中卒フリーライターほぼ無職。

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下町ロケット2 第1話 ネタバレ 宇宙から大地へ

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21時からドラマを観ると眠たくなってしまうaoikaraです。22時には寝たい早寝人間なので、21時にはすでに眠いです。

 

というわけで今回のテーマは日曜21時から放送している…

 

下町ロケット2 第1話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第1話 あらすじ・ネタバレ

佃製作所のこれまで

元宇宙科学開発機構の研究員で、ロケットの打ち上げ失敗の責任をとって辞職し、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」で経営者になった佃航平(阿部寛)。中小企業の社長として第二の人生を送っていた。

 

一度は諦めかけた佃の夢であるロケット製造も、自社が開発したバルブシステムを使用し、ロケットエンジンに活用。日本を代表する大企業・帝国重工の純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」により実現するなど、順調な佃製作所だった…。

 

帝国重工の不穏な動き

帝国重工宇宙航空開発部部長の財前道生(吉川晃司)が、大勢の宇宙開発部門の社員達の前で、自分たちの仕事について熱くスピーチしていた。準天頂衛星「ヤタガラス」のロケット打ち上げを控えたスピーチだった。その様子を陰で誇らしそうに見つめる佃。

 

社長の藤間秀樹(杉良太郎)や宇宙航空開発部本部長の水原重治(木下ほうか)らも様子を見に来る。財前は社員たちから熱い拍手を受けるが、水を差すように静まりかえる。そこにいたのは取締役の的場俊一(神田正輝)。藤間と的場の仲は良いとは言えないようで…。

 

最大の売りが…

それから3ヶ月後、準天頂衛星「ヤタガラス」のロケット打ち上げが無事に成功した。これまで帝国重工が打ち上げたロケットは10基。その全てに佃製作所製のバルブシステムが搭載されている。バルブシステムも年々進化を遂げていた。

 

その後、佃は財前に呼び出され、次回のヤタガラス打ち上げを持って、帝国重工はロケット事業から撤退するかもしれないと打ち明けられる。帝国重工は経営不振で、社長の藤間が責任を負わされて更迭される可能性がある。

 

次期社長と噂されている的場は、採算の取れないロケット事業に見切りをつけようとしているとのこと。ロケット製造に関わることは佃の夢であり、また「ロケット品質」で信頼を得て仕事にもつながり、さらに社員達の精神的支柱ともなっていた。

 

そのロケット打ち上げが終わるかもしれない事態に、佃はショックを受ける。帝国重工のロケット事業の社員である娘の利菜(土屋太鳳)にもどうして教えてくれなかったのかと詰め寄るも、相手にされない。それでも利菜もロケット事業を諦める様子はなかった。

 

ひとまずは経理部部長の殿村直弘(立川談春)と技術開発部部長の山崎光彦(安田顕)には話す。もちろん二人とも困り果ててしまう。

 

そんな中、佃製作所の技術開発部の若手技術者である立花洋介(竹内涼真)が、新しいバルブシステムの設計図を、佃と山崎に見せに来る。とても意欲的な様子。山崎は、立花が次のロケットチームに入るために自分で勉強していることをこっそりと伝える。

 

佃製作所の多くの社員にとってロケット事業は大きなことだった。

 

技術力

そこへ追い打ちをかけるように、大口取引先の農機具メーカー・ヤマタニ製作所から小型エンジンの取引削減を告げられる。佃はヤマタニの調達部長・蔵田慎二(坪倉由幸)に技術力をアピールするも、性能よりコスト重視と理由を告げられてしまう。

 

ヤマタニが佃製作所から取引を替えたのが、小型エンジンメーカーのダイダロスだった。佃がヤマタニ製作所から帰ろうとすると、ちょうどダイダロスの社長・重田登志行(古舘伊知郎)と出くわす。

 

重田は佃を見て勝ち誇ったような顔をする。そして、「ロケットのエンジンなんて動けばいい」と佃の耳元でささやくのだった。

 

佃は会社に戻り、殿村と山崎ほか、営業第一部部長の津野薫(中本賢)、営業第二部部長の唐木田篤(谷田歩)を集めて緊急会議。皆がヤマタニに怒る中、殿村はそれもビジネスと冷静な目線も持っている。

