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西郷どん 第3話「子どもは国の宝」ネタバレ 薩摩の男には覚悟がある

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子供の頃の記憶はあんまりないaoikaraです。昔話を懐かしがって話す相手もいないのでね、ええ、そういうことですよ。

 

と悲しい話はさておき(笑)、今回のテーマは…

 

西郷どん 第3話「子どもは国の宝」ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼西郷どん 第2話「立派なお侍」記事はこちら

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第3話「子どもは国の宝」あらすじ・ネタバレ

薩摩への思い

島津斉彬(渡辺謙)に直接会うことが叶わなかった西郷吉之助(鈴木亮平)は、江戸にいる斉彬に何通もの意見書を送っていた。そこには薩摩の農民や侍の貧しい暮らしの実情が綴られている。

 

斉彬は、吉之助の意見書にきちんと目を通していた。吉之助は、一日も早い新藩主登場を待ち望んでいた。

 

たくましい青年

吉之助は薩摩で猟銃を持ち、イノシシを仕留めていた。しかし、一緒に着いてきていた熊吉(塚地武雅)は自分が撃ったと言い、一悶着に。なぜか熊吉が吉之助に花を持たせるという形になり、イノシシを持って家に帰る。

 

お金がない!

西郷家ではまた一人子どもが増えて十一人家族に。いつもと変わらず貧しかった。祖父の龍右衛門(大村崑)は嫌な咳をするようになって祖母のきみ(水野久美)が看病。元気だった三男の信吾(斎藤汰鷹)までお腹を下して寝込んでおり、母の満佐(松坂慶子)が看ていた。

 

隣の家の大久保正助(瑛太)は城勤めをしながらも、郷中教育のために子どもたちに勉強を教えている。と、熊吉の歌声が聞こえていた。吉之助と一緒に家に戻ってきたのだった。

 

イノシシには喜ぶ家族たちだったが、それよりも龍右衛門と信吾を医者にも診せられないほど金がないことが気がかりだった。吉之助は刀を質に出そうと言うが、「侍が手放せるわけなか!」と満佐に叱られてしまう。

 

と、父の吉兵衛(風間杜夫)が帰ってきた。吉之助は熊吉と相談して、イノシシを売りに行こうかと画策する。しかし、吉兵衛に「シシ売りに行くちー聞いたことなか!」と止められる。そして「金を借りっぞ!」と吉兵衛は言う。

 

吉之助は借金をするのはどうなのかと、家を売って金を作ろうと言い出し、「ばか!」と吉兵衛が怒る。武士としての面目を保ちたい吉兵衛に、家族を救いたい一心の吉之助がぶつりかり合ってまたも父子喧嘩。正助と父の次右衛門(平田満)が仲裁に入る。

 

そもそも吉兵衛に貸してくれるような人間がいるのかと次右衛門に言われて、「そげなもんいくらでもおると!」と言い切るが…

 

頼れる人は

「大見得を切ってしもいもした」と、先ほどとは打って変わって穏やかになった吉兵衛は、ばつが悪そうに上司の赤山靱負(沢村一樹)に正直に打ち明けている。赤山は面白そうな顔をして聞いている。

 

赤山が多少何とかすると言うが、吉兵衛は「ご迷惑をかけられない」と丁重に断る。赤山の家の台所事情を知っていたからだった。

 

「このままでは吉之助は嫁ももらえん。大酒飲みでうだつのあがらん父親に借金の当てなどあいもはん」と、吉兵衛は嘆く。すると、赤山は「よか親子じゃが」と、意外なことを言うのだった。

 

立ち上がる人

江戸城にて、斉彬は幕府における最大の権力者である、老中首座の阿部正弘(藤木直人)に薩摩が琉球と密貿易をしていることを意見書で密告する。「良きように」と頭を下げる斉彬に対し、文書を受け取った阿部はすぐに立ちあがる。

 

そして、斉彬に言う。「私は、貴殿が立ち上がるのを待っておった」と。

 

借金

吉兵衛は吉之助を連れて、とある商人に借金を頼みに行くことになった。思うところのある吉之助だったが、吉兵衛は世話になっている「赤山様に口を聞いてもらった」と言い、吉之助に口出しさせないようにする。

