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【ドラマ】緊急取調室 Season2 第1話 感想&ネタバレ 天海祐希VS三田佳子の女のバトルが怖い!

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テレ朝の刑事ドラマの安定感はすごいな~と感心しているaoikaraです。見てないですけど、科捜研の女とか警視庁捜査一課長とか、なんでも安定して面白いんですよね~。

 

というわけでそんなテレ朝ドラマの…

 

緊急取調室 Season2 第1話 感想&ネタバレ

 

について書きます。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

第1話のあらすじ

事件の予兆

街中で老女が一点を見つめている。その先には配達便の車で倒れている男性。彼の手元には開いたビニール傘があった。しかし、空は晴天。

 

捜査員が現場を調べていると、その老女が話しかけてくる。「小牧修介」という亡くなった男性の名前を口にする。なんと「私が殺したんです」と自白するのだった。

 

老人への取り調べは大変?

28歳の配達員・小牧修介(石田卓也)が死亡した事件について、自首して逮捕された白河民子(三田佳子)という77歳の老女を緊急取調室で取り調べることに。梶山管理官(田中哲司)は真壁有希子(天海祐希)と中田善次郎(大杉漣)に取り調べを任ずる。

 

合同会議では傘を開いてしまったのは倒れたことによる偶然と結論づけられる。死因は毒殺。亜ヒ酸という毒物で、小牧が持っていた水筒の中身から毒物が出た。水筒には白河民子の指紋と、大人の指紋、そして2つの子どもの指紋が残されていた。

 

中身はハーブティーで、亜ヒ酸の独特の匂いを隠していたと推察。白河民子の家には植物がたくさんあったが、ハーブティーはない。

 

最近、高齢者の取り調べ中に心筋梗塞で被疑者が死亡したという事件もあり、盤城和久刑事部長(大倉孝二)は丁重に調べるようにとキントリに要請する。

 

取り調べスタート

真壁と中田による、白河民子の取り調べが始まる。真壁はいつもよりやわらかくゆったりとした口調で、「おばあちゃん」と民子に話しかける。小牧は「ときどき配達に来る愛想の良い人物だった」と語る。民子曰く、自分は嫌われ者だとか。

 

さらに水筒について「アクアブルー」と言及。水筒の形状については報道されていない情報だ。

 

ではなぜ殺したのか。なんと民子はマンションの近くで「Fuck you」と落書きをしていたらしい。亡くなった夫の仕事で海外にいたこともあり、英語の意味までつらつらと説明。それが小牧に見つかって脅迫され、金を恐喝されていたという。

 

毒物は育てている植物の除草剤を使用。しかし、どんなお茶かについては言及を避ける。さらに真壁に対して「猫なで声で気持ち悪い」「子どもも孫もいないから“おばあちゃん”じゃない」と否定。

 

真壁はいつもの調子に戻って追及するものの、お茶については「煎茶だ」と事実とは違う証言を引き出すことになる。

 

小牧の人物像

キントリのメンバーでの飲み会、民子がハーブティーとわからなかったことを不思議がる。さらに小牧についての調査も報告。金には困っておらず、仕事も真面目で、配達先の老女を恐喝するとは思えない。

 

しかし、1ヶ月前に誰かに呼ばれて家を出て、殴られて帰ってきたという情報がある。とはいえ、老女に殴る力があるとも思えない。

 

真壁は民子が住むマンションへ行く。落書きは消されている。近くに何か捨ててあって怒っているらしい管理人に落書きについて尋ねるのだったー。

 

民子の自白の理由

民子への取り調べ2回目。民子の夫は40年前にパリで亡くなり、息子も亡くなったそうだ。今は一人で、話す仲だったのは上の階の綾野文香(馬渕英里何)という女性だけ。

 

キントリの他のメンバーが調べると、文香は夫が単身赴任で家におらず、子どもが二人いることが発覚。

 

ここで真壁は「落書きは中学生の仕業だった」と管理人から聞いた情報を明かす。動揺したらしい民子は警察への不満を漏らす。

 

さらに「だから力になろうとした」と言ってしまい…。なんと、文香と小牧が別れ話をしており、文香が水筒を渡そうとしているのを目撃してしまったという。

 

民子が自白をしたのは「子どもから母親を奪いたくなかった」から。つまり、嘘の自白。実際に文香の家を調べると、小牧が持っていた水筒と同じ物がある。

 

警察の判断

刑事部長はマスコミから叩かれるのを恐れて、民子をすぐに釈放してしまった。

 

民子を信じられない真壁

真壁は釈放された民子に会いにマンションを訪ねる。植物がたくさんあり、近所から虫やにおいでクレームが来ると言う。植物を褒めてくれるのは文香の子どもだけだったそうだ。だからかばったというが、真壁は疑いの目を向けている。

 

