中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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【アマプラ】メイキング・ザ・カット シーズン1 第3話 感想 コラボって面白いけど大変…

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コラボレーションが好きなaoikaraです。ハイブランドのコラボはさすがに手が届きませんが、絶対そのブランドでは出会えないコラボデザインを見つけるとテンションが上がります。

 

というわけで今回のテーマは…

 

メイキング・ザ・カット シーズン1 第3話 感想

 

です。第3話も見応えがありました。そして、どうなるの、これ!?

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。

 

 

あらすじ

今回ハイディ・クルムとティム・ガンが10人のデザイナーたちに与えたのは、「コラボレーション」という難題だった。デザイナーたちは2人1組となって互いの感性を出し合い、セーヌ川のほとりで3つの服を披露する。ところが相手のミスに悩まされたり、仲間割れが起こったりと、コラボレーションは順調に進まない。

Amazonプライム 番組サイトより引用

 

GOODポイント

  • リナトとサンダーが仲良しって意外!姉&弟コンビですか、いいな~。もっと仲良しなところ見せてほしいな。みんなね。
  • みーんな農家!イエス!
  • サバトの若いときかっこよすぎる!モデル!
  • ジウォンが「これで終わり!」と言ったら、リナトが「しー!」と言って、「かもしれな~い」みたいな感じでジウォンがごまかしたところ、笑いました。みんなユーモアセンスあって楽しいなぁ。

 

気になったポイント

  • ジョシュは上海に住んでて中国を拠点にブランド展開しているらしいけど、今コロナで大丈夫なのかな。コロナで心配なのはデザイナーたち全員だけど、心配。
  • サバトが日本語話すのは、日本にもブランド展開してるとか、日本でもモデルやっていたからなのかな?日本語の雑誌があったのが目に入りました。
  • 私はサバトが好きで応援していたのですが、縫製が苦手だからシンプルな服だったのかな、とか思ってしまった。これからも期待したいので、今回は少し残念でした。
  • メーガンとジョニーのケンカは、どちらも竹中直人さんの「笑いながら怒る人」見てる気分。

 

感想

コラボレーションは面白いけど大変…

最初に「コラボレーション」というテーマを聞いたときは、「すごく面白そう!」とわくわくしました。2つのブランドがコラボして、どちらでも売られていない、でもどちらの魅力も兼ね備えたアイテムがあるとすごくテンションが上がるからです。

 

こんな新進気鋭のデザイナーたちのコラボが見られるなんて!と大いに楽しみだったのですが…

 

個性が強い人たちが共同作業をするとこんなに大変なのね、と思う回でした。ブランドを立ち上げるくらいだから、みんな自分に強い意志があるんですよ。だから、表面化しようともしなくともぶつかるよね。

 

それぞれの人柄や個性、ブランドが好きになっているので、ぶつかり合うのを見て、うまくいかなさそうなのを感じて、なんだか胸が痛くなりました。脱落者がいる番組だけど、ひやひやしてしまう。今回は見ているがつらくなる場面がたくさんありました。

 

相反するコンセプトを合わせて

今回のコラボレーションは、ハイディとティムが組み合わせを考えました。どれも相反するコンセプトの組み合わせ、という印象でした。

 

だからこそちぐはぐになるのも、相乗効果が出るのも、すごく顕著だったなというか。今まで以上に難しい課題だったと思います。

 

第3回ショーの感想

メーガン&ジョニー

明るくポジティブな二人は相性が良く見えました。柔和なラインで女性らしいデザインのメーガンと、レザーを主張して男性らしいデザインのジョニー。組み合わせたときの相乗効果がとっても楽しみ!

 

でも、どちらも仕切りたがりで主張が強いので、イライラしがちになっていきます。意見もぶつかっていました。あー心がギスギスする…。

 

最終的にはフェミニンさとマスキュリンさを、うまく組み合わせて、白と黒という調和を加えて見事でした。統一感もあって、それぞれで着回しもできる。二人のコラボとして売ってほしいくらいの完成度でした。

 

ジウォン&リナト

スポーティーでジェンダーレスなジウォンと、女性らしさが売りのリナト、これもまた対照的な二人のコラボレーションでした。

 

二人とも穏やかな性格で情熱を秘めているタイプで、考え方もぶつからず、スムーズに作業を進めていた印象です。完成が遅れる心配もなさそうでした。

 

出てきた服は、まさにジウォンらしくもあり、リナトらしくもあるなぁと思いました。3着目の紐は難しい。2着目は好きでした。背中が大胆にあいているのが素敵!

