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【大河ドラマ】おんな城主 直虎 第8話 感想 子供は“妻”じゃなく“夫婦”の問題

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なかなか直虎のオープニング曲が覚えられないaoikaraです。映像は覚えてるんですけどね!はい花びら散った~ここでじゃがいもの芽みたいなやつが出てくる~みたいに。見てる人はわかりますかね、このシーン(笑)

 

というわけで今回のテーマは…

 

おんな城主 直虎 第8話

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

あらすじ:赤ちゃんはまだか

直親としのにまだ子供はできず

しの(貫地谷しほり)が直親(三浦春馬)に嫁いで四年、まだ子供はできていなかった。祈祷をしたり、精がつくように毎日の食卓でどじょうを出したりと励んではいるが、成果は出ず。

 

なぜか、しのは次郎法師(柴咲コウ)を恨み「自分のことを笑っている」「自分が子を産まなければ直親と一緒になれる」と思い込んでいた。さらに直親にも当たって、よくむせび泣いていた。

 

周りでは子に恵まれている夫婦も多く…

次郎法師は松平元康(阿部サダヲ)に嫁いだ瀬名(菜々緒)からの手紙を読んでいた。聞けば子供が生まれて、また身ごもったそうだ。

 

しのと直親のことも気になる次郎法師は、小野政次(高橋一生)に駿府から子作りに良い薬を頼むことにする。値が張るため、昔直親の父・直満からもらった鼓を売ることにしたのだった。

 

政次の家では、弟の玄蕃(井上芳雄)とその嫁でしのの妹であるなつ(山口紗弥加)の間にも子が生まれていた。子ができる秘訣を聞くと、玄蕃は「愛」と答えるが、なつは「こればかりは授かり物」と答えるのだった。

 

今川は氏真が家督に。そして織田との戦へ

今川家では義元(春風亭昇太)が息子の氏真(尾上松也)に家督を譲っていた織田との戦に備えるために、井伊の目付役である新野左馬助(苅谷俊介)と政次に槍200本を作るように命じていた。

 

その話を井伊家の当主・直盛(菅原哲太)と、直親にも伝える。すると直親が織田との戦を初陣にしたいと申し出る。しかし、直盛は残ってほしいとのこと。

 

政次が代弁して、跡継ぎがまだいないのに直親にもしものことがあれば、また井伊の家中が混乱するから、とのことだった。

 

次郎法師はしのに薬を渡すが…

次郎法師は政次から麝香(じゃこう)という子作りに良いという薬をもらい、しのに渡しに行く。しかし、しのは受け取らない。次郎法師が何か盛っているかもしれないと言うのだった。

 

さらに、子ができないのも次郎法師が呪っているせいと言う。さすがに次郎法師も怒り、二人が争ってしのが倒れてしまう。そこへ直親が戻ってきた。しのは直親に泣きつき、次郎法師を帰してしまう。

 

直親は妾を取ることを決意

その夜、怒り心頭の次郎法師のところに直親がやってくる。昼間のことを謝りにきたのだった。しのの浮き沈みの激しい気性に、直親も困っている様子。跡継ぎも作らなければならないので、妾を取ろうと考えていることを告げる。

 

直親はその後、直盛とその妻の千賀(財前直見)に妾を取ることを考えていると話す。前々からそうするべきだと考えていた千賀は賛成。直盛はしののことが気になったが、妾を探すことに決めたのだった。

 

直親の望みは今度こそ「落ち着いたおなごを」とのことだった。

 

井伊で着々と戦準備が始まる

井伊では槍200本を用意するための戦準備が始まっていた。中野直由(筧利夫)は張り切ってしたくを始める。

 

妾の存在にしのは自害を決意!?

