橋本マナミさんと正反対の体型をしているaoikaraです。成人なんですけど、アメリカとか言ったらお酒売ってもらえないです。
というわけで今回のテーマは…
女囚セブン 第4話 ネタバレ&感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。
第4話のあらすじ・ネタバレ
連休後は面会ハイシーズン?
花園刑務所ではいつもの女囚たちが食事中。話題は面会について。連休の後は面会が増えるらしい。皆それぞれに来てくれる人を思い浮かべているが、ナースの矢島千鶴香(橋本マナミ)だけがナイーブになっている。
千鶴香は不倫相手の院長を待っているようで…。実は、昨年も面会のハイシーズンなのに会いに来ず、暴れまくったらしい。
琴音を狙う者
とある人物が車の中で、刑務所で過ごす琴音(剛力彩芽)の様子を眺めていた。電話で刑務官の百目鬼(宍戸美和公)に「黒革の手帖のありかを調べろ」と英語で命令。百目鬼は千鶴香の資料を眺めていた。
季節外れのインフル流行
世間では季節外れのインフルエンザが流行っている。刑務所も面会シーズンで不安な要素のひとつ。
しかし、感染ゼロ記録を更新したい所長(池内万作)は、内藤法務大臣(高嶋政伸)からの激励メッセージもあり、面会は休まず、インフル対策も徹底的にする(手段を選ばない)ことに決める。
面会に来ないのは…
いよいよ面会ハイシーズン到来。女囚たちには面会人が訪れる。取り残されたのは、夫がいるフリをしている奈津(安達祐実)と、千鶴香だけだった。千鶴香は院長が言うように言われた場所は全身整形したのに、どうして会いに来てくれないと爆発寸前。
琴音の警戒心
琴音にも置屋の女将(梶芽衣子)が面会に来た。女将と琴音に「黒革の手帖」について聞いてきた週刊文鳥の記者。出版社に問い合わせたところ、そんな記者はいなかったらしい。
幸い、琴音は「なーんも知りません」と答えて、何も教えていない。ただ、「人を殺すようには見えない」と記者に言われて、心が傾きかけていたので「騙されるところだった」と安心。
女将は「あんたに近づいてくる人は全員敵」として、今後は「修羅の峠」と言う。「無事に済むかはあんたしだい」と琴音に伝えるのだった。
追い詰められる千鶴香
面会が終了して皆が部屋に戻ると、千鶴香だけがいない。一緒にいた奈津によると、暴れて服を脱いで医務室送りにされたらしい。しかも、千鶴香が医療ミスで死なせてしまったのは院長の妻らしい。
琴音がトイレに行くと、個室でぶつぶつと千鶴香がつぶやく声がする。千鶴香が出て行くと、写真が落ちる。かわいらしい表情の女の子が映っていて、琴音が誰かと訪ねると「姪っ子」と答えるが…
そんな千鶴香に百目鬼が忍び寄る。院長が別の女性と仲むつまじく歩いている姿を見せる。早く刑務所から出ないとこの女に取られると脅して。今後も院長の情報を提供してやろうと言う。千鶴香は「お願いします」と頼み込み…
パンデミック発生!
刑務所ではうめ(木野花)がインフルになったのを皮切りに、次々に感染。刑務官までインフルになってしまい、パンデミック状態で混乱が起きる。
ナースの狙いは琴音
女囚の部屋も千鶴香と琴音だけ。琴音も発熱してだるそうにしている。と、千鶴香がにやりと笑い、注射器を取り出した。実は百目鬼から渡されていた自白剤で、打ったら談話室に連れてくるように指示されていたのだ。
琴音を刺そうとしたところで、間一髪、琴音が千鶴香の腕を掴んだ。実は具合の悪いフリをしていただけだったのだ。そして、琴音は「誰に渡されたんどす?」と聞く。千鶴香は答えない。
医療ミスの真相
いつもの通り、琴音は京都弁でとつとつとしゃべり倒す。千鶴香はいつも嫌なことから目を背けていると責める。あの写真も過去の千鶴香だろうと。
院長が結婚詐欺で何人もの女性を騙し、とうとう訴えられたという記事を見せる。院長からとっくに見捨てられていることからも目を背けていると言う。
しかし、不倫は人の嫉みに過ぎないと否定しない。千鶴香が院長と付き合っていた理由を聞く。「恋でも愛でもなく打算では?」と。しかし、千鶴香は「違う!もう待てなかった」と返す。
千鶴香の回想。院長から「あいつさえいなければ君と一緒になれる」と妻の愚痴を言われ、さらに「殺してくれないか?」と院長が言い出したのだ。妻の整形手術があるから、その最中に殺してくれと具体的な計画まで語って。
琴音は全てはゲス医者が悪いと言う。
「悪いのは罪を犯した奴やない。罪を犯させた奴や」
琴音の作戦はまだ終わらず
もう一度琴音は、自白剤を渡したのは誰かと聞く。千鶴香は「百目鬼」と答える。それを聞いた琴音は、自分に自白剤を刺し、にっこりとほほえんだ。
ふらふらになった琴音を千鶴香が談話室に連れて行くと、百目鬼がいた。二人きりになり、百目鬼は琴音を脅す。「その手帖には誰の名前が書いてある?」と口にして…
琴音はぐっと顔を力強く上げ、「そうどすか。誰かの名前が書いてあんのどすか。これでぜーんぶ、わかりましたわ」と言って笑うのだった。