 

「問題はもっと根深いところがあるのかと…」と殿村は言う。「技術力」を謳っていたヤマタニが方針を変えるのには、難しい理由もあるはずだと。エンジンの技術力を高めても、それが売れるとは限らない。顧客のニーズを見直す必要があると。

 

「じゃあ、ダルダレ…なんとかって言う通り、時代が変わったってことなのかい!」山崎は食ってかかる。「そうです!」殿村はきっぱりと帰す。

 

技術力が売りの佃製作所は存在意義が揺らぎ始め、佃は強い危機感を抱く。経営方針を変える必要があるのか、そのためにはどうしたら良いのか、佃は焦る。

 

「でも社長、うちにはロケットがありますから」と、帝国重工のことを知らない唐木田はからっと言う。どの顧客もロケット品質と言えば、首を縦に振ると津野も言う。佃は何も言えず…。

 

そんなとき、殿村の父親・正弘(山本學)が倒れたとの連絡が入る。殿村は新潟にある実家に戻り、しばらく佃製作所を留守にすることに。

 

技術者のぶつかり合い

一方、技術開発部でぶつかり合いが。立花が設計したバルブシステムを、技術者の軽部真樹男(徳重聡)に見せたところ、「野暮ったい」と切り捨てられてしまう。ぎょろっとした目でメガネの軽部。煽るような態度に立花は腹を立てるも、やってきた佃に止められる。

 

すると軽部は帝国重工がロケット事業から撤退することを明かす。実は佃と山崎が話しているのを聞いていたのだった。津野や唐木田も驚く。技術者の社員たちも当然驚きわめき、佃に詰め寄り、佃製作所はてんやわんやだった。

 

いらだち

佃はボウリング場にいた。ストライクが取れればロケット事業は続く、そんな願掛けをしながら。しかし、隣でプレーしている女性(イモトアヤコ)の変なくしゃみに気が散り、ガーター。

 

佃は逆ギレして、マナーがなってないと女性に詰め寄る。女性は相手にせず、投げればストライク。ストレス発散のために来ているのに、わざわざストレスをためて大変だと佃煮さりげなく皮肉を交え、去って行く。

 

クマの絵が描かれたトートバッグを持ち歩く女性の態度に、ますますいらだちが募る佃だった。

 

農業の家

佃は山崎と一緒に、殿村の実家を尋ねることに。三百年も続く農家とあり、両家で広い田んぼに大きな家屋を構えていた。

 

ちょうど殿村が父親の代わりにトラクターを動かし、畑を耕しているところだった。佃もトラクターに乗り、作業を手伝う。すると、殿村が後ろからまた手作業で土を耕す。どうやらトラクターだけでは作業ムラができるため、二度手間になってしまうが鍬入れの作業が必要とのこと。正弘もこの作業中に倒れたのだった。

 

実家に上がらせてもらった佃と山崎。殿村の母・恭子(立石涼子)と妻・咲子(工藤夕貴)に明るく出迎えられる。殿村家で穫れた米で作ったおにぎりを食べて、山崎は絶賛。遅くなったので泊まらせてもらうこととなった。

 

その夜、佃は会社のことを考えていた。今までの技術力を捨てる気にはなれず、それでも時代は変わっていくのにもがいていた。

 

と、何やら声が聞こえる。声の元へと足を運ぶと、正弘が「水をくれ」と言っているのだった。そばについている殿村は机にうつぶせになって寝てしまっている。

 

佃がコップに水を入れて、正弘に手渡す。すると、正弘は殿村家の成り立ちについて農家のことをじっくりと話してくれた。殿村も起き、「何度目だよ、その話」と父親に突っ込んでいる。

 

正弘が寝てから、殿村は家のことを明かす。正弘は殿村に農家を継がせなかった。しかも、体のことを考えていくと続けていくのも難しい。正弘で十二代目となるこの農家も、「十三代目はありません」と殿村は暗い表情できっぱりと言うのだった。

 

