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西郷どん 第44話「士族たちの動乱」ネタバレ 新政府への鬱屈が火種を生み…

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先祖はおそらく町人ではないかと思うaoikaraです。役人とか侍とかではないでしょうね。なんとなく。でも、ここまで命をつないでいただき、ありがたい限りです。

 

というわけで今回のテーマは…

 

西郷どん 第44話「士族たちの動乱」ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼西郷どん 第43話「さらば、東京」記事はこちら

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第44話 あらすじ

鹿児島に戻った隆盛は、畑仕事や狩りをして穏やかに暮らすはずだった。政府の役職を辞めて鹿児島に戻ってきた桐野たちに、政府に戻ってほしいと言われる。が、隆盛は断る。

 

士族たちの不満は高まり、数もどんどん増えていく。そんな中、佐賀の乱が怒り、兵を率いていた江藤新平が隆盛に助けを求める。しかし、隆盛は兵を挙げず。江藤は捕まり、大久保の命により斬首され、さらし首となった。

 

士族たちは暴発寸前。そんな士族たちの居場所を作ろうと、隆盛は私学校を作る。最初は納得できなかった桐野も私学校に参加。しかし、これが西南戦争の火種になったのだった。

 

第44話「士族たちの動乱」詳細なネタバレ

ふるさと

政府を離れ、鹿児島に戻った西郷隆盛(鈴木亮平)は、畑仕事や狩りなどの静かな毎日を過ごす。歌を詠み、筆で大きく書くときなどは、集中して何も聞こえないほど。

 

そんな隆盛を見て、妻の糸(黒木華)は浮世から抜け出して、身も心も軽くなったと微笑みながら言う。居候している川口雪篷(石橋蓮司)は書が読めるのかと驚くが、もちろん糸は読めない。

 

書いていたのは「都で名利を求めたために、このすがすがしいふるさとの松風の音を、3年も聞くことができなかった」という隆盛の心の歌だった。

 

帰郷

ところが、陸軍少尉だった桐野利秋(大野拓朗)や、同じく陸軍の篠原国幹(榊英雄)や辺見十郎太(持永雄恵)らが隆盛の家にやってくる。政府を辞め、鹿児島に戻ってきたと言う。他にも東京にいる薩摩の者たちが次々に役職を離れ、鹿児島にやってきていた。

 

隆盛の弟・小兵衛(上川周作)も着いてきた。従道(錦戸亮)に言われて引き留めに来たが、鹿児島まで来てしまったと言う。

 

隆盛は怒っているが、家の中に入れて話を聞く。桐野たちに「許さん!」と東京に戻るように言うが、むしろ隆盛に戻ってきたほしいと言う桐野たち。隆盛は受け入れず、二度と家には来るなと重々しく伝えるのだった。

 

士族たちの動乱

一方、鹿児島県令になった大山綱良(北村有起哉)は「いかーん!」と喚いている。そんな様子を楽しげに見ているのが、未だに着物姿の海江田俊斎(高橋光臣)。

 

陸軍だけでなく、警保寮(今でいう警察)の薩摩の者たちも辞めたと言う。その数300。今薩摩にいる士族と合わせると600。全て役職を失ったことになる。さすがに俊斎も顔色が変わり、大山は困り果てる。

 

鹿児島に戻ってくる士族の数は増え続け、武器などを持ち込んで盛り上がり、町には不穏な空気が漂っていた。そのことに危機感を抱いている桐野。

 

妻の意地

桐野たちは何度も何度も西郷家にやってきた。だが、いつ来ても隆盛は不在で、帰ってもらうようにと小兵衛や使用人の熊吉(塚地武雅)が言う。行き先は自分たちもわからないと、糸は「お引き取りを」と頭を下げる。

 

「これだけは伝えてくいやい。西郷先生、逃げんでくいやんせ」そう言った桐野。糸はきっとした表情になり、「勝手なことを言わんでくいやい」と強い口調で言う。熊吉や雪篷は冷や冷やと見ている。

 

