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西郷どん 第8話「不吉な嫁」ネタバレ 優しすぎる人たち

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 優しくなりたいaoikaraです。この大河ドラマを観るとね、その優しさを見習いたいなぁなんて思いますよ。

 

というわけで今回のテーマは…

 

西郷どん 第8話「不吉な嫁」ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼西郷どん 第7話「背中の母」記事はこちら

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第8話「不吉な嫁」あらすじ・ネタバレ

不吉な嫁

西郷家では父と母を亡くし、悲しい一年が終わり、新しい年を迎えることに。家族みんなで墓参りをする。吉之助(鈴木亮平)の祖母・きみ(水野久美)は「今年こそ良か年になりますように」と願っている。「みんな健やかに過ごせますように」と吉之助が続く。

 

すると須賀(橋本愛)が「私がおって、良か年にはならんち、みんな思いもうそう」と言い出す。近所の人が須賀のことを「不吉な嫁」だと言っていると。自分が嫁いだ途端に父も母も亡くなってしまったことを責めるように言う。

 

「おはんは不吉なんかじゃ嫁じゃなか!」吉之助は強く言う。「きっと今年こそは良かことがあっはずじゃ。そいを信じよう」にっこりと笑顔で言い、もう一度「良か年になりますように」と願う。

 

皆目をつむって唱える中、須賀は目を開けてそっと吉之助を見る。不安そうな目で。

 

隣人の喜び

その年の五月。須賀はぼろぼろな布団を干している。嫁入り道具としてもらった上質な布団はすでに売ってしまい、食べるための銭に替えたとのこと。吉之助もお役目から早く帰ってきて、きみにうなぎをとってきてほしいと頼まれる。

 

と、そこへ隣人の大久保正助(瑛太)が母の福(藤真利子)や妹らを連れてやってきた。ついに正助の謹慎が解かれて、書役助の役目に戻れることになったのだった。

 

「おめでとございます!」吉之助やきみら、西郷家の人々は大いに喜ぶ。須賀は驚いたようにきょろきょろと両者を見ている。

 

福も三年も辛抱したことを言い、世話になった西郷家に感謝。正助にも「おめでとございもす!」と声をかける。父の次右衛門(平田満)も赦免になりそうだとのこと。

 

「そんなことより」と須賀は吉之助に晩ご飯のうなぎをとってくるように言う。しっかり者で冷静な嫁に吉之助は「おーそうじゃった!」と笑顔で言い、川に向かう。

 

時代が変わる

その頃、浦賀にペリーが率いる黒船が訪れ、日本に開国を迫ってきた。幕府には白旗が送られてきた。阿部正弘(藤木直人)は他の幕臣に、この旗を掲げて報復を示さないと砲撃を開始する、とメリケンが言っていると伝える。忌々しい表情で。

 

異国を知る男

一方、島津斉彬(渡辺謙)は参勤交代の途中。ティーカップでしばしの休憩。側近の山田為久(徳井優)が「大変でございます~!」と繰り返しながらやってきて、浦賀に黒船が来たことを告げる。

 

が、斉彬は動じず。「船の上にそびえ立つ太い筒からもくもくと黒い煙がふき、飛ぶが如く海上を走る。横腹からは幾多も大砲をのぞかせる。乗り込む数は我が国の大船など足元にも及ばん」とつらつらと特徴を述べ、それが合っているものだから山田は驚く。

 

「まさか殿はどこかでその船をご覧になったことがあるのでしょうか!」と聞けば、「ない!」と即答。ただ、琉球からやジョン万次郎(劇団ひとり)の話ではそうだったと。

 

急ぎ薩摩に戻った斉彬は、急ぎ指令を出した。相手に勝る大砲を作りたいが、レンガさえもろくに作れず斉彬は叱り飛ばす。

 

また、山田には長崎の防御を固めるように命じる。側近の一人、関(森岡豊)がメリケンは戦を仕掛けるのかと尋ねる。「ない」これにもきっぱりと答える斉彬。では、なぜ長崎に兵を送り込むのかと問われると。

