宇宙開発機構の社員たちが大きく湧く。佃は安心しきったようにうなずき、財前は噛みしめ、利菜は涙ぐみながら拍手し、水原も心を奪われたように拍手。的場だけが無表情だった。

 

的場は思いに浸るように目をつむる。「財前さん!」佃が声をかける。「お世話になりました」財前から言う。「こちらこそ!」佃が答える。二人は手を取り合った。そんな二人を的場は白々しい目で見て、立ち去って行く。

 

成功が伝えられた佃製作所社員たちも、喜びに湧いていた。山崎は空を見上げながら、「ありがとなー!!!」と笑顔で叫んだ。

 

宇宙から目指していくもの

財前は社員代表の利菜から花束を贈られる。感謝の労いの言葉も伝えられて。財前には万雷の拍手。そして、財前の最後のスピーチが始まる。

 

「10年前、スターダスト計画が発表されたとき、帝国重工が夢見たのは大型ロケットへの参入でした。欧米に匹敵する性能のロケットを飛ばし、宇宙航空ビジネスで勝利する。

 

その道のりは苦難の連続で、計画自体が挫折し懸かったことが何度あったかもしれない。それでも諦めずに立ち向かい、局面を切り開いて来れたのは、ここにいる全員の英知と結束があったからでしょう。

 

我々は皆同じ夢を見ている。そして夢の一部を現実にすることができました。しかし、夢は実現した途端、現実に変わります。

 

帝国重工の業績悪化によって、今我々に突きつけられているのは、不採算部門のレッテルであり、撤退の可能性です」

 

ちょうど同じ頃、的場はそそくさと帰り支度を始めていた。面白くない表情はそのままに、車に乗り込む。運転手から「打ち上げ成功おめでとうございます!」と言われても、不機嫌そうに「早く出せ!」と言うだけ。

 

「ですが、リスクのないビジネスなど存在しない!10年間ロケットの打ち上げ現場にいた私が一つの結論を出すならば、ビジネスの成功を決めるのは、会社の都合や経営方針ではない、世の中の評価だ!

 

私は、今日の打ち上げをもって、この現場を去ることになります。異動先は宇宙航空企画推進グループです。

 

そこで私が最初に手がけるのは、このヤタガラス。衛星を利用したビジネスに重点をシフトします。それは我々の生活にとってロケットがいかに必要か実証するためです。

 

そのために私が第一弾として始めるのは、農業です

 

財前の意外な発言に会場がざわつく。佃だけが理解している目をしていた。

 

「私は瀕死の農業を救いたい!これまでの10年、私は皆さんに支えてもらいました。これからは皆さんを支えるために全力を尽くしたい。皆の今後の健闘を期待する!どうもありがとう!」

 

財前は温かい拍手に包まれた。

 

父と娘の夢

利菜と佃はお互いをたたえ合う。利菜は吹っ切れたような笑顔で、「私、やっぱりロケット大好きだよ!」と言う。「だからもっともっと努力して、いつかこの手でロケットを作ったんだって、ちゃんと胸を張れるようになりたい!パパみたいな技術者になりたい!」と。

 

佃も笑顔になり、「応援してる」と笑う。利菜は「そんな余裕で大丈夫?私、あっという間に超えていっちゃうかもよ」と言う。二人とも楽しそうだった。

 

またいつの日か

夜、佃と財前は二人。佃はヤタガラスと農業を結びつける財前の着眼点に感心していた。財前は「新たな目標を持つことができたのは、あなたのおかげです」と佃に言う。

 

どう結びつけるのか想像できないという佃に、「アイディアがあります。もしかすると、日本の農業を救うことになるかもしれない!」と的場は答える。「またいつの日か一緒に仕事ができるように」と二人は握手する。

 

こうしてロケット事業は一つの区切りを迎えた。

 

最後の裏切り者

そんなある日、島津が一人で佃製作所へやってきた。社長室に通し、佃と山崎が出迎える。島津は佃製作所に感謝を伝える。佃たちもギアゴーストとの取引に本腰を入れてほしいこと、エンジニアたちも島津に負けないようにやる気になっていると伝える。

 

が、島津の表情は暗い。「あれ、伊丹さんは?」佃が聞く。「佃さん、実は今日は、ご報告とお詫びがあって参りました」と島津は切り出す。

 

