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【ドラマ】カルテット 第6話 感想 すれ違う夫婦の物語…かと思いきやラストで急展開!!!

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カルテットって一人で見たらこわいけど、二人で見たらもっとこわいことになりそうだな、と思うaoikaraです。みぞみぞしますね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

カルテット 第6話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

 

夫婦って何?壊れてしまった夫婦の物語

探り合うマキさんの夫とすずめ

すずめ(満島ひかり)は道でぶつかってしまった男性(宮藤官九郎)がマキ(松たか子)の夫・幹生だと確信。しかし、マキの夫は家森(高橋一生)の先輩・巻村という男性の振りをしている。手を見ると結婚指輪はしているようだが…。

 

すずめは家森に会いたいならと別荘へ案内しようとするが、マキの夫は拒否。演奏を聴きたいだけというが、今日は演奏はない。見ると、履いているスニーカーはペンキのようなものが飛び散っていて、夫は顔を隠そうとしていた。

 

ほかの3人はそれぞれの場所へ

別荘にいたマキは義母・鏡子(もたいまさこ)と連絡を取り合って会う約束をしていた。帰ってきたらごはんを作ると別府(松田龍平)に告げる。さらに家森は手早く10万円が稼げるバイトがあると出かけていく。

 

軽井沢駅で夫婦がすれ違う

別荘がある軽井沢の駅にはすずめとマキの夫がいた。ちょうど、義母を迎えに言ったマキと会わずにすれ違ってしまう。マキが「寒かったでしょう」と言うと、義母は「何度も来たことがある」と答えるのだった。

 

10万円のバイトは猿探し?

家森は10万円のバイトのために、いつもカルテットで演奏しに行っているレストランを訪れていた。なんでもこの近くで猿が逃げたらしい。それが貴重な品種で、見つけると10万円もらえるのだとか。

 

鏡子とマキ、腹を割った話し合い

マキは鏡子がすずめと会っていた教会に一緒に訪れていた。マキが飲み物を渡すと、鏡子にビンタをされる。「本音で話しましょう」と告げられ、そして

 

「幹生を殺したの?」

 

と聞かれるのだった。

 

幹生の正体は…

すずめが幹生を連れて別荘に帰ると誰もいなかった。マキの夫かどうか探ろうとすると、チャイムが鳴って誰かがやってくる。

 

配達の人は幹生のスニーカーを見て、カラーボールではないかと聞いてくる。実は強盗などをした人に投げつけるカラーボールの跡がついていたのだった。

 

すずめが問い詰めると、幹生はコンビニで3万9千円を盗んだと告白。すずめは警察に連絡しようとするが、止められる。そして「マキさんにどうやって言えば良いですか?」と困ってしまう。

 

ひとつの夫婦、どうして壊れてしまったのか

マキは鏡子に、幹生はすずめに、どうして夫婦がこうなってしまったのかを話し出す。マキは最初はただの仕事の人と思っていて、それが段々と好きになって、結婚して家族になっていくんだと幸せを感じていた。どんどん好きになっていた。

 

逆に幹生はマキに一目惚れで、ミステリアスな雰囲気が好きで、結婚しても恋人でいたくて、でもマキは普通の人なんだということに気づいてしまって。

 

幹生にとって決定的だったのは、マキにあげた詩集を鍋敷きとして使おうとしたこと。マキにとって決定的だったのは、唐揚げのレモンは嫌いなのを黙ってられたことと、「愛してるけど好きじゃない」発言。

 

マキは家族だと思っていたらいつのまにか片思いで、幹生は恋人だと思いたかったのに家族だから退屈で家族として話さなきゃ、と思っていた頃にはもう遅くて。気づいたら幹生は逃げ出していた。

 

夫婦は終わりへ

全ての話を聞いた鏡子は「ごめんなさい」と。「あたしが探します。息子を戻します」とマキに告げるが、マキは離婚届を出したい」とそれを断るのだった。

 

一方、すずめは全ての話を聞いても呆れるだけで、警察を呼ぼうとしていた。

 

別府は会社で閉じ込められて

別府は会社で資料を探しているときに、倉庫に閉じ込められてしまう。スマホのバッテリーもなく、誰かに連絡しようとすると家森から連絡が入る。答えているうちに電池切れになってしまう。

 

家森は猿を探している最中で、そのままマキに連絡して、別府を助け出すように伝えたのだった。

 

最後の最後に急展開

別荘ではすずめが縛られて閉じ込められていた。そこに鍵が開く。やってきたのは有朱(吉岡里帆)。マキのバイオリンを奪おうとすると、そこへ幹生が登場。幹生がバイオリンを奪い返そうとして…

 

有朱が別荘の高いところから外へと落ちてしまったー。

 

という話でした。冒頭のすれ違いのシーンが、そのまんま夫婦のすれ違いのような感じがして…。怖かった義母もさすがに女性としてマキさんに同情したように感じられました。そして、最後にサスペンスがやってきましたね。ドキドキ。

 

では、詳しく感想を書いていきます。

 

第6話のGOODポイント

  • マキ「すずめちゃん大丈夫かな」
    別府「大丈夫ですよ。ほら、LINEで笑ってるし(スタンプを見せる)」
    マキ「すずめちゃんはスタンプとか使わないから」
    逆に大丈夫じゃないってことだ。別府君って本当に細やかな心情とかわからないタイプだよね~俗物だから。逆にマキさんのするどさがすごい。
  • 楽に素早く10万円、絶対怪しい家森のバイト。
  • 「青いふぐり 猿」でぐぐってwww衝撃発言ですね。んで、調べてみたら本当にいるんですね。「サバンナモンキー」というお猿さんだそうです、へえー。
  • 家森・レストランオーナー「まじだwwふぐりってあれww青いw」
    レストランオーナー妻「自分についてるもんでなんでそんなに興奮できんのよ!」
    いや、ごもっとも。
  • マキ夫「指輪に見えるオブジェ」すごく苦しい嘘だなぁ。
  • 「どうして一緒にいるか。価値観が合うか、器が大きいか、どっちかないときつい」は真理かも。
  • 別府君が閉じ込められてーの「おおっ」が面白い。なんだその反応はwそして残り1%しかスマホのバッテリーがないのに、まさかの家森から電話かかってきて電池切れって最悪だw

