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【ドラマ】コウノドリ 第2シリーズ 第6話 ネタバレ 医者の責任は重いのか

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どんな仕事もそれぞれに責任があると感じるaoikaraです。飲食は衛生とかおいしさとか、私の仕事も正確さを求められますし。ただ、医療は命の責任だから、本当に大変な仕事。

 

そんな医療ドラマ…

 

コウノドリ 第2シリーズ 第6話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

 

▼第2シリーズ 第5話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼コウノドリ(2015)を見るなら

 

第6話のあらすじ・ネタバレ

ピンチヒッター

ペルソナ総合医療センターで産科医として働く下屋加江(松岡茉優)は、ピンチヒッターとしてこはる産婦人科の当直に訪れていた。

 

34週で切迫早産の妊婦のことが気になり、直接会いに行く。彼女は涙を流しており、自分だけが入院しなければならない状況を嘆いていた。下屋はペルソナには切迫早産の妊婦さんがたくさんいると伝える。仲間がいると知った女性は落ち着く。

 

彼女の夫・久志(笠原秀幸)が来て、「かえ」と呼ぶ。「はい」と女性だけでなく、下屋も返事をしてしまう。なんと二人は同じ名前。神谷カエ(福田麻由子)という妊婦だった。

 

助け合い

ペルソナは今日も忙しい。それでもヘルプに行った下屋を毒づく四宮春樹(星野源)。鴻鳥サクラ(綾野剛)が「助け合うのは大切」となだめる。

 

助産師の小松留美子(吉田羊)は下屋がおらず寂しそうだった。どうやらお腹の具合が悪いらしいが…

 

“かえ”仲間

下屋とカエは名前も年齢も同じということで、すっかり意気投合。他愛もない話で盛り上がる。泣いて電話をして駆けつけた久志は呆れながらも安心して笑っている。

 

「下屋先生のおかげ。元気出てきた」と話すカエ。下屋の頑張っている姿に励まされたという。下屋も入院は1日1日が長く感じるけれど、お母さんが頑張れば赤ちゃんも頑張れると声をかける。

 

「切迫早産の治療にはゴールがあります。まずは出産というゴールを目指して一緒に頑張りましょう

 

カエ同士、二人とも笑顔だった。

 

産科医としての経験値

ペルソナでは今日も出産。小松が助産師、下屋が医者として付いている。胎盤用手剥離 *1しなければならない状況に。小松は鴻鳥を呼ぶように指示するが、下屋が自分がやると言う。しかし、妊婦は極度に痛がってしまう。

 

この事態を鴻鳥に謝罪する下屋。胎盤用手剥離には経験が必要で、命に関わることもあると諭す鴻鳥。下屋は「次はうまくやらないと」と言うが、「そういうことじゃない」といさめる鴻鳥。

 

命を預かっている医者としておごりは許されない、大きなミスにつながるかもと続ける鴻鳥。しかし、下屋は頼ってばかりな状況を憂う。失敗しても自分でリカバーしなければと。

 

「それは違う」とキッパリ言う鴻鳥。「大きな失敗は乗り越えるものじゃない」と。

 

倉崎の決断

倉崎恵美(松本若菜)と四宮。娘の様子を見に来たらしい。そして、倉崎は娘を保育園に預けて、ある決断をする。

 

憧れの医者

下屋は今日もこはる産婦人科へ。またカエと話し込んでいる。カエが子供に「サクラ」と名付けるという話から、下の名前が同じ鴻鳥の話になる。下屋は

 

「普段はのほほんとしてるけど、いざというときは頼りになる。優しくて厳しくて、愛はすごくある。うまく言えないけど、いつかあんな産科医になりたい」と語る。

 

カエはそれを恋愛感情だと指摘するが、下屋は「それはない」と笑っていた。

 

ちょっと気になること

下屋はカエに具合について聞く。胸が苦しくなることがあると話すカエだが、病院からハリ止めの点滴の副作用だと説明されたと明かす。先ほどから右手がひっきりなしに震えている。