 

戦はしないが、沿岸の備えを固めておくことで対等に談判をしようというのが斉彬の考えだった。いち早く薩摩が動いたとなれば、新しい政を始めるときに薩摩が重要な役割を担うことにもなる。

 

「ここからが重要じゃ」と斉彬は言い、赤山の弟・桂久武(井戸田潤)を呼び出し使いを頼むことにする。

 

また、八月には「お篤を江戸に向かわせる」とも。於一(北川景子)という名だった少女は斉彬の養女となり名前を篤姫と改めて、江戸へ向かう準備をする。

 

黒船の来航は、吉之助の運命も大きく変えることになる。

 

呼び出し

吉之助は正武に呼び出されて城へ。斉彬がまた江戸に行くので、その時に一緒についてきてもらいたいという命だった。しかも、斉彬直々の申しつけとのこと。年明けには出発するので、しっかり準備するようにと正武は言う。

 

吉之助は感極まり、「ありがたき幸せにございもす!」と返事をする。

 

喜びの報告のはずが…

大急ぎで帰ってきた吉之助は、父親と母親の位牌のもとへ。「殿のお供として、江戸に行っこつにございもした!」と言い、家族も皆驚いている。「ちゅうこっちゃ!」と笑顔で家族に向き直り、みんな「おめでとございもす!」と喜びを分かち合う。

 

「私はめでたかなか!」

 

と貫くような声で言うのは須賀。江戸にいくのにいくらお金がかかるのか知っているのかと。自身の父親が江戸に行くときには三十両を工面したと話す。皆、あまりの大金に言葉を失ってしまう。

 

「そんな大金、作れるわけがないもはん!」というのが須賀の主張だった。家族は畑を売ると言い出すが、吉之助は食べられなくなることを懸念してそれはいけないと止める。少しずつお金を貯めていけば、と言うが須賀はため息。

 

「こん家は返してなか借金が山ほどありもす。そんな家に貸してくれるはずもなか!」と至極まっとうなことを言う。さらに、「江戸に行って、いつ帰ってこられるとでございもすか?いつ帰ってくるかわからん主人を、借金だらけの家で待つなどごめんこうむりもす!」

 

須賀の言葉を聞き、吉之助は何も言葉を返せなかった。

 

無念

夜、いつもの木の上で吉之助は一人思いを馳せていた。かつて斉彬から受け取った「Cangoxina」の紙を握りしめながら。

 

正助がやってきた。「まだそげな紙を持っちょっとたか」と正助は言う。吉之助は子どもの頃を思い出していたと返す。正助は、変わらず斉彬びいきだと吉之助に言うが、本人は苦悶の表情を浮かべている。

 

「実はの」吉之助が話し出す。「年明け早々、殿の江戸へ行くお供に選ばれたとじゃ」正助は驚き、「殿直々の?」と聞くと、「じゃ」と吉之助は返す。まだ内々の話だがと。

 

正助はぱっと笑顔になり、「さすが吉之助さあじゃ!おめでとございもす!」と祝福する。が、吉之助の苦悶の表情は変わらない。「うれしくなかとか?」正助は聞く。「うれしか。じゃっとん、金が三十両必要じゃて…」

 

思いも寄らない吉之助の弱気の言葉に「諦める気か?」と正助が強い語調で聞く。吉之助は自分に一家の主としての務めもあると言い、家族を食べさせていかなければならないこと、琴を嫁にもらわなければいけないこと、須賀も反対していることなどを述べる。

 

「正気で言っちょっとか?」正助は明らかに怒っている。「馬鹿なこと言うもんじゃなか!下に降りろ!」と言って、木の下に降りる。吉之助も降りる。

 

「見損なったぞ吉之助さあ!おいだったらそげなばかなことは断じてせんぞ!斉彬様に思い焦がれて、ようやく近くに行けるとに!」
「そげなことはおいが一番わかっちょう!」

 

吉之助も言い返す。が、正助は胸ぐらをつかみ、言葉を止めない。

 

「おいならないごて江戸へいかん!ないごて斉彬様に尽くさんか!おいは許さんど!」
「やかましか!そいならおはんが江戸へ行け!
「なんじゃち?」
「わいは、おいのようなしがらみもなか!おいより学問もできる!わいが江戸へ行かんか!」

 

西郷の家ではみなが目を覚まし始めて、二人の様子に気づく。大久保が言葉を返す。


「行けるもんなら行きたかあ!じゃっとん、選ばれたのはわいじゃなかとか?逃げちょっとか?」
「逃げちょっとらん!」
「逃げちょっとが!このやっせんぼがあ!!

