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西郷どん 第11話「斉彬暗殺」ネタバレ 暗躍しているのは誰だ?

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闇とは全然関係のないところにいるaoikaraです。太陽みたいに明るくないけどね。曇りだな。というわけで今回のテーマは…

 

西郷どん 第11話「斉彬暗殺」ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼第10話「篤姫はどこへ」記事はこちら

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第11話「斉彬暗殺」あらすじ・ネタバレ

将軍

薩摩藩主・島津斉彬(渡辺謙)は、篤姫(北川景子)を御台所にするため、江戸城でその相手である現将軍・徳川家定(又吉直樹)に会っていた。家定はぽりぽりと豆を食べている。斉彬は深々と頭を下げている。

 

斉彬は会わせてもらったことに感謝を述べて、仲介役である老中首座・阿部正弘(藤木直人)も、薩摩から御台所を迎え入れてはどうかと提案。家定は興味がなさそうな顔をして、ただただ豆を食べる。

 

急に立ち上がり、斉彬の前を素通りしたかと思うと、庭にいるカラスに向かって手を振り、「かーかー」と言い出す。斉彬はなんとも複雑そうな表情をしている。

 

画策する者たち

斉彬が江戸城の廊下を歩いていると、彦根藩主の井伊直弼(佐野史郎)にばったりと出くわす。井伊は薩摩から御台所のお輿入れをしようとしていることの探り入れをしている。斉彬は家定も望んでいると応える。が、

 

「あの公方様が?」と井伊は聞く。斉彬が「左様」と答えると、「戯れ言をおっしゃられるな。公方様がそのようなことを望んでおられるはずがない」と嘲笑うように言う。「分家の娘をお輿入れして、舅面して公方様に近づく腹づもりであろう」とも言う。

 

対立構造

斉彬と井伊は将軍継嗣問題で対立していた。井伊は紀州藩主の徳川慶福(荒木飛羽)を次の将軍にと考えている南紀派。まだ子どもの慶福に菓子を与えて機嫌を取っていた。

 

一方、斉彬は養女の篤姫を家定の御台所にし、英邁な一橋慶喜(松田翔太)を次期将軍にと考えている一橋派。

 

井伊は斉彬に「恐ろしいのは異国の船ばかりではありませんな」と皮肉を言われている。斉彬も井伊を見て、「どちらの思いが強いのか、天命を待つのみかと存じます」とさらりと受け流す。

 

「島津殿」去ろうとした斉彬を井伊が止める。「御身大切になされませ」そんな忠告をして、井伊は去って行く。斉彬はその背中をにらみつけるように見ていた。

 

強か男

一方、篤姫は斉彬の嫡男でまだ少年の虎寿丸(藤本悠希)と西郷吉之助(鈴木亮平)を呼び出して、相撲をしていた。篤姫が行司。斉彬の側室で、虎寿丸の母である喜久(戸田菜穂)は微笑ましそうに見て、篤姫の指南役・幾島(南野陽子)は不満げ。

 

はっけよいのこった!大人の男性の中でも大きい吉之助に、虎寿丸は全く刃が立たず、吉之助が勝つ。手加減をしない吉之助を見て、幾島はため息。

 

篤姫は「諦めてはいけません!今日こそ勝てます!思いの強い方が勝てます!」と虎寿丸を励ます。息が上がっている虎寿丸は「西郷、もう一度…」と言ったまま、倒れ込んでしまった。

 

吉之助と篤姫が駆け寄り、「虎寿丸様!」と何度も呼ぶ。しかし、虎寿丸は苦しそうな表情をしているだけ。幾島が「誰か!」と人を呼ぶ。

 

・突然の悲劇

その数日後、虎寿丸は亡くなった。これで斉彬は5人も子どもを失った。篤姫も涙し、虎寿丸を悼む。

 

斉彬も険しい表情を浮かべつつ、すぐに息子の元を離れる。側近の山田為久(徳井優)も付いていく。吉之助はお付きの者として外で待っている。

 

斉彬は明後日にある水戸と越前守との会合を滞りなく進めると、山田に言う。こんなときにと山田は驚くような顔をして、「日を改めては?」と涙声で聞く。しかし、斉彬は険しい表情のまま「何も言うな」と言うだけ。

 

