親と同じ職業を選ぶのって難しいと思うaoikaraです。憧れもあるし厳しさもあってね。そういう親子も少なくはないんでしょうけれど。
というわけで今回のテーマは…
コウノドリ 第2シリーズ 第8話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。
▼ネタバレ記事はこちら
▼コウノドリ 第2シリーズ 第7話はこちら
第8話のGOODポイント
- お互いが結婚したらと話す、鴻鳥先生と四宮先生がかわいい。スピーチはやらないし頼まないけど、お嫁サンバは頼むなんてw四宮先生のお嫁サンバはちょっと見たい。それよりは恋ダンスかしら?w
- 四宮先生のお父さんは意外とよく笑う穏やかな人でしたね。もっと頑固親父タイプかと思っていました。
- 小松さん、白川先生にまであだ名つけようとしていたんですね。「しらぽん」。高尾先生の言う通り、なんだかお酒に合いそうです。
第8話の気になったポイント
- 鴻鳥先生がBABYだと、四宮先生は知らないと思っていたのが意外でした。小松さんも知っていたし、四宮先生にも教えているのかと思っていました。
- 屋上とは言え、病院でBBQはダメでしょ!
- 白川先生もいなくなるとなると、四宮先生はますます現場を離れられないよなぁ。
感想
白川先生の試練
自信のついた白川先生が急に嫌なやつになってて、案の定命に関わるような見落としをしてしまいました。今回は赤ちゃんが助かったことが本当に救いでした。最近は助からないことも多くて切なかったので。
白川先生のように、自信のつき始めた人間って、その分だけいろんなものが見えなくなってしまうんですよね。自分のように努力していない人間が嫌だったり、少しでも思うようにいかないと「なんで自分の足を引っ張るんだ」と思ってしまったり。
自信があるのは良いこと。でも、それが傲慢になってはいけない。常に謙虚でいないと。白川先生はそれに気づけたから、最強の新生児科医になるために頑張ってほしいなと思います。
今橋先生はものすごく良い上司
今橋先生ってものすごく良い上司ですよね。今回の白川先生への対応を見て、改めてそう思いました。周りをきちんと見ているし、一人一人をサポートするし、上の立場なのに誰よりも働く。
部下が明らかに調子に乗り始めたら、「調子に乗るなよ」というようなことを頭ごなしに言ってしまうと思うんですよ。でも、今橋先生は自分の経験を語って、きちんと諭そうとした。白川先生にも考えさせようとした。
それを拒絶した結果が、今回のような医療ミスにつながってしまったんでしょうね。その後も「きちんと向き合いなさい!」と厳しさもあって。白川先生が新しい道に進みたいと言えば、上司としてきちんと背中を押してくれる。
優しくて、厳しくて、芯の通った本当に良い医者、良い上司だなぁと。仕事で優れている分、家族との時間は少なそうで、それもまた心苦しいですよね。本当に良い人なんだけどなぁ。
四宮先生と父親の関係が、なんかいいね
「産科医になりたくない」なんて言っていた四宮先生のことですから、父親との仲は険悪なんじゃないかな~と思っていました。思っていたよりは、仲が良かったです。
二人とも頑固で似たもの同士。父親は「自慢の息子」と言っていて、四宮先生も町の産科医として働く父親のことを尊敬していて、お互いに認め合っている素敵な関係性だなと感じました。そして、自分のことは「大丈夫」という頑固さなんかそっくり。
でも、お父さんが入院されたようで…どうするんでしょう。研究に行くのか、ペルソナに残るのか、あるいは能登で産科医として働くという選択肢もあるのかもしれません。
ペルソナ、本当に大丈夫なのか
ペルソナの産科と新生児科からはどんどん人がいなくなってしまいますね。この先が不安で仕方ない…。
医者が患者に寄り添い、もっと救おうと思うと現場から人がいなくなる。下屋先生や白川先生の研修も、四宮先生の研究のように。だからといって、現場だけが全てではないし、それもまた選択肢の一つ。
今の医療の現状とマッチするのかもしれませんね。人手不足とかも含めて。全てがうまくいくわけじゃない。切ないですね。心から笑顔になれる、そんな話も見たいけれど、現実離れしているのもどうかと思うし、塩梅が難しいですね。
次回:壁に立ちはだかる医者たち
過去2回流産している妊婦が鴻鳥のもとを訪れる。彼女の胎児はまた流産してしまう。不育症だった。一方、四宮は父のもとへ行き、患者の手術をすることに。さらに、下屋は救命でうまくいかず悩む…。
ペルソナの産科医たちがみんな悩みにぶつかっていくようです。医者はずーっと課題が尽きず、大変ですよね。次回も見ます。
aoikara
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