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【ドラマ】ドクターX 第5シリーズ 第9話 ネタバレ 夢って案外身近なことなのかも

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嫌なことがあったときにドクターXを見たいaoikaraです。あ、別に嫌なことがあったわけじゃないです。でも、なんか気分爽快!みたいな感じになりそうだなーと思ったので。

 

というわけで今回のテーマは…

 

ドクターX 第5シリーズ 第9話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼ドクターX 第5シリーズ 第8話 記事はこちら

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第9話 あらすじ・ネタバレ

親と子

川辺の踊り場で、一人バレエを踊る少女・九重遥(井本彩花)。近くでは母親の比佐子(原沙知絵)が見守っている。

 

一方、フリーランス外科医の大門未知子(米倉涼子)はオペ中。助手についている外科医の西山直之(永山絢斗)を、見学室で見ている東帝大学病院長の蛭間重勝(西田敏行)。日本医師倶楽部会長・内神田景信(草刈正雄)のせがれかとつぶやいていた。

 

遥と比佐子は歩いて帰宅。遥は足の甲を気にしていた。比佐子も足の痛みがあるのかと聞く。「平気」と遥は笑顔で答える。選考会で1位になって、プリマになりたいと夢を語る。

 

久しぶりの再会

未知子はフリーランス麻酔科医の城之内博美(内田有紀)と、仕事終わりで一緒に帰宅。娘の舞のための買い物に付き合ってほしいと城之内は話していた。

 

と、病院に遥と祖父の節郎(大友康平)がいる。舞と同じバレエ教室に通っていた子で、城之内は二人に声をかける。バレエの選考会があるのに足を痛めてしまったらしく、節郎が心配して病院に連れてきたらしい。城之内が検査をした方が良いと言い、時間外受付の案内をする。

 

未知子は、遥が少し足を引きずって歩くのを見ていた。

 

上の思惑

内神田は蛭間といつもの鉄板焼き屋にいた。蛭間は内神田の息子である西山について評価し、手術の腕も褒めている。懸念すべきことが「大門未知子とべったりというか」と話す。

 

内神田も、西山から「俺はあんたの権力にも、あんた自身にも興味がない!」と言われてしまったことを思い出していて、無言。“うまい肉”も食べる気になれず、蛭間に譲っていた。

 

一方、未知子は牛丼をお腹いっぱい食べてご機嫌だった。

 

内神田は言う。「大門未知子、あれは早くに潰しておかないとね」と。蛭間もうやうやしく「はい、それはいつでも」と答える。内神田はさらに「彼女を雇っている神原名医紹介所なるものも」と言う。蛭間も「さすがにそれは…」と驚いた様子。内神田は「時間がない」と言う。

 

未知子は銭湯で大はしゃぎだった。

 

名医たちが考えること

神原名医紹介所では、未知子と城之内、神原晶(岸部一徳)らがいつものように麻雀。未知子が遥の症状を聞くと、城之内が有痛性外脛骨と診断されたと話す。しばらく安静にしていれば痛みが治まる症状だ。

 

すると晶が「スペインを思い出すわね」と言う。未知子曰く、プロテニスプレイヤーで同じ診断をされた人物がいたが、実は舟状骨骨折だったらしい。放っておけば変形して、変形性関節症になると晶も言う。

 

スポーツ選手に多い症状で、バレエをやってると聞いた未知子は「再検査だね」と言う。城之内は遥の母親である比佐子に電話をする。

 

母親としての心配

比佐子は遥が黙っていた理由を聞く。遥も気まずそうな表情を見せる。「おじいちゃんも一緒?」という比佐子の言葉に遥もうなずく。「もう会わないで」と比佐子が言う。「あの人はね、父親としても人間としてもダメな人」と言うのだった。

 

再検査の結果

東帝大学病院の整形外科医・木元(きたろう)が比佐子と遥に会い、再検査の結果、舟状骨骨折と診断された。誤診かと疑う比佐子に対して、木元は診断が難しいと話す。

 

すると、未知子がやってきた「言い訳並べたって難しい」と指摘。手術しないと治らないとも明かす。木元に絵を描かせながら、足の甲に金属のねじを埋め込み固定して、骨がくっついたらネジを取り出す手術をすると話す。完治まで半年はかかる。

 

選考会に出たい遥は苦しい表情。未知子は「バレエを続けたいなら言うことを聞くべき」と厳しく言う。思わず遥は出ていってしまう。それを比佐子も追いかける。

 