心はどこに

斉彬は息子を失ってからも働き続けていた。異国の技術を参考にして、さまざまな機械を作っている。そんな斉彬を見て、吉之助も複雑な表情を浮かべていた。

 

篤姫も所の練習をしつつ、心ここにあらずといった様子で、手も止まってしまう。それを幾島から指摘されると、筆を置く。

 

「父上様は虎寿丸様が亡くなって、悲しくないのだろうか」と篤姫は口にする。幾島は斉彬のように気持ちを切り替えるようにと篤姫に言う。「そなたには心がなかとな!?」思わず薩摩言葉が出てしまう篤姫。

 

幾島は、何においても篤姫にとって今大切なことは、将軍家に嫁いでお世継ぎを生むことだと、「お忘れなさいますな」念押しする。

 

呪い

薩摩藩邸では、部屋に吉之助や大山格之助(北山有起哉)、有村俊斎(高橋光臣)らほかにも藩士がそろい、密談。斉彬の嫡男が亡くなったのは、先代藩主の島津斉興(鹿賀丈史)の側室・お由羅の方(小柳ルミ子)の呪いではないかとひそひそ話している。

 

吉之助は何かを察し、素早く障子を開ける。さっと誰かが立ち去る。「人ん気配がした。誰が聞いちゃるかわからんど。気をつけろ」吉之助は忠告する。立ち去った人物は男の顔の能面を持っていた。

 

噂の人

噂の斉興とお由羅は、幕府の命を受けて高輪で隠居暮らしをしていた。二人ともすっかり年を取って、今は茶を淹れて飲んでいる。

 

斉興のお付きの者が耳打ち。「五人目か」と斉興は斉彬の子どものことを言う。「お気の毒に」とお由羅も言う。「またあたくしが呪い殺したとあらぬ疑いを向けられる」と嘆き、「はあ」とため息。

 

薩摩にも

薩摩にいる吉之助の弟・吉二郎(渡部豪太)のもとに兄からの文が届き、皆にも斉彬の嫡男が亡くなったことが知らされる。有馬新七(増田修一朗)や村田新八(堀井新太)はお由羅の仕業だと怒っている。

 

しかし、大久保正助(瑛太)はその怒りをぶつけることもなく、動けずにいた。

 

出会い

正助が働いている鶴丸城の記録所を訪れると、他の人物から軍政の記録についての書を探してほしいと頼まれる。「殿の弟君が読みたかそうじゃ」と。言いつつ、記録所に久光(青木崇高)がやってきた。

 

記録所には久光と正助が二人。久光は落ち着いた様子で他の書を読んだりしている。正助は久光の顔色をうかがっている。

 

「お聞きしてもよかでございもすか?」話しかけたのは正助の方だった。なぜ、軍政の書を探しているのかと聞く。久光は、書でエゲレスと闘ったことについてわかると言って、「今後異国との戦になるかもしれん。知識を蓄えておかにゃーならん」と言う。

 

正助は聞きつつ、見つけた書を着物の中に隠す。正助は見つからないので、後日渡しに行くと嘘を吐くが、「いや、待つ」と久光は引かず。正助の怪しい様子には全く気づいていない。正助は久光に近づき、まっすぐ見つめてこう話始めた。

 

「恐れながら、江戸では虎寿丸様が突然に身罷られたと聞きもした。城下士のなかには、先代の件を思い出し、暴挙に出かねん者もおりもす。こんままでは、また多くのチガ流るることになりもす!」

 

そのままひざまづき、

 

「私は、あなた様の御名を傷つけたくあいもはん。あなた様なら必ずや立ち上がり、この騒動を必ず鎮められるち思っちょりもす!」

 

久光はじっと見つめ「おぬし……名はないな?」と聞く。「名乗るほどの者ではあいもはん。じゃっとん、あなた様への思いは、城下士一同同じでございもす!」

 

そう言って、正助は着物に隠していた書を取り出し、久光に手渡す。久光はそれを受け取る。

 

企みの密談

 江戸の薩摩藩邸では、斉彬が諸藩の者と密談をしていた。越前福井藩主の松平慶永(津田寬治)。前水戸藩主の斉昭(伊武雅刀)、と息子の一橋慶喜。吉之助と橋本左内(風間俊介)は外で待っている。

 

慶喜は橋本の顔を見て「おぬし…」と品川宿で会ったことを思い出す。「その節は」と橋本が頭を下げると、松平慶永がお近づきになれていることを褒める。慶喜は橋本と吉之助に「こっちに来い」と呼ぶ。

