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刑事ゼロ 第5話 感想 画面揺らす撮り方だったら完全にTRICK

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トリックも好きなaoikaraです。推理ドラマのトリックではなく、ドラマのです。いや、推理するトリックも好きですけどね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

刑事ゼロ 第5話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼刑事ゼロ 第4話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第5話 ゲスト

大後寿々花 尾上寛之 佐戸井けん太

 

第5話 あらすじ

京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)はコンビを組む刑事、佐相智佳(瀧本美織)を連れて、京都の山奥にひっそりとたたずむ“八咫神村”に足を踏み入れた。八咫神村は、“神様が棲む”といわれる村…。

 

そこで転落死亡事故が起きたと聞き、興味を抱いたのだ。やる気満々な時矢刑事に対し智佳は、「記憶を失う前の時矢刑事なら考えられない」ことと呆れるが…。

 

崖の上から転落死したのは村役場の職員・浅木浩太郎(大高洋夫)で、第一発見者は村の住人・小野千秋(大後寿々花)と羽山敬太(尾上寛之)。所轄署は、足を滑らせて落下したものと断定。

 

事件性はないと判断するが、村長の森幸介(佐戸井けん太)は

 

「八咫神様の天罰が下った!」

 

と叫び、村は騒然となる。

 

八咫神とはこの村に古くから伝わる鳥の神様。村人たちは代々、八咫神様が崖の上に建つ鳥居の上から村を見守ってくれている、と信じてきたという。

 

森村長によると、500年前、村の乗っ取りを企んだ野武士が、突然苦悶しながら鳥居に向かって走り出し、まるで鳥のように崖から飛び降りた…という伝説が村ではまことしやかに伝えられている。そんな伝説どおりのことが村では度々起きていると打ち明ける。

 

1年前にも村の消防団長だった飯田透(太田雅之)が村を裏切るような怪しげな行動を取りはじめた矢先、同じ崖から転落死したらしく、村長は天罰としか思えないと断言する。時矢は、ますますこの事件が気になってしまうが…!?

 

その頃、時矢をライバル視する同僚刑事・福知市郎(寺島進)は、時矢の鼻を明かそうと、未解決事件の再捜査を開始。半年前、身元不明の女性が殺害された事件を改めて調べはじめたところ、八咫神村と意外なつながりが…!?さらに村では第二の事件が起こり…!?

 

参考元:第5話|ストーリー|木曜ミステリー 『刑事ゼロ』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 福地さんが、時矢刑事が未解決の事件を自分が解いて、鼻を明かしてやろうって思っている感じが小さいですよね。「顔の割りにちっちゃい」と内海君に言われていましたが、まあ意外と強面のおじさん、体は華奢ですからね!
  • 監視カメラの画質がドラマにしては粗い!鮮明に見えすぎでしょ、ってことが多いので、むしろ粗さがリアルで感心しました。
  • 苦い山菜を食べた時の佐相さんと時矢刑事の苦い表情、グッジョブです。役者さんって大変だなぁ。
  • 今回は閉校された?学校が仮捜査本部になっていましたね。時矢刑事が先生で、福地君って生徒を当てるようにするのが面白かったです。
  • 暗号が電車の駅名だと気づき、実際に路線図を見て照らし合わせていましたよね。あれ、実在しない駅名でした。って、あの量の駅名を考えたのだとすると、スタッフさん?脚本家さん?とにかく、考えた人すごい!
  • 片道6時間かけて福井に行った内海君、お疲れ様!君は偉い!昭和の男こと福地刑事にもついていくし、偉い!
  • いつもエンディング曲の入り突然で、気になって仕方がなかったんですが、今回は良かったです!きっと静かなところに、イントロのギターの音が入ることで、自然な入りになるんでしょうね。そして、感情的な時矢刑事とも合っている歌でした。

 

気になったポイント

  • 時矢刑事、捜査のためにたくさん山道を歩いてきたはずなのに、靴底が真っ白で全然汚れていませんでした。きっと撮影順逆だったんだろうな…。細かいところが気になります。
  • 毒草で錯乱させて鳥居から飛び立つように転落…ってけっこう運に振り切った殺し方ですよね。なんだったらうずくまったままの可能性もありますし。まあ、鳥居をくぐったかどうかは後から付け足すとするから、転落すれば儲けもの、くらいだったのかな…。
  • 村長、あっさり片道6時間かけて福井に行くのね。