未知子は木元から言葉を選べと注意されてしまうが、気にも留めず。遥が忘れたポーチを持って、母子を追いかける。比佐子は遥に他の病院も行ってみようと話していた。未知子はポーチを渡す。そこについている、バレリーナのキーホルダーを見つけて、その精巧さを褒めると、遥もうれしそうだった。

 

脳天気ドクターズ

東帝大学病院の外科医局では、外科副部長の海老名敬(遠藤憲一)が忘年会の知らせをしていた。同じく外科副部長の猪又孝(陣内孝則)と鳥井高(段田安則)は急がしそうで忘年会に行く余裕はないと言う。西山も答えないが忙しそうにしている。

 

さらに、原守(鈴木浩介)は海老名から忘年会の幹事を押しつけられていた。

 

娘と母と父親としての思い

遥と比佐子はバレエ教室から沈んだ表情で出てくる。それを見守っていた節朗。遥はおじいちゃんに会えたとうれしそうに手を振るが、比佐子の表情は晴れない。比佐子は一人で節朗のもとに駆け寄る。

 

比佐子は選考会のエントリーを辞退したと明かす。「頻繁に呼びつけるのはやめて」とも言う。「別に呼びつけたりは…」と一応は節朗も否定する。「そんなに悪いのか?」と遥のことを心配している。

 

比佐子は「良かったね、夢を諦めさせられて」と言う。比佐子は昔、節朗に「芸事で飯が食えるか」と殴られて、諦めさせられたのだった。節朗は「あのときは…」と口にするが、比佐子が最後まで聞かずに去る。

 

未知子の思案

未知子は城之内と一緒に銭湯へ。城之内は遥の話をする。バレリーナは子供の頃から実力が認められないとプリマにはなれず、13歳の遥が半年も棒に振るのはつらいと。

 

その話を聞いた未知子は、「晶さーん!」と隣に声をかける。スペインのテニスプレイヤーのことを告げる。晶も同じ事を考えていたと言う。スペインでは無理だった術式があった。城之内は「何よ?」と気にするが、未知子は「ちょっと待った」と考え続けていた。

 

バレエ少女を救うには

改めて木元が比佐子と遥に術式を説明することに。そこに未知子がやってきて、「選考会に間に合う」と話す。金属ねじを埋め込まず、手術が一回で済む方法があると。それを聞いて比佐子と遥は笑顔に。

 

東帝大学病院での術前カンファレンスにて、その術式が未知子から発表される。接合部をくっつけるために、金属ねじではなく、患者自身の骨を使ったネジを使うとのこと。名付けて、自家骨ネジによる骨接合術

 

骨のネジが足の骨と一体化するので、バレエに影響もなく、異物反応もない。金属ネジを抜く必要がないので手術は一回だけ。さらに、ネジを作る材料費もただ。海老名はできるのかと気にするが、木元が理にはかなっていると話す。西山は期待にあふれた目で説明を聞いている。

 

未知子の考えでは、腸骨からピーナッツ大の骨を取り出し、手術中にその場でその骨を加工すると話す。猪又が「誰がどうやって作る?」と聞き、海老名は「医者には無理」と断言。鳥井は「大門はそんなことまでできるのか」と聞くが、さすがに未知子も「無理に決まってる」とのこと。

 

そのため、大学の工学部や民間の精密機械部門に協力を要請。森本の交渉により、先方は前向きな返答をしてくれているとのこと。

 

その骨のネジを受け取って、骨折部位を固定する。若手医師の有馬亘(中林大樹)は「すげえこと考える」とこぼす。西山は助手として立候補し、未知子もうなずく。

 

ジ・エンド

晴れない表情の内神田のもとに、秘書の雉沢真之介(矢島健一)が訪れる。未知子が骨ネジを使った手術をしようとしていて、西山が助手に名乗りを挙げたと明かす。

 

「で、どうなってる?例の件は」と内神田が聞くと、「指示通りに手続きいたしました」と雉沢は返す。「ありがとう」と言い、内神田は「大門未知子も、神原名医紹介所も、ジ・エンドだ」とつぶやく。

 

雉沢は内神田宛に届いた書類も置いていく。それは、検査結果報告書だった。

 

未知子の夢

遥はオペのために入院。比佐子もそばにいる。未知子が様子を見に行くと、安心しているようで笑顔。手にはバレリーナのキーホルダーがある。未知子はバレエを続けるためにもと、安静にしていることを念押し。