 

橋本はすぐに来て、酒をついでいる。斉昭に「どこですれ違うた?」と探られて、「江戸は広うございますからな」と慶喜ははぐらかす。吉之助は斉彬に呼ばれて、近寄る。

 

話題は篤姫の輿入れについて。斉昭は幕府を思い通りにしようとしていると斉彬の腹づもりを探る。また、篤姫に世継ぎが生まれて気も変わるかもしれない、それが親心だと言う。しかし、松平が「万に一つも、お世継ぎはできるはずもございませぬ」ときっぱりと言う。

 

吉之助は小渡ロイ「そいはどげな?」と思わず聞いてしまう。「何も知らないのか?」と慶喜が吉之助に聞く。「公方様は大うつけ、お世継ぎは作れん」と言う慶喜に、吉之助は「ないごで御台所に?」とさらに聞く。

 

斉彬は吉之助の方を見ず、斉昭と松平を見て、篤姫を御台所にするのは跡取りを慶喜に推挙してもらうためだと述べる。斉昭は高笑いし、「ご一同の考え、ようわかった!」とうれしそうに言う。一方で慶喜は面白くなさそうな顔をしている。

 

斉彬は「この国は異国から見れば赤子のようなもの。たちまちに飲み込まれてしまいます。すべからく、一橋様を先頭に立ち上がらねば!この旨に、ご賛同いただけるということでよろしいか?」と言葉を続ける。

 

吉之助は言葉を失い、顔を伏せつつも怒った表情に。慶喜も面白くもなさそうな表情は変わらない。

 

斉昭は「尽力いたそう!」と言い、松平も「これはめでたい!祝いの要の杯を!」と喜びの声を上げる。

 

「よくもまあめでたいなどと、勝手なことを申されますな!」

 

大きな声で言い放ったのは慶喜だった。父親の斉昭は皆が慶喜のためを思って言っていると諭す。しかし、

 

「私のため?誰がいつ将軍になりたいなどと言いました?私は将軍になどなりたくない!そう申したであろう、西郷!」

 

じろりと吉之助をにらみつけるように見て、「はっ」と吉之助も答える。斉彬はその気持ちはもちろん聞き及んでいるが、日本のために将軍の座についてほしいと言う。

 

「悪いが、私はそなたらが思うておるような人物ではない。メリケンやエゲレス、そんな異国と互角に渡り合うと考えただけでも逃げたしたくなる!」正直な気持ちを険しい表情で慶喜は言う。

 

「それでようございます。メンツや見栄にこだわっていては何も変わりません。そうおっしゃられる一橋様にしか、できませぬ!」と斉彬が言えば、「我ら身命をとしてお仕えいたします!」と松平が言い、「父の命が聞けぬと申すか?」と最後に斉昭が言う。

 

「ここにはまともな父親は一人もおられぬようじゃ」吐き捨てるように慶喜が言う。「幼子が死んだのに祝いの杯を交わし、篤姫とかいう娘の行く末も思いやられる。何が日本国じゃ。俺は付き合いきれん!」ばっさりと言い放ち、慶喜はその場を後にする。

 

探る者

 そして、慶喜は「飲み直しじゃ」とまた品川宿へ。そんな慶喜の様子を、彦根藩士の長野主膳(神保悟志)が見ていた。

 

悲劇は続く

その帰り、歩く斉彬に吉之助は、家定にお世継ぎができないことは本当かと問うている。斉彬はそれに答えず、そのまま崩れるように倒れてしまった。吉之助が必死に駆け寄り、「殿!?殿!?誰か!!!殿がー!!!」と叫ぶ。

 

そのまま斉彬は床に伏せてしまう。喜久が声をかけるも、斉彬は意識がもうろうとしている。吉之助は外であわあわとしている。篤姫と幾島も来た。「父上!」と斉彬の手を取り、「父上にお預けした私のお命を使ってください!」と篤姫が言う。

 

熱き思い

斉彬が倒れたとのことで、薩摩藩邸には動揺が走る。吉之助は滝に打たれて経を読み、火の目の前に護摩行をして今日を読み、自分の身体を犠牲にしてでも斉彬の命を助けてほしいと願う。何度も何度も何度も…。

 

そして、斉彬はすんでの所で一命をとりとめた。

 