 

いくら借金をするとはいえ、「武士の威厳を忘れんな」と吉兵衛は言う。「見ちょれ!」と息子に背中を見ているようにと、前をずんずん歩く。

 

そして、吉兵衛と吉之助は、豪商の板垣与三次(岡本富士太)に家で顔を合わせる。いきなり、吉兵衛は「100両ほど借り受けたか!」。それはかなりの大金だった。吉兵衛は頭も下げず、「貸してくれんか!」と強く言う。

 

板垣は「ご足労いただいたどん、お貸しするこつぁできん」と言い、家の奥に戻ってしまう。と、

 

「待ってくりゃんせ!」

 

と吉之助が大きな声を上げて止め、土間にまで下りて頭を低くして、「お願いいたしもす!貸してたもんせ!」と頼み込む。そして、自分の家が貧乏で食事にも事を欠き、病人がいても医者に診せることもできないと事情を明かす。

 

「いのちに変えても、必ず返しもす!武士に二言はござらん!」そう吉之助は強く言い、父親を呼びかけて土間につれてこさせる。そして、一緒に土下座をして、板垣に借金を頼み込む。

 

すると板垣は「はばかりながら申し上げる」と話し出す。侍の中には民百姓を苦しめる者もいると。「じゃっとん、吉之助様はなかなかのご器量とお見受けしもした」と言う。「お貸ししたものはお返ししもすはず」と吉之助の人柄を買い、100両を貸してくれることになった。

 

目の前に現れたきんきらきんの小判を目にして、吉兵衛は思わず腰を抜かす。

 

その帰り道、100両の小判をこそこそと隠すように持って帰る吉兵衛と吉之助。あれは本当だったのかと、道中でその中身を確かめる。急に吉兵衛が「金は噛んでみると柔らかいらしい」と言い出し、二人で道端に座り、こそこそと噛んでみたりもした。金はなかなかに固かった。

 

西郷家がこの100両を返済できたのは、明治維新後のことだった。

 

泥棒少年

 「待てー!こん盗人があ!」

 

と叫ぶ声が聞こえて、盗んだわけでもないのに吉兵衛は驚き、小判をバラバラと落としてしまう。吉兵衛はそれを拾い、吉之助は声がする方を見る。すると、大人の男3人でぼろぼろの身なりの少年を追い回し、泥棒だと殴ったり蹴ったりしていたのだ。

 

驚いた吉之助が止める。「子どもは国の宝じゃ!」と、斉彬から言われた言葉を口にして。男たちは少年の方がいもを盗んだと言う。「おいの家のもんじゃ!」と少年は主張する。「もうわいの家の畑じゃなか!」と男の一人が言う。

 

と、少年はそばにあった木の棒を剣のように見立てて、「きええええええ」と奇声を上げながら、男たちに向かって行く。そして次々に投げ倒してしまった。そして、いもを持ち、逃げていく。

 

吉之助は男たちの心配をする。「こんいもざむらいが!」と、一人の男が言う。吉之助は少年が侍の家だったことに驚く。少年の父親は城下士だったが島流しにあってしまい、今は物乞いも同然なのだとか。だから、少年の家は畑を召し上げられてしまったのだった。

 

吉之助は「大人顔負けの見事な太刀筋じゃぁ!」と少年の剣さばきを感心し、笑顔になっていた。

 

白い米はみんなで食べる

吉兵衛は借りてきた金で白い米を買い、みんなに振る舞った。吉之助も口いっぱいにほおばって、「うまかー!!!」と喜んでいる。病気だった信吾や龍右衛門も米を食べて元気になっている。吉之助は娘の琴(桜庭ななみ)に感謝されて、高笑いする。

 

使用人の熊吉は、大事そうに一粒一粒口にして、そのたびにぱあっと笑顔になっている。満佐は熊吉の実家にも米を贈ってあげたいと言う。というのも、西郷の家が厳しいときに、熊吉は実家から米や食べ物を持ってきて支えてくれたからだった。

 

