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【大河ドラマ】おんな城主 直虎 第21話 ネタバレ&感想 全否定せず一旦受け止めてみるって大事

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報われない政次派でしたが、最近は柳楽優弥さんが演じているワイルドな謎の男もいいなと思い始めたaoikaraです。新たなキャラクターが表れて、さらに政次が報われない…悲しいですね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

おんな城主 直虎 第21話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

 

第21話「ぬしの名は」あらすじ・ネタバレ

綿布の商売の行方

井伊直虎(柴崎コウ)は瀬戸方久(ムロツヨシ)や奥山六左衛門(田中美央)を連れて、商人の町・気賀を訪れていた。気賀の町衆である中村屋の当主・中村与太夫(本田博太郎)と話をして、井伊谷で作られた綿布で長く続く商売をしたいと話を聞いていた。

 

中村は海に出る浜名湖であれば異国にまで商売を広げられると言う。しかし、直虎や方久は船に金がかかることを懸念し、陸路での商売を考えていた。

 

盗人を追いかけろ!

と、街中を歩いていると直虎に子供がぶつかる。その瞬間、銭入れをすられてしまった。盗んだ子供が驚くほど直虎は追いかけていくが、相手の敷地に入って気絶させられてしまう。

 

直虎が消えた!

六左衛門は直虎がいなくなってしまったと大騒ぎ。中村にも助けてくれと頼み込む。方久の指示で六左衛門は井伊に向かってことの次第を伝えることに。

 

捕まった先にいたのは…

直虎は手足を縛られ捕らえられてしまった。「井伊の領主」と自称するも、皆が信じない。それをこの場所の“親方”に伝えると、驚き…それは井伊に盗みにやってきた盗賊をしている謎の男(柳楽優弥)だった。

 

直虎と再会するも、解放はせず。中村屋が探しているという情報もあり、仲間内では殺せという声もある。直虎が気になる謎の男は「俺の女にでもすっか」などと言っているが…

 

井伊の緊急会議

井伊では六左衛門の報せを受けて、かどわかし=人さらいにあってしまった直虎についてどうすべきか話し合われる。千賀(財前直見)や小野但馬守政次(高橋一生)、中野直之(矢本悠馬)らがいる。

 

と、そこへ方久がやってきて、直虎を捕らえた者からの書状を見せる。身代金を要求してきて、支払うのであれば中村屋の店先に赤い旗を結ぶようにという内容だった。

 

慌てふためく井伊の面々を落ち着かせたのは政次。とりあえず赤い旗を結んで、支払うという意思を見せようと提案。直之が屈したくないと反論するも、引き渡しのときに相手を捕らえれば良いと一蹴。政次の案が通された。機嫌が悪くなる直之。

 

政次は一人で南渓和尚(小林薫)の元へ訪れて、ある頼み事をしようとしていた。

 

直虎も策を練るが…

直虎も身動きが取れない状態でも、なんとか近くにあった小刀を手に入れる。

 

盗賊たちは中村屋の赤い旗を見て上機嫌。と、叫ぶ声が。駆けつけると、直虎が子供に小刀を向けて人質を取り、「ここから出せ!」と言い出した。しかし、子供に押しのけられて、再び捕まえられてしまった。

 

武家は「大泥棒」

直虎は謎の男に「まともに働く手はいくらでもあるし、体も丈夫そうなのに、なぜ賊などしている!」と聞く。謎の男は腹を立てたように「領主のあんたに言われたくない」と返す。「領主は大泥棒」だと。

 

一方、直之と六左衛門は家来を連れて引き渡し場所に向かっていた。

 

直虎は倉に閉じ込められてしまう。再びやってきた謎の男。「領主は大泥棒」という言い分に腹を立てた直虎は、その理由を謎の男に尋ねる。「百姓が作った物を召し上げている」という男。直虎は「それは井伊の土地だから」と返すが、「なんであんたの土地なんだ?」と言い返されてしまう。

 

「ケンカに強いやつが土地をぶんどっただけ」「何代も続いた由緒正しい大泥棒だ」「だから俺は武家からしか盗まない。泥棒から盗んでいるだけだ」と。

 

