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【大河ドラマ】おんな城主 直虎 第17話 ネタバレ&感想 直虎の“必勝法”が良かった

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直虎はきちんと見ていると脚本の伏線や情景描写、演出などいろんなところに細やかな気配りをしていて、すごく見応えがあるとわかるな~と思うaoikaraです。いや、普通に面白いですよ。

 

というわけで今回のテーマは…

 

おんな城主 直虎 第17話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

 

第17話「消された種子島」あらすじ・ネタバレ

 虎松が手習いを始める

虎松(寺田心)が龍潭寺を訪れ、昊天(小松和重)から手習いを教わることに。大勢の者に取り囲まれることに慣れておらず、傑山(市原隼人)の姿を見て身を隠してしまうほど怖がっている。

 

「種子島」の正体

中野直之(矢本悠馬)は持ってきた種子島の使うところを直虎(柴咲コウ)に見せると提案。大きな銃声を立てる。寺にいる虎松は音だけで驚き、同じく手習いに来ていた亥之助(荒井雄斗)の後ろに隠れてしまう。

 

直虎も妖術かと驚く。的が射抜かれているのを見て、さらに驚く。直之は敵に近づかず敵を倒せる道具と評する。井伊は戦のことを知らない者も多いので、百姓でも使える道具が必要だと話すのだった。

 

でもお高いんでしょう?

この「種子島」は相当値が張るため、瀬戸方久(ムロツヨシ)は買うことに否定的。井伊には分不相応だと言う。

 

そこで直虎は鍛冶の村・井平で生産できないかと考える。買うより安く上がり、さらによそに売って稼ぐこともできると考える。方久は乗り気ではなかったが、直虎と直之が「やってみなければわからぬ!」と意気投合するのだった。

 

火縄銃の生産は可能なのか…

直虎と直之と方久は、鍛冶の村・井平を訪れる。刀鍛冶の五平(おかやまはじめ)に種子島を生産できるか聞く。方久は無理だろうと踏んでいる。五平は意外にもできそうな口ぶりだが、からくりを作るのが難しいとのこと。しかし、

 

「やってみなければわかりませぬ」と生産を試すとのこと。五平が種子島を預かることになった。費用は方久持ちで、あまりうれしくない様子。六左衛門(田中美央)は口が軽いので、事が済むまで黙っていることになった。

 

亥之助が政次に渡した物

小野の家にいる政次(高橋一生)のもとへ、亥之助がやってくる。こんなときだけは優しい表情を見せる政次。亥之助が「変わった物を見つけた」と政次にあるものを手渡す。それは、火縄銃の弾だった。

 

政次は「皆目わからぬ」と返すと、亥之助は政次にも分からない事があるのだと驚く。調べるために弾は政次が持つことに。亥之助がいなくなってから「種子島だ…」とつぶやく政次。そして「なにゆえ?」とも続ける。

 

政次は探りを入れる

直虎のもとへ政次がやってくる。百姓たちがたくさん来たことに関しては政次に感謝している様子の直虎。さらに政次は

 

「ほかに何か変わったことなどは?」

 

と尋ねる。一瞬たじろく直虎だが、「虎松が手習いを始めたことぐらい」と切り返す。政次は一緒にいる六左衛門の表情も伺っている様子。それ以上は得に問いただすことはなかった。

 

直虎が虎松を叱る

直虎が龍潭寺を訪れると、虎松と亥之助が五目並べをしているのを目にする。虎松は置く場所を教えてもらって勝っているらしい。それを見た直虎は「手加減して勝って悔しくないのか!これ以後は手加減は無用!」と虎松を叱る。

 

しの(貫地谷しほり)のもとへ帰った虎松は落ち込んでしまった。

 

瀬戸村は繁盛

瀬戸村では綿がよく育っていた。過去に綿を育てていた者の指示により、良い肥料を加えて育てているとのこと。井伊にはたくさんの百姓が訪れ、たくさん働いてくれた。

 

虎松の逃亡

虎松が手習いに来なくなった。聞けば、直虎が「手加減無用」と言ったときから手習いでは負けっ放しで、来なくなってしまったのだと言う。しのの屋敷に手習いを来させようとするが、直虎は「ならぬ」と言う。虎松がひ弱で腹を立てているのだった。

 

