中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

スポンサーリンク

はあちゅうさんの「童貞いじり」は何が問題だったのか真面目に考える

スポンサーリンク

f:id:aoikara:20171229195445j:plain

幸運なことにセクハラやパワハラなど、ハラスメントの被害にはあったことがないaoikaraです。私の人生の大半は引きこもり生活ですからね。それでも、今は被害に受けている人も多いし、運が良かった。

 

今回のテーマは

 

パワハラ・セクハラ・いじり

 

です。難しい話です。

 

記事を書くキッカケ

今回セクハラについて書こうと思ったのは、ブロガー・作家であるはあちゅうさん(ご本人のTwitterから肩書きを引用)の告発を見たからです。

 

www.buzzfeed.com

この記事を読み、仕事と自分の周りのこと以外はそこまでつぶやかない私も、賛同する思いがあってツイートしました。

 

 

その流れではあちゅうさんが過去に「童貞いじり」のように捉えられるツイートをしていたことから、「自身もセクハラをしているのでは?」と批判が殺到。それに対して「あくまで童貞というコンテンツが好きでネタにしているだけ」とはあちゅうさんは説明して、炎上っぽくなっていました。もちろん、はあちゅうさんに賛同する方もたくさんいました。

 

結果、はあちゅうさんは「童貞いじり」について謝罪。しかし、数日後に謝罪を撤回。再び炎上…というのが告発から1週間ほどの流れです。

 

最初に断っておくと、私は、はあちゅうさんのファンではありません。この問題を知ってから応援したいなと思ってツイッターをフォローしたのですが、その後の流れに残念な気持ちになってしまったので一瞬でフォローを外してしまいました(ツイッターとか見てるならファンじゃんとか言われたら嫌だと思って書いてます)。

 

だから、彼女に関しては

  • はあちゅうさんという名前。
  • 電通に勤めていた。
  • インフルエンサー。
  • 作家と自称していたなぁ。

ぐらいの知識しかない。今回の件で初めて本名を知ったくらい。だから、ファンでもなければアンチでもないよということを前提にして書いています。流れを見た上で、今のところも素性も人となりもあまり知らない。

 

私自身がこの記事を書こうとしたのは、はあちゅうさんが「童貞いじり」をしているというツイートが話題に上がっていたとき。そして謝罪して、それを撤回してという流れでなんだかもやもやしてしまったから。もう十二分に語り尽くされた感はあるけど、自分のもやもやをアウトプットしたいので、書きます。

 

最初に

はあちゅうさんが受けていたセクハラ被害のことと、はあちゅうさんがしていた「童貞いじり」に見えるようなツイートについては、私は別々の問題だと思います。

 

セクハラ・パワハラを告発したからこそ、過去のツイートが問題視されたのですが、突き詰めていくと違う問題じゃないかと思ったので。切り離して考えたいと思います。

 

件のパワハラは絶対にダメだ

“パワハラ”だけ取り上げる理由

まず、パワハラについて。セクハラを記さないのは、証拠がないから。もちろん、はあちゅうさんの証言が本当だとすると、告発されている男性はパワハラもセクハラもしていたのでしょう。

 

しかし、男性はパワハラについては認めて謝罪していながらも、セクハラは否定してします。だからこの人の言うことが正しいのか、というわけではありません。本当にセクハラはしていないのかもしれない。あるいは、覚えていないのかもしれない。あるいは人間は都合の良いことは忘れますから、パワハラもセクハラも覚えてないけれど、パワハラの証拠はあるからそれは認めて、証拠のないセクハラは否定しているのかもしれない。あるいは、全部覚えているけど、保身のために証拠のないセクハラだけは否定しているのかもしれない。憶測だけならこんなにもできます。でも、何が事実かはわかりません。

 

だからといって、はあちゅうさんの告発が嘘だとも思いません。もしかしたら、記憶が曖昧でパワハラは当人だけれど、セクハラは別の人物だったかもしれない。全て真実で相手が嘘を吐いているのかもしれない。こちらも憶測だけならいろいろある。

 

私の個人的な心情を挟むならば、おそらくパワハラもセクハラもあったのだろうと思います。でも、証拠がないし、一方の意見だけを採用するのはちょっと不安。どちらかを肯定し、どちらかを否定したということではないです。

