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西郷どん 第3話「子どもは国の宝」感想 お由羅騒動が意外とあっさり

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大河ドラマで歴史の勉強をしたaoikaraです。小学生の頃は勉強になったな~。小学生レベルの歴史なら身につけられました!ただ幕末は不得意(やってなかった)なので、今回の大河はありがたい!龍馬伝も見たけど…

 

というわけで今回のテーマは…

 

西郷どん 第3話「子どもは国の宝」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼ネタバレ記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼西郷どん 第2話「立派なお侍」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

www.aoikara-writer.com

 

第3話のGOODポイント

  • 猟銃でイノシシを仕留めた吉之助なのに、なぜか一緒にいた熊吉が自分が撃ったと思っていて「そこまで言うなら手柄を譲る」って言われて、なぜか吉之助がごねたみたいになってて笑いましたwしかも、熊吉が獲ったぞ~的に歌ってるしw
  • 武士の威厳をとか言ってた吉兵衛ですが、「貸してくれんか!」の一言で貸してもらおうってのとは違うでしょ!結局、吉之助と一緒に土下座していましたねw威厳とは…。
  • みんなが白いご飯を食べられるようになって、「父上様」と言われて悪い気はしない吉兵衛に笑いました。風間杜夫さんの「ぬわはははは!」は見事ですね~。

 

第3話の気になったポイント

  • 物を売るより借金する方が体面が保たれるっていうのは、まあ不思議な時代ですよね。

 

感想

吉之助はまだまだやっせんぼ

吉之助は良い男ですよ。家のために町人の土下座して借金もできるし、脱藩しようとする侍の家族を守ってあげるし、隠してあげるし。でも、侍ではないんですよね。まだまだやっせんぼ。

 

まだ18歳?という年齢もあるのだと思いますが、気持ちだけで突っ走っているのは前回と同じですよね。「おいがなんとかしもす!」と言うけれど、その吉之助も誰かを頼ることしかできない。

 

気持ちは立派だけど、それだけで人は救えないってことは前回痛いほどわかったはず。それでもその気持ちがあることは素晴らしいけれど…。ここから、救うために行動する侍になっていくのだ、と思うとわくわくしますけどね。

 

お由羅騒動がスピーディー!

私はこのへんの歴史や薩摩については詳しくなく、「お由羅騒動」については名前を聞いたことがあり、ふわっと知っている程度でした。に、してもわかる、この大河ドラマでのお由羅騒動のあっさりさ!もう少し詳しく知りたかったので、Wikipediaで読みました。

 

▼参考に

お由羅騒動 - Wikipedia

 

もっと以前から描けば、斉興と斉彬がどうしていざこざになったのか、お由羅の思惑や久光の本意は、調所の守りたかったものとは、とかわかるのでしょうけれど、まあ吉之助が生まれてからだと仕方ないのかなーとも思います。

 

家臣一人一人の思いとかもあったでしょうし、これは丁寧に描いたら面白そうだな、と思ったらすでに本がございました。

 

 

しかも直木三十五の作品か。映画化とかドラマ化もされているそうです。薩摩のお家騒動だけで物語になるってすごいですよね。でも、それが理解できる。この話、掘り下げたかったなぁ、個人的には。

 

あれ、こんな人だっけ?

調所ってこんな良い家臣だっけ?

調所って、前回だといや~な奴って印象だったんですよ。不正してもお家を守れるなら犠牲になる奴がいても構わない、 みたいな。

 

でも、今回はちょっと格好良かったですよね。全部自分がやったことだと、斉興の責任を被って服毒自殺。本物の家臣ですよね。

 

そもそも借金返済の目処を立ててくれたのも調所ですし、薩摩にとってというか、斉興にとっては本当に信頼のおける重臣だったのだなぁと思います。

 

調所にとっては斉興=薩摩で、それを守ることが何よりもの正義で。だから、薩摩を守るために民百姓が死んでも仕方がない、というのはある意味で正義を全うしているのかもしれない、と今回の姿を見たら思いました。

 

斉彬とも忌み嫌っている関係ではなかったのですね。生まれたときの思いを語っているのは、なんだかじんと来てしまいました。私は単純ですね。でも、斉興を守るって決めたからには、最期に斉彬と酒は飲めないよなぁ。

 

大久保ってこんな熱い男だっけ?

正助が吉之助と一緒になって、侍の子を救いたいと赤山に頭を下げているのがちょっと意外でした。熱いところがあるのも知っていましたが、冷静な部分が強いタイプだと思っていたので。前回は冷静に吉之助を止めていましたしね。

 

ああやって熱く怒りを持って語るのだなぁと。逆に言えば、赤山の前ではそれだけ自分の意見を言えるってことなのかも。それだけ、信頼している人なのにな…。

 

うわあああー赤山さんがあああ

赤山 切腹

 

という言葉を聞いて、衝撃でした。3話という短い間で赤山さんの存在が大きかったんだな、ということに気づかされて。

 

島津家の重臣というくらい上役のポジションでありながら、子供たちにも、侍の下の方の者たちにも、女性にも気を配っている人だったし、吉之助の気持ちに応えて農民を救いたいって気持ちもあったし、良い人でした。過去形ですが、まだ亡くなっていないのかな。

 

こういうくすぶりが薩摩の若者たちに火をつけて、薩摩という国を変えて、日本という新しい国を作ることにつながるのかなと。赤山の志は生きていてほしいですよね。

 

今週の脱線話

100両っていくらくらい?

100両って今のお金だとどれくらいなのかな~と思って、調べてみました。今回お由羅騒動があって、そのちょっと前の事だと思うので、年号でいうと天保か弘化。まあ、江戸時代後期。2008年のデータで、1両は約5万円というデータを見つけました。

 

今と2008年の消費者物価指数はそこまで変わらないので、100両も5万円×100で500万円。ってことで、西郷家は500万円の借金をしたってことになるんですかね。もしかしたら、もう少し高かったかも。まあ大金ですよね。出も、思ったよりは少なかった。

 

あ、でも私は歴史の専門家とかではないので、間違っている可能性も高いです。正確かはわからないのであしからず!

 

▼参考にさせていただいたサイト

江戸時代の貨幣価値と物価表

統計局ホームページ/消費者物価指数(CPI) 全国 平成28年(2016年)平均

 

次回:お由羅騒動の余波

お由羅騒動の影響で、赤山が切腹、正助の父・次右衛門は島流し、正助も謹慎処分を受ける。赤山の介錯は吉兵衛が行うことになり、吉之助は赤山の無念の最期に立ち会うことになる。

うわああああ、思っていたよりお由羅騒動の影響が大きいんですね。大久保まで処分されるとは…。しかも、吉之助は赤山の最期を見届けなきゃいけないのか、つらいな…。来週はつらそうです。でも、期待も込めて、次回も見ます!

 

 

aoikara

 

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