「私には政のことはようわかいもはん。じゃっどん、皆さあを見ちょっど、腹が立って仕方がなか!」

 

糸はきっぱりと言う。

 

「旦那さぁはこいまで、新しか国を作るために、脇目もふらず走ってこられもした。そいだけは、私にもようわかいもす。そいを、ずっと近くで見てこられた皆さあが、今度は自分で走る番じゃなかとですか!?」

 

険しい表情で告げる糸。「お引き取りを」と再度告げた。やってきた者たちは言い返すこともなく、渋々帰って行く。

 

政府の変化

一方、東京では洋行帰りの村田新八(堀井新太)と川路利良(泉澤祐希)が、新太に設立された内務省に訪れていた。二人とも洋装姿が様になり、ヒゲもたくわえている。従道が二人を案内する。

 

政府の変わりぶりに、少し驚いた様子の新八と川路。大久保に呼ばれて部屋を尋ねるも、仕事のためしばらく待たされることに。参議兼内務卿となった大久保は、治安維持や殖産興業を所管し、強大な権力を握る内務卿の頂点に君臨していた。

 

大久保の時間が開いてのは、日もすっかり暮れた頃。多くの者が役職を離れてしまったため、陸軍は長州の山県有朋(村上新悟)が立て直している。新八や川路には警保寮の立て直しを依頼するため、呼び出したのだった。

 

「そいは命令でごわすか?」新八は聞く。「そんとおりじゃ。腹をくくれぇ、新八。おいについてこい」と大久保は言う。

 

その前に聞きたいことがあると心配は言う。「吉之助さぁは、ないごて政府を去られたとでごわすか?」新八は隆盛の責任の強さを思い、すぐに帰るはずがないと考えていた。大久保は「おいの役目は終わった」と言って薩摩に帰っただけだと説明。新八は納得できない。

 

また、川路も口を開く。「おいをお取り立てくださったのも、今おいがここにおるのも、ひとえに西郷先生のおかげでございもす」穏やかに冷静に述べた。大久保は鼻で笑い、もう頼まないので大丈夫だと言うが…

 

「しかし、国家安寧のためには一日として休むことは許されもはん。川路利通、私情は捨て、あくまで警察に献身いたしとうございます」と、川路は述べた。

 

士族たちの不満

そこへ、使いの者が来て、岩倉具視(笑福亭鶴瓶)が襲われたと知らせる。大久保は驚き、すぐに駆けつける。岩倉はおびえきっており、土佐なまりの者に襲われたと言う。

 

後日、政府の者たちが集まった場で、岩倉を襲ったのが土佐の者だと発覚したことが告げられる。

 

木戸孝允(玉山鉄二)は、本当に危ないのは鹿児島ではと大久保に指摘する。いくら隆盛がいたとしても、抑えきれないかもしれぬと。また別の者は隆盛が立つかもしれぬと言う。

 

「いや」と大久保が言う。「西郷が立つことは断じてない」と言い切った。

 

考え事

隆盛は熊吉と温泉に浸かっている。熊吉は糸が追い払ったことを得意げに話す。あれですっかり桐野たちも来なくなったと言う。熊吉は、隆盛が何も考えていないはずがないと、桐野たちのために何ができるのか考えているのだろうと言う。

 

しかし、隆盛ははぐらかすだけ。自分からは何も言わない。百姓として一生を終えられたら、と自分の気持ちを明かす。

 

暴発寸前

政府に対して不満を持つ全国の士族たちは暴発寸前だった。その影響を受けて、鹿児島で暮らす大久保の妻・満寿(美村里江)や子どもたちの家も石が投げられるなど、身に危険が及ぶほどだった。

 

満寿は西郷家に逃げてきて、隆盛も糸もここで身を潜めるようにと言う。満寿は、大久保から子どもたちを連れて東京に来るよう、何度も手紙をもらっていることを明かす。

 

満寿は大久保の墓を守らなければと理由をつけていたが、本音は大久保に妾がいることを嫌がって、上京しなかったのだった。結局、満寿は子どもたちを連れて東京へと旅立っていった。

 

