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【大河ドラマ】おんな城主 直虎 第10話 感想 直親と政次、次郎と瀬名、友情っていいね。

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大河ドラマも歴史の激動の中でさまざまなことがうごめき、いよいよ面白くなってきたと楽しいaoikaraです。50回ある大河ドラマ、節目の10回を見終えました。

 

というわけで今回のテーマは…

 

おんな城主 直虎 第10話

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

あらすじ:走れ竜宮小僧

襲われた奥山を直親としのが発見

小野政次(高橋一生)を襲った奥山朝利(でんでん)はもみ合いになった末、刺されて死んでしまう。それを見つけた井伊直親(三浦春馬)としの(貫地谷しほり)すぐに政次を探させる。

 

しのは父親の敵を取ってほしいと泣き、奥山の息子・孫一郎(平山祐介)も政次を討つ気。しかし、直親は部屋の傷を見て気になることがあるようで…。

 

次郎は政次をかくまう

奥山に切りつけられて傷を負った政次は次郎法師(柴咲コウ)のもとへ訪れていた。次郎は手当をする。

 

正直に直親に言うようにと助言するが、「小野がまた直親の父親を奪って許されると思うか?」と反論。政次の父・政直(吹越満)は、直親の父・直満(宇梶剛士)を嵌めて殺していた。

 

次郎はかくまおうとするが、政次は断る。しかし「何とかしたいのじゃ。それも竜宮小僧の務め」と言い、政次は寺に身を隠すことになった。

 

政次をかばったのは意外な人物

直親や孫一郎、中野直由(筧利夫)、新野左馬助(苅谷俊介)、井伊直平(前田吟)らが集まって政次をどうするべきかの話し合いが持たれる。

 

そこへ、小野の名代(=代理人)がやってくるという。千賀(財前直見)が連れてきたのは、なんと奥山の娘で政次の弟に嫁いだなつ(山口紗弥加)。

 

なつは自分が実家に帰りたくないと言ったせいでこのようなことになったと、ひどく心を痛めている様子。亡き当主・直盛(菅原哲太)が小野と井伊をつなぐ架け橋になってほしいと言っていたので、それに従いたいという。

 

しかし、なつの兄である孫一郎は言わされているだけだと一蹴。なつはそれを否定する。そこへ千賀から、玄蕃となつの息子・亥之助に父の小野と母の奥山を争わせるようなことはしないでほしいと懇願する。

 

言葉を続けたのは直親だった。

 

「政次は刀を抜いておりませぬ」

 

と。刺された脇差しは奥山のものだった。さらに部屋には低い位置にしか傷跡がなかった。つまりケガをして動き回れぬ奥山がつけた傷で、襲ったのは奥山だということ。結果、政次は直親の言葉によって咎めなしとされる。

 

対照的な姉妹

なつは次郎のもとへ訪れていた。名代を頼んだのは次郎だった。そして、政次もなつに感謝していた。

 

一方、父親を亡くしたしのは、政次に何の咎めもないことに憤慨。もし父親が悪いとしても「どんな父でも父」と思いやって泣くのだった。そんなしのに、直親は自分の子供の頃を重ね合わせ、父を思ってしのを抱きしめるのだった。

 

鶴と亀の思い

騒動後、直親と政次は初めて二人で対面する。「俺は信じたぞ」と言う直親。「これで検地の借りは返した」とも。

 

そんな直親を、政次は「亀!」と昔の名前で呼び止める。「お父上をすまなかった」と告げて。直親は「俺だってああする」と返すのだった。

 

竜宮小僧・次郎の出番!

井伊と小野の仲を取り持ちたい次郎は、ある策を考える。まずは直平のもとへ行き、政次が奥山の屋敷で写経をしているらしいと話す。奥山の幽霊を怖がっていて、何かしでかすこともないだろうとの意見に、直平も納得していた。

 

一方で、政次には写経をするようにと勧める。奥山が成仏してないから幽霊として出るなどとそそのかして。政次は言う通り写経をする。その様子を見た井伊の家臣たちも、政次に心を許すようになる。

 

井伊家には待望の子が誕生

季節は過ぎて冬、直親としのの子が生まれた。直平が「虎松」という名前を授ける。井伊家は大いに盛り上がり祝賀ムードに溢れていた。

 

と、そこへ、政次が祝いにやってきたという。政次が虎松に差し出してお祝いの品というのが、政次の父・政直が直親の父・直満から奪った所領。「これを期にあのとき以前の井伊に戻したい」と言うのだった。

 

直親は「心得た」と告げ、「よろしく頼む」と満面の笑顔を、政次に見せるのだった。

 

直親は竜宮小僧の正体を知っていた

井伊家に跡継ぎの子が誕生したことを心から喜ぶ次郎。いつもの井戸に一人でいた。そんな次郎に話しかける直親。小野と井伊の仲をつなぐために、奔走していたことに感謝する。

 

「おとわに報いるためにはどうしたら良い?」「おとわの望みはなんじゃ?」と直親は聞く。それに対して、次郎は

 

「今日のような日が日々であるように」
「喜びに満ちた日が続くように、井伊を守ってほしい。それが望みじゃ」

 

と笑顔で告げるのだった。

 

元康の波乱、瀬名の危機

一方、岡崎城を守っていた元康は織田と手を結び、今川に謀反を企てる。それを聞いて激怒した今川氏真は「松平の人質を皆殺しにせよ」と命じるのだった。

 