 

つらかったら言ってくださいという下屋に、カエは感謝。結婚式より出産が先だったので、娘とおそろいのウエディングドレスを着るのが夢だと幸せそうに語るカエ。「お互い頑張ろう」と下屋も笑顔で声をかける。

 

下屋はこはる産婦人科の医師に、カエについて聞く。動悸や頻脈が気になると。甲状腺に悪いところはないかと聞くが、そのような所見はなかったらしい。休み明けに採血をして調べることになった。

 

下屋を支えてくれる人たち

下屋はカエの話を、同期である新生児科の白川領(坂口健太郎)に話す。その様子をそっと見ている研修医の赤西吾郎(宮澤氷魚)。

 

下屋のうれしそうな顔に白川もうれしそうだが、「患者さんのプライベートに首をつっこみすぎ」と助言。それでも下屋は「自分で判断する力をつけたい。先輩に頼りっぱなしにはなりたくない」と告げる。それには白川も共感。

 

「今はとにかく頑張りたい」というのが下屋の気持ちだった。白川も「気負いすぎんなよ」と励ます。

 

産婦人科には吾郎がやってきて、パンの差し入れをする。下屋がすごく頑張っているので役に立ちたいと思ったらしい。

 

懸念

下屋は鴻鳥にカエのことを伝えようとするが、鴻鳥に別の用事が入ってしまい中断。吾郎に聞かれるも「別になんでもない」と答える下屋。「こういう予感は外れる」と。四宮はその言葉を気にしていた。

 

嫌な予感

ペルソナに緊急搬送の妊婦が来ることになった。高血圧。妊娠35週、切迫早産、こはる産婦人科からの妊婦と聞いて、嫌な予感がする下屋。

 

急いで鴻鳥と一緒に救急車を待つ。救命救急医の加瀬宏(平山祐介)もやってきた。救急車の中でアレスト=心停止になったという。

 

救急車でやってきたのはカエだった。蘇生が行われている。下屋は「神谷さん!」と声をかけ続けている。鴻鳥に「お母さんも赤ちゃんも助けるよ!」と声を掛けられる。

 

助けたい

カエは処置室へ運ばれる。アレストになった原因は甲状腺グリーゼ *2。加瀬が心臓マッサージを続けるが、カエは戻ってこない。

 

下屋は「私、あの…」と声を出すが、言葉にならない。鴻鳥の判断でカエは死戦期帝王切開をすることに。「話はあとで!」と下屋にも声をかける。

 

「赤ちゃん1分で出すよ!」という鴻鳥のかけ声と共に、手術はスタート。下屋も手伝う。加瀬は心臓マッサージを続けている。「頑張れ、頑張れ」下屋は声をかけることしかできない。

 

赤ちゃんが産まれた。しかし、産声はない。新生児科の白川や今橋貴之(大森南朋)が処置をする。赤ちゃんの方も心停止状態。

 

心臓マッサージを続けるも、カエは戻ってこない。下屋は「神谷さんのゴールはここじゃないでしょ!」と言う。

 

赤ちゃんのサチュレーションが上がってきた。呼吸を確認すると、元気な産声を上げた。下屋はカエに「さくらちゃんが読んでるよ!お母さんって読んでるよ!お願い、戻ってきて」と言う。

 

しかし、戻らず。加瀬が「助けるかどうかじゃない。助けるんだ!」と心臓マッサージを続けるが…

 

つらい現実

暗い表情で手術室から出てきた鴻鳥と下屋。カエの夫・久志が病院に訪れる。明るい表情で、妻と話せるかと聞く。しかし、彼が目にしたのは、もう二度と目を覚ますことはない妻の姿だった。

 

むせび泣く久志。下屋は久志に向かって頭を下げることしかできなかった。

 