気づく

藩邸の床下で、俊斎と格之助が捜し物。呪いの札がないか探していたのだった。吉之助は虎寿丸が亡くなったことも思い出し、ある考えにたどり着く。それを確かめるために調理場を訪れて、働く者たちの姿を確かめる。

 

斉彬は周囲の心配をよそに、再び働き始める。まだ床の上ながらも、仕事をしている。そんな斉彬の元を訪れた吉之助は、「お願いがございもす」と切り出す。「毒が盛られておるかもしれませぬ」と。食事に箸をつけないようにと頼み込む。

 

斉彬は特に表情を変えず、険しい顔のまま立ち去る。吉之助は、配膳された焼魚をこっそりと持ち去る。

 

吉之助は磯田屋に行く。薩摩の出のおよし(高梨臨)が親しげに話しかけてくるが、吉之助の目的は別。「あん医者は?」と橋本のことを聞く。およしによると、ちょうど女たちの問診をしているとのこと。

 

およしが気を利かせて、吉之助と橋本を二人きりにしてもらう。そこに偶然いた慶喜がこっそりと盗み聞き。「お里が知れますよ」とおよしに注意されるが、そんなこともお構いなしで慶喜は聞き耳を立てる。

 

吉之助は、斉彬の症状について伝える。三日間も眠り続けたのに、医者にも原因がわからなかったと。病気ではなく毒が盛られていたのではないかと吉之助は言う。

 

すると部屋に慶喜が入ってきて「聞き捨てならぬ!」と言う。自分も毒を食うところだったのかと言い、「だから嫌なんだ。毒を盛られて寿命を縮めるなんて。政なんてな、命知らずの物好きなやつらに任せておけば良いのだ」とも続ける。

 

「それで?」橋本が吉之助に続きを促す。吉之助は隠し持ってきた焼き魚を見せて、毒があるか調べてほしいと橋本に頼み込む。

 

すると、橋本は金属の細長い棒を取り出す。それを魚に差し、しばらくしてから取り外すと、真っ黒になっている。「やはりヒ素です」と橋本は言う。ヒ素は銀に反応すると。しかし、無味無臭なので盛られたとしてもわからないと説明。

 

しかし、斉彬が食べるものは毒味されている。その後に屋敷の何者かが毒を盛ったということになる。日々の食事に少しずつ盛れば、たまっていくことになる。「虎寿丸様も?」はっと気づいたように斉彬は言い、「十分考えられます」と橋本は答える。「なんちな!誰の仕業か!」吉之助は怒りを露わにする。

 

そして、また気配を感じて、障子を開ける。と、男の能面を被った男が一人。「部屋を間違えてしもうた」と寄った様子で、薩摩言葉を話す。しかし、橋本が酒の匂いがしないことに気づいて指摘するも、刀を取り出されて人質にされてしまう。

 

吉之助は言葉から薩摩の者だと気づくが、男は何も言わず。そのまま外に出て行こうとする。橋本は腕を軽く切られて、構わず追うように吉之助に言う。吉之助は走って追いかけるが、町中で見失ってしまう。

 

誰の仕業

吉之助は思い当たる人物のもとへと足を運ぶ。それは高輪の斉興の屋敷。入らせてもらうように声をかけるが、何も反応はなく、いつまでも居座ると吉之助は屋敷の前から一歩も動かない。

 

しばらくして、使用人口から人が出てきた。すると、「西郷は入れ!大殿様がお会いに成られるとおっしゃっておる」とのこと。戸が開き、吉之助は屋敷に通される。

 

斉興とお由羅の前に、吉之助は深々と頭を下げて相まみえる。緊張してか、吉之助は少し震えている。

 

「面を上げよ」斉興の言葉を聞き、吉之助がゆっくりと顔を上げると、斉興もお由羅もにっこりと微笑んでいる。「お前が西郷か」と斉興が言い、「いつくるか、大殿様と話しておったとこじゃ」とお由羅も親しげに言う。

 

「恐れながら、お聞きしたかことがございもす」緊張した面持ちのまま、吉之助が切り出す。するとお由羅が「これへ」と使いの者を呼び出される。すると、吉之助の前に菓子が出される。

 

斉興は薩摩の菓子だと言い、吉之助がよく働いているからその褒美だと言う。「遠慮なく受け取れ、さ」と促す。不安を抱きながらも、吉之助は「ありがとかけもす」と受け取る。

