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半沢直樹2 第3話 感想 7年ぶりの黒崎は相変わらず強烈!そしてパワーアップ!

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うれしいときは「イヤッホー」と言いたい、aoikaraです。今回は黒崎が言ってましたね。まあまあご機嫌で。

 

というわけで今回のテーマは…

 

半沢直樹2 第3話 感想

 

です。

※ネタバレあります。
※便宜上「半沢直樹“2”」としていますが、本来数字はないです。

 

▼前回の話はこちら

www.aoikara-writer.com

 

あらすじ

電脳雑技集団の買収相手であるスパイラルとのアドバイザー契約を正式に結び、親会社・東京中央銀行と全面戦争へと突入した半沢直樹(堺雅人)。

 

銀行の卑劣な買収計画からスパイラルを守ることには成功したが、依然ピンチであることに変わりはなかった。そこで半沢が次の手として社長の瀬名(尾上松也)に提案したのは、なんと「逆買収」だった。

 

だが、そんなある日、突然、セントラル証券に証券取引等監視委員会が立ち入り検査にやってくる。半沢の目の前に現れたのは、黒崎駿一(片岡愛之助)だった。黒崎が一体なぜ? 黒崎のターゲットはいったい何なのか?

 

さらに、タイミング良く検査のことがニュースで報じられ、半沢は裏で伊佐山泰二(市川猿之助)だけでなく、三笠洋一郎副頭取(古田新太)が糸を引いているのではないかと推測する。

 

一方、パソコンからゴミ箱の中まで徹底的に検査を進める黒崎は、ついにクラウド上の隠しファイルに迫ろうとしていた。もし、半沢たちが水面下で進めている逆買収の計画が見つかってしまうと、すべてが水の泡と化す。

 

半沢から連絡を受けた瀬名は、すぐさまプログラマーの高坂圭(吉沢亮)に指示し、データを消去しようと試みるが…。

 

果たして半沢はこの危機を乗り切ることが出来るのか?

 

参考元:あらすじ|TBSテレビ:日曜劇場『半沢直樹』

 

面白かった・ぐっときたシーン

  • 久しぶりの剣道シーン!今までは近藤とでしたが、部下の森山君と瀬名社長との手合わせは同志としての熱い思いを感じました!
  • 黒崎の急所わしづかみ(またの名を〇玉潰し)を初めて見た浜村さんがぎょっとしていましたね。そりゃそうだ。でも、自分に偉そうな人が潰されているから、ちょっとふふっとしちゃう気の強さも良かった。
  • 半沢に「親友」と言われて、なよなようれしくなっちゃう渡真利がかわいかったですw
  • 半沢は切り札としていつも「花」ちゃんの名前を使いますよね。前作で浅野支店長を追い詰めるためにメールした相手も「花」。今回の隠しファイルの名前も「花」。守り神みたいな存在なのかしら。
  • 半沢、茶葉でちゃっかり女将から情報得てるな~。
  • そして、花ちゃんがしっかり半沢に女の影(浮気じゃなくて仕事だけど)感じてるのがすごい。不機嫌になっちゃうところとか、「なんだ出向か~」ってなんてことないように言うのも優しい。花ちゃんは半沢が銀行から離れられる、貴重な存在ですよね。
  • 半沢の身近な人物への事情聴取として、渡真利が「あはは~わかりません~」みたいにはぐらかしているシーンが渡真利らしくて良かったですw
  • 半沢が森山君への電話で「感謝と恩返し」が大切だと言ってましたね。あ、今の大和田と同じですね!(笑)

 

気になったシーン

  • 敵対しているとはいえ、自分の子会社の社員を「半沢のバカ」と言っちゃう伊佐山ってどうなんですかね。私が仕事する相手だったら、身内をバカにする人と付き合いたくはないなぁ。
  • 前作でTKOの木下さんが演じられていた、アブこと油山が後ろ姿だけ出ていましたね。本人ではないかな?
  • 半沢が「親友のおまえには頼めないだろ」と渡真利に言うんですが、親友じゃない油山には頼めるってことで、けっこうひどい発言だなと思いました(笑)
  • 証券会社の岡社長~頼りない~悪い人じゃないんだけどねぇ。
  • 半沢が瀬名社長のことを「誰よりも仲間を大切にする」と言ってるんですが、イライラするとすぐに当たるし、高坂君が仕事しているの邪魔するみたいにわめくし、うーん仲間を大切にするタイプなのかな?とちょっと疑問でした。でもまあ、子どもの頃に夜逃げして苦労してきたから、誰かを信じるのが怖くて当たりが強くなって、だけど本当は誰よりも人を信じたい…とかいうタイプなのかな。
  • スパイラルの検索サイトと、フォックスの販売サイト、「GoogleとAmazonみたい!」と思ったら「Amazon」って言葉が普通に出てきて、「Amazonがある世界観なんだ!対GAFAとか大変!」とか思っちゃいました。
  • 怒った伊佐山は破壊するよね。段ボール殴るし、湯飲み割るし。誰が後片付けすると思ってるんだ!
  • 海外資本の社長、見た目はジョブズっぽくて、会社名は「マイクロデバイス」でビル・ゲイツっぽかったなぁ。
  • スパイラルも証券会社もだけど、みんな仕事しないで一人の作業とか株の値動きを見守るの、みんなそれぞれ仕事して~って思っちゃう。まあ、会社の命運を分ける瞬間だったりするから、自然な行動なのかもしれないですが。

 

感想

おかえり、黒崎!!!