 

ウィル&エスター

ウィルは女性的でカラフル、エスターは強くてユニセックスで黒。まさに対照的な二人でした。

 

コンセプトはドラキュラ、でしょうか。服というよりヘアメイクから感じました。黒と赤という組み合わせは好きです。でも、3着とも「うーん?」という仕上がり。最後のドレスは嫌いじゃない。悪くはない。でも良くもない。

 

審査員たちはエスターの実力を大いに評価していますから、「あれ、イマイチ?」となった原因はウィルにあるんじゃないか、と詰められている感じは見ていてつらかったです。共同作業だから、互いの責任だと思うんだけどな。

 

とはいえ、ウィルも「エスターは2回優勝していて、自分もそれで注目してもらいたい」って、もう従属関係ができちゃってる感じなんですよね。エスターを有名ブランドのように見ているというか…。エスターは上から言うとかいう人じゃないけどね、全然。

 

だから譲り合って、個性をぶつかり合って、結局噛み合わなかったのかな。すごく悪いってわけじゃないけど、ものすごく良いってわけでもなかったように感じました。

 

トロイ&ジョシュ

実は仲良しだったコンビですね。そしてトロイは美術大学の教授なんですね!女性の中で生まれ育ち、今でもハーレム地区に住んで創作しているという姿に、彼のブランドのルーツを見ました。しっかりとした人柄だと思っていましたが、そういった背景があったとは。見ていて応援したくなりました。

 

一方、ジョシュは体にたくさんのタトゥーがあり、柄など個性的なブランド。初回から目を惹くルックスでした。

 

本人曰く、タトゥーを入れている人間は2つのタイプに分けられるとのこと。犯罪者か、感受性が高いか。つまり、ジョシュは感受性が強いようで、「人が寄りつかないように」とタトゥーを入れている理由を答えて、涙を浮かべていました。何を話していたんだろう。

 

トロイが指示をして、ジョシュが従う、という製作過程。ジョシュが甘んじてそのポジションになりがたるのにはちょっと違和感がありました。自分を主張してこそブランドなのに、どうしたんだろうと。自信を失っているのかな。

 

完成した服は、とにかく柄!を全面に主張した3着でした。柄がなくてもデザインとして魅力的なのか、といわれるとわからない。私としてはトゥーマッチ、そしてミスマッチ。どの服もあまり好きではなかったし、統一感や二人のコンセプトが見えず残念でした。

 

サバト&サンダー

最年少と最年長の年の差コンビ。「パパ」「べべ(息子)」と呼び合っていました。サバトは伝統的でシンプルで黒と白といった色を好みます。サンダーは常にアグレッシブでアバンギャルド、カラフルで凝ったディティールを好みます。まさに対照的!

 

私はサバト推しなのですが、今回は縫製ができない、ミスもする、よく休む…なのでサンダーの負担が増えてしまうという姿が見えて残念でした。悪い人じゃないのよ。悪意があるわけでもない。ファッションに対する好奇心も立派。だからこそ、面と向かって「直してよ!」と言いづらい。

 

サンダーは表には出さず全て作業をこなし、えらいなと思いました。裏ではピー音が入る言葉を言いまくるほどストレスフルでしたが(笑)気持ちはわかる。そりゃそうだ。全然思うように作業が進まないんだもの。

 

でも、できあがった作品は本当に素晴らしかった。黒のブラウンの生地がエレガントさを引き立てて、サバトらしくもあり、サンダーらしくもある。サバトのエレガントで上品な魅力が、サンダーの技巧によって花開く。そして絶対にそれぞれが一人だとしたら作らないデザイン。芸術作品みたいで、すごく美しかったです。

 

二人とも、女性を魅力的にみせる術をわかっています。素敵でした。

 

個人的な順位

今回は全グループの順位を出します。

  • 1位:サバト&サンダー or メーガン&ジョニー
  • 2位:ジウォン&リナト
  • 3位:ウィル&エスター
  • 最下位:トロイ&ジョシュ

正直、1位はどちらかに決めきれませんでした。どちらも見事にコラボレーションを昇華させていて、選びようがなかった。芸術作品のような美しさがあったのはサバト&サンダー。男性的で女性的、実用的なのはメーガン&ジョニー。

