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刑事ゼロ 第4話 感想 今の時代なら透明人間にもなれる?

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透明人間になってみたいaoikaraです。今回のトリックに利用されていた透明人間になって、映像を見て「おお~本当だ!すごい!」とか言いたいです。

 

というわけで今回のテーマは…

 

刑事ゼロ 第4話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼刑事ゼロ 第3話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第4話 ゲスト

野間口徹、西原亜希、田中偉登、弓削智久

 

第4話 あらすじ

深夜、京都市内の中古品買取店で、時価500万円の純金の延べ棒が盗まれる事件が起きた。事件当夜、偶然店の前を通りかかり、怪しい男を見かけた時矢暦彦(沢村一樹)は捜査の行方が気にかかる。

 

店長・高沢真浩(弓削智久)から防犯カメラが作動していたことを聞き、時矢も佐相智佳(瀧本美織)も安心するが、そこへ現れたのはサイバー犯罪対策室の主任・但馬正樹(野間口徹)。但馬は「これは単純な窃盗事件ではない」と言い放つ。

 

但馬にうながされ、防犯カメラ映像を確認すると、金の延べ棒が空中を浮遊して画面から消える映像が残されていた。まさに“透明人間”の犯行のように見える映像に、時矢と智佳は驚くばかり。

 

実は、この店が警備会社から導入している防犯カメラは、年齢や性別などの条件を設定すれば、その条件に合致する客を映像から消すことが可能なものだった。つまり犯人は警備会社のシステムに外部からハッキングし、自らが映らないように条件を設定。

 

同時に通用口のロックや非常ベルを解除して店内に入り、堂々と延べ棒を盗み出したのだ。但馬は前代未聞のハッキングによるサイバー犯罪と位置づけ、13係も捜査に参加することになった。

 

この防犯カメラ映像解析ソフトの開発者でもある警備会社社員・北浦菜月(西原亜希)も全面協力を申し出るが、その矢先、店で高沢が殺害される事態が発生して!

 

また、時矢はまったく覚えていなかったが、3年前、一時だけ13係で時矢と但馬はコンビを組んでいた。そして、但馬はなぜか時矢に強い恨みを持っているようで…。

 

参考元:第4話|ストーリー|木曜ミステリー 『刑事ゼロ』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 記憶喪失で人の顔を全然思い出せない時矢刑事。たくさんの人が集まるパーティーとかもう大変。こそっと教えてくれる佐相さん。「私はトリセツか!」って自分へのツッコミも笑いました。まるで政治家と有能な秘書みたいな関係性ですね。
  • 二日酔いしない福地刑事がすごすぎます。しかも日本酒飲んでいたんですよね。恐ろしい~。
  • 福地さん、悪そうな中学生の男子生徒を正座させて口を割らせるって、何をしたんでしょう、怖い。
  • 13係の部屋で時矢刑事が調べたいと敬礼するところで、みんなが倣おうとしていて、ちょっと面白かったです。

 

気になったポイント

  • デニムジャケットとテーラードジャケットの重ね着って、男性のファッションとしてあるんですかね?ミックスさせた時矢刑事の服装が不思議でした。ああいうのあるのかな。
  • 不良っぽい中学生の男子生徒、髪を染めたり制服を着崩していたり、悪そうにしていますが言葉使いが良いんですよね。実は良い家で、グレているだけかな?
  • 林田悠斗君が犯人かもとなって、北浦さんが金塊を悠斗君の自宅の庭に隠す時間があるって、警察の対応遅すぎませんか?ちょっと気になりました。
  • エンディングの入りがいつも変な感じだな~と気になるんですが、そもそも曲が唐突に始まるから、仕方ないんですね。良い曲なんだよな。

 

感想

割と推理が当たっていた

今回は犯人と動機も合わせて推理して、けっこう当たっていました。技術者の北浦さんが会社への不満がかなりあった時点で、「あ、犯人かも」と思いました。警備システムの脆弱性問題提起したくて、盗難事件を仕組んだのかなと。大当たり。

 

実際に悠斗君が起こした盗難事件に便乗したとか、店長が物を盗んで転売している犯罪者だったとか、までは読めませんでしたが。

 