佐賀の乱

そしてついに、江藤新平(迫田孝也)率いる佐賀軍6,000の兵が、政府軍率いる佐賀城に向けて、攻撃を仕掛ける。世に言う佐賀の乱

 

鹿児島の士族たちもまずます士気を高め、銃をぶっ放して盛り上がるなど、尋常ではない空気が漂っていた。桐野の目的はあくまで隆盛を政府に引き戻すこと。それを見失ってはいけないと、政府へ反乱する軍を挙げる気はなかった。

 

失望

ある夜、西郷家の戸をどんどんと強く叩く者が。それは佐賀から逃げてきた江藤だった。江藤は隆盛に兵を挙げてほしいと言い、隆盛が立てば後藤象二郎や板垣退助らも立ち上がると、政府を取り戻すのだと説得しに来たのだった。

 

しかし、隆盛は断る。自分が考えているのは遠い鹿児島から、どうやったら政府を支えられるかだと。「戦は断じていかん!」ときっぱり述べて、江藤がしようとしていることは私情だと言い切った。

 

あまりの考えの違いに、江藤は言葉を失う。そして立ち上がり、隆盛を見下すようにしながら、「西郷隆盛には失望したぁ」と捨て台詞を吐き、去って行く。やりきれず、西郷家の木を刀でたたき切る者もいた。

 

最後のお役目

結局、江藤は四国で捕まった。ろくに裁判もかけられず、大久保の命で、斬首にさらし首。その日のうちに執行された。

 

政府の者たちが集まり、さすがにさらし首はやり過ぎではないかと大久保に言う。政府に刃向かうとどうなるのか思い知らせるために、

 

「江藤さあの、最後のお役目でございもす」

 

と言う大久保。皆の表情が青ざめる。岩倉だけがにやにやと笑っていた。

 

妻と子ども

大久保が満寿のために東京に建てた屋敷に、客人が来ていた。大久保の妾のおゆう(内田有紀)だった。満寿はぴりついた表情で微笑み、「旦那さぁが大変お世話になっておりもす」と述べる。おゆうは涼しい顔で「へえ」と答える。

 

大久保が満寿の家に戻ろうとすると、中からおゆうが出てきた驚き、思わず後ずさり。おゆうは何も表情を変えず、1と6の着く日はうちに来るよう取り決めたと話し、笑顔で去って行く。

 

大久保は家で我が子たちと楽しく過ごす。その姿はただの父親。そんな大久保と子どもを、満寿が微笑ましく眺めていた。

 

暴れ出す者

隆盛が家の前で畑を耕していると、雪篷が新聞を持ってくる。江藤の非情な最期を書き記したものだった。おびえて震え上がる者もいるが、逆に感情を爆発させる者もいるだろうと、隆盛は懸念していた。

 

その言葉通り、鹿児島にいる士族たちも暴発寸前だった。あまりにも狂気的に、武器を持ち、盛り上がり、怒りを燃え上がらせる者たちがあふれかえっていた。

 

隆盛は一人考えて…

 

隆盛の考え

隆盛は大山に会いに行き、金を出してほしいと言う。呆れた大山が理由を聞くと、隆盛は士族たちのための学校を作りたいと言い出す。

 

年上の者が年下の者に教え、武道の稽古に励み、知識も教える。そんな場所を作りたいのだと。

 

「どいつもこいつも好き勝手言いよって…」と大山は愚痴をこぼす。そして、出てこいと言う。そこにいたのは新八だった。政府を辞めたらしく、隆盛は「こんバカたいが!」と怒鳴る。せっかく海外に行ったのに政府を辞めてどうすると。

 

新八はたしかに海外の文明の発展はすごいと話す。隆盛がそれは大久保から聞いたと言うと、新八は人々が日も当たらない暗く大きい建物で、ネズミのように暮らしていたと言う。笑う者もいなかったと。

 

大久保はそんな国にしたいと言うが、自分は思わないと新八は言う。同じものを目指せないと思ったからこそ、政府を辞めたのだと。それより、隆盛の学校を手伝いたいと、新八は表情を輝かせる。