直虎は納得できず「そなたいかれておるのではないか?」と言うが、謎の男は取り合わなかった。

 

盗賊たちの狙いは

直之と六左衛門は直虎がいる場所にたどり着き、無事救出。しかし、盗賊たちが一人もおらず、金の受け渡しもできない。そして気づく。自分たちが来たときに使った馬を盗ることが、盗賊たちの狙いだったと。

 

その考えの通り、盗賊たちは馬に乗って行こうとした。そこへが飛んできて、盗みはあえなく失敗。弓を撃っていたのは傑山(市原隼人)だった。

 

策を練っていたのは…

龍潭寺にいる政次に、南渓和尚が直虎の無事を伝える。ほっと表情が緩む政次。“頼み事”も無事に済んだ様子。そんな政次の姿を見て「あいつも浮かばれんのう」とつぶやく和尚だった。

 

直虎の様子が変化

帰ってきた直虎にたけ(梅沢昌代)が泣いて叱り、高瀬(高橋ひかる)にまで「自分が井伊で一番大事にされなければならないと自覚して」と言われてしまう。謝りつつもしょぼくれてしまう直虎。

 

さらに盗賊には何もしないと決めたことで、直之から反発される。またも怒られて謝る直虎。井伊は落ち着いたが、直虎は元気がなかった。

 

武家は大泥棒なのか

それは謎の男に言われた「大泥棒」という言葉を気にしていたから。直虎は高瀬に、百姓から見て武家は泥棒と思わないかと聞く。そう思ってしまうことがないわけではないと答える高瀬。

 

一緒にいた千賀はそれは仕方がないことだと、戦をするのも土地を奪うためだと言う。しかし、直虎は「この世は奪い合うことでしか立ちゆかぬのでしょうか?」と考えてしまう。

 

新しい商売

考え事をしている直虎のもとへ、方久が新しい仕事を持ちかける。それが材木を売ること。盗賊に狙われていたのだからそれは売れるという証だと持ちかけた。しかし、直虎は人手不足を懸念している。と、あることを思いつき「ぶつけてみるか」とつぶやく。

 

直虎が呼びたかった相手は…

方久が再び中村屋のもとへ訪れて、直虎が会った“親方”である謎の男の所在を聞く。謎の男はそのおかげで直虎の書状を受け取る。「神宮寺にて一人待つ」とのこと。

 

奪い合わない世を作るために

神宮寺で直虎と謎の男は二人きりで会うことに。直虎は、出家したときにひもじくて株を盗んでしまったことを話す。「追い詰められれば、百姓でも武家でも人は盗む」だから、「われもそなたも等しく卑しい」「人は卑しい」「卑しいことが生きていく力にもなる」と。

 

「しかし、卑しくあらねれば生きていけぬというのは幸いなことではない」と。

 

謎の男は「もっと色っぺえ話かと思ったのに」とその場を去ってしまいそうになるが、直虎は止める。「われはおぬしの言葉を逃げずに受け止めた。おぬしも受け入れるのが人の道じゃ」と。それを聞いて、謎の男は直虎と向かい合う。

 

そして直虎は「卑しさをむき出しにしなくても良い世を作る」「奪い合う世に奪うことで報いるのではなく、奪い合わぬ世を作る」と言う。「世」という大きな話に謎の男はあきれ、「いかれておるのではないか?」と聞き返す。

 

しかし、直虎はいつもの「やってみなければわからぬ!」と断言。謎の男も「できるわけがない!」と強く反論。直虎は「ああそうか、できることしかやらぬのか。だから腹いせの泥棒か!」と応戦。

 

すべては己のため

直虎は井伊で材木を売るという話を出す。そして、切る役目を任せたいと謎の男に伝える。酔狂な申し出の理由を聞いた謎の男に、「武家は泥棒」と言われてたしかにそうだと思い、だが認めたくないので泥棒と言われぬ行いをするしかないと考えたと言う。

 

「つまりは己のため」

 

と直虎は言ってのける。その潔さに謎の男も負け、話に乗った。受け入れてもらえた直虎は喜び、謎の男の名前を聞く。彼の名は龍雲丸だった。

 