直親の妾選びも同時に始まる。若い女性がやってきて、出戻りだがさっぱりとした気性の女性だと、千賀は次郎法師に話す。次郎はしののことが気になる様子。

 

しのは、実の父である奥山朝利(でんでん)から妾のことを告げられていた。前の嫁ぎ先で子を二人産んでいるから選ばれた、ということを聞き非常にショックを受ける。

 

すると、次郎のもとにしのから「自害する」そして「次郎を恨む」ことを書き記した手紙が送られてくる。あまりにも身勝手なしのに腹を立てた次郎はしのの元へ向かう。

 

しのの本音を明かして

しのは自分に刃を向けるものの、思い切ることはできなかった。そこへ次郎がやってきて止める。「なぜ私はそこまで恨まれなければならぬ」と問う。

 

しのは「皆が直親様に嫁ぐのは私ではなくおとわ様であればと思っている」と感じていたことを告白。それでも「子を産めば私のことも気に懸けてくださる」と。それなのに子供は産まれない。だったら自分は誰を恨めば良いのかと、思い悩んでいたのだった。

 

次郎はその姿を見て、わざとしのを煽るようなことを言う。「自害せよ」「そなたが死ねば私も還俗して直親と一緒になれる」「ちょうどいい薬もあるし子もすぐに産まれよう」と。

 

それに対してしのは次郎に刃を向けて、傑山(市原隼人)が間一髪に止める。しのは「あなたに還俗などさせない」「私が立派な子を産んでみせます」と泣きながらも本音を明かすのだった。

 

しのを“一人”にした直親にも説教

そこへ直親がやってくる。取り乱しているしのを見て大きなため息をつく。それを見た次郎法師は直親を叱る。

 

「子は二人で作るものだろう。なぜ二人で悲しんでやらぬのだ、なぜ二人で悩んでやらぬのだ、なぜしのはかように一人なのじゃ」

 

と。そして「そなたの女房なのだから、そなたが何とかせよ」と言い残し、そこを立ち去る。さらに、自分の両親にも妾を取らぬようにと伝えて去るのだった。

 

もう一年、待つことに

しのと直親は話し合い、もう一年だけ待ってもらうことを直盛と千賀に頼む。あと一年でどうにもならなければ、妾を取る決意もすると。そして、二人で仲良く祈祷に行き、きちんと夫婦として向き合うことにしたのだった。

 

さあ、桶狭間へー

井伊は今川の家臣として織田との戦いへ向かうことになった。行くのは直盛と、小野政次の弟・玄蕃、奥山朝利ら。今川でも元康を初めとした家臣達が戦準備を整えている。

 

今川二万と織田三千、この戦いの勝敗はもう決められているものと思われていたー。

ーーーーーーーーーー

というストーリーでした。今回は夫婦の話でしたね。次郎が言いたいこと言ってくれた!って感じでした。というわけで詳しい感想を書いていきます。

 

第8話のGOODポイント

  • 南渓和尚(小林薫)「今川館が焼け落ちるかもしれんぞ~」、まーた言ってるって感じなんですが、これがあながち間違いではないんですよね…。
  • 槍を200本…そうだよね、家来衆が戦の準備をするんだよね。と妙にリアルな武士事情になっとくしました。だいたい大河ドラマって、そんなに脇の武将にスポットが当たらないので、そういう部分が見られて面白いです。
  • 直親が妾を撮ることについて、「しのは大事ないかの?」女性のことを気遣える直盛、夫として最高だね!
  • 子供を望む祈祷で本をパラパラパラパラーってやるやつ、あれ私もやりたい!w
  • 千賀がしのに「うちの娘を刺し殺すようなことはしないように」って言うところ、直盛が言わなくても「女はこわいね~」って表情をしていたのが面白かったですw

 

第8話の気になったポイント

  • 今川義元、久しぶりにしゃべったー!!!なんか歌詠んでるー!!!
  • 政次は鼓を売ってしまったのかな?次郎法師のために取って置いてあげてる気もする(そんな演出はなかったけど)。でも、そんなお金ないかな。
  • しのが怖すぎて愛らしさとか感じない。全然同情できないのは演技とか演出とかとして、ありなんですかね?
  • 南渓和尚が木彫りで作った観音様、どう見てもへたくそだけど、どうしてあれがものすごく素晴らしい完成品になっているのか気になる。

 

しの、怖い怖い怖い怖い…

四年いて子供がいないのはつらいですよね。特にこの時代は跡継ぎを生むのが女性の仕事、みたいなところがありますし、悲しいけれど。しかも、小野玄蕃に嫁いだ自分の妹は子宝に恵まれているわけですしね。

 

たしかに次郎法師に引け目を感じて、恨みに思ってしまうのは仕方ない。だけど、あまりにも恨みすぎ。子ができないことと、次郎を疎ましく思うのは分けて考えないと

 

それもこれも、直盛がしのの感情を受け止めてあげないからなんですよね。もちろん、フォローしてくれてることもあると思うんですけど…。

 

しのが泣き始めたら「まーたこのヒステリックが始まった」くらいにしか考えてない感じも見受けられます。大きなため息ついてますし。あれは妻としては切ないよなぁ。だからこそ次郎に恨みが向いてしまう。直親、しっかりしなさい!

