中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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Pizzaの恥ずかしい話

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チーズが好きな私は、とろけるチーズを堪能できるピザが好きだ。いろんな種類はあるが、マルゲリータのようなシンプルなイタリア系のピザが特に好き。アメリカ系のたくさん具材がのっているピザも豪華だけれど、それよりはシンプルにチーズを味わいたい。

 

とか熱弁しつつ、大好物というほどではない。ここ2年はピザを食べていないだろう。コンビニのブリトーでとろけるチーズを楽しんで、ピザを食べなくても良いか、というくらいの意識の低さ。

 

そんな私が数年前に友人とイタリア料理店を訪れた際、ピザを注文することにした。パスタとピザとサラダを注文して、半分こ。当時の食欲ったらないね。最近はパスタと小さなケーキ注文して、半分こでお腹いっぱいになる二人だったもの。

 

料理はすぐに決まったけれど、注文するのに少しだけ躊躇した。メニュー名に「ピッツァ」と書いてあるからだ。これを「ピザ」と読むべきか、「ピッツァ」と正しく発音すべきか、非常に迷った。

 

わかる人にはわかる、サンドウィッチマンの宅配ピザのネタ的な状態になってしまった。

 

いや、「ピッツァ」と呼んでも良いけど、正直恥ずかしい。ちょっと格好つけているみたい。でも、メニューには書いてある。書いてあるのに「ピザ」と読むのは、むしろ失礼ではないだろうかと。

 

最近ではリンカーンは「リンカン」と習い、グルジアも「ジョージア」と呼ぶようになった。どちらもより本来の発音に近い形。つまりはイタリアの発音と同じく「ピッツァ」と呼ぶことは、すなわち敬意を表することにもなるのだ。

 

と自分を説得させて、「ピッツァ」と呼ぶ正当性をたたき込んで自信がついてから、「すみません!」と店員さんを呼ぶ。そしてメニューを指差し、私は行った。

 

「このイタリア産プロシュートのピッツください」

 

よし!私は言った!自分の羞恥心に打ち勝った。そして、店員さんは注文を繰り返す。

 

 

 

 

「生ハムのピザですね」

 

……ん?普通に「ピザ」と言ったぞ。「ピッツァ」とメニューに書いてあるのに。なんならプロシュートも「生ハム」って言ったぞこの人。

 

というわけで、結局「ピッツァ」と呼んで恥ずかしい思いをしたのは私だけだった。がっくし。というかメニューを指差して、「これで」と言えば良かっただけだった。危機回避能力の欠如。敗北。

 

「私、ちゃんとピッツァって言いました!」とここでなら言える。今はもう私も大人になったから、「ピッツァ」って恥ずかしくなく…言えるかなぁ。

 

ちなみにピザはおいしかったです。

 

 

aoikara

 

 

 

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