「昨日、ギアゴーストはダイダロスと資本提携を結びました」

 

佃と山崎は呆然。「それ何かの冗談でしょ?」佃の言葉に、島津はうつむく。佃は問い詰めるも、島津は「本当に申し訳ありません!」と必死に謝る。

 

そして、島津が伊丹からその話を聞いたときのことを明かす。それは、ケーマシナリーとの裁判が決着した日のことだった。

 

「外で風に当たってくる」と言った伊丹を心配して、島津も追いかけて外に出た。「ねえ、どうしたの?この間か変だよ。何かあったなら、ちゃんと言ってよ」と島津は言う。

 

伊丹は、訴訟になる前の中川の事務所の交渉で、決裂後に電話でまた事務所に呼び出されたことを明かす。「買収したい会社がある」と。そして、それが小型エンジンメーカーのダイダロスだとも。

 

「どうしてうちを?」と島津は聞く。伊丹は、ダイダロスの社長の重田が、帝国重工時代に伊丹が倒産に追いやった重田工業の元社長だったと言う。

 

「まさかそんなことが」話を聞いていた佃がつぶやく。山崎は、だとするならば、ケーマシナリーとの訴訟も全て仕組まれていたのかと気づく。

 

「俺が知りたいのは、伊丹さんがどういうつもりだったのかということだ!」佃は怒りながら言う。島津も、伊丹も最初は断ったらしいが、再び重田から誘われたと言う。

 

第1回口頭弁論の後にかかってきた電話の相手は重田だった。「おめでとう。裁判、圧勝だったそうじゃないか」と、重田は祝福した。しかし、重田にとって伊丹は恨みを抱いている張本人のはず。それなのになぜなのか。

 

伊丹は重田から過去の真相を聞いたのだと、島津は話を続ける。「結局、伊丹大は過去のしがらみから抜け出すことができなかったんです」と。

 

伊丹は重田の社長室に呼ばれて二人。重田は、重田工業を切ってから、伊丹が機械事業部から総務への異動させられた理由を問う。伊丹は「既存の体勢や、帝国重工の古いやり方を改めようとしたからです」と答える。

 

そんな伊丹の回想。当時の機械事業部の照井課長に「なんだこれは?」と書類を指摘される。「機械事業部のサプライチェーンに関する考察と提案」と書かれた資料を、伊丹は「第2の重田工業を出さないために企画書です」と言う。

 

取引している企業が帝国重工に過度の依存をすべきではないという企画書だった。安定した供給ではあるが、取引が終われば倒産にもつながると。「真の競争に基づいた取引関係を構築したい」という伊丹の願いも虚しく、企画書はゴミ箱に捨てられた。

 

「結局、私の提出した企画は課長会で散々に叩かれて酷評されました。それを口実に、総務へ異動命じられました」と伊丹は重田に明かす。重田は、そのときの的場の様子を聞く。「的場部長だけは最後まで守ってくれましたが、組織には勝てませんでした」と伊丹は言う。

 

その回想。当時部長だった的場は伊丹が機械事業部にいてくれたことに期待があったとし、異動を残念がる。「全ては私が招いたことです」と伊丹は頭を下げた。「どの部署でも改革できる。だから腐るな。君の提案は決して無駄にはしない!だから君も戦え!」と的場は励ました。

 

しかし、総務部は帝国重工の墓場と呼ばれ、這い上がる術はなく、退職に追い込まれたと伊丹は明かす。「結局、的場さんとの約束を果たせずに…」と。

 

「おめでたいなぁ」と、重田が言う。「君は大事なところをはき違えているよ」と。的場と伊丹が重田工業を倒産させた後、1000人もの期間工が路頭に迷ったと記事になり、世間でも帝国重工批判が集中した。

 

「そこで、社会的イメージを気にする上層部に阿る形で、抜本的改革の鞘を収めて見せたのさ。君をスケープゴートにしてね」

 

と重田は言う。そのために課長たちに指示して、伊丹の企画書を徹底的に批判させて、事業部から排除した。伊丹を見せしめにすることで、自分は違うと見せつけたのだと。

 

「まさか…」伊丹は言葉を失う。「君を墓場に送ったのは、的場俊一なんだよ!」重田が言う。伊丹はずっと心の支えにしてきた、的場の言葉を思い出し、混乱する。重田が険しい表情で詰め寄る。

 

「俺の親父は死んだ!社員も路頭に迷って、首を吊って死んだ者もいた!だけどね、俺は一度も君を恨んだ事はない!君も同じ被害者だと知ってたからなんだ!