 

加害者のやったことは本当にひどい

セクハラがあったにせよなかったにせよ、もうパワハラの事実だけで加害者の男性はアウトですよ。弁解の余地はない。完全にその男性が悪いです。

 

今まで何のアクションもなかったのに、媒体からの取材があったら本人にメッセンジャーを送って「直接謝罪したい」というのもなんだかなぁ。もちろん、謝るというのは大切だけど、告発しなければ「なかったこと」にしようとしていたわけでしょ。でも、「自分はとんでもないことをしてしまった」という自覚はあったから、記事が公開される前に謝罪文も公開したのだろうし。それは反省というより、保身にしか感じられない。

 

あと、加害者男性が深夜に自宅に呼び出して正座させて作業を見させ続けたり、仕事の功績を褒め称えさせたり、嫌な人間について悪口を言わせたり、上司という権力を使って「お前が誘ってきたことにもできるからな」ってことへの弁解が、

 

後輩というよりは友人のように認識していたことは否定できず、仕事以外にも友人として家に招いたことも、少なからずあったように思います。彼女にとって私は先輩であったことを考えると、家に招くこと自体も、彼女にとっては大きな心理負荷であったと、ただただ深く反省しております。

っていうのがなぁ。完全に上司としての権力を公使しての行動だし、パワハラでしょ。でもって友人にこんなことしていたらドン引きして距離置かれるでしょ。友人ならOKっていうのがにじみ出ていて嫌だなぁ、と思っちゃいました。

 

まあ、その謝罪文のことをいちいち否定し出したらキリがないんですけど、言ってしまえば絶対に男性側が悪い。ご自身の謝罪文でも記されていたけれど、当時は悪いと思っていなかったことが怖い。ハラスメントに関して言えば彼が悪いです。

 

相手の男性の名前も明かされていましたし、批判が殺到してTwitterを削除し、自身が立ち上げた会社も辞任なさったようです。社会的制裁を受けている最中ですかね。ただ、自宅を特定したり、殺害予告をするようなことは、社会的制裁をきどってただ他人を傷つけたいだけの自己満足です。ただのリンチだと私は思います。

 

名前も残るし、一生後ろ指さされて生きていくのがこれからの彼の社会的制裁です。やっていたことを激しく非難されるのは仕方がないのかなと思います。

 

この事実を受けて社会が変わるキッカケになってほしい

この告発によって、会社や組織は襟を正して、ハラスメントをする人たちに対してより厳しくなろうと、声を上げる人に寄り添おうとする社会に変わってほしいです。

 

「#metoo」の動きに反発する人はいるけれど、私は賛成。もちろん被害者は女性だけじゃない。立場が弱い男性だって被害者になることもある。

 

社会的に弱い立場の人が、強者によって蔑まれている行為は許されるべきではないし、それが変わっていく社会であってほしい。

 

はあちゅうさんの「童貞いじり」も残念な気持ちになる

問題の流れをさらっとおさらい

で、それとは別に。はあちゅうさんが「童貞いじり」のように受け取れるツイートをしていた件について。ご本人は悪意を否定しています。

 

「はあちゅう 童貞」とTwitterで検索すれば、該当ツイートは消されていないので見られると思われる。で、ご本人の言い分がこちら。

 

  • そもそも童貞っていうのはマイナスイメージではなく、むしろ誇るべきブランドのようなもの。発言であり、身内いじりのような気持ち。
  • 「童貞」をいじったのではなく、本当に童貞であろうとなかろうと、童貞「的」なことに関して言った。
  • 誹謗中傷が殺到したので、納得いかないけどとりあえず謝って済まそうという気持ちでの謝罪だったので、後に撤回。
  • セクハラではなく「表現」。

 

これに対して、理解できる部分と、やっぱりダメだったんじゃないかなという部分がありました。

 

理解できる部分

  • 電通時代のパワハラではもちろん被害者でしかないということ
  • 童貞は侮蔑的な言葉ではない

 

パワハラの件ではもちろん被害者でしかないということ

彼女が過去に男性から受けていたパワハラは、相手側からも証言が撮れているように被害者でしかありません。「童貞いじり」の問題が出てきて、パワハラの件まで叩くのは違う気がします。別々の問題。過去のことに関しては彼女は完全に被害者。