私のせい

一人、病院で落ち込む下屋。白川が赤ちゃんの状態が安定したと伝えに来てくれる。下屋はカエのことを話す。そして自分が強く検査を勧めなかったこと、甲状腺の触診をしなかったことを深く後悔していた。

 

「私のせいだよ」そう言う下屋に「おまえのせいじゃない」と白川は言う。しかし、下屋は首を横に振る。

 

責任の所在

ペルソナのカンファレンス。カエが甲状腺グリーゼで亡くなったことも話に挙がっている。救命科部長の仙道昭博(古館寬治)は事前にわからなかったのかと聞くが、四宮が妊娠時によくある症状や薬の副作用とよく似ていて、正常な状態だと判断するものだと話す。

 

「ぶっちゃけ、見落としじゃないの?」

 

と切り捨てる仙道。産科は危機感が足りないと。下屋は固まっていた。今橋は十分に向き合っていると伝える。

 

仙道はさらに妊婦全員にスクリーニングをしてはと提案する。今橋は甲状腺に問題があっても、今回のように甲状腺グリーゼまで発展するケースは珍しいと話す。コストや医療費を考えると、全員の検査は難しいと伝える。

 

産科医としてできることは

ペルソナでの出産。小松と下屋が立ち会い。しかし、下屋は性別を間違ったり、心のこもっていない言葉をかけたりと、心ここにあらず。診察では、妊婦全員に甲状腺の検査をしてしまい、待合室が混み合ってしまう状態に。

 

そんな下屋の様子を心配する鴻鳥。

 

立ち止まることも必要

鴻鳥は下屋にしばらく休むように伝える。「母体死亡は産科医にとって一番つらいこと。今は時間が必要」と言う鴻鳥に対して、「私、大丈夫です」と答える下屋。

 

四宮が「邪魔なんだよ」と一喝。「立ち直ったフリをして。自分が神谷さんの死を乗り越えたいだけ。甘ったれんな」といつもの調子で叱る。

 

鴻鳥は聞く。「産科医になったこと、後悔してる?」と。下屋は「いえ、してません」と答える。続けて鴻鳥は「下屋はどんな産科医になりたい?」と聞く。「私は…」

 

時間だけが過ぎていく

一週間後。出勤する小松と白川。白川は休養中の下屋と連絡がつかないのを気にしていた。

 

カエの子供、さくらちゃんの容態は安定し、久志が連れて帰ることに。白川と今橋、鴻鳥で見送りした。

 

下屋は一人、街中にいた。ぼーっとしている。誰かからスマホに連絡が来るが、それを取ることができない。

 

心の整理

下屋は小松に誘われて、初めてBABYのコンサートに訪れる。BABY=鴻鳥が優しく音を奏でる。下屋は曲を聴きながら、カエのことを思い出していた。曲調が変わり、明るく希望にあふれた雰囲気に。

 

下屋は思い出す。鴻鳥に「下屋はどんな産科医になりたい?」と聞かれたとき、何も答えられなかった。「その答えが見つかったら帰ってこい。待ってるから」と告げられたのだった。

 

さらに思い出す。赤ちゃんが産まれてくる喜びを、みんなの優しさも。笑顔で涙を流す下屋。「帰りたい」と言葉がこぼれる。「やっぱり私、産科に帰りたいです」と。涙が止まらなかった。小松がぽんぽんと下屋をなでる。

 

と、鴻鳥にオンコールが入り、コンサートは終了。それに対して小松は…

 

産科医としての成長

鴻鳥が病院に向かうと、出産中の赤ちゃんが横向きになってしまっていた。このままではお産が進まない。用手回旋が必要。そこに小松が下屋を連れてやってきた。下屋が用手回旋をやることに。

 

スムーズに進み、下屋が「赤ちゃん産まれます!」と言う。元気な産声を上げて、赤ちゃんが産まれた。夫婦も喜んでいた。下屋も笑顔だった。

 