北浦さんは盗難事件については裁かれますが、殺人はどうなんでしょうね。正当防衛が適用されそうです。殺す意図はなかったわけですし、覆い被さっている映像とかが証拠にもなりますし。彼女が仕組んだことで人が死んでしまったという重い事実は受け止めるべきだと思いますが。

 

問題は北浦さんが務めていた会社ですね。システムの脆弱性を放置していたのはもちろん、SEを営業に回して仕事をさせないパワハラ、その社員が盗難事件を企てて、しかも人を死なせた…あの会社はもう終わりでしょうね。

 

今の時代なら透明人間にもなれる?

防犯カメラのシステムを利用して、犯行を隠し、まるで透明人間のようにもなれるのは驚きました。今の時代ならできなくもなさそうだなと。

 

昔も、オカルト系に見せかけてトリックがあった、みたいな透明人間ネタのドラマの話はありましたが、今や実際にありそうなわけで。技術的に透明人間になれる時代なのかーと思うとすごいですね。

 

でも、あのシステム、そもそも該当しないお客さんの映像を消す必要ないですよね。商品のターゲットではない客層を消すシステムですが、それは映像ではなく数値化とかデータ化すれば良いだけで。

 

映像はあくまで情報を得るための手段ですし。映像で人が消えても、情報を得たい人(マーケティング側?)にとってメリットなくないですか?結局は数値でデータ出すんですよね。

 

あと復元はできないはずなのに、悠斗君の映像を再現できた理由も気になりました。ちゃんと見ていなかったからかもしれませんが、よくわかりませんでした。

 

『スペシャリスト』のキョートマン!

今回、あのキョートマンが出てきましたね!宅間善人さんが作ったキャラクターです。時矢刑事の口からその名前が聞けるとは!草彅剛さんが主演したドラマ『スペシャリスト』のファンとしてはうれしいです。

 

しかし、キョートマンがトレーディングカードにまでなっていたとは…。警察としてその商法はありなのかは気になりましたが、ドラマとしての遊び心がうれしかったです。

 

「忘れない」但馬さんなりの正義だったのか

但馬さんが時矢刑事に対して態度が冷たく、しかもビフォー時矢刑事が「おまえは刑事を続ける資格がない」とも言ってたので、何かあったんだろうなと思いました。但馬さんが証拠捏造とか違法捜査をしたのかなと。

 

ところが、但馬さんなりの正義感だったとは。被害者を思う気持ちがあり、包み隠さず情報を伝えたいという思いがあったんですね。今回の犯人だった北浦さんにも、「あなたは被害者だったのに…」と言ってましたし、被害者側の気持ちに寄り添う刑事だったのでしょう。

 

ただ、時矢刑事の言う通り、正義感がバランスを欠いてはいました。被害者が復讐を企てたり、今回のように別の犯罪に利用したり、新たな犯罪を生む可能性があるわけで。

 

時矢刑事の手の傷は、そんな新たな犯罪に立ち向かった守るための傷だったとか、格好良すぎますね。さすがビフォー時矢。こういう展開だと刑事を辞めてしまう人も多いんですが、但馬さんの刑事を続けていくという選択が良かったです。正義感がある、良い人でした。

 

但馬さんの「僕、忘れません」って言葉に、時矢刑事が「うらやましい」ってつぶやいちゃうオチも面白かったです。良いシーンなのに締まらない感じで(笑)たしかに記憶喪失だったら、忘れないのはうらやましい限りですよね。

 

次回:トリックっぽい

時矢はコンビを組む佐相と共に、八咫神村を訪ねる。村職員が転落死したという事件で、ただの事故だと思われるが、村長は「八咫神様の天罰が下った!」と言う。そのような伝説があったらしく、村では第二の事件まで起きてしまう。

なんだかドラマ『TRICK』っぽい話ですね。おそらくは天罰ではなく誰かが仕組んだことなのでしょうが。どう解き明かされるのか、どんな“トリック”なのか、次回も楽しみです。

 

 

aoikara

 

▼刑事ゼロ 第5話 記事はこちら

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