民子の部屋には絵画がたくさんある。亡くなった夫は売れない画家で、その絵だという。夫は自殺だったそうだ。

 

真壁は絵画に既視感を覚える。真壁がその絵に描かれているのは民子ではないかと聞くと、「そうだとわかる人は少ない」と自分の年老いた姿を自虐的に語る民子。

 

真壁は落書きについて管理人に尋ねたとき、マンションに捨ててあったのがその絵画の一つだったことに気づく。「民子の亡くなった夫について調べてほしい」と梶山に伝えるが、取り合ってもらえない。

 

文香の取り調べ

小牧が持っていた水筒の指紋は文香と子ども二人と一致。さらに、文香が務める歯科医院では、小牧の死因の亜ヒ酸が含まれている薬もあり、自由に使えたという証言も取れている。しかし、文香は容疑を否定。

 

不倫については認める。1ヶ月前にマンションの前に車を停めて小牧と会っているところを、民子に目撃されてしまったという。そのときにケンカして頬に傷ができた。これが小牧が1ヶ月前にケガをした理由だった。

 

民子は小牧に不倫をやめるように説教したという。さらに文香は民子と仲良くなどなく、むしろ子どもがうるさいと何度も怒鳴り込んできたという。

 

民子と小牧のつながり

真壁は小牧の職場である配達業者を訪ねる。職場の人間は、小牧は真面目で、年老いた女性でも安心だと。人にあう機会もなく、数少ない接点だっただろうと語る。なんと、民子のもとへは、ほぼ毎日配達があったという。

 

民子の過去と本当の思いは…

真壁がキントリに帰ると、梶山の指示によって、民子の夫の自殺についてフランスから捜査情報を得ていた。亜ヒ酸によって死亡。なんと小牧の死因と同じ毒物だった。

 

さらに民子が送った荷物を調べると、寄付と言いながらタオル1枚、歯ブラシ1本などちょっとしたものだけだった。さらに、民子の家に届いた荷物の伝票もほぼ毎日のようにあるが…。

 

民子の夫が描いた絵画を調べると、捨ててあった絵画と同じ物を見つける。緑の傘を差した民子を描いた絵だった。それは民子の家の玄関に飾られていた絵。毎日のように見ていた小牧が、死ぬ間際に民子を示すために傘を開いたのではないかと推察する。

 

さらに、当時の緑色の絵の具には亜ヒ酸が含まれていたという。これも小牧の死因の毒物と一致する。

 

容疑者は白河民子

キントリは小牧が持っていた水筒は民子が入れ替えたのではないか、と推理。近くのスーパーを調べると、同じ水筒を買っている民子が監視カメラに映っている。商品説明には「アクアブルー」と書かれていた。

 

民子が捨てた絵画を探すために、捜査一課の堅物(鈴木浩介)と渡辺(速水もこみち)はゴミ捨て場を捜索。

 

刑事部長により民子を取り調べに再要請することになる。1度だけ2時間、民子と真壁の女の戦いが始まる。

 

決定的な証拠の“傘の色”

どしゃぶりの雨のなか、真壁と中田による民子への取り調べが始まる。水筒を買っている映像など状況証拠はそろっている。

 

息子のように思っていた小牧修介が不倫をしていて、裏切られたような気持ちになった。それをなんとも思わない小牧に腹を立てて殺したのではと聞く。しかし、民子は「亜ヒ酸はどこにあるの?」と証拠がないと取り合わない。

 

捜査一課の堅物と渡辺により、捨てられた絵画が見つかる。しかし、絵画に描かれている傘の色は緑ではなく。亜ヒ酸が使われている絵の具は緑だけで、赤では証拠にならない。それを注意深く眺める小石川(小日向文世)。

 

中田の指示によって荷物の伝票を見せるように真壁にうながすが、真壁はそれをしない。中田は不思議がる。

 

取調室には小石川が入ってきて、見つかった傘の絵を見せる。赤色に驚く真壁や中田。実は、赤い絵の具を塗ったキャンバスをベースに描く絵で、傘の部分は色がはがされているので赤色になっていると言う。

 

一部分に緑色の絵の具が残っており、調べれば小牧の死因の亜ヒ酸と一致するだろうと語るのだった。

 

本当の動機

民子は伝票を出せと言う。真壁は伝票について説明。伝票の筆跡はすべて民子の字。つまり、民子が自分の家に送っていた証拠になる。つまり、小牧に会うために自身へ荷物を送っていたのだった。

 

最初に取り調べをした「ときどき配達に来る」という民子の証言と一致しない。明らかに嘘を吐いた。民子が毎日でも小牧に会いたかった理由とは…。

 

民子は動機を語る。小牧を息子としてではなく、「男として愛していた」と語る。初めて好きになったのは夫ではなく、小牧だったと。誰とも話さない孤独で優しくしてくれる小牧を好きになった。絵画は民子がモデルだと気づき、「きれいだね」と言ってくれた。

