中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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自宅から一歩も外に出ず確定申告!e-Taxならスマホ・パソコンでOK!添付書類の提示・提出もナシ

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毎年、確定申告に悪戦苦闘しているaoikaraです。フリーランスでライターをしているもので、何年も所得税の確定申告をしてきました。そして、今年もすでに終わらせました。しかし、一年に一度のことなので、毎年やり方を忘れてしまうんですよね。

 

しかも、在宅ライターなのに、確定申告では税務署に出向かなければならず、面倒だなとも思っていました。

 

ところが今年、衝撃の事実を知りました。

 

えっ、自宅から一歩も外に出ず確定申告ってできたの!?

 

と。そう、ネットにつながるパソコンか、そして今年からはスマホでも、e-Taxを使って自宅で確定申告ができるんです。

 

e-Taxがあるということは知っていましたし、税務署のパソコンからe-Taxで送ったこともあります。でも、結局は必要な書類を提示・提出しなければいけないので、自宅で作成しても税務署に出向くなら…と思っていたのですが、

 

その必要もなく、完全に自宅から一歩も出ることなく作成できると、今年になってやっと知りました。

 

なので、今後忘れないために、いままでの経緯や、自宅で行う確定申告の方法について、自分用にまとめておきます。

 

 

私の確定申告歴…

収入が少なすぎて控除内!

私がフリーランスで収入を得た最初の年、確定申告をしたのですが、収入が少なすぎて経費もろもろで控除内に収まりました。

 

その際は、確定申告の収支内訳書や申告書は、厚みのある説明書きを読みながら、手書きで頑張って書いた記憶があります。まあ、結局税務署の方に手直しされたんですけどね。申し訳ないです。

 

確定申告をするのが初めてでどこまでが経費で良いのかも知らず、そのときに税務署の方から、とにかく領収書やレシートを保管するようにアドバイスをいただきました。まずは分類せずに保管して、年末などに分類すればいいよと。今でもその方法を採用しています。

 

税務署のe-taxで確定申告

次の年は、ありがたいことに控除内で収まる範囲ではないほどに、収入を得られました。自分のパソコンで、確定申告用の会計ソフトを使って、収支内訳書や申告書の書類を作成しました。

 

そのとき、社会保険料控除証明書を添付して提出する必要があるのに、紛失してしまったので、年金事務所に再発行してもらい、実際に取りに行きました。そのことをブログでも書いています。

 

▼そのときの記事

www.aoikara-writer.com

 

そういった社会保険料控除証明書など、必要書類を添付する用紙もあったので、郵送で提出しなければならないのかな、と思っていました。

 

作成した書類や必要な物を持って税務署に行き、受付をして、申告書を作成するパソコンが置かれた部屋の前で待機。そして、1時間くらい待たされて、作った書類を元に記入して、e-Taxで提出していました。

 

その際に、e-Taxで必要になってIDとパスワードが記された重要書類も受け取りました。これは紛失しないよう、大切に保管しています。たぶんこのときにe-Taxの説明も受けていたと思うのですが、私が忘れてしまったのでしょう…。

 

源泉徴収票、社会保険料控除証明書など添付する書類は、郵送で提出する必要があるかと思って聞いてみたのですが、税務署の職員の方に提示しただけでした。

 

また、申告書も税務署から送られた用紙に記入したり、税務署のパソコンで作成しなければならないと思っていたのですが、会計ソフトで作った形式のまま税務署に提出するだけでも良いと言われました。わざわざ打ち込む必要はないよとも。

 

そして今年…

例年通り、確定申告の書類も作れる会計ソフトで必要書類を作成しました。ただ税務署での待ち時間が嫌だったのもあり、このまま提出して良いとも言われていたので、今年はその書類と、添付する源泉徴収票や社会保険料控除証明書なども持って税務署へ行きました。

 

すると、用意されていた用紙に、源泉徴収票や社会保険料控除を貼り付けてくださいと言われました。今まで提示で良かったのに、今度は提出…?と私の中では疑問で、ルールがよくわからなかりませんでした。

 

ぺたぺた貼り付けているときに、税務署の職員の方が話しかけてきてくれました。

 

「これだけ書類作れるんだったら、自宅のパソコンのe-Taxでやったらどう?」

「でも、郵送とか必要じゃないですか。どうせ税務署に出向くなら自宅じゃなくてもいいかと思ってて…」

「いや、e-Taxなら添付書類は保管しておくだけでいいんだよ。提示の必要もないよ」

「え!!!」

 

その後にもお話を聞いて、国税庁のHPなどでも調べた結果、e-Taxなら添付書類などの提出は必要ではないと知ったのです。私も今まではe-Taxだったので、提出のために貼り付けることもなかったということか!

 

どうせ提示か提出かはしなきゃいけないんだから、だったら自宅で作成するより、税務署に出向くのと同じだし…という私の考えは、

 

とんだ勘違い

 

だったのです。つまり、

  • 「e-Tax」なら、自宅から一歩も外に出ず確定申告ができる!
  • ネットにつながるスマホかパソコンさえあれば!

という結論にやっとのことで辿り着きました。

 

「e-Tax」って何?