 

大久保は怒りがあふれ、拳で吉之助を殴る。熊吉(塚地武雅)や吉二郎(渡部豪太)がケンカを止める。

 

「やめてくいやんせ!」

 

吉之助をかばうように出てきたのは須賀だった。

 

「旦那さあは、私のために江戸行きを諦めてくれたとでございもす!夫婦のことに、他人は口を挟まんでもらいたか!」

 

鋭く強い声で言い放つ。

 

「こげな嫁の言いなりになりよって!」

 

大久保の憎々しげに放った言葉に怒った吉之助が「人の女房の悪口を言うなあ!」と、大久保を拳で殴り飛ばす。必死で止めるも、二人のケンカは止まず。

 

木の上には、「Cangoxina」の紙がひらりと。

 

新しい指令

明くる日、吉之助はまたも久武に呼び出される。体は傷を負っていて、とぼとぼと城に歩いて行く。「江戸行きの支度は首尾良く進んどるか?」と親しげに話しかけてくれる久武にも、不器用に笑うことしかできない。

 

呼び出された理由は、篤姫が今泉の城から鶴丸城まで上がってくる道中、吉之助に警護役を頼みたいとのことだった。突然のことに「ないごておいに?」と吉之助は聞く。「おいにもわからん」久武は答える。

 

「殿に篤姫様に、わいは人気があっとじゃの」と久武は言う。吉之助の不安を感じ取ってか、「どげんした?」と聞くが、吉之助は「なんも」と答えず。

 

頼める人は

須賀が掃除をしていると、隣家から声が。それは琴(桜庭ななみ)と吉二郎、熊吉が、正助に吉之助の江戸行きを説得してほしいと頼み込んでいる声だった。三人は必死に頼むが、ケンカで意気消沈した正助は「俺を巻き込まんでくいやれ」と静かに言い、立ち去ってしまう。

 

須賀はそんな様子を見て、少し考えるような顔をして…

 

出ていく人

正助が木の上で書物を読んでいると、なにやら西郷家の様子を気になる。みんなで内職をして、吉之助のために金を貯めようと気張っているのだった。売れる物はないかと、家の中を物色したりして。

 

「無駄です」きっぱりと須賀が言う。「こげなことをしても何の役にも立ちもはん」そう言って「里へ帰らせてもらいもす」と立ち上がる。正助はそんな立ち去る須賀の様子を見ていた。

 

決心

正助のもとに、ひらりと一枚の紙が落ちてくる。それは、吉之助が大事そうに持っていた「Cangoxina」と書かれている紙。それを見た正助はいてもたってもいられず…

 

数奇な出会い

吉之助は篤姫の警護役のために、指宿から鶴丸城までの道中。急に家臣の一人が「西郷吉之助はおるか?」と言い出し、吉之助はついていく。

 

砂浜までやってくると、そこにいたのは篤姫だった。一人、海を見ている。吉之助は頭を下げる。「かまわぬ、面を上げよ」篤姫は言い、にっこりと満足そうに吉之助を見ている。

 

「西郷吉之助、そなたに礼を言いとうて呼び立てもした。御前相撲で賭に勝たなかったら、私はここにおらんかった!」

 

吉之助は要領を得ず「はっ」と返すだけ。「わからんでもよか」篤姫は笑顔で続ける。「私はそなたのおかげでお殿様の娘となり、こん薩摩ともお別れをすることになりもした」と言う篤姫に、「そげはどげなこってございもすか?」と吉之助が聞く。