仕事後、下屋に「やるじゃん」と声をかけた白川。「お互い、いろいろあるけど頑張ろうぜ」と声をかける。微笑む下屋。「今のままでいいのかよ?」とも言う。何も言い返さない下屋。そして、

 

「やっぱりさ、産科はいいね。鴻鳥先生がいて、四宮先生がいて、小松さんや助産師さんたちもいるし、あんたもすぐそばにいるし。

 

けど、だから、今のままでいいわけがない

 

そう言って、下屋は力強く一歩を踏み出す。

 

転機

下屋は加瀬の元を訪れていた。「私、本気です」と。加瀬は「患者一人亡くしたくらいでなめんなよ」と一刀両断。下屋はカエを救うために最善を尽くしたのかと尋ねる。「当たり前」と答える加瀬。「じゃあ私の悔しさと違う」と話す下屋。

 

「私の悔しさは、もっと自分に力があったらっていう後悔です」

 

一方、ペルソナ総合医療センターの院長・大澤政信(浅野和之)が、今橋に「良い報せ」があると伝えに来る。しかし、今橋は「残念な報せがある」と言い…

 

決断

下屋は鴻鳥に話をしに行く。「答え、出ました」と。休んでいた間は仕事のことばかり考えていたと。うれしかったことも、悲しかったことも、いろいろと。そして「私は産科医なんだ」と自覚したと話す。産科に戻りたいと。

 

「だから、私を救命に行かせてください」

 

それが下屋の結論だった。「今の私では産科には帰れません。みんなに甘えてしまう。救命で全身管理を学んで、総合的に患者を診られる技術を身につけたいんです」

 

「お母さんと赤ちゃん、両方救える産科医になりたい」

 

鴻鳥は救命がきついと伝える。それもわかっている下屋「でも、これが私の乗り越え方です」と話す。

 

鴻鳥自身も、患者を亡くしたことを乗り越えられず、いろんな後悔が残っていると話す。あのときああしていればといつも思うと。悔しいこともうれしいことも、一つ一つ積み重ねて、医者として進んでいくしかないと。

 

厳しい言葉のあとには「救命か、いいんじゃないか?」と笑顔を見せる。下屋も笑顔に。医者としてのウィークポイントはたくさんあっても「打たれ強い」という良さも伝えて。

 

「下屋なら大丈夫。おまえは僕の自慢の後輩だから」と。下屋は久しぶりに本当にうれしそうな笑顔を見せる。「行ってこい。強くなって帰ってこい」という鴻鳥の言葉に、「私、絶対産科に戻ってきます」と答える下屋だった。

 

心機一転

下屋は救命に行くにあたり、髪をバッサリと切った。白川が「似合ってんぞ」と声をかける。

 

気を引き締めて

下屋は産科に別れの挨拶。すでに泣きそうだ。四宮も叱咤激励。「みんな待ってる」鴻鳥の言葉に背中を押されて救命へ。

 

仙道はまたも嫌味を言うが、今橋がきちんと太鼓判を押して、下屋を託す。下屋は1年救命にいるつもりだと話す。「1年も持たない」と仙道はバッサリと切り捨てる。加瀬も「学生気分なら今すぐ帰れ。勉強する場所じゃない」と告げる。

 

下屋は気を引き締める。

 

新しい産科

産科の医局には院長が訪れて、倉崎を連れてくる。なんと産科医として働くと言うのだった。鴻鳥と四宮は知っていた。バリバリ働くつもりの倉崎。

 

大切な人が…

小松も倉崎にあいさつ。ただ、腹部を押さえて苦しそうにしている。そして、倒れ込んでしまったー

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今回も気になる終わり方でした。そして、切ない話でした。うーん…。詳しい感想をかきたいのですが、長くなってしまったので次回。

 

 

 aoikara

 

▼コウノドリ 第2シリーズ 第7話 記事はこちら

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*1:リンク先を参考に。

*2:リンク先を参考に。

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