虎松を強くしたい直虎、止めたいしの

直虎がしのの屋敷に行くと、虎松は具合が悪いから会えないと言われる。構わず屋敷を探す直虎。虎松を見つけ、跡継ぎだから強くなれと厳しく説教をする。

 

それを止めるしの。「跡継ぎにしなくても良い!」「そんなに跡継ぎが欲しいなら腹を痛めて子を産んではいかがか?」「人の子供に文句ばかりつけて!」と虎松を守る。さすがに直虎も引き下がる。

 

謎の男との再会

その夜、歩いている直虎は、例の水浴びをしていた謎の男(柳楽優弥)と再会する。男は宝探しをしているという。直虎が虎松のことを相談すると、「一度勝たせてやれば良い」と言う。「やればできるんだと思わせれば良い」と。

 

直虎はその言葉に共感し、また「恩に着る!」と走り去ってしまう。せっかく男が、直虎が忘れた水筒を持ってきていたのに…

 

直虎と虎松の対話

虎松は一人部屋の中で直虎の「悔しくはないのか!」という言葉を思い出していた。と、部屋にこっそり直虎がやってくる。

 

直虎は虎松に、直親(三浦春馬)の話をする。亀と呼ばれていた頃からの話を。直親は幼い頃はとてもおっとりしていて、体も弱かった。でも強くなったと。それを虎松に「なぜだと思う?」と問う。

 

虎松は「悔しかったから」と答える。「強くないといけないのに!」と泣きながら答える。直虎は「勝とう虎松!」と手を取って呼びかける。

 

しのの決意

と、虎松の部屋に曲者が入ったと思って、しのがやってくる。直虎に何を言われたのかと、またもやかばおうとする。しかし虎松は「勝ちたい」「父上のようになりたい」と訴える。

 

直虎も「できぬからと言って引っ込む男にはなってほしくない」「それは井伊にも虎松にも良くない」「しの殿もそう思っているのではないか?」と言う。直虎は虎松を鍛えさせてほしいとしのに頼む。

 

しのはそれを許す。ただし「必ず勝つこと」を条件に。勝たなければ「私の言うことを聞いてもらう」と約束して。

 

しのの本音

直虎と虎松は五目並べの特訓を始める。

 

しのは別室であやめ(光浦靖子)と刺繍をしていた。ふと「取っていかれる気がする」と不安な気持ちを吐露するしの。「虎松は直親様の血を継いでいるから」と。

 

あやめは「直虎様は母上にはなられませぬよ」と答える。「なられるとすれば父上でしょう」「なんだか父親のようではございませんか」と返す。

 

直虎に何度やっても勝てない虎松。ついには碁石を投げ捨ててしまう。それでも直虎は淡々と特訓を続けるのだった。

 

特訓の成果は“必勝法”に託して

いよいよ虎松が亥之助と五目並べで対決する日。直虎は虎松に「必ず勝てる秘策」を授ける。また、亥之助も政次から「先手に利がある」と必勝法を教えてもらっていた。

 

寺での五目並べの対決は白熱。僧たちも見にやってくる。

 

「勝ったー!」と言ったのは亥之助。虎松は負けてしまった。しかし、

 

「もう一度!」

 

と虎松は言う。そして、もう一度、亥之助に勝負を挑む。

 

しのの強い思い

直虎は何度でも戦うという意思を見せたことが勝ったことになるのではないかと、しのを説得しようとする。そんなしのはその場から離れて…勝負の審判をしている昊天のもとへ訪れた。

 

「わがままを申しつけたのにもう一度お受けしていただきありがとうございます。直親様の後を立派に継げるように、虎松を鍛えてやってくださいませ」と頭を下げて願い出るのだった。

 

消された種子島

五平が持っていた種子島が盗まれてしまった。再現していたものまで消えたと言う。直虎や直之は焦る。何も知らない六左衛門は事態を把握できない。

 

「お探しの物はこちらか」とやってきた政次の手には種子島が。このように脇の甘い直虎が井伊を治められるとは思えぬと告げ、「後見を降りよ」と言う。

ーーーーーーーーーー

うわー忘れてたわ種子島のこと!虎松のことばっかり考えてた!というわけで、詳しい感想を書いていきます。

 