トラクターと佃製作所の共通点

翌朝、殿村と山崎は姿が見えなくなった佃を探す。しかも、トラクターまで消えている。そばには佃がいて、トラクターを分解しているのだった。

 

佃は、作業ムラができるのは、ロータリーの回転数が一定ではないことを突き止めていた。殿村に「作業ムラができないトラクターがあれば買うか?」と聞くと、父親のために「買いますよ」と殿村は答える。

 

佃が調べたところ、ロータリーの回転数が変わるのはギアを替えるタイミング。ギアを替えるたびに低速になるから、作業ムラができる。つまりはトランスミッションの性能の問題だった。

 

トランスミッションとは変速機のことで、ギアを替える際に必要となる。トラクターだけでなく、自動車や自転車、船舶などでも利用される。

 

佃は会社で新しいことを始める必要性も考え、「うちで開発できないかなぁ、高性能のトランスミッション」と言う。ただ、山崎は「そうか」とうなずく。トランスミッションの性能をコントロールするのは、バルブ。殿村も気づく。

 

たしかに佃製作所はトランスミッションの開発は行っていない。それでも、重要なパーツであるバルブでは強い。性能の高さを誇れる技術力もある。エンジンとトランスミッション、どちらのバルブも作れたら新たな可能性があるのではと佃は言う。

 

また、殿村の父親の土地を守ることにもなると、佃は続けるのだった。

 

面白い会社

佃はトランスミッション事業に乗り出すべく、ヤマタニに再度交渉をはかる。津野によると、ヤマタニはトランスミッションも全て外注とのこと。その外注している会社が「面白い」と津野は言う。「社長が好きそうな会社」と。

 

その会社はギアゴーストと言い、創業5年のベンチャー。にも関わらず年商は100億円。社長の伊丹大と副社長の島津裕は、共に帝国重工の元社員で、独立してギアゴーストを立ち上げた。

 

ちなみに島津は帝国重工でも「天才エンジニア」と呼ばれていたとのこと。佃は「面白そう」と頬を緩ませる。

 

まさかの出会い

さっそく、佃と山崎、唐木田でギアゴーストの会社を訪れる。すると看板だけは新しく、中身は古そうな建物で三人は一抹の不安を抱く。

 

社長の伊丹(尾上菊之助)が現れる。メガネにぴっちりとした横分けで、きっちりとした性分の男のよう。作業服であるがどこか役員的な振る舞い。伊丹が会社を案内する。

 

社屋は父親から引き継いだ工場だが、事務所として使っているだけで工場の役割はないと伊丹は説明する。あくまで企画設計を行う会社で、製造は外注していると。山崎は「アメリカのApple社みたい」と言う。

 

唐木田は、帝国重工がロケット事業を内製化にこだわっているのにと、伊丹に言う。伊丹は、帝国重工のそんな非効率的なやり方に、自分や副社長である島津が不満を抱き、会社を飛び出したのだと明かす。

 

ちなみにトランスミッションは全パーツがコンペとのこと。評価は公正で、会社の規模にかかわらずそのときに最善の方を選ぶ。「それがギアゴーストのビジネスモデルであり信念ですから」伊丹ははっきりと言い切る。「信念、良い言葉だ」と佃は言う。

 

会社内にはアイチモータースから採用されたトランスミッション「TⅡ」が展示されている。技術者の山崎は思わず興奮。すると、女性の声で「たいしたことないんですよ」と謙遜する言葉が。

 

それは佃がボウリング場で会った女性。副社長は「ひろし」だと思っていたが、実は「ゆう」と読み、目の前にいる女性だった。

 

新たな夢

伊丹に島津も加わり、本格的にトランスミッションのバルブについて話し合いが行われる。島津は、ロケット事業を手がけている佃製作所が、なぜトランスミッションのバルブを手がけるのかを聞く。

 

佃は「将来の危機から脱出するため」と真意を明かす。小型エンジンだけではこの先やっていけないので、「私の夢はトランスミッションメーカーになることです」とまで言い切る。

 