 

篤姫は吉之助の前まで歩き、腰を下ろして顔を近づけ、言う。「お城に上がり、またすぐに江戸へ行きもす。江戸でお役に立てるかどうか、わかりもはん。まっこて、今泉家に産まれた私が江戸に行き、お殿様のために働くことができるなど、信じられもはん」うれしそうに篤姫は語る。

 

「西郷、次は江戸で会おう。お殿様を思いっきり投げ飛ばしたそなたを、放っておくはずがなか」

 

と満面の笑みで言う。じっと吉之助は篤姫を見る。

 

「共にお殿様のために尽くそうぞ」

 

という篤姫の言葉を「はい」と力強く吉之助は受け止め、頭を下げる。

 

友のために

正助は走り、郷中の仲間である有馬新七(増田修一朗)や村田新八(堀井新太)に声をかけ、金を貸してほしいと話す。みな金はなく渋い顔をするが、吉之助を江戸に送るための金だと聞くと明るい表情になり、ほかの郷中の人間にも声をかけると言う。

 

そして正助は、豪商の板垣与三次(岡本富士太)のもとへ行き、三十両の金を貸してくれるようにと頭を下げる。なんとしてでも吉之助を江戸に行かせたいのだと。

 

板垣は前に西郷家に100両を用立てたことを明かし、「まずはそいを返してからうちにくるっちゅうが、筋っちゅうもんでは」と返す。

 

正助は考え、床よりもさらに下の土にまで行き、土下座をして、頭を下げる。

 

「吉之助さあは太か男です。殿のためだけじゃなく、百姓やおなごのためにも、惜しまず命を懸けられる男でございもす!こいなおいのためにも命がけで……。板垣さあ、お願いしもす!吉之助さあじゃのうて、おいに三十両貸してくやんせ!おいの命にかけて、必ずお返ししもす!」

 

土に額をつけるように、頭を深く深く下げる。板垣は「大久保様の友を思うお心、ようわかりもした」と言う。そして、五両出す。ただし餞別だと。「わたしもなんだか、西郷吉之助様のことが好きでございもす」とにっこりと笑うのだった。

 

みんなの力

西郷家ではなかなか金が集まらず、三十両を集めるのは難しそうだと皆が頭を悩ませていた。そこへ、弟たちが正助を連れてくる。弟たちも釣った魚を売るなどして、お金を稼いでくれた。「ようやったの」と正助が頭をなでて褒める。

 

また、板垣から餞別として五両もらったこと、郷中でかきあつめて六両もらったこと、その金を見せる。

 

思いを託して

吉之助が家に戻ってくると、誰もおらず静か。そこに正助がやってきて、「話がありもす」と言う。そして、吉之助に皆から集めた金を渡す。「二十両ありもす」と。「こん金があれば江戸へ行きもうそう」と正助は言う。

 

吉之助は戸惑い、「こげな」と首を横に振る。「受け取ってもらわんと困る!」と正助は言い、郷中の者たちが、熊吉が、弟たちが、家族が、必死になって作った金だと言う。そして、「Cangoxina」と書かれた紙を吉之助に手渡す。

 

「斉彬様と一緒に、江戸へ行け!」

 

正助が力強く言い、笑顔になりながら「おいにもう一発殴られたかとか?」とも言う。吉之助は震える手で紙を持ちながら、「いんや、正助どんと殴り合いは、二度とごめんじゃ」と言って笑う。「ありがとございもす!!!」感謝を言い、吉之助は頭を下げる。

 

「おいは江戸へ行っとう!」

 

ようやく決断した吉之助の言葉に、正助は力強くうなずく。そこにすすり泣く声が。戸を開けると、西郷家の皆々が泣いていた。吉之助が江戸へ行ける状況になり、皆でうれし涙を流していたのだった。

 

「お頼み申す」

 

誰かがやってきた。それは、須賀とその父・伊集院直五郎(北見敏之)だった。

 