 

次郎法師、まさに竜宮小僧

割り切って井伊のために尽くしているのに…

直親への思いがゼロではないとしても、それを行動に表したことはない。しかも、きちんと割り切っている。子供も本当にできてほしいと思ってる。にも関わらず、その妻にあんな言い方されたらそりゃあ腹も立ちますよね。

 

自分が悪者になってもしのを救う

それでも、しのの切なさにも共感できる気持ちがあるから、自分が悪者になってでも本音を聞き出して、生きるように動かしたのは偉いですね。

 

まあ、しの本人は「次郎様にひどいこと言われたわ!やっぱりあの女は性悪ね!」くらいにしか思ってなさそうで怖いwちゃんと配慮して、お寺に祈祷しに来たときもいなくなるって配慮してるのにね、全然伝わってなさそうです。

 

次郎法師が直親に説教をしてスカッ!

子ができないことに対して、直親はどこか他人事なんですよね。そのせいでヒステリックになってるんだから、本来は心に寄り添うべきなのにため息つくだけ。そりゃあカッチーンと来て、言いたくもなってやりますよ。

 

だから、次郎法師が言ってやったときは、少しスカッとしました。

 

両親への助言も良かった

しのとの一悶着があった後も、直親に妾を取らせようとする両親にした助言も良かったです。

 

「私を刺し殺そうとした!」だから「新しい妾が来れば私と同じような目に遭いましょう」、しかし「母になれば、敵を躊躇なく刺し殺す心強き母親になるでしょう」って、要は妾はやめてもう少し様子見してあげようっていう提案ですもんね。

 

あの優しさが次郎法師の良さ。うーん、すべてにおいて竜宮小僧な振る舞いだなぁ、と思ったら物語上でも本人が言ってましたね。

 

「次郎法師だから」という二人の対話

しのと直親の一件があって、父の直盛から感謝された次郎法師。そのときに直盛が「もし良かったら…」と言って、「いやいい」と言うのをやめてしまったこと。あれは竜宮小僧に徹している次郎法師の器を感じて止めたのでしょう。

 

娘として女性として思いやるなら、たしかに次郎の立場には切ないものを感じます。そんな父親の思いを感じるシーンでもありました。

 

もう直虎での癒やしは元康&瀬名夫婦だけ

相変わらず瀬名ちゃんと元康の夫婦は楽しいですねw「三河のぼんやり元康さま」って言ってるのには、もはや愛情さえ感じます。子供も産まれて幸せそうですね。

 

そして元康は意外にも癇癪持ちというエピソードも面白かったです。自分一人で二役の囲碁をしているのに、負けたら癇癪を起こすというwそれでいて戦もうまい、これが桶狭間の際の伏線になりそうですね。

 

桶狭間へ向かうときも、瀬名ちゃんが「太守様の目につくところで活躍しろ」「華々しく出世しろ」とお尻を叩いてるのがらしくて良かったです。なんだかんだで、ここが一番に仲むつまじい癒やしの夫婦なのかもしれません。

 

次回:桶狭間の合戦

今川義元に従い、尾張の織田攻めに向かった井伊直盛。父の無事を祈る次郎法師のもとに、悲報が飛び込んでくる。桶狭間で今川軍が大敗したというのだ。負傷者の手当をする次郎のもとへ、戦に向かっていた奥山孫一郎がしらせを持ってくる。

 

一方、この流れに便乗した松平元康は古巣の岡山城へ入城し、今川からの独立を果たすー。

いやーまさかの大敗ですもんね。もしかして直盛…死んじゃうのかな?そんな感じの予告でしたよね。

 

そして元康がしっかりしてるんだから~。ぼんやり元康からちゃっかり元康にしましょう。だけどそのせいで瀬名ちゃんがね…。

 

というわけで、次回はいろんな波乱がありそうです。直盛まだ心残りだから死んでほしくないけど、歴史の流れには逆らえないので、見ます。

 

 

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