 

あの的場俊一という悪党に騙された踊らされて、用済みになったら打ち捨てられた被害者だからだよ!

 

次期社長候補だと?!ふざけるな!あの的場だけは絶対に許さない!」

 

重田はバンと机を叩く。そして、伊丹にぐっとにじり寄り、

 

「君はこのまんまでいいのか?」と問う。「君を追い出した連中を見返したいと思っているんだろう?だからギアゴーストなんて社名をつけたんだろう?

 

ゴーストとして蘇って、復讐を果たすために

 

と詰め寄る。伊丹に黒い感情がうずまく。会社に戻り、的場インタビュー記事を手に取り、わなわなと震え、やがてそれは伊丹の苦しみで力の入った手でくしゃくしゃになり、「あああ!」と伊丹は投げ捨てる。

 

「的場という共通の敵を持つ伊丹を誘い出すことが、重田社長の狙いだったんです」と島津は話す。「ダイダロスと手を組んだ。的場に恨みを晴らすために」山崎が理解する。

 

佃は立ち上がって、「ばかげてる!」と言う。「恨みがあるならそれを糧にして、未来に花を咲かせるべきでしょ、過去を変えることはできないんだよ!伊丹さん!」まるで伊丹に訴えるように。

 

島津も立ち上がり、「本当に申し訳ありません!」と頭を下げる。「私も伊丹を止めたんですが…彼はすっかり変わってしまいました」そして、伊丹から告げられたときのことを思い出す。

 

「ダイダロスの資本を受け入れ、業務も提携するんだよ」と言う伊丹に、島津は食ってかかった。

 

「佃製作所を裏切るつもり?あんなに私たちのために親身になってくれたんだよ!その思いを踏みにじって、競合する会社と手を組むっていうの?」

 

と。しかし、伊丹は聞かない。「うちはより資本力のあるダイダロスと手を組むべきだ。そして、的場に復讐する」と言うだけ。「あんた本気?」島津が聞くと、「ああ」と伊丹は答える。

 

「呆れた…そんな過去はとっくに乗り越えただろうって思ってた。だけどそれは私の思い過ごしだったってことだね。昔のしがらみなんかより今のほうが大切でしょ?過去に遡ってどうすんのよ!ねえ、目を覚まして!」

 

島津が肩を揺さぶるも、「俺は冷静だ」と伊丹は言う。たしかに佃製作所には世話になったが、それはそれ、これはこれだと。「もう決めたことだ」と会社に戻ろうとする。

 

島津はそれを引き留めて、「何勝手に決めてんの?あたし共同経営者でしょ?その意見を無視すんの?」と必死に言う。すると伊丹はくっくっくと笑い出した。

 

「嫌ならいいよ。島ちゃんはもう必要ない」

 

島津は一人取り残された。

 

佃と山崎に話している島津は、自分も伊丹がダイダロスと手を組んで何をするのか、自分にもわからないと言う。

 

「ただ、今の伊丹は、ギアゴーストの原点である物作りの精神を見失っています。私たちの会社は、個人的の恨みやしがらみのためにあるわけではありません。

 

私は、伊丹と一緒に歩むことはできません。本日、ギアゴーストを退社いたしました

 

島津は震える声で言う。

 

「佃さん、短い間でしたが、大変お世話になりました」

 

そして、伊丹はダイダロスを訪れていた。重田が待ち構えており、「待ってたよ」と言う「ではさっそく、ゲームメイクを始めようか」。伊丹も悪い笑みを浮かべる。

 

佃製作所では、残された佃と山崎が頭を抱える。「いったいどうなってんだ…!」佃がつぶやく。

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うわー最後の裏切り者がまさかまさかの人物でした。そんなことがあり得るのか…だからこそ、次からも目が離せない展開となりましたね。長くなりましたので、感想記事は別記事で書きます。

 

 

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