 

件のことと、「童貞いじり」を同列に語るのは乱暴だと思います。

 

童貞は侮蔑的な言葉ではない

「童貞」というのは単に性体験のない男性を指す言葉で、その言葉自体に侮蔑的な意味はありません。はあちゅうさんが、むしろ「童貞」というマインドを素晴らしいと思い、発信していきたいというのも、ご本人の自由です。それは理解できる。

 

ただ、言葉は使い方を間違えれば、人を傷つけることもある。彼女の「童貞マインド」を否定したいのではなく、使い方が間違っていたのだと思うんです。

 

個人的にここがダメだったんじゃないかと思う4点

  1. ネガティブイメージにしかならない表現
  2. 「いじり」をする立場と思われていない
  3. 「いじり」をする場所が間違っていた
  4. 批判を“個人攻撃”で片付けてしまったこと

 

1.ネガティブイメージにしかならない表現

私も該当ツイートを見てみました。なかには「そんなに悪意は感じないな」という感じのツイートも見受けられました。個人的には、全てが全て悪いという印象ではありませんでした。

 

ただ、ダメじゃないかなという表現もあって、これはちょっとなぁ…

 

この表現はダメじゃないかなーと思います。「セクハラ」と言えるのかは微妙なんですが、言い方としてどうやってもポジティブには変換できない表現ですよね。

 

救う方法のない病気

 

って、良いように解釈のしようのない表現だからなぁ。表現の自由とは言うけれど、悪意はなくても良い表現ではないことは客観的に見れば気づくことではないでしょうか。

 

ポジティブに捉えたいにしては表現がネガティブすぎる。例えば今童貞の人とか、過去に童貞でそれがコンプレックスだった人とか、「救う方法のない病気」という個性だって言われているのと同義だからなぁ。「いじり」だとしたら、その範疇を超えている気がします。

 

 

  • 童貞をいじるな
  • 童貞は取り扱い注意な言葉だから気軽に使うな

 

と、非難されているとご本人は感じているみたいですし、そういう意見もあるかと思います。でも、私はそれとはちょっと違っていて。

 

もし「童貞」っていうのをポジティブワードにしたいなら、もっと違う言い方があると思うのよ。「その童貞心を忘れないところにキュンとする」「そういうところが好きなんだよね」とかでも良いよ。

 

「愛のあるいじりだ」っていうのは言ってる方の意見で、言われている方が嫌なら嫌がらせなのよ。相手も受け止められる「いじり」になれば良いと思うんです。いじりだとしたら、いじり方が下手で大やけどしているテレビの芸人さんみたいなことになっています。

 

2.「いじり」をする立場と思われていない

はあちゅうさんの「童貞」マインドを考えてみる

そもそも、彼女は「童貞」に対してどう思っているのか、彼女が主張する「童貞」に関する動画を見てみました。

 

www.youtube.com

 

ご本人もツイートされていた動画なので拝見。

 

はあちゅうさんは、親しい友達があまりいなかったらしく、友達との距離感について最近知ることが多いので、自身を「友達童貞だった」と語っています。

 

おそらく、はあちゅうさんは経験したことのない状況を「童貞」に例えているのでしょう。未体験だからふわふわしてしまうあの感覚、期待感。たしかに感情として、童貞ではなくても、女性だとしても、感情として共感できるものではあります。それを、自分の中にもある「童貞」として表現しているみたいです。

 

「処女作」って表現の感覚で使っている感じですかね。「処女」って言葉だけだとセクシャルさが際立つけど、「処女作」って嫌らしい感じがないじゃないですか。想像が膨らむ人は別としてね。そういう気軽な感じで「童貞」って使っているのかな、という印象を受けました。

  

たぶんはあちゅうさんは「童貞」を自分のことを語る感覚、自戒とか自虐の意味で使っているのではないでしょうか。だから、誰かを傷つけるわけではなく、自虐をするように「いじり」をした。自分が同じ立場の人間で、身内いじりをしている感覚でのつぶやきだったのでしょう。

 

さらに、周りが使うよりも気軽なイメージを持っているはあちゅうさんは、そこまで重みのある言葉だと思わずに、使っていたのでしょう。

 