「e-Tax」の正式名称は「国税電子申告・納税システム」です。国税庁のHPにはこのように説明されています。

 

インターネットで国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステムです。

出典元:e-Taxならこんないいこと:平成30年分 確定申告特集

 

自宅はもちろん税務署でもe-Taxで確定申告が行われています。最近は税務署での混雑を防ぐために、自宅でのe-Taxが勧められているそうです。

 

どおりで、税務署の確定申告会場にあんまり若い人がいないわけだ!若い人は自宅でやってたんだ!パソコンのない人とかが税務署に来ていたのか!と、今さらながら私は納得しました。

 

「e-tax」のメリット

自宅からスマホやパソコンのネットで申告

確定申告をする税務署の会場は、めちゃくちゃ混みます。私も1時間近くは待たされましたし、地域によってはもっと時間がかかる場合もあるでしょう。

 

その煩わしさから解放されて、自宅のスマホやパソコンのネットから、スムーズに確定申告ができるというのは、かなり快適なのではないでしょうか。

 

添付書類の提出省略

確定申告をする際には、記入した情報を証明するために別途で書類を添付する場合があります。例えば源泉徴収票や社会保険料控除証明書など。しかし、e-Taxなら、添付の必要がないのです!

 

源泉徴収票等は、その記載内容を入力して送信することにより、提出又は提示を省略することができます(法定申告期限から5年間、税務署から書類の提出又は提示を求められることがあります。)。

出典元:e-Taxならこんないいこと:平成30年分 確定申告特集

 

源泉徴収票“等”と書いてますが、その“等”にはどんな書類が含まれているのかわからなかったので、具体的に調べてみました。すると、e-TaxのQ&Aのサイトに、その書類一覧が載っていました。以下のようです。(※平成31年2月現在)

 

  • 個人の外国税額控除に係る証明書
  • 雑損控除の証明書
  • 医療費の領収書、セルフメディケーション税制の医薬品購入の領収書、一定の取組を明らかにする書類
  • 医療費に係る使用証明書等(おむつ証明書など)
  • 社会保険料控除の証明書
  • 小規模企業共済等掛金控除の証明書
  • 生命保険料控除の証明書
  • 地震保険料控除の証明書
  • 寄附金控除の証明書
  • 勤労学生控除の証明書
  • 給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票
  • オープン型の証券投資信託の収益の分配の支払通知書、配当等とみなされる金額の支払通知書、上場株式配当等の支払通知書
  • 住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
  • 特定増改築等住宅借入金等特別控除(バリアフリー改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
  • 特定増改築等住宅借入金等特別控除(省エネ改修工事等)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
  • 特定増改築等住宅借入金等特別控除(多世帯同居改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
  • 特定口座年間取引報告書
  • 政党等寄附金特別控除の証明書
  • 認定NPO法人寄附金特別控除の証明書
  • 公益社団法人等寄附金特別控除の証明書
  • 特定震災指定寄附金特別控除の証明書

参考元:e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「源泉徴収票」や「生命保険料控除の証明書」などの第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。|e-Tax

 

マイナンバーに関する本人確認書類の提示・提出不要

マイナンバー制度が採用されてから、確定申告にもマイナンバーが必要になりました。確定申告の際には、マイナンバーカード、あるいはマイナンバーの通知書と本人確認書類(保健省とか運転免許証)の提示や写しの提出が必要で、それもまた面倒だったんですよね。

 

このマイナンバーに関する本人確認書類についても、e-Taxで送信すれば提示又は写しの提出が不要なんです。これもラク!

 

24時間受付

税務署での確定申告は、平日、しかも時間も限定されています。e-Taxなら、期間内であれば、24時間いつでも確定申告を行えます。

 

平日に時間を作るというのは、働いている人だとけっこう大変なことですよね。e-Taxなら自分の都合の良い時間で行えるので、ありがたいです。

 

「e-Tax」を始める前の注意事項!

じゃあ、今すぐ自宅のe-Taxで確定申告ができるのかと言われると、実はNO!

 

e-Taxで確定申告をするためには、「マイナンバーカード方式」「ID・パスワード方式」を選択する必要があります。

 

「マイナンバーカード方式」

マイナンバーカード及びICカードリーダライタを利用してe-Taxを行う方法です。マイナンバーカードを取得しなければいけませんし、ICカードリーダライタを用意しなければなりません。

 

「ID・パスワード方式」

もう一つ「ID・パスワード方式」は、税務署等で職員と対面による本人確認を行った後に発行された、「ID・パスワード方式の届出完了通知」が必要です。

 

持っていない場合は、本人確認書類を持って、近くの税務署に行けば発行してもらえます。

 

私も今年(平成30年分)の確定申告をしたついでに、「ID・パスワード方式の届出完了通知」を発行してもらいました。税務署側から提案していただけて、ありがたかったです。

 

私の場合、今年の確定申告は済んでしまったので、平成31年分、来年確定申告をするときから、自宅でもe-Taxができるようになりました。

 

どちらも事前準備が必要

いきなり確定申告が自宅で行えるわけではなく、「マイナンバーカード」か、あるいは「ID・パスワード方式の届出完了通知」を発行してもらうなど、

 

確定申告の事前準備が必要!

 

と覚えておくことは大切ですね。自分で近くの税務署に電話で問い合わせてから、必要な物や手続きを確認してから赴くと、よりスムーズに手続きをしてもらえると思います。

 

今後の確定申告

今年は終わってしまったので、来年は自宅でe-Taxを行いたいと思います。納税もネットバンキングを使えば、自宅でできるはず。ということは、確定申告も納税も、自宅から一歩も外に出ずできるとなると、私としてもありがたいです。

 

技術の進歩が国の制度にも採用してくれていうのは、本当にありがたいことです。フリーランスを続けていく上で、そして社会人として必要なことなので、来年も確定申告を頑張りたいと思います!そのために頑張って働くぞ!

 

参考にさせていただいたサイト

 

 

 

 

aoikara

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