中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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刑事ゼロ 第1話 感想 記憶をなくした刑事のゼロからのスタート

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記憶力は昔良かったaoikaraです。神経衰弱が強い子どもでした。今は…察してください(笑)

 

というわけで今回のテーマは…

 

刑事ゼロ 第1話 感想

 

記憶のない刑事が主人公のドラマです。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

 

第1話 ゲスト

富田靖子 高橋光臣 徳井優 大澄賢也 / 小林稔侍

 

第1話 あらすじ

京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は「京都府警に時矢あり」といわれるほど優秀な刑事。だがある日、容疑者・能見冬馬(高橋光臣)を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。

 

病室で目を覚ましたとき、なんと刑事生活20年間の記憶を失っていることに気づく…!

 

時矢は見舞いにやって来た元相棒・福知市郎(寺島進)は、風貌から暴力団関係者と誤解。また、新たにコンビを組むよう命じられたのは、新人女性刑事・佐相智佳(瀧本美織)。

 

さらに、深夜に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺された事件を聞かされて、時矢はビビりまくり。遺留品に書かれた血文字の暗号のようなものを見せられても、まるでピンとこない。

 

記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たに発生した殺人事件の初動捜査に当たることになった時矢。被害者のフリーライター・今宮賢は公園の鉄棒に吊るされていた挙げ句、鉄棒と遺体の前面には色付きの粘着テープが奇妙な形で貼られていた。

 

すると、粘着テープに顔を近づけた時矢は、「同じ匂いがする…!」と、驚愕の一言を発する。実は、失った記憶の代わりに鋭い嗅覚など研ぎ澄まされた五感が備わった時矢は、そこに議員殺害現場の遺留品と共通する匂いを嗅ぎ取ったのだ。

 

敏腕刑事と周囲には思われている時矢のつぶやきがきっかけとなって、あれよあれよという間に合同捜査本部が設立されることになったが、2つの事件が同一犯による連続殺人であるという根拠はほかに何も見当たらず、捜査は難航。時矢の立場は、本部内で微妙なものに…。

 

そんな中、時矢は2つの事件に残された図形が香りを聞き分ける遊び、“組香(くみこう)”に関係しているのではないかと直感。調べを進めるうち、事件の周辺に高名な小説家・鳴島恭三(小林稔侍)の影がちらついてくるが、その矢先、第三の事件が起きてー。

 

参考元:第1話|ストーリー|木曜ミステリー 『刑事ゼロ』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 女性刑事がちゃんと刑事っぽい!ドラマに出てくる女性刑事って、妙に髪の毛巻いていたり、髪をまとめていなかったり、「刑事って嘘じゃん!」みたいな人が多いので、なんだか安心感がありました。
  • 「突然記憶が戻るかもしれない、逆に一生戻らないかも」と言われて、「じゃあ明日には戻ってるかも!」とまさか良い方にとる人は初めて見ました(笑)時矢刑事のもともとの性格は楽観的だったのかな。
  • 実質初めての臨場はそりゃあ具合悪くなっちゃうよなぁ。
  • ドローンを知らない時矢刑事が話を合わせる際に、「今はなんでもドローンですもんね~」ってあながち間違ってないのは面白かったです。
  • リゾート会社の今宮社長と奥さんに話を聞くときに、弁護士との距離感で、「はは~ん、奥さんと弁護士デキてるな~」と思いましたが、まさか時矢刑事が「できてますか?」と言っちゃうとは思いませんでした(笑)いや、思ったけどさ!言うんかい!
  • 源氏物語は経費で落ちないでしょうね~。
  • 時矢刑事の仕事中の格好といい、家の中での部屋着といい、絶妙に若いですよね。中身20代ですもんね。ちょうどよく若くてすごいな~と思いました。

 

気になったポイント

  • 時矢刑事が最初に犯人を追い詰めて屋上に行ったとき、空にがありましたね。何か関係しているのか、していないのか…。
  • 内海刑事の青いスーツが、お笑いコンビ和牛の川西さんに見えて仕方ない…。
  • 最初の事件の男もWebライターで、今回殺されたのもフリーライターで、共通点かと思いきやただの偶然!やだ、嫌なヤツばっかり!なんかライターに恨みでもあるんですか、脚本の戸田山さん!

 

感想

控えめに言って…面白い!濃厚!