夫婦の縁

吉之助は、須賀が出ていったので何か嫌なことがあったのかと心配する。それには答えず、直五郎ががばっと頭を下げる。「すまん!離縁してくれ!」と。「須賀はおはんの嫁にふさわしくなか!」と直五郎は言う。

 

「そげんことなか」と吉之助は言い、貧しくても家のことをしっかりやり、弟たちの世話も精一杯してくれる須賀を労う。

 

しかし、直五郎は須賀が家族の面倒を見るために嫁になったわけではなく、貧乏も嫌いだと言っていると言う。須賀は何も言わず、また笑わぬ能面のような顔をしている。直五郎も自分の娘をわがままだと詫びている。気まずそうな西郷家の人びと。

 

「ほんのこて、わがままで悪うございもした」淡々と須賀は言う。「こげなわがままな娘のことは忘れて、心置きなく江戸へ行ってくいやんせ」と直五郎は言う。そして、「こいは餞別じゃ」と直五郎が金を出し、さすがに吉之助も受け取れない。

 

「申せば手切れ金でございもす」はっきりと須賀が言う。「受け取ってたもんせ。こいできれいさっぱり、夫婦の縁を切りもんそ。江戸でもどこでん行って、勝手に出世してたもんせ!」強く言い、吉之助は「須賀どん…」と心配したように声をかける。

 

「ああ、せいせいした!」と言う須賀だが、決して目を合わせるようにはしない。「短か間でんございもしたが、お世話になりもした」そう言い、頭を下げるとすたすたと父親を伴って去って行く。

 

熊吉は吉之助の言われように嘆く。吉之助は餞別としておいて行かれた金を見て、何か思い、そして立ち上がり走る。須賀の後ろ姿を見て、「ありがとなぁ」とつぶやくように感謝の意を述べた。

 

日も暮れて、須賀と直五郎は歩いて帰る。直五郎は吉之助は良い男だと思っていたが、「おはんにあの男の良さはわからんじゃったか」と落ち込んだ様子で言う。

 

「私は、あげな優しか男は見たことございもはん。優しくて、温かくて…」須賀は意外なことを言う。「そいならないごて離縁など?」直五郎は聞く。「優しすぎっとじゃ」須賀は答える。

 

「一緒にいたら、離れられなくなりもす。江戸へ行くなち、引き留めてしまうもす。あん人の優しさは、自分の身を捨てて、相手の気持ちになってしまいもす。こげんひねくれた私の気持ちもわかってくれもして、もう…十分でございもす」

 

静かに語る。全てに気づいた父は「そいでこっちから離縁を申し出て、手切れ金と一緒に江戸に行かせてやったとか?」と聞く。須賀は耐えられなくなり、表情を歪ませながら言う。「日本一の婿殿を、こっちから離縁してやりもした」

 

張り詰めていた気持ちが途切れ、感情があふれ出すように須賀は泣く。月がとても綺麗な夜だった。

 

江戸へ

そして年が明け、安政元年の一月二十一日。吉之助が江戸へ経つ日がやってきた。熊吉は吉之助の成長と、父と母のことを思って泣いていた。郷中の仲間も、家族も、大久保家の人びともみんなで吉之助を送り出してくれる。

 

吉之助は皆のおかげで江戸に行けることを大いに感謝していた。「嫁には逃げられたが」と新七が余計なことを言うが、まあご愛敬。「みんながいてくれて、ほんのこて良かった。おいは幸せ者じゃ!」と吉之助はうれしそうに言う。

 

家のことは弟の吉二郎、妹の琴に託す。新七や新八は必ず文を書くと言う。「おいは吉之助さあからの文など待たん」と正助は言う。「おいもすぐ後を追いかけもす!」とまっすぐに正助は続ける。

 

「いってくっでええ!」

 

桜島に向かって叫び、たくさんの人に応援されて、吉之助はいよいよ江戸へと出発する。

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という話でした。ただ江戸へ行くだけってわけでもないんですね。昔は本当に大変です。というわけで詳しい感想は別記事で書いていきます。

 

 

aoikara

 

▼西郷どん 第9話「江戸のヒー様」記事はこちら

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