 

「食え!」

 

厳しい表情に変わった斉興がそう言い放つ。吉之助は動けない。「どうした?せっかくお殿様から賜った菓子を食えぬか?食えぬ理由もあるのか?」お由羅も詰め寄る。吉之助は手をつけることができず。

 

「毒を盛ったち疑っとるのか?」斉興が確信を突く。「毒ですと?まあ、恐ろしいことを」白々しくお由羅が言う。「そげなこと…」と吉之助は言うが、「ないごて食わん?」と斉興に詰められて答えられず。

 

お由羅は吉之助が嗅ぎ回っていることについては知っていると言い、斉興も筒抜けだと言う。それを確かめるために、ここにうれしそうに来たのだろうと。

 

「恐れながら、毒が見つかりもした」。吉之助は短く言う。「私だと?」とお由羅が聞く。吉之助がにらみつけるように見ると、「まあ、怖い目」と笑う。それならば証拠はあるのかと聞けば、「証拠はございもはん」と吉之助は答える。「ございもはんどん…」と言いつつ、今渡された菓子を見る。

 

お由羅は立ち上がり、吉之助に近づき、目の前にある菓子を一つ取って食べてみせる。吉之助は息を飲む。お由羅に変わったところはない。

 

「証拠などあるはずがない!我らは毒をもっておらぬゆえな!」お由羅はきっぱりと言い切る。「たしかにわしは斉彬が憎か。憎くてたまらん!」と斉興も言う。

 

「じゃがな、あいつを憎んじょっとは、わしだけではなか!他に山ほどおっと。証拠もなくこい以上訴えるならば、こちらとて容赦はせん!」

 

斉彬も無事では済まぬだろうと、「よーく覚えておきなさい」とお由羅は念押しして笑う。吉之助は緊張の糸が切れたように、涙を流す。「二度とそん顔を見んな!」と斉興は言い放つ。

 

認めた理由

斉彬は、やっと家臣たちが蒸気の仕組みを完成させて、大いに喜んでいた。そこに吉之助が現れる。山田は医者から安静にしているよう言われたのに、と心配している。

 

斉彬は、斉興と会ったことを吉之助に聞く。「お呼び出しがありまして」と吉之助は短く説明。察した斉彬は人払いをする。山田も退席。この場には二人だけ。すると

 

「この大馬鹿者!!!」

 

と怒鳴りつけ、斉彬は吉之助を思いきり蹴飛ばす。

 

「この大事なときにおまえは何をしておるのだ!!!お前をこんなくだらんことをさせるために召し上げたのではない!」

 

斉彬の怒りは収まらない。吉之助は困惑した表情で、斉彬に毒が盛られているかもしれないから…と弁明するが、

 

「つまらんつまらんつまらん!!!」

 

と斉彬は怒鳴る。

 

「時がないのがわからんのか!命に替えてもやらねばならんことがあるのだ!!!この国を変える。この国を強うする…」

 

そう言いかけて、斉彬はまた倒れそうになり、吉之助が体を貸す。「なぜ、わしがおまえを側に置くかわかるか?」と斉彬は聞く。

 

「わしはおまえと同じ大馬鹿者だからだ」

 

少し力を失った声で、斉彬は言う。「民のためなら命を捨てられる、そうだろう?」と言う斉彬に、「おいの命は…」と吉之助は言葉を続けられない。

 

「民のために、強い国を作りたい。のう。のう、西郷」

 

語りかけるように話す斉彬に、吉之助は体を支えるようにして、話を聞いていた。

 

世は動く

その頃、井伊直弼は茶を飲んでいた。誰かから話を聞き、「そうか、薩摩守殿は持ち直したか」とつぶやく。彦根藩士の長野が「しかしながら、薩摩守殿には的が多い。方々から命を狙われておりまする」と答える。

 

また、一橋慶喜については、品川宿で女の絵を描き過ごしていると報告。政を嫌い、将軍になる気はないだろうと。

 

その奥で、お付きの者として話を聞いている者が一人。その男は、男の能面を持っていた。

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という話でした。うわーなるほどな。時代の変化と巻き込まれる人々。どの時代にもおりますね。長くなりましたので、感想は別記事に書きます!

 

 aoikara

 

▼西郷どん 第12話「運の強き姫君」記事はこちら

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