「将来的には、うちのライバルになるということですか?」伊丹はじろりと佃を見る。佃は否定せず、「いつになるかわかりませんが…」と答える。伊丹は好戦的ににやりと笑い、「その時はお手柔らかに」と告げる。

 

ひとまずはバブルメーカーとしての話し合い。島津は「トラクターのバルブは、ある種ロケットより難しいですよ」と言う。また、コンペの相手は業界最大手の大森バルブとも。新規参入の佃製作所が勝てるとはあまり思っていない様子。

 

ギアゴーストは厳しいコストと納期で高い技術水準を求めるため、「そう簡単ではない」と伊丹も念を押す。それでも佃は「納得のいくものを作ってみせます!」と意気込みを失わなかった。

 

帰り道、島津の佃製作所が叶うのかと思っているような様子に対して、佃と山崎は憤っている。唐木田は相手が業界で「帝王」とも呼ばれている大森バルブであることを心配する。それでも、佃と山崎のやる気はみなぎったまま。

 

会社に戻り、技術開発部にトランスミッションのバルブについて話をする。プロジェクトメンバーには、リーダーに軽部、加納アキ(朝倉あき)、そして立花も選ばれる。

 

「バルブを制す者、トランスミッションを制す!」

 

佃は宣言する。

 

敵を欺くなかれ

一方の大森バルブでも、ギアゴーストのコンペの相手が佃製作所と議題に上がる。吹けば飛ぶような中小企業相手とバカにしているが、営業部長の辰野(六角精児)だけは違っていた。ロケット品質の佃製作所だと知り、最高のバルブを作るように命じる。

 

プライド

佃製作所では大森バルブのバルブが搭載されているトランスミッションを分解して調べる。すると、想像以上に性能が高いことが発覚。

 

立花は佃と大森バルブとの「スペック勝負になる」と言い、佃も同意。山崎はコストを忘れないようにとアドバイスする。

 

リーダーの軽部は時計を見つめている。針が6時を指すと、帰宅準備を始める。加納は戸惑い、立花はいらだちながら止めるが、定時だと言って帰ってしまう。

 

「なんなんですか?」と立花はいらだちを隠さず不満を言う。「取っつきにくいが能力はある男だ。おまえもトランスミッションについて学べるところがあるぞ」佃は困った様子もなく前向きに言うも、立花は浮かない表情。

 

佃は、ロケット事業ではなくトラクターのバルブを任されていることについて、立花が不満を抱いているのを見抜いていた。ただ、会社としては新しい分野として勝負に賭けている、その勝負に立花を賭けたのだと期待を口にする。

 

「泥臭くやれ!自分のプライド持って最高のバルブを作ってくれよ!」佃の言葉に、納得はできない様子の立花だが、一応は「はい」と返事をする。

 

ロケット品質とは

立花はバルブシステムの設計図を完成させ、軽部に見てもらう。が、また「野暮ったい」の一言で却下。加納が具体的に言ってほしいと言うと、「コストオーバー」と続ける。

 

立花はこれだけ高いスペックだったら当たり前と、いらだちながら言う。軽部は「コストオーバーなら話にならない。無ー駄!」とはっきり言い捨てる。そして、また定時だと帰ろうとしたとき、さすがに立花がキレてつかみかかる。

 

周りの社員が必死に止める。「あんたこれ以上のもん作れんのかよ!」そう食ってかかる立花に、「もっとオリジナリティ出せよ!あのバルブには、おまえららしさがどこにもねえ!」と軽部も怒鳴る。初めて感情的な、熱い一面。

 

そして、「こんなもんかよって思っただけだ。おまえたちの言うロケット品質ってやつは…」とどこか寂しそうにも言う。

 

頭を悩ませる佃と山崎のもとに、殿村が戻ってきた。とりあえずは週末通いだが、平日は出勤できるとのこと。ただ、問題は山積みのようだと見抜いてもいた。

 

立花は軽部への怒りが収まらず、「ロケット品質ってなんだよ…」とぶつぶつと文句を言う。加納が一応軽部のフォローを言うも、立花は聞かない。

 

ふと、加納は部屋に飾ってある写真に目を留める。それは、人工弁の「ガウディ」を開発し、救った子ども達との写真だった。加納は遠い目をし、「あれこそロケット品質でしたよね」とつぶやく。