7年ぶりの半沢直樹になくてはならない敵は大和田、ともう一人、そう黒崎!!!

 

「国税局の黒崎です」

「金融庁の黒崎です」

 

が、もう懐かしいな~うれしいな~。そして今回は、

 

「証券取引等監視委員会事務局証券検査課統括検査官の、

 

黒崎ですッ!!!

 

長い!言い間違えず言えた愛之助さんすごい!もはや半沢を追いかけるために、役職かえてるんじゃないかと思うほどですね。

 

そんな黒崎が来たからには、「相当、めちゃくちゃ、激しくヤバイぞこれは!」と半沢が言うほどです。このセリフ良かったなぁ。

 

絡むようななまめかしい口調に、オネエ言葉、そして必殺急所わしづかみ!7年前はまだ良いのかなと思っていたけど、さすがに2020年はコンプライアンス的にこの描写は厳しそうだなと思ったら、全部やっていて驚きました。いいのかなぁ、とちょっと心配になるほどに。

 

相変わらず強烈なキャラでしたが、さらにパワーアップしていたような…。半沢を「直樹」呼び、替え歌、「イヤッホー!」と雄叫び…すごいキャラだ。

 

あと、左手の薬指に指輪していましたね!あれは結婚指輪?だとしたら、7年前に話にあがっていて、岸川部長の娘さんと無事ご結婚されたのかしら。岸川部長、「黒崎さんはああ見えて…」って言いかけてたし、たぶん“キャラ”なんでしょうね。

 

ラジオドラマでは奥さんと一緒にいましたが、オネエ言葉で会話していて、すごく仲が良さそうでした。奥様と仲睦まじくされているみたいで良かったなぁ。

 

そして、割とあっさり引き下がっていくから、私も半沢と同じく「いや、これで終わりなわけない」と察しました。黒崎はそんな人じゃないですよね。もっと蛇みたいにしつこく絡みつく人だからな。というわけで、今後の黒崎の動きも気になりますね。

 

高坂君、顔も綺麗だし腕もすごい

私は吉沢亮さん主演のスピンオフドラマを見ていないので、今回初めてお目にかかりました。いや~本当にきれいな顔ね!と話とは関係のないところで感心してしまったのだけど、プログラマーとしての腕もすごい!

 

技術的なこととか監修の部分でどうなの?という点もあるそうですが(素人の私もこんな簡単に突破できていいのかとか、パスワード簡単すぎないかとか、疑問はありましたが)、ハラハラさせられる展開としては良かったと思います。

 

そして浜村さんと仲が良いのは、ドラマで描かれた何かしらがあるのかな?なんだなんだ、美男美女が仲良いとかいいな、おい!(笑)

 

郷田社長はなんだかんだ悪い人ではなさそう

我らがTEAM NACS、戸次重幸さんが演じている郷田社長、電脳雑技集団に見捨てられちゃったんですね。せっかく良いお酒を配って、へこへこしていたのにな…。戸次さんが最高に似合う「残念顔」をしていて、役柄ぴったりだなぁと思いました。

 

電脳雑技集団についたのに見捨てられて、敵対しているスパイラルと組むというのは、ちょっと見境がない感じにも見えますよね。すぐに手の平返すから、また手の平を返されるんじゃないか、みたいな。

 

私はそうではなくて、会社の危機でなんとしてでも守らなければならなくて必死な社長の姿に見えました。だから、こびへつらうし、欺きもする。だけど、危機感があるから冷静な判断ができないこともあって、かつての自分のカリスマ性も見失ってる。

 

だから、格好悪くて残念な姿になってしまっているけど、芯の部分では会社を思う熱い気持ちがあるんだろうな、と勝手に解釈しています。まあ、戸次さんが好きだからそうやって見ているってのもありますけど。

 

「会社は看板ではなく中身が大事」という言葉も、郷田社長の信念やカリスマから来るものだと信じたいですね。

 

なんとか、スパイラルの瀬名社長と一緒に、郷田社長のフォックスもまた日の目を見てほしいなぁ。

 

真田丸ばりの半沢の反撃!

「やられたらやり返す」のモットー通り、今回は半沢の反撃がすごかったですね。「資金力がないなら知恵を出す」という言葉もあり、フォックスへの逆買収から始まり、次々に策を出してきました。

 

個人的な思いとして、策を講じていろんな矢を放つのは、堺雅人さんが主演した真田丸を彷彿とさせて、わくわくしました!