 

第6話の気になったポイント

  • 別府君が閉じ込められたのは意図的なものなのかな?マキさんと約束したけど、放って置かれるってだけの存在なのかなwその展開だとすれば、マキさんにとってやっぱり夫>別府君の数式は譲れないことなんでしょうね。

 

すれ違う夫婦が切なすぎて…

カップルでも夫婦でも、今回の話は思い当たるようなことがたくさんあって、ずしずし来るものがあったんじゃないかな、と思います。私も…切なすぎて見直したくないくらいにつらい気分になりました。

 

巻夫婦のすれ違い一覧

  • 最初の出会い:夫 一目惚れ、妻 ただの仕事先の人
  • 相手の魅力:夫 ミステリアスなところがあって一緒にいるとドキドキしてしまう、妻 一緒にいると飾らなくて良い
  • 結婚しても:夫 恋人のようにいたかった、妻 家族でいたかった
  • 唐揚げにレモン:妻 当たり前、夫 実は大嫌い…でも言わない
  • 二人の間に子供は難しい:夫 いつまでも恋人でいられる、妻 二人でも家族は家族
  • 映画鑑賞中:夫 没頭したいし語り合いたい、妻 話しかけたいしあまり興味が無い
  • 結婚してしばらく経って:妻 素直な自分でいられる・家族でうれしい・幸せだからこの人を支えよう、夫 当たり前だけど彼女も普通の人だったんだ・最初の頃の秘密めいた彼女はいない・退屈だ
  • 夫婦の会話:妻 私が面白い話をしなきゃ、夫 彼女の話を聞かなきゃ
  • 温泉で出会った40年の夫婦:妻 40年かぁ(憧れ)、夫 40年かぁ(耐えられない)

 

どっちの気持ちもわかる。どちらかというとマキさんに同情的ですけど。

 

夫婦って何だろう?

 

何だろうね。

 

マキさんは家族を求めて夫に“片思い”

マキさんは求めているのが家族で、自分の素を見せられるようになっているのが幸せで。この人と夫婦になっていくんだなって、愛が深まっていて

 

夫さんは恋人を求めて“家族”にうんざり

夫の幹生はマキさんの素を見れば見るほど、退屈でつまらないと感じていて。だけど浮気を我慢したのは偉い偉い。(当たり前だけど)

 

デートのときに渡した詩集に自分たちが書いたイラストのしおりが挟まっていて。まだ持っていたんだなんてうれしくなって。結婚生活が続いてもう一度見たら、しおりは先に進んでなくて。とうとう鍋敷きにされてしまった。

 

っていうのには、切なさを感じます。マキさんはきっと詩とか興味なかったんだよね。ミステリアスでもなくて、普通の人で、所帯じみているのがとっても幸せで。

 

その後にケガをして、かいがいしく世話をしてくれるマキさんを褒めてくれる家森くんに、「妻に背中を押された」と嘘を吐いた。あれも“自分にとって”の妻は苦痛でしかないのに気づいてしまったからなんだろうね。

 

やっぱり話し合わないと

夫婦っていうなかでやっぱり話し合わないとダメだと思うんですよね。私としては、おそらくマキさんは夫婦生活に満足していたんですよ。不満を抱いていたのは夫さん。

 

だから、本来は夫さんが話をしなきゃいけない。「不満があるんだ」って。でも、夫さんは恋人でいたかったから、妻はミステリアスな存在でいたいから、内面をさらけ出すような会話なんてしたくなかったんじゃないかな。

 

でも、でもやっぱり話さないと。やり直さなくても、今言わないと。何を考えていたか。でも、それって酷なのかもね。だってもうやり直せない。

 

夫婦ってが必要なのかも。でも、その嘘に気づいたら泣きそうなくらい切ないのかも。あーあ、求めているものがこんなに違いすぎたってぐらい、切ないことはないですよ。

 

最後に大事件が勃発!!!

すずめはマキさんの夫さんに背中向けた時点でアウトだなーと思ったんで、ぐるぐる巻きに縛られていてもあんまり驚きませんでした。むしろ、死んでなくて良かったなーと。

 

まさか有朱が落ちるとは!

 

あれは…死んじゃった?でも、有朱って何考えてるかわからないし、自分のためにしか生きないような人だし、カルテットの仲を壊したくて仕方ないって感じだし…。

 

正直言うと、いなくなってくれてほっとした自分もいます。カルテットの誰かが失われるより、有朱で良かったな、みたいな。と、こんなことを考えている私が一番怖いのかも。とりあえず、この先の展開が読めなさすぎます。

 

次回:終わりの始まり

なぜすずめは縛られていたのか。なぜ有朱は別荘へやってきたのか。全ての真相が語られる。そしてマキと幹生の夫婦の選んだ結末とはー!?

次回予告が多くを語らなさすぎて、全然わかりません。とりあえず別府君は放置プレイにされそうですwマキさんは、夫婦だからと何かをしそうだし…。というか、あれは本当にマキさんのバイオリンだったのかな?家森くんのヴィオラだったんじゃ…。

 

というわけで次回もぞわぞわ、みぞみぞ、楽しみです。

 

 

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