 

不穏な予感

料亭にて、財前は的場と二人。ちょうど同じ頃、佃は元妻で同じ宇宙開発機構に勤めている和泉沙耶(真矢ミキ)から連絡を受ける。的場はヒラの取締役で、社長になれば10人抜きなどという情報を得ている。

 

心配そうに夕食をとっている佃の元に、財前から電話が入る。

 

信じている人

財前が佃を呼び出したのは、帝国重工のロケットエンジンが保管されている部屋だった。何度も、二人で話し合い、信頼を築いてきた場所でもあった。

 

財前は、的場に呼び出されて内示があったことを明かす。「次のキャリアを目指してはどうか」と的場は、暗にロケット事業から手を引けと提案してきたのだった。財前は組織の一員として辞令には従うとした上で、それでもロケットの打ち上げビジネスを冷静に評価してほしいと、頭を下げて頼み込む。

 

しかし、険しい顔の的場は「大型ロケットは…もう終わりだ」とすごむだけだった。財前はロケット事業から外され、もう後任はいない。帝国重工はロケット事業から撤退する。

 

わかっていたことだったが、佃は「それでも何とかなりませんか?」と財前に訴える。財前がロケット開発のために身を削っていたこと、内製化を覆してでも佃製作所のバルブを選び、ロケットのために何があっても戦ってくれたと、続ける。

 

「財前さん、言ってくれよ、大丈夫だって!うちの社員も、技術者も、ロケット開発部の社員たちだって、みんなあんたを心の支えにしてるんだよ!

 

何より、この俺が信じてるんだよ!財前さん!

 

しかし、財前は「私はロケットを離れます」と告げる。「私の…私の力不足です。佃さん、本当に申し訳ない!」財前は深々と頭を下げる。

 

佃は雨の中をとぼとぼと歩く。財前が佃製作所のバルブを技術を認めてくれたこと、尽力してくれたことを思い出しながら。

 

佃プライド

佃に北陸医科大学の一村隼人医師(今田耕司)から電話が入る。立花と加納から訪れるとの連絡を受けたとのこと。佃製作所が開発した人工弁「ガウディ」を使用した聖人君やほかの患者の子ども達に会いに行くためだった。佃もすぐに追いかける。

 

聖人君は元気を取り戻し、サッカーの試合に出ていた。一村は、佃製作所のガウディによって子どもたちの命をつなぎとめてくれたことを、本当に感謝していた。それだけ宇宙に飛び立つロケットエンジンの技術力が素晴らしいことを実感。

 

さらに、聖人君の将来の夢が「宇宙飛行士」であることも明かす。佃製作所が作ったロケットで聖人君が宇宙へ飛び立つ日もあるのかもと、一村は言う。仲良くなった聖人君もすっかり元気になり、三人に笑顔を見せてくれた。

 

佃は自分がやれない言い訳をしていたと、立花や加納に言う。「俺の夢は小学生の頃からロケットを飛ばすことだ!俺はまだ夢を持っていいんだ!」と、熱い気持ちを思いだし、自分を奮い立たせる。新たに画期的なエンジンを開発することも誓う。

 

そして、まずは目の前の仕事だとも言う。佃の言葉を聞いた立花と加納も、前を向く。

 

意思を持つ者たち

財前は、帝国重工のロケットエンジンをじっと見つめていた。そこに藤間の姿が。財前を見ると、ロケット打ち上げのスターダスト計画を推進できたのも財前のおかげだと称える。さらに、こうも続けた。

 

「宇宙に無限の可能性があるように、宇宙関連事業にも無限の可能性がある。可能性がある限り、諦めるな!」

 

力のこもった藤間の言葉に、財前もまっすぐに「はい!」と答えた。

 

 

ギアゴーストコンペ 2週間前。夜遅くまでトランスミッションのバルブシステムの開発に励む佃や立花、加納。佃は今までロケット開発で培ってきた技術力を思い出す。ロケットを飛ばしたその瞬間をー。

 