井伊家はこの事態を静観していた。しかし、三河の国は次々と元康と手を結ぶ。何もしない井伊家に腹を立てる次郎。瀬名(菜々緒)の身を案じていたのだ。

 

南渓和尚に「見捨てるつもりか!」とぶつけると、和尚も「そんなこと言われなくてもわかっておる!」といらだちを隠せず…。

 

南渓和尚は直親に、瀬名の命乞いに行かせてほしいと頼む。あくまで自分の意思ということに重きを置いて。次郎も連れて行こうとするが、すでに井伊谷にはおらず…

 

次郎、瀬名を助けに行く

次郎は傑山を連れて、すでに駿府を訪れていた。すっかり老いてしまった瀬名の母・佐名(花總まり)にも助けてほしいと懇願される。

 

次郎は氏真の祖母、義元の母である寿桂尼(浅丘ルリ子)と会う。瀬名からの手紙を見せて、今川への忠義を証明しようとする。元康はどうであれ、瀬名の忠義は本物だと。

 

それを聞いた寿桂尼は、岡崎城へ行って元康を説得して今川と和睦させるようにと無理難題を押しつける。それに対して、次郎もならば瀬名とその子供も連れて行くと。置いていって殺されては意味がないと。うまくいかなければ私もろとも斬り殺せと告げるのだった。

 

瀬名、絶体絶命

しかし、そんな中でとあるしらせが入ってくる。なんと、元康が寿桂尼の孫を討ち、自害させてしまったというのだ。腹を立てた寿桂尼は瀬名を見捨てる。そして、瀬名とその子・竹千代に自害の命が下されてしまうのだった。

 

落ち込む瀬名に対し、直接顔を見て励まそうとする次郎。まだ方法はあるはずと。

 

「たった一人の共であるのだから、助けたい」

 

と。

 

しかし、そんな願いもむなしく瀬名は連れて行かれてしまいそうになる。それを必死に止める次郎。南渓和尚も今川館の前で次郎を心配していた。と…勢いよく馬が通り過ぎて次郎が…!

 

つづく

ーーーーーーーーーー

何この終わり!気になる!という上手な引きでしたね。前回と言い今回と言い、このドラマは気になるラストにするのがうますぎる!また次回も見ちゃいますよ~。まずは今回の詳しい感想を書いていきます。

 

第10話のGOODポイント

  • 「どんな父でも父」って言葉は本当によくわかる。父親じゃなくてもね、家族に対してこんな気持ちになることってありますよ。
  • 政次が久しぶりに直親を「亀」と呼んだのはぐっときました。
  • 昊天がやった南渓和尚のものまね、私はけっこう似てるな~と思いましたw
  • 「幽霊なんか恐くないですよ。お戯れを…」→「ま、まあ写経はするけど」と、意外とビビリな政次がかわいいw
  • 心なしか元康の表情がキリッとしていたような…。

 

第10話の気になったポイント

  • 直親と次郎が朗らかに過ごしているところを、後ろでしのがギリギリと歯を食いしばってみているのではないか、と冷や冷やしました。
  • 佐名さんの急に白髪に違和感。だとしたら、顔も少し老けメイクをしてほしい…おきれいだから白髪だけだと目立ってしまうのよ。

 

直親と政次の和解がなんだかうれしい

舅であり義理の父親である奥山を殺されて直親は、もう一人の父親まで小野に奪われてしまいました。しかし、政次をかばってくれた。その思いをくんで、政次も父の政直が奪った、直親の父・直満の領地を返した。あれは粋だな~と思いましたね。

 

政次がきちんと反省していると井伊に伝えることで溝を埋めようとした次郎。その働きが講じて、良い結果が生まれましたね。

 

お互いに本音を言えない関係だったけど、お互いを思い合った結果、和解できたのかな、という気がします。二人で囲碁をするようになったのはほほえましかったですね。井伊や次郎のことを気兼ねなく話したり、二人の緊張感がほぐれた気がします。

 

なんか…良かったね、鶴と亀と言われて仲が良かったあの頃に戻れて。

 

次郎と瀬名はどうなるのか!?

元康が今川を裏切ったせいで、人質である瀬名にも危機が訪れてしまいました。それを救おうと走り回る次郎。でも、瀬名ちゃんは自害を命じられて…と、思ったら馬が来て!?

 

っていう終わりだから気になってしょうがないです。手紙だけでやりとりしていた次郎と瀬名でしたけど、ちゃんと友情を感じられて良かったです。男と女のそれぞれの友情が今回のテーマだったのかな。

 

政次のために、瀬名のために、まさに「走れ竜宮小僧」的な展開でしたね。

 

次回:井伊の運命は直親に託された

瀬名を救おうとする次郎法師のもとに、元康からの使者が到着する。桶狭間の大敗以降、今川家では謀反人の粛正にやっきになっていた。一方、次郎のもとには元康からの御礼の品が届く。そして、井伊家でも直親は今川と手を切り、元康と手を組もうと、密会を果たす…。

えーラストの謎、すぐに解けちゃうんですね!元康からの使者だったのかー。良かったー、瀬名ちゃん見捨てられてなくて!もう、いざというとき頼りになるちゃっかり元康ですね。もう、ぼんやりとは言わせない。

 

そして、井伊家も今川から松平にと変わるつもりのようですが…。そうなると、今川の目付役である小野の立場がやばくなりそう…。うわーまだまだ波乱が続く大河ドラマ、次回も楽しみですね。

 

 

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