 

遥は「大門先生の夢って何ですか?」と聞く。比佐子が、お医者さんになるのが夢なんだから、夢を叶えられた人だと答える。「それはちょっと違うかな」と未知子は言う。「一日でも長く、一日でも多く、オペできますように」と述べ、それが夢だと言う。

 

と、森本が焦ったように病室に来て、未知子を呼び出す。

 

悪夢

神原名医紹介所には、とある書類が届けられていた。中身を見た晶は表情を曇らせる。

 

医局に連れてこられた未知子は怒っている。骨のネジを頼んでいた大学や企業全てに協力できないと断られたらしい。理由もわからない。

 

晶が受け取った書類には「取引停止警告」と書かれていた。

 

未知子は直談判しようと病院を出て行こうとする。「無駄です」と西山が止める。「上からの圧力です」と。未知子は「上って誰?」と聞く。

 

圧力

内神田は一人、部屋で自分の検査結果を見ていた。そこには食道癌ステージ4aという診断が書かれていた。書類をびりびりと破いてしまう。

 

外から未知子の声が聞こえて、雉沢に止められながらも内神田の部屋に入ってきた。「あんたに話がある!」と仁王立ち。「どういうつもり?あんたが圧力をかけたの?」と問う。

 

さらに「あんた、西山の父親なんだって?」とも言う。「西山もこのオペに関わってる。患者のために一生懸命やってる」と訴える。

 

「そこが問題」と内神田が返す。「君は彼の将来のためにならない。ゆくゆくは彼にこの椅子に座ってもらいたい」と内神田は言う。未知子は「私には関係ない」と言うだけ。

 

「息子には医者としての王道を歩かせたい。正しいヒエラルキーのど真ん中を正しく登ってほしい」とも内神田は言う。未知子は半笑いで「何それ?」と返す。

 

「私の息子がフリーランスごときに汚されていくのは我慢ならない。

フリーランスは排除します!

 

とまで宣言。「今ならまだ間に合います」とまで言う。未知子は「まだ間に合う?それは患者の話でしょう?患者の将来を、あんたごときの身勝手で潰していいと思ってんの?」と激怒。

 

「私はねえ、大門君。もっと対極を見てる。君が何をどう訴えようが覆らないことがある。そろそろ君もそれを学ぶべきだ」

「フリーターだから自由だ、しがらみは関係などと言っておきながら、その実、大病院の最先端の医療機器やスタッフも使わさせてもらっている。矛盾も甚だしい。違いますか?」

 

未知子はあきれ顔。内神田はさらに続ける。「私が末期の癌に冒されているとしよう。そのときに、この世に医者が君一人だったとしても、異端者のオペは絶対に受けない。そういう覚悟で、この椅子に座っている」と。

 

間違っているのは

未知子は愚痴をこぼしながら名医紹介所の事務所に帰宅。晶が落ち込んだ様子で、大学病院団体連盟との取引停止命令の書類がきたと明かす。大学病院からは契約解除。弁護士刈らないよう証明が来て、過大請求の訴訟が行われるとのこと。返還請求されるだろうと。

 

未知子は内神田の仕業かと聞く。「昔から、どうしてもあたしの存在が許せない」と晶は言う。その頃、内神田は「神原晶、君は間違っている」とつぶやいていた。一方で晶も、「内神田景信、あんた間違ってるよ」と強く言う。

 

未知子は「どうすんのよ~~」と嘆いていた。

 

頼れるのは

事務所へ森本がやってきて、骨ネジの製造を中小企業に頼んではどうかと提案する。未知子は何かを思いついたような表情を浮かべる。そして、遥のもとに行き、バレリーナのキーホルダーを作ったのは誰かと尋ねる。

 

未知子が訪れたのは、寂れたアパート。九重重工と書かれている。そこには、遥の祖父・節郎がいた。骨のネジを作りたいと未知子なりの設計図を見せて、手術のために1週間以内に骨ネジを作る機械を製造してくれと頼む。

 

「できるの?できないの?」という未知子の問いには答えず、節郎は自身の工場を見に行く。機械がたくさんあるが、どれも古く寂れている。節郎岩く、10年近く稼働していないとのこと。それでも未知子は例のキーホルダーはここで作ったんでしょ?とも聞く。

 

節郎は「金属と骨とでは全然違う」と後ろ向きな発言。未知子は「かわいい孫娘のために何でも挑戦するおじいちゃんじゃなかったんだ」と帰ろうとする。節郎はそれを引き留めて、過去話をする。