「わかった!」と吉兵衛は請け負い、熊吉の家に米を届けることを了承する。熊吉は大いに感謝して、また米を食べてぱあっと笑顔になるのだった。

 

吉之助が一緒に、熊吉の実家に米を届けることになった。熊吉によると、今はもうばあさまだけしかいないと言う。実家には年は取っているが、元気な熊吉の祖母・イシ(佐々木すみ江)がいた。

 

イシは大きくなった吉之助の姿にまず驚く。さらに、白い米を贈られてさらに驚く。中身は石ではなかろうかと疑ったりもするが、吉之助が俵の中身の真っ白な米を見せて、本当に本当に感謝する。

 

その日は熊吉の実家に泊まることになった。

 

貧しい侍

一夜明けて。朝、吉之助は夜逃げを見つける。その中には、昨日吉之助が出会った芋泥棒の少年・中村半次郎(中村瑠輝人)もいた。

 

吉之助が声をかけようとすると、「きえええええ」とまた奇声を上げて、棒を剣術のごとく振ってくる。吉之助はなんとかひょいひょいとよけるが、「太刀筋が鋭かあ!」とまたもや感心している。

 

半次郎は吉之助の顔を見ると、「あんときの!」と納得し、棒を下ろす。「こげんはようどこへいっとな?」吉之助が聞くと、半次郎の家族たちは気まずそうにしている。「まさか…」吉之助は察する。

 

「お願いしもす!見逃してたもんせ!」「うちん一家はもうこん土地では生きていけもはん!」と、半次郎の家族たちは吉之助に頼み込む。しかし、吉之助はお役目もあり「逃散を見逃すわけにはいきもはん」と言う。「逃散ち、うちは百姓じゃなか!」と半次郎が反論する。

 

当時は藩の外に出ることは重罪であり、武士は脱藩、町人は逃散走りと言われていた。

 

「見逃してたもんせ」と頭を下げる家族たち。吉之助は行く宛てがあるのかと心配し、こんなことをしては「もう二度と侍には戻れん」とも諭す。その言葉を聞いた半次郎は、表情を歪め、母親に「おいは侍は捨てれん!嫌じゃ!」と言い出す。

 

そんな様子を見ていた吉之助が「わかりもした。おいがなんとかすって!」と言う。やってきた熊吉に安請け合いするなと怒られる。しかし、「こん半次郎のぎらぎらした目と、権能でを埋もれさすのは惜しか!」と吉之助は引き下がらない。

 

とりあえずは夜逃げは止めて、家に戻るよう、荷車を押して荷物を運ぶのを手伝ってやるのだった。

 

呪い

吉之助に「子どもは国の宝」と教えた島津斉彬その人は江戸の薩摩藩邸にいた。向かったのは息子・寛之助(寺師海渡)の床。そばには側室の喜久(戸田菜穂)もいる。寛之助は熱に苦しんでいた。斉彬は心配そうに見つめている。

 

その晩、寛之助は息を引き取った。斉彬はこれまで立て続けに三人の子どもを亡くしている。

 

薩摩藩邸の床下には、呪いの札があった。薩摩藩主・始末斉興(鹿賀丈史)の側室・お由羅の方(小柳ルミ子)の仕業ではないかという噂もあった。

 

疑いの目

一方、吉之助は薩摩にて上役に呼び出されていた。夜逃げを手伝った役人がいる、と密告されたのだ。一人は丸い男、もう一人はとても大きい男だったと。

 

吉之助は正直に「荷車は押しもした」と話す。しかし、夜逃げを手伝ったのではなく、病気の子どもがいたから心配して家まで送り届けて、それは夜ではなく朝だったと言う。

 

しかし、上役は吉之助が、薩摩藩家老の調所広郷(竜雷太)にも刃向かった人間だとして聞き入れず、「手伝ったに決まっちょう!」と言い切り、処分することを告げる。

 

すると、そこに正助と赤山がやってきて止める。赤山が「おいにこの件を預からしてくれや」と言うのだった。当然、薩摩藩の重臣である赤山の言うことに、上役も逆らえない。突然のことに吉之助も驚いていた。

 