波瀾万丈な井伊谷の予感…

盗賊たちは木を切るために井伊谷にやってきた。しかし、おとなしくことが治まるはずもなく…。直之は、以前木を盗んだ盗賊である龍雲丸がいることに気づいていて反発。それを聞いた直虎だったが、うれしそうにニヤリと笑うだけだった。

ーーーーーーーーーー

という話でした。詳しい感想を書いていきます。

 

第21話のGOODポイント

  • 今回のタイトル「ぬしの名は」「君の名は」ですね。予告で副題が出たときから、にやっとしちゃいました。
  • 首のふわふわしたやつ付けている直虎、無邪気でかわいすぎる!というか、柴崎コウさんはなんであんな変なファッションが似合うんだ…美人恐るべし。
  • 捕まえた直虎に関して「男か女かもわからない」まあ、たしかにw
  • 両手両足縛られてたら、そりゃあ食事もろくにできないよね。なんで食事置いてったんだ。意味ないじゃないか。
  • 龍雲丸、井伊家にとっての竜宮小僧になるでしょうか。

 

第21話の気になったポイント

  • 本田博太郎が黒幕かと思ったら普通の商人でがっかり。いやいや、何か知らないけど何かしらの黒幕なんでしょ?

 

第21話の感想

今回は直虎と龍雲丸の立場が逆転

今回は直虎が龍雲丸に囚われてしまい、この前、龍雲丸が捕まえられたときとは立場が逆転していましたね。

 

そのときに直虎は知り合いだから打ち首は嫌だと策を考えていました。そして、今度は龍雲丸が売り飛ばしたり処分するのが嫌なようでした。立場が逆転したときに、同じようなことを考えているのが良い演出だな、と思いました。

 

▼そのときの話はこちら

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一旦、受け止めてみる直虎の懐の深さ

今回は直虎の懐の深さを感じました。それは、どんなに“いかれた”と思う意見でも、とりあえず一旦受け止めて、ちゃんと考える姿勢を見たからです。

 

龍雲丸が直虎たち武家を「大泥棒」と言うのは、この時代の常識だとありえない。たしかに百姓たちの土地をケンカが強い武家が奪って、しかも搾取しているってのは「大泥棒」と言えるのかもしれません。

 

でも、それが当たり前の世の中。直虎も言ってましたが「いかれておるのではないか」と一蹴してしまえば済む話、それで終わってしまう時代です。それを直虎はきちんと考える。そして、そう言われないためにはどうしたら良いかも考える。

 

この柔軟性は南渓和尚が褒めていたことだな、と感じました。あの落とし前の付け方、そして龍雲丸の言葉と真正面からぶつかろうとする姿勢は、素晴らしいと思います。これから良い領主になっていくのに期待できそうです。

 

ああ、報われない政次

ついに南渓和尚にまで「浮かばれんのう」と言われてしまった政次。今回もさらわれた直虎の身を案じてましたし、和尚に頼んで傑山を向かわせたりと、影できちんと直虎を想い、支えていました。

 

でも、誰も気づかない。和尚様以外はね。直虎が見つかった、というときのあのほっとした顔。ああ、本当に大事なんだなぁと感じました。想いを一身に背負っているのにね、本当に報われません。切ないですね。

 

新たな三角関係の予感?

龍雲丸は直虎を「俺の女にすっか」なんて言ってますし、直虎のことが気になっている様子。立場上張り合うことはあるけど、人としてはかなり惹かれていますよね。

 

直虎→政次に行くことはありえないんで、龍雲丸→直虎の関係性が動いていきそうな気がしますね。まあ、単純な三角関係じゃなく、井伊家を巻き込んでいきそうなんですけどね。

 

次回:領民VS気賀の一団

材木の商売を始めるために、龍雲丸率いる気賀の一団を井伊谷に招き入れた直虎。しかし、直之は盗賊だと猛反発。さらに領民たちとの争い事も絶えず…

井伊谷でぶつかりそうですね~。直虎が大事にしている領民に被害が及びそうだけど大丈夫?むしろ敵が味方になったら心強いと思うんですけどね。さあ、どうなることやら。次回も気になります。

 

 

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