硬く目をつぶって考えていて佃が、はっと何かをひらめいたように目を見開く。そして、言う。

 

「うちらしくやるってのは、こういうことなんじゃないのか?」

 

 強敵

一方、大森バルブは一足早くバルブを完成させていた。営業部長の辰野と営業の蒔田(山本圭祐)が、ギアゴーストの伊丹と島津に見せに来た。

 

辰野が「最高傑作」と自画自賛するように、たしかにこれ以上ないほどのスペックだった。島津はコストについて懸念する。すると辰野は「見抜かれましたか」という。実はコストオーバーしているので、採用されたら値を上げてほしいとのこと。

 

伊丹は「ルールはルール」と突っぱねるも、辰野は大森バルブからのTⅡバルブ供給がストップしたら困るだろうと、半ば脅しのようなことを言う。「それとこれとは話が違う」と伊丹が言うが…。

 

島津は「ブロックがちょっとなぁ…」と口にする。「これまだ完成品じゃないですよね?」とも。辰野は何かに気づいたようで、一旦引き下がる。

 

大森バルブが帰った後で、伊丹は島津に「ブロック」とはどういう意味なのかを尋ねる。島津はブロックが別素材ならコストオーバーしないだろうと考えていた。どうやら辰野も気づいた様子。

 

伊丹は伊丹で、大森バルブからの供給がストップすることはなさそうだと、笑みを浮かべていた。

 

下町工場の努力

立花は、改めてバルブの設計図を軽部に見せる。軽部が見る表情は、明らかに以前と違っていた。「ま、いいんじゃないの」と皮肉っぽい言い方だが、きちんと認めてはくれた。技術部全員が拍手をし、祝福した。

 

その後はコストギリギリに収まる範囲での設計を考え、素材を検討し、試作を作る作業も続く。そして、1週間のコンペの日を迎えたのだった。

 

宣戦布告

大森バルブの辰野と蒔田は先にギアゴーストを訪れ、改良したバルブを見せる。島津が指摘した通り、ブロックの素材を替えることで、コストオーバーにならずに済んだ。

 

「さすが大森バルブさんねぇ」島津がつぶやくと、「さすがなのは島ちゃんだよ」と伊丹が返す。

 

ちょうど大森バルブと入れ替わりに、佃製作所の佃に山崎、軽部、立花、加納でやってきた。佃製作所と大森バルブが向かい合う形に。佃は自分たちのバルブを「自信作」と言う。

 

辰野は、佃製作所のバルブを見たいと言い出す。伊丹は「さすがにそれは…」とのこと。どちらのバルブも科学研究所で数値検査を委託し、その結果で判断するとのこと。

 

辰野は引き下がらず、具体的な数値が知りたいと言う。佃も受諾し、互いの評価を確かめ合うことになった。
 

技術力だけは

そして、ギアモータース、佃製作所、大森バルブがそろって、モーター技研で検査の結果を待つ。まずは大森バルブ。評価結果の数値は驚くほど高かった。高スペックさに、佃製作所の社員たちもうなるほど。

 

そして、佃製作所のバルブの検査結果もやってきた。大森バルブと比較されている数値も提示し、優位な数字を赤くしているとのこと。結果は…ほとんどの数値で大森バルブが優位だった。それも圧倒的に。

 

辰野は拍子抜けしたように笑ってしまう。伊丹も困惑している様子。それでも佃はひるまず「うちの最高のバルブです」と言う。辰野は皮肉まじりにあざける。しかし、島津だけは空気感が違い、恐れ多そうに、食い入るように佃製のバルブを見ている。

 

辰野は正式な取引の話をしようと伊丹に持ちかける。伊丹も応じて離席しようとする。動かない島津に対して呼びかけるも、応じない。

 

「待って…」島津は何かに気づいた様子。辰野に大森バルブのパーツの数を尋ねる。「491個」大して佃製は「153個」 。島津はパーツの少なさから、圧倒的に佃製のバルブの強度が強いことを指摘する。

 

しかし、辰野は「スペックではうちが上」と相手にしない。「わからないんですか、このバルブのすごさが?」島津は信じられないというように言う。

 