青年たちの志

赤山の屋敷には糸(黒木華)もいて、「じゃあ正助さあの早とちりでございもしたか」と言って笑っている。正助は、吉之助なら夜逃げの手伝いをやりかねないと思って、赤山に助けを求めたのだった。

 

正助は「誠に迷惑かけもした」と赤山に頭を下げる。赤山は「正助にしては珍しかこともあるもんじゃ」と返す。

 

吉之助だけが和やかな雰囲気はなく、大まじめな顔つきで赤山に向き合う。そして、「お願いがありもす」と言う。「半次郎の田畑を、先生のお力で安堵していただけもはんか」と。

 

「お役所の身売りや逃散は、我が藩の見過ごせぬおおごとでごわす。じゃっとんそいと同じくらい、侍の貧窮ぶりも大きか問題でごわす!」

「お上からのわずかな禄じゃ食うていけん侍は、刀を桑に持ち替えて田畑を切り開かんといけもはん。そん田畑まで取り上げられたら、もう…」

 

気持ちが溢れて、吉之助は勢い余って立ち上がる。

 

「おいなら、とてもじゃなかけど生きていけもはん!」

 

聞いていた糸は、言いにくそうに、半次郎の家の田畑が取り上げられたのは、父親が藩のお金を使い込んでいたからではないか、と指摘する。すると熱く反論したのは正助だった。

 

「そげも貧しさから起きたことじゃ!こんままじゃ半次郎の父のようなものが後を絶たん。どんなに貧しくても侍は逃げることもできん!」

 

吉之助も続ける。

 

「半次郎は貧しくても必死に生きちょう。そげな侍としての誇りを奪うようなやり方は薩摩の大損じゃ!」

 

そんな二人の言葉を聞いて、糸が「先生?」と赤山の顔を見る。赤山は「わかった。おいがなんとかしてみって」と言ってくれた。

 

吉之助と正助は赤山の前に向き合って座り、「ありがとございもす!」感謝する。吉之助は言う。「おいは、どげな家に生まれても、みんながたらふく飯が食える世の中にせんといかんち、思っちょりもす!」

 

赤山は、そんな二人の思いは、あの御方にも伝わっているだろうと言う。あの御方とは、斉彬のこと。赤山は、斉彬が藩主になる日も遠くはないと言う。

 

「薩摩が変わっとう!」

 

そう希望に満ちた表情で、赤山は言う。

 

暮れの一件

 その年の十二月、阿部正弘は調所広郷を江戸に呼びつけた。異国との密貿易や琉球出兵の件に関して、事実かと阿部は問う。「相違ございもはん」と調所は答える。阿部は、薩摩藩主の島津斉興に何らかの沙汰があるので、神妙にお受けするようにと述べる。

 

しかし、調所は「密貿易は手前一人が仕組んだこと」と斉興の責を否定する。「馬鹿を申すな!」と阿部はすぐに返す。「密貿易はともかく、琉球出兵まで己一人でできるわけがない」と。

 

しかし、調所は表情を一切変えず「薩摩の勝手向きを一切預かるそれがしにできぬことなどございもはん」と静かに述べる。阿部はとぼけるのであれば、薩摩まで見聞に行くとまで言い出す。琉球にもそれでは主の立場や面目はどうなるのかと、それでも良いのかと。

 

「一切の責めはこん調所広郷にございもす。主だけはお助けくださいもせ」調所は意思を変えなかった。「もう良い、さがれ」阿部は言う。

 

ただ、調所は聞きたいことがあった。「誰が仕組んだことにございもす?」そんな調所の後ろの障子にはうっすらと人影が…。斉興を除くことを仕組み、そんな気配りができる人間は誰なのかと。それを知らなければ、「それがしは死んでも死に切れもはん」と調所は言う。「そんもんの名は?」。

 

後ろの障子が開き、やってきたのは斉彬だった。「やはり」調所は納得したように言い、「許せ」と斉彬は返す。「薩摩もこの日本国も、前に進まねばならんのだ」と。

 

世継ぎと家臣

斉彬と調所は、渡り廊下に出て、言葉を交わす。「思いがけんところでお目にかかれてうれしゅうございました」調所は意外なことを口にする。斉彬は「心にもないことを」と笑う。