このドラマ面白いです。感想などを見ると賛否両論だったのですが、私は好きです。

 

おそらく推理して楽しむという刑事ドラマがそもそも好きで、トリックも手が込んでいて濃厚な物語運びで、登場人物のキャラクターも好みで、1シリーズを通して描かれる「記憶喪失」というテーマも楽しめて、と私の趣味に合っていたのだと思います。

 

今季は見たいと思ったドラマが少なかったのですが、このドラマに目星を付けていた自分のの嗅覚を褒め称えたいくらいです。

 

キャストへの感想

気になって仕方がない主人公!時矢暦彦

刑事になった20年間の記憶を忘れてしまった主人公。病院にいるときの演技が妙に若いなぁと気になっていたのですが、中身がまだ若いときだったんですね。20代半ばくらいか。おじさんになった顔を見て叫んでしまうのには笑っちゃいましたけど。いや、笑い事ではないけれど。

 

沢村さん、若い人の演技うまいなぁ。ばりっとスーツを着こなしていたときと、くだけた格好の姿は、全く違う人みたいでした。演技力の幅ね。

 

記憶を失う前はシュッとしていて、ちょっと冷たさも感じるような。いろんなことを経験した冷たさがあったような気がします。記憶を失った後はかなり楽天的でしたね。根は良い人だからこそ、取調室でも容疑者に寄り添う刑事だったのでしょう。いろんな経験があって、変わってしまったのかなぁ。

 

ただ、記憶を失ったにしては隠すのうまいですよね。四六時中一緒にいる佐相さんしか気づいてませんでしたもんね。

 

犯人への説得は心を打たれました。純粋に、見入っちゃいました。クサいセリフとかって、興ざめしてしまうときもあるんですが。言葉選びか演技力かわかりませんが、すごく良かったです。心がほっとしました。すぐにでも交渉人になれそう。

 

真面目すぎてもはやオタク!佐相智佳

相棒となる新人刑事の さんはものすごく真面目ですね。あざとくなくて、シャキッとしていて好きです。新人ではありますが、刑事としての勘みたいなのは良い感じがしますね。

 

ただ、めちゃくちゃ時矢オタク。20年間の刑事人生を完璧に記憶しているとか、努力の方向性を間違えたらストーカー。ただ、正しい努力の方向性で刑事になり相棒になるって、すごい。記憶を失っている時矢刑事を補うのには最高のパートナーですね。

 

時矢刑事、中身は20代のままだから、佐相さんを好きになってしまうのではないかと、ちょっと心配です。まあ、年の差の恋とかもあるから、いいのかな、うん。

 

歯ぎしり聞こえてきそうな福地&内海コンビ

てっきり時矢刑事のこと好意的に見てそうだと思っていたけど、実はめちゃくちゃライバル視していた福地刑事。ヤクザっぽい見た目の寺島進さんの良さが発揮されていて良かったです。

 

そんな福地刑事とコンビを組む内海刑事は真面目そうなメガネ&スーツという対照的な雰囲気。だいすけおにいさんだって全然気づかなかった…。途中で気づきました。

 

この二人のコンビが、時矢&佐相コンビといつもいつも違う推理をするんでしょうね。うん。

 

時矢の心の支え。生田目おじさん

時矢の血のつながった叔父であり、医者として記憶喪失という診察もしてくれたおじさん。秘密を吐露できる人がいるというのはありがたいですよね。時矢刑事に何かしら進展があると、良い助言なりアドバイスなり解説なりしてくれそうです。

 

元嫁!?奥畑弁護士

物語の最後の方にちょこっとだけ登場した女性弁護士。時矢刑事につかみかかっており、何やら恨みがありそうでしたね。元奥さんとのことで、時矢刑事は女性の扱いにも長けていたとのことで…あー浮気した?

 

京都らしく手の込んだトリック

京都が舞台の刑事ドラマで、京都らしさのあるテイストの、手の込んだトリックでした。

 

犯行現場に残されている暗号のようなものが、源氏香というお香の匂いを当てる遊び=組香で使われる「香の図」だったというところから、源氏物語に絡められた殺人事件だというお話。

 

実は「香の図」を「どこかで見たことがあるな…」と思っていたんですよね。お香が出てきたときに、「香の図」だとわかりました。そして、漫画『大奥』で見たことがあったんだ!と納得。

 

源氏物語は『あさきゆめみし』を読んでいたので、多少の知識がありました。とはいえうろ覚えでしたが、事件のトリックを追うくらいには理解できました。ただ、香道も源氏物語も知識としてはぼんやりですが。教養があれば、より「そうか!」とひらめけたのかな~と思うと惜しい気持ちもしました。

 