 

感想

まるでTRICKのような…

田舎だ~、伝説だ~、呪いだ~、でも実はトリックがあるんです。っていう感じが、まるでドラマ『TRICK』みたいだなぁと思いました。TRICKの堤幸彦監督っぽく、画面を揺らしたりいっぱいアングルを変えたりしたら、もはやTRICK。

 

あ、でもオマージュとかパクリとかではありません。全く違う。こういう伝説や呪いめいた話はTRICK以外にもたくさんありますし、単純にどちらのドラマも好きなファンとしての、「楽しい」という感情が大前提の感想です。

 

村を愛するからこその復讐か

今回の話はいろいろ想像しましたね。まあ伝説や呪いなんてのは嘘でしょうから、誰かが殺したんだろうと。「村を裏切った」という言葉が気になったので、村を愛しすぎた人間の仕業だろうなと思いました。

 

それはあながち間違っていなかったんですが、狙いを定めていた人物が違いましたね。まさか村長が村を裏切っているとは思わなかったです。そして犯人は村を愛して、村に住む人を愛していたから…。

 

気持ちとしては、犯人側の方がわかっちゃいますけどね。なんだったら村長がやってきて殺そうとしたから抵抗した、正当防衛ですし。過失致死かな。死体損壊と死体遺棄には問われるかもしれませんが、殺人ではないよなぁ。

 

村長が“限界集落”と行ってましたが、こんなことがあればまた人も流出しますし、村のこの先が心配です。

 

伏線がすごい

今回は伏線がたくさん散りばめられていて、気づくこともあれば気づかないこともあり、驚きました。

 

山菜が毒草というのは想像がつきました。そこから錯乱して転落死したんだろうっていうのも推理として結びついて。また、殺された村長の指先から枝が見つかったことで、その木が福井にしか生息しないから、林業の羽山さんが犯人だろうなとも推理できました。

 

一方で、丸太が増えていることには全く気づかず、遺体を川に流したのも想像がつきませんでした。でも急な川があるのは、冒頭の地図に描いてあるんですもんね。それも伏線だったとは!

 

また、幸子さんを殺した犯人が、ブランド物の帽子を買えるほど羽振りが良かったというのも、風力発電側からの賄賂というつながりがあり納得。大ざっぱなトリックではありながらも、きちんと伏線があったので、楽しみつつ納得させられながら、見られました。

 

時矢刑事の琴線に触れた?

八咫神村の転落死の事件は、時矢刑事が過去に解決できなかった事件と結びついていました。おそらくは八咫神村のことが気になったのも、過去の自分から呼ばれたような、勘というよりは記憶として感じていることがあったからなんでしょうね。

 

そして、犯人が気持ちを吐露する場面で、時矢刑事が…

 

「殺されて当然の人間なんていない!」

 

とすご感情的になっていたのが印象的でした。それこそ、前回、記憶をなくす前の時矢刑事が但馬さんに対して、感情的に怒っていたときくらいに。ニュー時矢刑事がこんなに怒っているのは、今までになかったですよね。

 

まるで琴線に触れたような…。その発言に関する、何かしらの過去があるのかなと。それが記憶を失ってしまった理由にも関係しているのかも、と私は予想しました。…どうでしょう?

 

次回:記憶をなくした犯人!?

有名な私立学校の校長が刺殺体で発見される。犯人と思われる女性が自ら飛び降りたが、奇跡的に助かる。が、彼女は記憶喪失で自分の名前すらわからず、素性もわからない。同じく記憶をなくしている時矢は「自分が解くべき事件」だと思い…

記憶をなくしてしまった容疑者なんて、これは時矢刑事が「自分こそやらなければ!」と思う事件ですよね。彼女はなぜ記憶を失ってしまったのか、そもそも本当に記憶を失っているのか、彼女の正体は誰なのか、そして犯人は…すでにいろんな謎が気になり、早く次回を見たいです!

 

 

aoikara

 

▼刑事ゼロ 第6話 記事はこちら

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