立場が違うから「自虐」になっていない

ただ、傍から見るとはあちゅうさんは成功者だし、負の人間には見えないんですよね。私も動画を見て「意外だなぁ」と思いましたし。

 

だから、「童貞」って使ったところで「自虐」や「身内いじり」に見えないんですよ。ご本人と周りの考える“立場”が違ったんじゃないかな、というのが2点目の間違い。

 

だからこそ、強者が弱者を晒して笑っているように、自分より下の人間を見下して笑っているように見えてしまうツイートだったのでしょう。いや、違うんだろうけど、残念ながら周りからはそう見えてしまっています。

 

動画を見た感じは嫌な人って感じはしませんでした。バカにしてる感じもありませんでしたし。本当にそう思っているんだろうなという印象です。

 

童貞になれないんだもの

あと、どうしたってはあちゅうさんは「童貞」になれないですよね。そもそも性別が違うわけですし。だから、自分と同じ目線で話そうというのにも限界があるのかなと。今の社会だと。そういう認識だから。身内いじりにはどうしたってならない。

 

自虐というのは自分を虐めると書きますが、今回の発言は“自分”つまりはあちゅうさんのことだと思われていないから、その虐める行為が他者に向けられているように見えたのでしょう。

 

3.「いじり」をする場所が間違っていた

ノリが合ってない

「いじり」が全て悪だとは思いません。本当に親しい間柄の人とは、言葉でいじり合ったりするというコミュニケーションもあるのは事実。ただし、相手が嫌がっていれば、もちろんアウトです。お互いが楽しんでいるいじりならありですけどね。

 

ただ、それは対人でのコミュニケーション。Twitterとなると話が違います。非公開アカウントでやりとりをするなら、SNSを介した対人のコミュニケーションですが、全世界に公開した大きな主語の「いじり」は、その主語の人全員に向けての発信になってしまいます。

 

例えば、自分の彼氏が浮気ばかりするからと「男は浮気する生き物」と友達に話せば「わかる~」となるかも。同じ感覚のコミュニティだから。でも、匿名のツイートだと、「いや、浮気しない男もいるよ」と返信が来るかもしれません。「私の彼氏は浮気ばかりする」だったら、他の男性は巻き込まないですよね。

 

はあちゅうさんも、童貞を素晴らしいと思っている感覚のコミュニティでいじり発言をすれば話が大きくなることはなかったでしょう。全世界中の人が見られるTwitterでそのノリを出したツイートをしたので、大きな主語に反応する人がたくさんいたのだと思います。

 

Twitterは無機質な文章

例えば、「〇〇さんって童貞なんだ」と誰かのことを言うとします。ニヤニヤしたりドン引きした表情で「〇〇さんって童貞なんだ」と言うのなら、たぶんバカにしてるって感じるでしょう。逆に「〇〇さんって童貞なんだ~」と明るく朗らかに言ったら、侮辱しているようには聞こえないはず。否定的ではないし、あまり不快ではありません。

 

これが人を指すことではなく、例えば童貞的なことを発言するとしても同じ。同じ内容でも、しゃべりならば言い方や表情でその意図がわかるります。ただ、Twitterはどうでしょうか。

 

Twitterは相手の顔もわからない、表情もわからない、どんな思いで書いたのかその真相はわからない、無機質な文章です。

 

たとえポジティブな気持ちで書いていたとしても、それが伝わらない文章なら意図がどうであれ、勘違いされても仕方ない部分はあります。曲がって捉え方をされるとかはまた別ですけど。つまり、表現が未熟だったってこと。

 

活字は伝えるのが難しいです。でも、伝わらない部分でも伝えるように書くのが物書き。はあちゅうさんは作家ですから、そこを咎められるのは…致し方ない部分があるのかもしれません。

 

炎上を避けるには、愛のあるいじりとも割れるようなもっと良い表現を熟考するか、発言を別の場所でした方が良かったと思います。

 

批判を“個人攻撃”で片付けてしまったこと

「私は悪くない」という主張に見えてしまう

私は上記の点で、はあちゅうさんに間違いがあったように見えました。圧倒的悪!ではないですけど、相対的に悪い方に傾いてしまった、という印象。ですが、ご本人は…

 