 

そんな小牧が不倫をしていると知った。「道を踏み外してほしくない」とやめるよう説得するも、小牧は民子の想いに気づき、逆に男として利用するならと金をせびってきた。だから殺したと。

 

それは“嘘”

と、自分が語った動機を民子はすぐに「嘘よ」と否定する。真壁は「全てを話していただきます」と言うが、「おこがましい」と民子は取り合わない。それでも真壁は「自分でも気づかない真実を全て話してもらう」と言う。

 

しかし、民子は真壁が伝票について言及しなかったことを問う。恥をかかせまいとしたのではないかと。本気じゃないと。そんなんでは「老後は生きていけない」と語る。

 

そして「私が殺しました。息子みたいに思っていたのに、裏切られたから」と新たな動機を語る。「これでいい?」と真壁に聞く。笑顔で「雨は止んだかしら」とも尋ねる。

 

真壁は「まだ土砂降りです」と答え、民子は「しばらく花に水をやれないから良かったわ」とほほえむのだった。

 

この取り調べのタイトルは…

取り調べが終わり、キントリの男性陣は民子が小牧を愛していたという事実に否定的。真壁だけが最初に語った動機を信じていた。そして、この取り調べのタイトルを「ミスレインの初恋」と名付けたのだったー。

ーーーーーーーーーー

というストーリーでした。いやー初回から三田佳子さんがゲストでかなり面白かったですね。キャストも魅力的ですし、何より女の戦いが…ねえ、すごかったですね。詳しい感想を書いていきます。

 

第1話のGOODポイント

  • やっぱりこき使われる捜査一課コンビ、好きです!(笑)
  • 捜査一課の堅物、拳銃へたくそ!真壁はSITだったはずなのにまさかのへたくそw
  • 超チキンな刑事部長、頑張れ!新聞に載る見出しタイトルのセンスは素晴らしいのにねw
  • 小石川さんフランス語もできるとかさすが頭脳派。チート過ぎます。

 

第1話の気になったポイント

特になし

 

第1話の感想

女同士の戦いが怖い!

初回から「天海祐希と三田佳子の対決!」と銘打っていただけあって、本当に迫力がありました。女の対決、とても見応えがありました。

 

最後の“雨”にちなんだやりとりなんか、一言も聞き逃したくないくらいじーっと視聴してしまいました。素晴らしい。

 

動機の嘘と真実

77才という年齢で49歳も年下の男性に恋をして、不倫なんて道を外れた行動をしている。好きな人にそんなことをしてほしくないと説得したのに、むしろ自分の恋心を踏みにじられた

 

というのが、白河民子が語った“嘘の動機”でした。語ったけれども、彼女は「嘘よ」と言いました。キントリの男性陣も「ないよな~」って言ってましたし、男性目線では「ない」ことなのかもしれません。

 

でも、あれが真実な気がします。自分でも恥じらっているからこそ、むしろ真実だからこそ隠したい思いなんじゃないかなと。今思えば「おばあちゃん」と言われて腹を立てたのも、自分の年老いた姿を自虐的に表していたのも、“女”だったから。

 

それを、女性である真壁だけが理解しているからこそ、あの伝票を出すのをためらっていたのでしょうね。

 

真壁が取り調べに名付けた「ミスレインの初恋」は文学的で秀逸なタイトルでした。個人的には小石川さん作の「真壁の人情」も好きですけどねw

 

あの役は三田佳子さんだからこそ

77歳の孤独なおばあちゃん、と言うと女優・三田佳子のイメージからはとても遠いように思えましたが、とても見事に演じていましたね。調べたら三田佳子さんって75歳なんですね!(2017年4月現在)10歳は若いと思っていたのでびびりました。(リアルに「マジか!」って言いましたw)

 

白河民子という女性は、孤独で寂しげで、頼りなくて、それでいて“女”を感じさせる品や強さもあって。三田佳子さんだからこそ演じられた役だなぁと思いました。あの役にぴったりでした、本当に。あれは初回でぐっと心掴まれる視聴者も多いでしょうね。

 

次回:医療事故?事件?取調室の籠城?

深夜の大学病院で人工呼吸器を外された患者が死亡する。当直医の糸山は、なぜか死んだ患者に靴下を履かせていた。糸山は逮捕されるが容疑を否認。キントリにやってくるが、ひとりの警察官がやってきて糸山がいる取調室で籠城事件を起こすー

予告を見て「ええええ~いろいろ起こりすぎ!」ってなりました。亡くなった患者に靴下を履かせているのも「?」ですし、なんで籠城するのかも謎ですし(亡くなった人物の家族とか?)。引きとしてはうまい予告だな~。

 

視聴率も良かったようですし、次回も楽しみです。

 

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