 

そういえば、真田丸に出演されていた役者さんも多いんですよね。黒崎演じる片岡愛之助さんは大谷刑部役で、玉置演じる今井朋彦さんは大野治長役で。お二人とも堺さんとも絡みのある役だったので、今の半沢直樹もちょっと真田丸感あります。

 

販売サイトの「コペルニクス」に関しては、最初に郷田社長がお酒を入れてきた箱に書かれている時点で、「Amazonみたいだな」と思い、キーポイントになりそうだなという予感はありました。やはり伏線でしたね。

 

そして、ジョブズのようなビル・ゲイツのような外資も入ってくるようで、力強い味方となりました。とはいえ、敵方がお金を持っちゃったら意味がないわけで、はてさてどうしようか…。

 

半沢は自分のクビを覚悟するほど責任感が強いので、人がついてくるんですよね。そんな半沢の信念は「感謝と恩返し」で、その信念を受け継いで仕事熱心な森山君となら、乗り越えてくれると信じたいですね。

 

やっぱり大和田かあああ!!!

そんな半沢の反撃を止めるのが、伊佐山&副頭取の三笠かと思いきや、まさか裏で糸を引いているのは大和田!!!

 

500億円の追加融資が出るか出ないか、重要人物。大和田は500億円の男といっても過言ではないですね。

 

三笠に頭を下げさせて、さらに常務の座に戻ろうとする、強欲で策士ぶりが変わらない大和田でした!!ただのストーリーテラーじゃなかった!!!

 

というわけで、半沢のさりげない味方になるかと思いきや、今回もしっかり半沢と対抗する大和田でした。となると、結局半沢が「倍返し!」しちゃって、「半沢ああああ、おのれえええ!!!」って大和田がまた同じ道を歩む気がしてならないですね。

 

伊佐山、むかつく!

最初の方で「うわあああ」とわめいていたのに、電話で「おまえの負けえええええ!!!」って言ってる伊佐山はまあむかつきましたね。

 

伊佐山は本当に憎むべき敵感を丸出しにするなぁ。段ボール殴ったり、湯飲み割ったりする暴力性も怖いし。恐怖政治は長続きしないと歴史が証明してるだろうに、誰があの人についていくんだ。

 

過去作の浅野支店長はずる賢い感じで、東田はヤクザみたいで、大和田はしたたかで、伊佐山はそのどれとも違う感じ。

 

上の者は大事にして、下の者は徹底的に見下す。でも、全部自分のため。たぶん、大和田の言うことを聞いているふりして、本当は大和田さえも自分が上に行くための踏み台にするんだろうなぁ。あの人は、全て「自分」なんですよね。

 

キーパーソンは玉置

さて、電脳雑技集団の経理係である玉置さん、どうもくせ者っぽい存在感を第1話から感じていたのですが、一癖も二癖もありそうですね。

 

第3話では、副社長の美幸から「親子そろって使えない!」みたいなことを言われていたので、玉置さんのお父さんもこの会社に勤めていたのかなと思いきや、そうではなく…。

 

玉置さんのお父さんは別の会社の社長で、その取締役にいたはずの息子が、電脳雑技集団に出向している。どうやら玉置さんのお父さんの会社にある特許がカギを握っているようで…。黒崎はそこを狙っているようですね。

 

そもそも電脳雑技集団がなぜ銀行ではなく証券会社に買収を頼んできたのか、銀行にやましい気持ちがある?玉置さんのお父さんの会社を金で何かするために利用してる?

 

うーん、これがどういう方向性なのか、全然検討がつかないです。会社ってムズカシイ。ただ、玉置さんも好きで電脳雑技集団にいるわけではないようなので、信念のある半沢たちが思いを説けば、味方になってくれそうな気はします。

 

でも、半沢が呼び出したら本人は来ず、電脳雑技集団の社長&副社長がやってきちゃったからなぁ…。こうなると、半沢の企みも筒抜けだろうし、敵側も危機感が出て守りも強くなるだろうし、さらに熾烈な争いになっていきそうです。

 

まだまだわからない!「倍返し!」してくれることは期待したいですが、その道筋がまだまだ見えないですね。

 

今回は以上!

 

半沢の宿敵である大和田と手を組む…とは思えないんですよね。というより、大和田が半沢と手を組むわけがないというか。自分が落ちぶれたのは半沢のせいくらいに思っていそうですし。身から出たさびなわけですが。

 

なので、半沢は大和田ではない味方を得ると思います。黒崎とか、玉置さんとか…。半沢&森山&瀬名社長、さあ倍返ししてやりましょう!

 

 

aoikara

 

▼半沢直樹 2020年版 第4話 記事はこちら

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▼半沢直樹2 記事一覧はこちら

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