ただ、よくできていますよね。浮舟は実は死んでないとか、光源氏と薫の関係性とか、よくできてる。トリックが複雑で、そこが面白かったです。2時間飽きずにいろいろ推理しながら見られました。

 

ただ、源氏物語を現実に落とし込んだら、本当に見てられないくらい泥沼ですね。なるほどなぁ。

 

ただ、全ては小説のためと、周りを巻き込んで不幸にしていった、一番の外道である鳴島恭三は殺されずに終わってしまうんですよね。あの人こそ、一番殺されそうなのになぁ。

 

結局、事件を企てた息子の動機も、実は父親へのコンプレックスじゃないのかな。息子として、父親と同じ小説家として、なんとしてでも認めてほしかった。だから、復讐ではあるけれど、小説のために人を次々と殺した。

 

血がつながっていないと知ったから、余計に劣等感が強くなってしまったのかもしれません。憎悪の強い復讐でありながら、すごく歪んだ父親への愛情でもあったのかなとも感じました。うーん、救われない。

 

記憶を忘れても、失われない

記憶を失った時矢刑事は、ちょっと抜けた感じがありましたよね。しかし、証拠品に残されたわずかな香りに気づいたり、一度見たものを一瞬で覚えたり、小さなことでも気に留めたり、刑事らしい勘もありました。もはや、本能レベルで、考える前に動いているといいますか。

 

最初は記憶喪失のショックで脳が特殊能力が備わったとか、元々刑事としては勘が鋭いという元々天才タイプだったとか、予想していたんです。

 

しかし、実は20年間の刑事の経験を体は覚えていて、記憶で忘れていても失われていないという証明だったと明かされて、なるほどな~と感心しました。 特殊能力でも天才でもなく、経験かと!すごく説得力がありました。

 

たしかに、記憶をなくした時矢刑事が「看護師さん」と呼んでいるのに違和感があったんですよね。20年間記憶がないなら、「看護婦さん」と呼ぶだろうな、というのは私も思ったから。むしろそれが伏線だったとは!スマホの操作に手間取らないところとかもね。裏をかいてくるというか、上回ってくるわ~。

 

ただ、

 

「適当なんて絶対にダメ」

 

という一番大事なことはすっかり抜け落ちていましたけど。何かの事件をキッカケに実感したのかもしれないですね。良い記憶もつらい記憶も…。

 

撮り方や音楽といった演出も◎

他にもドラマの撮り方や音楽の新しさというのも、私の好みでした。撮り方も音楽もおしゃれで、良い意味で京都らしくなくて。ただ京都のロケーションは素晴らしくて、画が映える場所もたくさんありましたね。素敵。

 

『スペシャリスト』っぽさに納得

ドラマを観ていて、どうしてこんなに好みなんだろうな~と思っていたんです。そして、スタッフの名前を見て気づきました。そうか、ドラマ『スペシャリスト』のスタッフの方々だったんだと。

 

手の込んだトリック、京都という舞台、撮り方、音楽もろもろ、スペシャリストっぽさがたしかにありました。これもまた私の好きなドラマで、復活を望んでいたのですが、思わぬ形でスタッフの方々と再会した気持ちです。スペシャリストも続編待ってます!

 

記憶を取り戻せるのか

20年間の記憶を忘れてしまったのは、「なんで刑事になってしまったんだろう」と強く後悔していたからでしょうね。マンションから転落したことだけでなく、時矢刑事が記憶をなくしたくなるほど、つらいことが重なっていたのでしょうか。

 

となると、記憶を取り戻すのはむしろ酷かもしれませんよね。記憶がないからこそ、新しい感覚で事件を解決しているとも言えますし。

 

記憶を取り戻せるか、どうして失ったのか、それが1シリーズを通してのドラマのテーマだと思います。記憶が戻れば、さらにハイブリッドな時矢刑事になりそうな気もしますけどね。一筋縄ではいかなそうですが、今後の展開も楽しみです。

 

次回:過去の自分から記憶のない自分への挑戦状

時矢は 元妻である弁護士の奥畑から書類を預かる。それは時矢が7年前に解決した事件が、冤罪だったかもしれないという書類だった。自分が冤罪を生んだかもしれない、そんな気持ちから時矢は佐相と再捜査を開始する。

 うわ、第2話にして無理ゲーな課題来ましたね。記憶にない7年前の事件の再審があって、記憶がないのに証言しなきゃいけない。ただ、記憶がないから、余計な思い込みはなく再捜査はできる。冤罪ではないと思いますが、これはまた難しそうですね。楽しみです。

 

 

aoikara

 

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