 

比べられるものじゃないので、同率1位とさせてください。

 

最下位は申し訳ないけれどトロイとジョシュ。2人だからこそという部分が見えなかったし、服も魅力的ではなかった。あくまで個人的な目線ですが…。

 

第3回ショーの結果

メーガン&ジョニーは残留

前回、ギリギリ残れたジョニーは冷や冷やとしていましたが、メーガンとのコラボは審査員からとても高評価でした。二人が合わさって、互いの良さが引き立っていました!実用性でいえば申し分ない。ぶつかり合っていましたが、見事に成功して良かったです。

 

優勝者はサンダー&サバト

お互いのブランドの良さが出ていましたね。二人とも初めての優勝!

 

「安心感と特別感がある」という評価が印象的でしたコラボとして最高の褒め言葉!「この服を着たら間違いない」けど「ここでしか着られないの。私を素敵に見せてくれるから」という特別感。うーんすごい。

 

私はサバトが好きですが、今回はサンダーを特に称えたいです。だってもうめちゃくちゃ頑張ってたもん。取り乱したり怒ったりしてもいいのにね「自分はプロだから仕事する」って最年少が言ってるんだよ!

 

えらすぎ!彼はプロですし、もっとすごいデザイナーになると思います。

 

と、素人が言っております。

 

脱落者はジョシュ

最下位はトロイ&ジョシュでした。うーん、あのデザインはなぁ。トロイとジョシュは当初からあまり評価は高くないですよね。私も、どちらのデザインもあまり好みではなかったと記憶しています。

 

ジョシュはもう自信を喪失しているのか、「残りたいのかわからない」と言いだし、自ら脱落を申し出ていました。精神的に限界だったのかな。

 

ジョシュのジョシュらしいブランドを、これからも応援したいです。

 

トロイはどうなる…?

ジョシュが「トロイは残してあげて」と伝えて、去って行きました。実はトロイも脱落する予定だったそうで…。

 

ハイディは「残りたい?」と聞きます。トロイは「もちろんだ」と即答だ。女性を着飾り、自信を持って、前向きに生きてほしい。強く、熱く、語る姿には胸を打つものがありました。常に思っているからこそ、強く出てくる言葉だと感じました。おそらく本気。

 

「考えが変わった人はいる?」とハイディが聞くと、だいたいはみんな「いいえ」と答えます。でも、ナオミ・キャンベルが「変わったわ」と答えたんです。

 

で、続く!えええええー気になる!気になりすぎる!トロイはどうなったの!?

 

私もトロイの服はあまり好みではない、でもコンセプトは素晴らしいし熱意は伝わる。課題があると伝えてどう変わるのかも見たい。そしてチャンスを与えたいと思ったナオミの気持ちもわかる。だから、もう一度チャンスがあるといいな~うわー!もう!

 

これ書きながら、早く次が見たくて、もうタイピングをする指がわっちゃわっちゃ動いてますよ。

 

個人的な優勝候補は3人

エスター、ジウォン、サンダーが私の中での優勝候補です。今の所、ですが。

 

エスターはまずコンセプトがブレないのと、完成度がいつも高い。彼女の作品のファンになる女性は、これからの時代どんどん増えていくと思います。

 

ジウォンは絶対に他の人にはない個性に、実用性が魅力。ジェンダーレスなので男女問わず着られますし、国籍も問わずグローバル展開できそうなデザイン性で、ビジネスとしての広がりも感じられます。

 

サンダーは誰も思いつかないような発想と技術力があり、かつ若い。だからこそ理解できないこともあるけど、成長していろんなものを吸収できたら、ものすごいデザイナーになるんじゃないかと期待したい。そして人格もよくできてる。一番年上のサバトとコラボレーションできるんだから、本当にすごい。起業家としての素質もあると思います。

 

サバトは好きなんですけど、彼の物語やブランドとして愛でたいのであって、世界的に大きく羽ばたくブランドとしての将来性とかは難しいのかな。

 

今回は以上。見ればみるほどハマっちゃう!次も楽しみです!

 

 

 

ハイディとティムが帰ってきた

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