談話室には別の刑務官が現れて、琴音がインフルエンザだからと連れて行こうとする。それは千鶴香が出した助け船だった。
千鶴香の変化
千鶴香は院長に殺人教唆をされていたという自供をする。結果、院長は逮捕。内藤大臣への手柄になると、所長は大喜び。
政治に潜む闇
料亭にて、琴音の芸妓仲間である小春(久住小春)がボイスレコーダーを隠して、座敷に上がる。そこにいるのは内藤大臣。「ここで殺人があったとか」と聞くが、女将ははぐらかす。女囚の自供により新たな犯罪を取り締まったと褒められ、上機嫌な内藤大臣。
内藤を総裁にという声もあるが、それを聞いている秘書は暗い表情をしていたー。
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という話でした。うーん、まだまだわかりませんね。詳しい感想を書いていきます。
第4話のGOODポイント
- 琴音の呼び名が「どべ」から「芸妓」になってる、元ヤン沙羅(トリンドル玲奈)のわかりづらい優しさがかわいらしいですねw
- 私も橋本マナミの胸が目の前にあったら…揉むなぁ。女だけど。
- フランスパン、何であったの!これが伏線だとしたらすごいけど絶対ないね!
- 沙羅がナースが院長に言われるがままに整形手術をさせていたことに「実験台じゃねえかよ!」っていうの、あれ優しさだよなぁって感じました。
- 週刊文鳥、ピヨピヨ。
第4話の気になったポイント
- 刑務所の事情についてツッコむのは切りがないので割愛。
- みんなが急にインフルになったことについては、特別な事情はないんですね。マスクの箱の中にウイルスがあったのかと疑っちゃいましたけど。じゃあ、琴音とナースが二人きりって何の偶然なんだろう。ちょっと違和感。
- ベッドに2人…ないでしょ!
- 「不倫は悪くない」って答弁は今のご時世はアウトでしょうね。今までの琴音の啖呵の中で一番説得力がなかったです。
第4話の感想
ナースの裏事情はたいしたことなかった
今までの女囚たちには同情できた部分もあったんですが、ナースは自業自得感があるんですよね。勝手に不倫して、勝手に整形して、男に騙されて奥さんを殺して。かわいそうな部分もあるけど、だいたい想像できた事情でした。やっぱり奈津が一番衝撃的かな。
でも、琴音のおかげで目を覚ませたのは良かったですね。愛しているからこそ殺人教唆だったこと黙っていたわけですし、真実を話して、いろんな重荷を下ろせたのは良いこと。
今まで愛していた誰かのために生きていたのが、自分のために生きていくことになる。琴音を最後に救ってくれたのも“自分の意思”でしょうね。ネガティブモンスターのナースが見られないのは少し残念ですが…次回からキャラ変するんですかね?w
琴音の環境がハードモードすぎる
琴音は近づいてくる人はほぼ敵というハードモードな刑務所生活。まあ、でも慣れてきたら「全員敵」と思えるんで逆にわかりやすいかもしれませんね。
あの記者も真実を暴こうとしているわけではなくて、政治家側の人間だったとは。琴音も心を開きかけていましたし、もう少しでしゃべってしまうところだったでしょう。危なかった…。
自白剤を打たれたフリして、逆に相手から「黒革の手帖に書かれているのは名前」という情報を得て、自分が考えていることを確信するというのは見事でした。身のこなしっぷりもありますし、琴音もただの芸妓とは思えないんですが…もしかして公安の人間とか?
今後の展開を予想してみた
- 政治家のスパイをやっていた芸妓が何らかの情報を握った
- →結果、その情報のせいで殺された
- →殺したのは黒革の手帖の人物
- →それを知っているのは琴音
- →だから罪をなすりつけられた
- →見張っているのはその名前の人物?
- →指示しているのは記者のフリをしていた男?
- →刑務所内部にも黒幕がいる?
だとしたら琴音は黒幕が誰か特定して(内藤大臣?)、何らかの機会(刑務所のイベント)で大々的に告発するっていう方法でしか無理かな。証拠もないとな。うーん、ハードモードだわ、やっぱり。
次回:黒幕はあの人!?
花園刑務所では『更生プログラム強化週間』により、犯罪被害者の気持ちを知るためのカリキュラムが行われる。つまらなさそうな女囚たちだが、うめだけは積極的。そんなうめは老老介護で夫と義姉を殺したらしいが、「もうひとり殺した」と告白して…。一方、琴音の置屋の女将は謎の大金を受け取って…
ラスボスってうめ!?と思わせるような予告でしたね。「もうひとり殺した」って誰なんでしょう。社会的に殺した、という意味で息子のような気がしますが。そして、女将も政治の黒い闇に巻き込まれていきますね。これからの展開も目が離せません。
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aoikara
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