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半沢直樹2 第1話 感想 7年ぶりに帰ってきた!「倍返し」より心を打たれたのは…

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やられたらやり返したいけど、うまくできなくて自分が倍返しを喰らう、aoikaraです。

 

ついに、ついに!!!帰ってきました!!!このドラマが!!!というわけで今回のテーマは…

 

半沢直樹2 第1話 感想

 

です。うおおおおおー!!!

 

※ネタバレあります。

※便宜上「半沢直樹“2”」としていますが、本来数字はないです。

 

あらすじ

東京中央銀行のバンカーとして活躍していた半沢直樹(堺雅人)。しかし、大和田暁常務(香川照之)の不正を暴き糾弾したことが原因となり、中野渡譲頭取(北大路欣也)から、子会社である東京セントラル証券へとまさかの出向を命じられてしまう。

 

こうして出向先の東京セントラル証券・営業企画部長となった半沢。扱う金融商品企画はどれも銀行時代とは比べものにならないほど小さなものだった…それに加えて、親会社の銀行からは不良案件を押し付けられる始末。さらに、銀行からの出向組に対するプロパー社員たちの不公平感は根強いものがあり、反骨心と確執が渦巻いていた。

 

一方、大和田は、敵対していたはずの中野頭取派に華麗に転身、保身のために組織を利用し新たな地位を築いていた。さらに、大和田の忠実な部下である証券営業部長・伊佐山泰二(市川猿之助)もまた、“半沢潰し”を目論んでいた。

 

そんなある日、東京セントラル証券に大型買収案件が舞い込む。プロパー社員・森山雅弘(賀来賢人)が担当する大手IT企業「電脳雑伎集団」が、瀬名洋介(尾上松也)率いるIT業界の雄「東京スパイラル」を買収したいと申し出て来たのだ。買収における株式取得にかかる費用はおよそ1500億円以上。東京セントラル証券にとって、かつてない規模の案件だった。

 

「銀行を見返せ!」と大規模買収に沸き立つセントラル証券だったが、突如電脳雑伎集団からアドバイザー契約を一方的に断ち切られてしまう—。そして、これが新たな銀行との戦いの始まりになるとは、この時の半沢は知る由もなかった——。

 

飛ばされた半沢は銀行に下剋上なるか!? 不屈のバンカー半沢の新たな戦いが今、始まる!

引用元:あらすじ|TBSテレビ:日曜劇場『半沢直樹』

 

面白かった・ぐっときたシーン

  • 最終回の土下座シーンから7年かけて、まだ土下座している大和田に笑ってしまいました。
  • 結婚記念日だからと、綺麗にドレスアップして待ってた花ちゃん。予定がダメになったのに、夫が気を遣わないようにさばっと声をかけてくれるの、優しいですよね。っていうか前の第1話も結婚記念日すっぽかしてたな!
  • 銀行員の出向組である自分が、プロパーに気安く声をかけていいのかな、とかジェネレーションギャップ的なものを感じて、部下の森山君の肩をぽんっと叩くに叩けない、みたいな半沢の手の葛藤が、カリオストロのルパンを思わせて良かったです。
  • 渡真利が半沢に対して「おまえそれ本気で言ってんのか!」が、オードリーの振りっぽくて「おまえ本気で言ってたら、何年も銀行員やってねーよ」で、「へへへへ~」と二人が笑い合うのかと思ったら、全然そんなことなかった。
  • それにしてもミッチーって美しいおじさんだわ…。
  • 渡真利さんが「〇〇しなさいよ!」みたいな言い方するの好きです。
  • 東京中央銀行のイメージキャラクター、夏目ちゃんがまたやってる!これもまたうれしい!

 

気になったシーン

  • 冒頭で伊佐山がいた赤い絵画?のお店が気になります。その人となりを表しているような、どろどろとした赤が伊佐山にとってもよく似合っていました。
  • いや、照明暗いな!
  • 電脳雑技集団の財務担当である玉置さんが出てきたとき、演じているのが今井朝彦さんで、「めっちゃ真田丸!」と勝手にテンションが上がっていました。
  • 電脳雑技集団の平山妻が発情する?シーンはちょっと生々しくてびっくりしました。
  • 森山君が、中学時代の親友だった瀬名さんのことを雑誌で読んで知ったというエピソードなんだけど、今ドキのバリバリの若者が電車で雑誌読むかなぁ。なんとなく会社の場所的に満員電車のラッシュ時だろうし。あとスマホでニュースチェックとかの方がリアルじゃないかなぁ、とも思いました。でも、どうなんだろ。雑誌とかいろんな媒体で情報収集するのが、証券会社の社員としてはリアルなんですかね?私が知らないことだから、何ともいえないのもある。
  • 大和田さん、だだっ広いテーブルにスマホぽーん滑らせてたけど、あれどうやって取るんだろう…ってことを考えたら笑っちゃいました。SNS見たら同じこと考えている人がちらほらいて、それも笑いました。
  • サーバのデータ、いっぺんに消せる?指示がちょっとアナログかなぁ、というのは少し気になりました。
  • 近藤がいないのが寂しいなぁ。
  • CMが堺さんばっかり!7年前はそこまでなかったと思うので、こんなに多くのCMに出演されるようになったんだなぁ…と勝手に感慨深くなっていました。

 

感想

ドラマ本編の前に、前作を語りたい

まずは今回のドラマ本編…の前に、2013年に放送された前作について語らせてください!私がまだこのブログをやる前の話ですよ!だってもう7年も前だもの!