 

もちろん、影響力のある人ですし、名前も知られた方だから、ただ個人的に攻撃している人もゼロではないと思います。たくさんいるでしょう。

 

それに、はあちゅうさんのマインドを知っている人たちなら、あの発言がそんなに悪いとは感じないと思います。まさに身内いじりを身内として見ていた感じなだけだから。フォローしてくれる人もたくさんいたからこそ、よけいに「なんで批判されたの?私が嫌いな人の個人攻撃じゃない?」って思いやすくなりますよね。

 

でも、Twitterって身内だけがいる場所じゃないんだもの。もし、発信するなら、身内しか見ない場所にするとか、内容や表現を考えるべきだったとやっぱり思うのよ。っていう意見が個人攻撃と言われてしまうと、私は切ないなぁ。

 

彼女だったから、じゃないですよ。表現が稚拙だったのと、TPOを間違えた発言だったから。

 

ともすれば被害者意識の加害者に近づいてしまう

「私は愛のあるいじりだった」

 

というのは、セクハラやパワハラ加害者の

 

「私は相手を思ったからこその行動だった」

 

というのと一緒になってしまうかもしれません。それは、ご本人が一番望ましくないことではないでしょうか。

 

「あの人が良いのに、なんで私はダメなの?」ではなくて、当人の発言が問題になっているのだから、他の人はって比較する話ではないと個人的には思うのです。

 

もちろん、人を傷つけることしか目的としていないような心ない発言はシャットダウンして良いです。そんなのは言う人が悪い。傷つける発言だと責めている癖に自分たちも人を傷つける言い方をしてやろうとしか考えていないのは、本末転倒ですよね。

 

ただの個人攻撃ではない意見も知ってほしい 

もちろん、はあちゅうさん個人が嫌いで、やることなすこと否定する人は少なからずいると思います。でも、私は彼女の人格を否定したり、やってきたこと全てが間違いだとか思わない。アンチじゃないんだもの。ファンでもないし。全く個人攻撃じゃない。でも、件のツイートは「うーん…」って気持ちにはなった。好意的には見られなかった。

 

だからって私に向けて謝罪しろなんて全く思わないのです。ただ、物書きとしては、自分が書いたことが意図していない方向で誰かを傷つけてしまうというのは、ものすごく切ないことですよね。そのことには謝罪というか、反省して「どうしたら傷つけない書き方ができるかな」と考えるきっかけにしても良いのではないかと思う。

 

ご自身のことを「私は自分を作家だと思っている」とおっしゃっていたことがあるし、たぶん今でもそうなんだと思うけど、世間が思っている“作家”ではないのですよね。“作家”というのは、小説を書く人というイメージがあるから。だからこそ、小説家は小説作家と言わないのに、ノンフィクション作家とか絵本作家って言うじゃないですか。

 

だからって、はあちゅうさんが「作家」を肩書きとして使用することは間違ってない。自身が思うなら、全然良いんです。それが誇りなわけですし。でも、はあちゅうさんが「あなたはライターでしょ」と言われて嫌な気持ちになるので控えてほしいというのと同様に、はあちゅうさんの言い方で嫌になる人がいたら配慮することはできるんじゃないか、と思えるのです。それだけ素晴らしい力がある方なのですから。

 

まあ、話を戻して、今回のことは「作家」を肩書きにしているのに対して「違うんじゃない」という意見がたくさん出たのときと同じような出来事だと思います。セクハラという問題が絡んで複雑になっているけど、たぶん認識の違いによって起きた問題

 

要するに、はあちゅうさんはズレてる部分があるのだ。

 

ズレてるってどんなイメージの言葉ですか?喜ぶ人もいるかもしれませんが、少し嫌な響きですよね。「いや、良い意味でズレてるよね」って言われても、言われた方はもやもやするかもしれない。

 

でも、「人とは違う視点を持っている」という言い方をしたらどうでしょう。すごくクリエイティブで良い言葉に聞こえますよね。はあちゅうさんは人とは違う視点を持っているからこそ、素晴らしい考えもできるし、多くの人に影響を与えられるインフルエンサーなのだと思います。だから、その視点はすごい。

 