第17話のGOODポイント

  • イケメンムキムキ僧侶こと傑山、虎松にめっちゃ怖がられていましたねw
  • 直之が戦のことを気に懸けるのは、父親譲りですね。
  • 直虎と同じように鍛冶職人の五平が「やってみなければわかりませぬ!」と言うのは、なんだかリンクしてて良かったですね。
  • 政次は亥之助と顔を合わせるときだけ表情が柔らかくなりますね。ちょっと安心します。
  • 直虎が謎の男に「そなたはどこへでも行けて良いな。わしはここでせねばならぬことがある」って言ってて、ちょっと切ないなぁと思いました。ずーっと井伊に囚われているようなものですしね。自分で自分に呪いかけちゃってるし。

 

第17話の気になったポイント

  • 虎松へのスパルタ教育…直虎やりすぎだわー。ちょっと引くわー。

 

第17話の感想

虎松の甘え、直虎の気持ちもしのの気持ちもわかる

なんかねー虎松のことに関してはなんだか胸が痛みましたね。たしかに、虎松はずるいところがあるんですよ。ずるして勝って「さすが!」とか言われて得意げな顔してるのはいくら小さい子でもダメだ!ろくな大人になりませんよ!

 

だけどね、直虎はちょっとスパルタすぎる。引きこもりの子供を「甘えてんじゃない!」って引きずり出す親みたいな地獄絵図みたいに見えて、なんだか心が痛みました。でもね、直虎の気持ちもわかる。直親のことがあるだけに、強い武将に育ってほしいのでしょう。

 

そこで止めたくなるしのの気持ちもわかる。「他人の子供を責めることばかり言って!」ってなるのは、まあたしかにわかる。望んでもない後見に責められて、腹も立つし切ない気持ちにもなるでしょうね。

 

あやめ、良いアドバイスしてくれるわね!

虎松を直虎に託して鍛えさせたしのだけど、やっぱり不安で。葛藤する母親の顔が見られました。「虎松には直親の血があるから、直虎に取られてしまうのではないか」っていう不安には、「ああ、そうだよね」って胸が痛くなりました。

 

そうだよね、直親がいるときはずーっと直虎の影に悩んで切なくて、また心を奪われてしまうのかって思うとつらいよね。

 

それに対して、あやめがしたアドバイスが良かったですね。「直虎様は母親にはなりませぬ。なるとしたら父親でしょう」

 

たしかに!

 

厳しすぎる父親のスパルタ教育ですね、あれは。母親の強さじゃない。父親の強さですわ。言い得ているし、しのの心も幾分か救われるし、良い言葉だなぁと思いました。

 

直虎の“必勝法”が良かった

直虎と特訓を重ねた虎松ですが、意外とあっさり五目並べに負けてしまいました。あれれ~と思っていたら

 

「もう一度!」

 

これは!なるほどな~と思いました。第3話で直虎がまだおとわだったときに、許しをもらうために氏真に何度も何度も「もう一度!」と蹴鞠を挑戦していたからですね。これが伏線になって、活かされるとは。

 

たしかに、負けても「もう一度!」と何度でも挑めば、いつか勝てることができる。直虎が教えていた「必勝法」が直虎らしい答えで素晴らしいなと思いました。政次が技術的な「必勝法」を教えていただけにね。良い対比でした。

 

あ、種子島のことすっかり忘れてたよ

「消された種子島」ってタイトルだけど、ほとんど虎松がメインじゃないか!最後の最後まで忘れていました。

 

そうそう、政次が気になって、直虎と取引したんでしたね。私が思うに、こんな武器を持っていたら、今川から謀反の疑いありって責められるのは決まってるじゃないですか。だから、そのために政次が盾になろうとしてるんじゃないかと思います。だから、意地悪じゃないのよ!

 

種子島騒動は次回がメインになりそうです…

 

次回 第18話:今度こそ消された種子島騒動

 さすがに政次の「後見を降りよ」に観念する直虎。それを知らせるために政次は駿府へ出発。しかし、その前に方久が駿府を訪れて、今川氏真に種子島を売りつけることでなんとか難を逃れる。氏真は上機嫌だが、気分を下げる出来事が起きてしまうー。

あれ、すぐに種子島事件は解決しちゃうんですね。なんだそりゃ!じゃあ、何がテーマなんだ…と困惑中の私ですが、まあ次も見ます。

 

 

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