カルテットの幸せなラストが想像できないaoikaraです。私が見ているドラマで幸せなラストを迎えそうなのが、今のところ増山超能力師事務所しかないんですが!
というわけで今回のテーマは…
カルテット 第8話 感想 後編
です。前回はストーリーを細かく書いたので、今回は感想を掘り下げます。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。
▼前回のブログ記事はこちら
第8話のGOODポイント
- ワカサギ釣りほのぼのしてましたね。驚くほどに釣れているなか、別府君(松田龍平)が全然釣れない姿に爆笑wマキさん(松たか子)の「所詮魚類ですねー」ってコメントが辛辣。その後に全然釣れなくなったのも面白かったです。
- 家森(高橋一生)「会話の『へー』からは何も生まれないの。『へー』を生まないで」たしかに。
- 鏡子(もたいまさこ)の説教にこっそり食事し始めるカルテットたち、かわいいw
- 昼食のこと「お昼」っていうのに、「お朝」「お夜」って言わないのはなぜ?たしかに。
- みんなわさびで鼻つーん。
- マキ「家森さんこそ好きな人いないんですか?」
家森「僕は人を好きになりません。向こうが僕を好きになる確率が低いので」
マキ「家森さん、自分のことよくわかってる」
それ、褒めてるんですか、けなしてるんですか?w - スーツのすずめちゃん(満島ひかり)、本当にかわいい。伝染した黒ストッキングをマジックで黒く塗ってるのもかわいい。
- メガネくいっくいっ。
- 老人ばかりの不動産会社、めっちゃ癒やされそう!
- 家森、バイト先を格好だけで探すw
- 富山の刑事さん、傘ちっさ!
第8話の気になったポイント
- 有朱(吉岡里帆)は何を考えている?マキさんをずーっと見つめていたけど…レストランの店長にちょっかいをかけそうな…。
他人の片思いなんて夢の話と一緒で「へー」
って言うしかないという話、すごく納得しました。私もよく「こんな夢見たー」って話すことがあるんですけど、それって「へー」って言うしかないんですよね。
それと同じで、他人の片思いなんて本当に「へー」な話で。興味のない人からの片思いの告白をされても、正直「へー」で。悲しいことに、それを感じざるをえない話でした。
すずめちゃんの片思いが切ない
今回はすずめちゃんの片思いが丁寧に描かれていました。とっても独特な。少女漫画ではありえないような。だけど、それがいい。すずめちゃんらしい片思い。
すずめちゃんは別府が好き。「ちょっと頑張る」ときに手をさしのべてくれるような、そんな別府が好き。白い服でナポリタンを食べるときにエプロンをしてくれるような、手が汚れていたらすぐにティッシュを差し出すような。
好きってことも忘れるくらいに当たり前に好き。これって、すごく素敵な気持ちだなぁと感じました。そういうの、ありますよね。好き好きって語ったりアピールなんかしなくて、もう当たり前に好きだなぁ、という感覚。
別府君が片思いしているマキさんのことも好きだから、その人たちがうまくいってほしい。二人が幸せそうなら、すずめちゃんも幸せ。家森に「かたおもい」と問われても、「いいんです」と五文字しりとりで返すくらいに。
だから自立して二人きりにしよう。でも、それは家森が言うように「仲の良い二人を見るのがつらい」からなのかもしれません。
片思いは夢。夢のように「へー」な話。夢に出てきた自分と両思いの別府君は、切なくて。ひとしずく流した涙が本当の気持ちで。好きだって自覚してから、二人の姿を見たら妙に切なくて。
すずめちゃんが言ってた「サボテンこそ水をやらなきゃ」って、すずめちゃん自身のことなんじゃないかなって気もして。トゲトゲしていて強そうでたくましそうだけど、水をやらなきゃ枯れてしまう。水をやれば花が咲くことだってあるのに…。
ヒゲの社長(ミッキーカーチス)の「君の好きはどこ行くの?」って問いがそのままで。それに気づいてしまったすずめが、とてつもなく切なくて…うーん、見ているこちらも胸が締め付けられるようでした。
こんなにも一方通行な片思い
カルテットはみーんな一方通行な片思いなんですよ。最初からそう言われたドラマなんですけど、まざまざと見せつけられると切ないですね。
実は家森はすずめが好きで
ドラマの最後で明かされた、家森の片思い。「すずめのことが好きなのかな~」とは思っていましたが、「僕は好きな人を作らない」発言で、「本能的に惹かれているだけなのかも」って思ってました。
でも、ちゃんと家森さんも自覚していたんですね。「好きな子にたこ焼き食べさせてあげたい」って、理屈っぽいくせにやさしい。
きっと、「SAJの法則」のときにすずめに言った「好きだよ」っていうのは、本心で、「ありがとう」からの「冗談です」っていう流れも受け止めているのでしょう。だって、すずめはあんなにも別府のことが好きだから。
家森さんがすずめちゃんを見る表情って、どこか冷めてて、でもいつもずばっと本心に迫るようなことを言って、何もしゃべらないときにすごく慈愛に満ちた表情をする。恋心を本人の前では隠しているからなのかもね。
すずめは別府君が好きで
ここは、まあ割愛。先ほど詳しく書きましたので。
別府君はマキさんが好きで
この物語だけでも、別府君は三度マキさんに告白しているのかな。でも、マキさんは「ありがとう」って返すだけ。すごく「好き」が溢れてるんだよね、この人も。ちょっとストーカーチック。
そういえば、マキさんに大学時代に出会っているはず。ってことは、マキさんがマキさんじゃないってことも知っている…のかな?
マキさんは夫さんが好き…?
マキは幹生のことが好きだったのかな。ちょっとラストを見たからいまいちわからないのですが、ラストの前まではきっと幹生が好きだったんだろうって感じました。
でもね、「愛してるけど好きじゃない」って幹生は思ってたから、やっぱりマキさんも片思い。夫婦なのにね。こんなに切ないことってないですよ。
マキさんはマキさんじゃなかった!?
っていう衝撃。予告していた最後の嘘吐きはマキさんでした。
「上り坂、下り坂、人生はまさか」
と自分で歌ってましたけど、まさかマキさんがマキさんではないとは。いったい誰?夫も騙してた?そういえば「こんな人間のこんな人生なんかいらない」って言ってたけど…それも関係あるんですかね?
マキさんは、早乙女真紀ではなく、いったい誰なのでしょう。はあああー急にサスペンスですよ。みぞみぞしますね。
次回:“マキ”は何者?
大菅という刑事からマキがまったくの別人だと知り、さらに警察が捜査している人物だと知って動揺する鏡子。一方、別府が別荘を売り出そうということを知ってしまうカルテット。別府は自分に任せてほしいというが…。
マキが「私、早乙女真紀じゃないんです」と言ってるシーンが予告にありましたね。いやはや、誰なんだろう。戸籍を何かしたのかな?
あと、予告でちらりと見えたけど、有朱がレストランのオーナーになんか働きかけそうですね。さすが淀君だわ。
というわけで、まだまだサスペンスな謎が終わらないので、見逃せないですね~。次回もマキさんの正体を知るために、絶対に見ます!
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aoikara
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