ただ、認識が違うから、時にびっくりするほど言葉の使い方が鋭利になってしまっているときがある。その鋭さが、人に響くときもある。逆に、傷つけてしまうときもある。

 

傷つけてしまった一人に配慮して、を繰り返すと、自分の言いたいことなんか何も言えないかもしれない。でも、自分の言葉で人を傷つけてしまうのってとても切ないです。「そんな意図はなかったのに」って自分だって傷つく。でも、それに対して「私は傷つけるつもりはなかったのだから、悪くない」と言ってしまって良いのかな。

 

この議論はいたちごっこで、お互いに傷ついているから、どちらかが折れなければいけない。もちろん、最初に傷ついた方が「気にしないようにしよう」と思うこともできるけれど、傷ついた気持ちは消えないんですよ。

 

だったら、傷つけたと気づいた側が折れて、傷つけるかもしれない言葉の針を探す作業をしても良い。どんなに針がなくても、発言を削って針にしようとする人がいる立場だから難しさもあるけれど。

 

私らしい言葉を使って、傷つけないような言い方はできないだろうか。そう模索するのが作家でありライターではないでしょうか。物を書くという仕事に誇りを持っている方なのですから、そこだけは放棄してはいけないような気がします。

 

私なんて物書きの端くれの端くれで糸くずみたいなもんだけど、やっぱり誰も傷つけたくないもの。顔出しもしてないし本名も明かしてないし、全然リスクを取ってない癖に何言ってるんだって話だけどさ。

 

だから「中卒ライターのくせに何言ってるんだ」って吐き捨てる方がラクですよ。そうしても良いんです。人間だから、自分の心を守るためならどんな卑怯なことをしても良いし、それが卑怯だとも思わないし。

 

でも、せっかく素晴らしいし多くの人に認められている方なのだから、より研ぎ澄ませる方向を目指しても良かったのではと思う。そうすれば、ただ個人攻撃したいだけの人と、冷静に「それは違うよ」と指摘してくれる人とが、見分けられるようになるんじゃないかなと。難しいけれどね。

 

結論

「童貞いじり」の件が多くなってしまったけれど、本当に声を大にして言いたいのは、

 

セクハラやパワハラは絶対にダメ

 

ってこと。隠蔽するような会社や組織という大きい全体が変わるには、個の意識を変えることから始めないと。そのために、はあちゅうさんの告発は悪いことではないと思います。

 

むしろ、彼女の告発に勇気をもらった人はたくさんいると思います。今まさにハラスメントを受けていて、声を上げようと思えたかも。他人に理解されなくても、こんなに影響力のある人も同じ経験をして前を向いていると力になったかも。その勇気は、やっぱり素晴らしいものです。

 

個だけでなく、組織や社会が見直すきっかけにもなったと思います。そして、なくなることはないかもしれないけれど、ハラスメント被害者が二次被害を受けたり、責められるような社会にしないこと。声を上げた人に寄り添える社会であってほしいと思います。

 

それとは別に、自分を客観的に見ることも大切だと思います。自分の周りは味方ばかりだから、自分を肯定してくれる人ばかりなんです。批判が殺到すればその言葉に頼りたくなりますし、間違ってはいないです。でも、過ちに気づいたら直すきっかけにできたらもっと良い。

 

この記事を書く前は、はあちゅうさんの「童貞いじり」に関しては否定的だったけど、調べていくとなんとなく意図に気づけて、否定だけではない部分も出てきました。書く面白さってこういうところにあるのかも。

 

私の意見なんて誰に届くかわからないけど、まあブログは自己満足だからと言い訳をして。でも、「傷つく奴が悪い!」ってのは切ないんで、「傷つけない最大限の配慮をしながらの個性」を追及するのも悪くないんじゃないかと思うわけです。

 

言いながらも私なんてこのブログの文章がすでに未熟ですからね。私も自分を見直して、精進していきます。

 

 

aoikara

 

 

 

▼関連記事

www.aoikara-writer.com

 

▼参考にさせていただいたサイト

はあちゅう 公式ブログ - へこんだり、浮上したり - Powered by LINE

はあちゅう 公式ブログ - 下ネタとセクハラ、表現の自由とハラスメントの境界線について - Powered by LINE

 

スポンサーリンク