 

遥の母親である比佐子は、高校生のころピアニストになりたかったそうだ。しかし、節郎は「芸事で飯が食えるか」とその夢を潰した。そして、比佐子が妊娠して結婚したいと言ったときも、売れない画家だった相手を見て認めなかったと話す。そして、遥が生まれるまえにその男は姿を消したらしい。

 

未知子は「身の上話とか興味ない」とバッサリ。節郎は「一応おいとけ」と設計図を指刺す。「できないとは一言も言ってない」とのこと。「機械を1週間で完成させれば、バレエ選考会に出られるのか?」という節郎の問いに、未知子は「できる」と即答。孫の夢を潰さずに済むと知り、節郎はやる気になっていた。

 

さよならフリーランス

 東帝大学病院の院長室では、雉沢が上機嫌で神原名医紹介所に下された処置について話していた。これで大門未知子も日本医学界から排除されると拍手までする。話を聞いていた蛭間と、3人の外科副部長たちは明るい表情にはならない。

 

雉沢はさらに未知子らに協力すれば、それ相応の処分をするとも明言。「私の言葉は日本医師倶楽部会長内神田の言葉」と重ね重ね言う。蛭間も御意は禁止されているので、御意らしき言葉で返事した。

 

必死の努力

節郎は未知子の説明から正しい設計図を作り、機械を作ろうとしていた。そばには、遥の写真を置いて。

 

密談

晶はスーツ姿で一人バーにいて、酒を呑んでいる。一杯飲み終わったところで、内神田がやってきた。「二杯飲み終わったら帰ろうと思ってた」と話す晶。内神田はテキーラを頼み、晶ももう一杯を頼む。

 

今回は晶が内神田を呼び出していた。内神田は、医師免許を剥奪された晶がどうして自分を切り捨てた医学界にこだわるのか、執着するのかと聞く。理由は大門未知子だろうと。「どうやって彼女をあそこまで育てた?」とも聞く。

 

「私は昔話をしに来たわけじゃない」と晶はきっぱりと延べる。日本医師倶楽部会長である内神田の権威に抗おうとも思っていないと話す。ただ「一つだけ頼み事がある」と。「未知子がいましようとしている手術、それだけは全うさせてやってくれませんか」と頭を下げる。

 

そして、晶は二杯目を勢いよく飲み、「では」と帰ろうとする。「話すことはそれだけか?」と聞く内神田に、「言ったでしょ、二杯飲んだら帰るって」と返す。内神田は軽く微笑む。そして、自分が頼んだ酒は呑まずに返していた。その様子を、晶は見ていた。

 

師匠と弟子

晶が事務所に帰ると、未知子がパソコンを広げたまま雀卓で寝てしまっていた。晶がそっとコートを羽織らせる。そこには未知子がオペについてびっしり書かれたノートがあった。

 

晶は未知子がスペインでこのオペをやりたいと悔しがっていたことを思い出す。「日本で医者ができなくなったら、世界中回ればいいのよ。私たちが必要だって言ってくれるところに」と寝顔の未知子に優しく話しかけていた。

 

機械はまだか

夜が明けても、節郎はまだ機械を作っていた。それが朝になり、作業はまだ続く。疲れていながらも、孫の写真を見てはやる気を出し、笑顔になって作業を続ける。

 

日が暮れて、病院では未知子と西山や森本が機械がくるのを待っていた。海老名や猪又や鳥井に、有馬や黒川は忘年会に行くと言う。脳天気な態度に西山が怒り、森本がいさめる。

 

そして、節郎が機械を持ってくる。未知子は安心し表情になる。「これからが本番だから」と、未知子は手術の準備を始める。

 

未来のバレリーナのために

手術室にて、遥は不安な面持ちでベッドに寝ている。オペそのまま遥は麻酔へ。比佐子も、手術室の前で、バレリーナのキーホルダーを握って、成功を祈っていた。

 

一方、忘年会。感じである原が頑張っている。写真を撮るなど忘年会は大盛り上がり。原は自分の仕事を「医師免許がなくてもできる幹事」と揶揄していた。

 

そして、手術室に節郎が作った機械が運ばれる。慎重に。

 

忘年会では、有馬や黒川がどんな機械を作ったのか気になっていた。こっちに来ないで見学室に行けば良いと言われて、今後の人間関係のために忘年会に来たと話す。

 