そして、佃煮「どうしてこんなものが?」と聞く。佃は実際にトラクターに乗ってみて、振動の強さを感じたことを明かす。土を掘り起こす負荷が大きいと感じ、トラクターのトランスミッションのバルブシステムにおいて何より大切なのは壊れないことだと結論づけたと言う。

 

実際に開発をした立花も、最初は数字に囚われて高スペックさだけを求めたと言う。ただ、スペックが高ければ高いほど繊細になり、わずかな衝撃で不具合になってしまう。「それでは意味がないんです」ときっぱりと述べた。


「このバルブはトラクターにのせて初めて完成します。スペックが高すぎては本末転倒です。

 

そんなスペック、無駄なんです

 

佃は、ハッキリと言ってのけた。辰野は高笑いし、「負け犬の遠吠え」と言う。あくまで数値は圧倒的に大森バルブが上だと主張する。

 

「数値なんて小さな問題です!」島津が大きな声で言う。

 

「それほど、このバルブはすごいんです!」

 

そして、続ける。

 

「細部に渡ってものすごく手が込んでる!こちらが要求する性能を全て満たしてくれた上で、重量や燃費への影響など、うちのトランスミッションとのベストマッチを狙ってきた!わたしたちのため、ユーザーのために作られた。何よりもこの強度がすごい。大森バルブさんのもつ全てのスペックを足しても、この強度には叶わない!

 

圧倒的な差です

 

ぽろりと島津の目から涙がこぼれる。意図していないような、それほどまでに感動があふれ出したように。

 

「私にはこんな設計思いつかなかった。思いついても、実際に作れるなんて…」島津の言葉に、佃は答える。バルブの製作を可能にしたのは、社員たちの研磨技術だと。それはロケットエンジンのバルブ応用されているから、まず壊れない。ロケット発射時の極限環境にも耐えられるものなのだからと。

 

「技術だけは、絶対の自信があるんです!」

 

まっすぐな目で佃は言い切った。

 

伊丹は島津と二人だけで話し、そして佃に向き直り、

 

「佃さん、これは我々が求める最高のバルブです。ぜひこれを使わせてください!」

 

と宣言した。佃製作所の社員たちも思わずガッツポーズ。辰野は怒り心頭で「それで本当に良いんですね?」と尋ねる。

 

「弊社のコンペは会社の規模にかかわらず、そのときに最善の方を選ぶ。それがギアゴースのビジネスモデルであり信念だ」

 

辰野はいらだちながら、蒔田を引き連れて去っていった。 島津は笑顔で「素晴らしいバルブありがとうございます」と感謝した。佃も「うちのバルブのよさをわかっていただいてありがとうございます」と感謝した。

 

新たな挑戦

佃は今後のことについて、顧問弁護士の神谷修一(恵俊彰)に報告。トランスミッションの挑戦について、面白そうだと微笑ましい表情。

 

「宇宙から大地へ」という神谷の言葉に、佃は「宇宙も大地も、です」と答える。「佃製作所の新しい挑戦」力強く言うのだった。

 

悪魔の手が…

大森バルブの辰野はとある会社にいた。ギアゴーストへの供給を止めたいが、ビジネスで得をしないと愚痴を言っている。ギアゴーストにはそんな暇はないと、男二人が言う。

 

一人の男が「佃か…徹底的にやらせてもらいますよ」と言う。それは佃製作所の因縁の相手でもある弁護士の中川京一(池畑慎之介)だった。

 

 

ギアゴーストでは、とある相手から特許侵害の損害賠償の訴えを受けているとのこと。弁護士(中村梅雀)が、伊丹に「御社は行き詰まることになるかもしれません」と告げている。

 

 

一方、佃は帝国重工のロケット開発部に行き、水原にエンジンバルブを手渡す。「次のヤタガラス7号機、御社のバルブを使用できないかもしれません」と、あまりにも予想外の言葉を言われてしまいー。

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と言う話でした。事細かに描写したらものすごく長くなってしまいました。というわけで、感想は次記事で書きます。

 

 

 

 

 

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▼下町ロケット 第2話 記事はこちら

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