 

隆盛が出世はできないと心配をするが、「おいも大山さぁも、出世できる顔に見えもすか!」と大山まで巻き込んで新八が言う。昔のように、郷中仲間の三人は笑い合うのだった。

 

新しい道を共に

新八は西郷家にもやってきて、自らアコーディオンを弾いて、欧米で聞いたと言うオペラを歌ってみせる。子ども達や熊吉も新八の歌に酔いしれる。

 

そこへ、険しい表情の桐野たちがやってきた。一生懸命考えた結果、やはり隆盛には政府に戻ってほしいと桐野が訴える。

 

それでも隆盛の答えは同じ。政府のことは大久保に任せてあると言う。桐野は、江藤を裁判にもかけず無残に殺した大久保をと、従う気はなかった。

 

隆盛は学校を作ろうと思っていることを明かす。桐野は怒りに震える。学校を作って、政府に戻る気はないのかと。新八も、決めたことだと諭す。

 

桐野は「おいはいつまでも西郷先生の背中を追いかけたか!」と言う。隆盛は、「もっと若い者たちが先に立たんでどげんすっとな!」と返す。桐野はむしゃくしゃした表情で、去って行く。

 

私学校

明治七年六月、隆盛の願いが叶い、学校が作られ、私学校と名付けられた。新八は英語を教え、篠原や辺見、小兵衛は武道や訓練を行い、それぞれに教えていた。

 

大山と隆盛がうれしそうに学校の様子を眺めている。大山は桐野がいないことに気づく。「贅沢なやつじゃ。働く場所もあって、県から給金までもらえるっちゅうのにのう」と大山は言う。そんな大山を、隆盛は「太っ腹」だと褒める。

 

「政府の金じゃ!」と大山は言う。「役人のぜいたくに消えるより、よっぽどマシじゃろうが!ま、ここだけの話じゃがのう」大山は高笑いする。

 

うれしい帰り

そんな隆盛の元にうれしい人物がやってくる。いとこの市来宗介(前川優希)と共に、息子の菊次郎(今井悠貴)が留学から帰ってきたのだった。そして、菊次郎たちも私学校へ通うこととなった。

 

刀の捌き方は知っているか

取り残された桐野は悔しい思いだった。学校に行かなかった者たちは腐った様子で、隆盛のことを腑抜けと悪く言っている。そんな者たちを見つけると、桐野はなんと言ったのかとギラギラと目を光らせて…

 

私学校で訓練をしているところに、突然、顔を隠してハットを被った男がやってきた。見事な刀裁きで、身のこなし。ときに二刀流にもなり、誰も手に負えない。ついに銃を取り出した者までいるが、男はそれを真っ二つにした。

 

男が覆面を取る。それは桐野だった。そして、ピストルや大砲には弾が必要で、弾がなくなることもある。最後に勝つのは剣の腕があるものだ、と熱弁。私学校の者たちは身をもって実感した。

 

そして、やってきた隆盛に「西郷先生!お世話にないもす!」と明るく言って、頭を下げた。隆盛もうれしそうに受け入れた。

 

大久保の策

大久保の元には川路が報告に来ていた。西国に潜らせている密偵によると、不満を募らせる士族たちの数がますます増えているとのこと。

 

「鹿児島は?」大久保が聞く。川路は隆盛が私学校を作ったと伝え、薩摩の士族たちが続々と集まっていると説明する。大久保は密偵を増すよう命じる。

 

隆盛は学校に来た者たちと相撲を取り、大いに盛り上がっている。これがやがて西南戦争の火種になるとは…

 

一人になった部屋で、大久保はうつろな表情で微笑み、「さすが吉之助さぁじゃ…」とつぶやく。

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と言う話でした。うーん、不満が広がり、世の中も穏やかではなくなってきましたね。それを良いエネルギーにしようとした隆盛ですが、これが逆効果になってしまうのかと思うと切ない。詳しい感想は別記事に書きます。

 

 

aoikara

 

▼西郷どん 第45話 「西郷立つ」記事はこちら

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