 

そして斉彬は、「どうじゃ、今宵、一献かたむけんか?」と聞く。調所は思わず伺うように「はあ?」と返してしまう。斉彬は、調所が自分を廃嫡させようとしている首謀者だと言われていることもあり、疎遠になっていまったと話す。「このままで終わりとうない。これからの薩摩のために、いろいろと教えてほしい」と斉彬は言う。

 

しかし、調所は「残念ながら、今宵はちと野暮用がございもす」と断る。斉彬は「わかった、それが終わるまで酒の支度をして待つ」とまっすぐに言う。

 

斉彬が去ろうとすると、調所が急に話し始める。「お世継ぎ様がお生まれになったとき、我ら家臣一同それは喜んだ。こいで薩摩は安泰じゃて。そんときに呑んだ酒のうまさを、ふと、思い出しもしたじっと、斉彬の目を見る。

 

「待っておる!」斉彬は去りゆく調所の後ろ姿に、そう声をかけた。

 

家臣として

その夜、調所は一人。不正は全て独断で、責任は自分にあると書状にしたためて、毒をあおった。外を見て、苦しみ、毒を飲んだ調所は崩れ落ちた。

 

その頃、斉彬は酒の支度をして、ただ調所を待っていた。喜久が「お先に?」と斉彬の酒をつごうとするが、それを止める。そして使いの者がやってきて、調所が自害したことを知る。

 

ふとした間。斉彬は、調所のために用意した杯に酒を注ぎ、そして自分の杯にも酒を注いでそれを持ち、障子を開けて外を見る。降り積もる雪を見ながら、「死なせとうはなかった」と言って酒をぐいと呑む。月が美しい夜だった。

 

連鎖する悲劇

薩摩では、斉彬の弟である久光(青木崇高)が大急ぎで走っている。そして、父・斉興と母・お由羅のもとにいき、「調所が死んだっちゅうとは本当のことでございもすかぁ!」と聞く。

 

お由羅は「殺されたんですよ!」と嘆いている。「だ、誰にぃ?」久光は心の底から驚いたような声で聞く。「斉彬が幕府の力を使って、調所を追い詰めたのだ!」と斉興は答える。久光は動揺。

 

お由羅は、自分が斉彬の子を呪い殺している、とまで言われているとまたも嘆く。久光はその噂は自分も知っている、と伝える。お由羅はあらぬ疑いによって自分もまた殺されるのだと、嘆き悲しみ、涙する。久光は「母上はおいがお守りいたしもす!」と励ます。

 

怒りに震える斉興は命じた。

 

「根こそぎ、そん者どもを処罰すっとじゃ!」

 

こうして、薩摩にいる斉彬派閥の者たちが切腹や島流しをさせられた。その数五十人。いわゆる、お由羅騒動である。

 

若者達の怒りの火

吉之助や正助、大山格之助(北村有起哉)、有村俊斎(高橋光臣)、村田新八(堀井新太)、有馬新七(増田修一朗)ら薩摩の若者たちが身を隠しながら集まっていた。この騒動について、みな一様に怒りを抱いていたのだった。

 

みな斉興やお由羅への怒りの言葉をつぶやくが、正助は戯れ言だけで死んだ人もいると忠告もする。役人に怪しまれないようにしなければならない。

 

隠れていたのは西郷の家だった。満佐が見張りのようにしている。と、吉兵衛が神妙な面持ちで帰ってきた。ただならぬ雰囲気に、吉之助は「何かあったと?」と聞く。吉兵衛は何も答えない。重い足取りで歩き、水をがぶがぶと飲む。

 

決意したように、吉兵衛は口を開いた。

 

「おまんら、よく聞け!」

 

息を飲み

 

「赤山様に切腹のご沙汰がくだった」

 

音が消えるように、皆が重々しい空気を感じ取っていた。誰も、何も、言えなかった。赤山靱負、薩摩の未来を担うべき尊い命が消えようとしている。

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という話でした。いやあー赤山先生、早いよ。つらいなぁ。詳しい感想は次の記事で書きます。

 

 

aoikara

 

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