 

2013年7~9月期に放送されていたドラマで、放送される前のCMで「上司にムカつく全ての人へ」みたいなキャッチコピーで、「うわ、大胆だな!」と感じながら「面白そう」とも思ったので、見てみることにしました。リアルタイムで全話見ました。

 

当時はね、銀行ドラマはあまりなかったと思うんだよな。男だらけの硬派なサラリーマンドラマを、日曜9時枠でとは!おそらく珍しい題材だったと思います。

 

だけど見てみたら、まあ面白い。困難が立ちはだかって、上司のストレスがあって、現実世界ではなかなか難しいけど「倍返し」していく姿はもう爽快感があった。「倍返しだ!」が流行語になり、大ブームになりましたからね。

 

最高視聴率40%超えという、お化けドラマにまでなりました。当時はドラマの視聴率が下がっていたんですが、面白いものを作れば視聴率はとれるという証明にもなった作品だと思います。もちろん視聴率だけがドラマの指標ではありませんが。

 

栄転になるだろうと思いきや、まさかの出向を命じられて終わり…というなんとも気になる終わり方だったので、当然続編があるだろうと思っていたわけです。ところが1年経ち、2年経ち、一向に続編がない。

 

これはもう続編やらないのかな…と諦めていた7年ぶりにまた始まるなんて!!!こんな奇跡があるのかと感動すらしましたね。7年前の自分の思い出なども含めて、懐かしさと共にまた半沢ワールドが楽しめるという喜びでいっぱいになりました。

 

新型コロナウイルスの影響もあり、放送が遅れに遅れましたが、前作と同じく7月スタートが決定。半沢の熱さは夏の暑さとも比例していたのを覚えていたので、コレも股胸が熱くなりました。続編が見られて、本当に本当にうれしいです!

 

7年ぶりに見て、やっぱり面白い!!!

7年ぶりに半沢直樹の続編を見ましたが…

 

やっぱり面白い!!!

 

というのが一番最初の感想でした。粗もまああるっちゃあるんですが、それ以上にまた半沢直樹の世界観を新しく見られたことがなんかうれしかったですね。

 

日曜の夜にこれを見て、また明日から頑張ろうという気持ちにさせてもらえるような。そんな倍返しに期待していきたいですね。

 

あと、前作も何度か見返しているのですが、これを機会にと見返しはしなかったので、ちょっと今から見てきます!(堺さんは見返してないらしい、すご!)

 

「倍返し」よりも「恩返し」

半沢の「倍返し」もいつ出るかなとわくわくしていましたが、それよりも心に残った言葉がありましたね。それは大和田が言った、この言葉。

 

「施しを受けたら、施し返す…

 

恩返しです!!!

 

それ、その通りだわ!人として正しい!でも絶対にそんなこと思ってないだろ!という感じがね、最高でしたね。大和田常務、あっもう常務でもないのか、大和田さんがね、面白すぎた。

 

「恩返し」というのは、前作の第1話の冒頭で、半沢が就職面接を受ける中で話している言葉でもあるんですよね。言葉の真意が半沢も、大和田も違うというのが、面白いところではありました。

 

でも、なんだかね、かわいがっていた伊佐山に真っ向から裏切られた大和田を見てると、かわいそうになっちゃって。私ってすごくだまされやすいんですよね。あんなに嫌な奴だったのに、かわいそうに見えると同情しちゃう。

 

でも、大和田も報いを受けても仕方ないみたいな描写がきっとやってくると思うんで、そのとき「倍返しだ!」と思い切りスカッとしたいと思います(笑)

 

伊佐山むかつく~!1話のもやもや感が「倍返し!」には最高

新たなる敵、伊佐山。半沢一人が気にくわないだけで、会社まるごと損害を与えるって手腕がもう豪快だけど、最悪。まあそうした方が半沢にもヘイトが集まるもんなぁ。それも作戦のうちなのか、人を人とも思わない姿が嫌でしたね。

 

もう表情から、発言から、行動から、何から何までむかつく!!!いや~猿之助さんめちゃくちゃ良い顔するわ~!もはや時代劇の悪代官みたいな感じの貫禄。やり返さなきゃ気が済まないくらい、むかつきます。

 

だからこそ、最後の「やられたらやり返す…倍返しだ!」の半沢を見て、もう痺れたよね。そうなのよ、倍返しするまでのスカッと感を得るにはね、第1話では絶望しなくちゃダメなんだよね。

 

第1話はもやもやさせるというのが池井戸ドラマでは定番なんだけど、このもやもやがあるから、倍返しがたまらなく楽しい!あー、倍返ししてやりましょうね!

 

ほかにも気になる敵が…

大和田もこのままで終わるとは思えないんですよね。とはいえ原作には出てこないので、どういう立ち位置で出てくるのか、そしてまた悪い顔をするのか…。大和田の静かなる闘志も気になります。

 

そして、伊佐山が大和田に替わる新たなボスとした三笠副頭取も気になりますね。カチカチとボールペンをノックしまくるというキャラ。あのキャラ付けは、前作に出てきたタブレットの福山を思い出しましたね。

 

理想を叶えるためなら、目下だと思っている人間にも深々と頭を下げる。むしろ心がこもってないからできるのかなぁ、とも思いました。

 

となると、三笠を土下座させても面白くない。土下座させるのは伊佐山かな。

 

出向した半沢がこのままで終わるのか、そもそも電脳雑技団のスパイラル買収をどうするのか、「倍返し!」を見届けるまでは目が離せませんね。わー次も楽しみ!

 

 

aoikara

 

▼半沢直樹2 第2話の記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼半沢直樹2 記事一覧はこちら

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