そして、未知子執刀のもと、手術が行われる。見学室には内神田が一人で来ていた。まずは腸骨から骨片を採取。スムーズに手術が進められていく。

 

忘年会では、みんなできあがってきていた。副部長たちが今後のことについて話し、盛り上がっている。しかし、ちょっとした相違から猪又と鳥井がつかみ合いになってしまう。

 

未知子の骨の切り出しは完了。手術室にある機械にセットし、節郎がネジを製造していく。今度は足の舟状骨部分を切り開いていく。

 

そのオペを蛭間も秘書の中谷恵子(是永瞳)と一緒に見ていた。中谷は排除されたはずの未知子がオペしているのを不思議がっていた。その理由を、蛭間は「鶴の一声」と言う。内神田が「このオペだけはさせてあげなさい」と言ったらしい。「ま、これで大門未知子のオペとはおさらばだ」とも言う。

 

未知子はドリルで足に穴を開ける。その途中、ネジを成形している骨が折れてしまった。未知子は腸骨では強度が足りないと、脛骨にしようと提案する。節郎も機械を微調整させてほしいと頼む。時間がないので、みな急ぐ。

 

助手の西山は、見学室に父親がいることに気づく。未知子に「西山、集中しろ」と注意されてしまう。

 

一方、忘年会では若手が「これって正しいんですよね?」と副部長たちに確認していた。仕事の延長で義務だと思っていた忘年会だが、自由参加だと海老名は言う。それに噛みつく有馬や黒川。

 

原が「あんたらいい加減にしろ!」とキレる。「上と下、どっちにも気を遣って…。こんな思いをするために医師免許を取ったんじゃない!」と言い、副部長たちに対しては「医者としても、人間としても、男としても、反面教師だよ!」と言い放つ。

 

すると鳥井、海老名、猪又の順にキレる。原は「あいつらオペで頑張ってる!幹事なんかやってる場合じゃない!」と嘆いていた。

 

脛骨は摘出できた。あとは節郎が機械を微調整し、ネジにするのを待つだけ。節郎は未知子に聞く。「こいつをきちんと仕上げたら、遥はバレエができるのか?」と。未知子は答える。

 

「あんたが失敗しなかったら、私、失敗しないから」

 

その様子を見た内神田さえも笑顔になっていた。そして、骨がネジになった。未知子が足に骨を合わせる。骨のネジはぴたりとはまった。「完璧な出来でした」と未知子は節郎に言う。

 

無事、手術は成功して終了。遥に素手を当てて、「おじいちゃん、かっこよかったよ」と言う。そのまま未知子はオペ室を後にする。

 

西山が見学室を見ると、もう内神田はいなかった。節郎は「遥、良かったな」と笑顔で喜びながら話しかけていた。手術室の前で待っている比佐子に、未知子は笑顔でうなずく。比佐子はそんな未知子の後ろ姿に頭を下げていた。

 

深刻な患者

院長室では、蛭間が内神田を前に、とある患者のCT画像を見せられていた。食道癌のステージ4a。蛭間の判断では、東帝大で根治は不可能。ソンタくんも「手術適用外」と言っている。

 

「はっきり申し上げて手遅れ」と蛭間は告げる。「私もそう思う」と答える内神田。東帝大が引き受けるのはお断りしたいと蛭間は続けた。

 

最後のお仕事

そこへ、晶がやってきて、蛭間にいつもどおりメロンと請求書を渡す。内神田に話しかけながら、他人のように接する。蛭間は神原名医紹介所が大学病院と取引停止になったことを聞く。晶は「おたくさまと違って一つのところにしがみつくことはしない。座っていた椅子に執着しない」と言う。

 

さらに、CT画像を見て、食道癌ステージ4aと言い当てる。さらに「切れますね、うちの大門なら」とも付け加える。

 

蛭間は晶に出入禁止を告げて、そのまま去って行く。いつものようにご機嫌ではないものの、最後だからと小さくスキップして、晶は帰っていった。

 

部屋に残された蛭間は、内神田に「この患者さんはどちら様?」と聞く。内神田は何も答えず、蛭間は何かを察したように、それ以上は何も言わなかった。

 

バレリーナの夢は…

選考会にて、遥は精一杯踊る。それを比佐子が見守る。未知子や城之内、節郎がダンススタジオの前で結果を待ちわびている。出てきた遥と比佐子は首を横に振る。「上には上がいた」と比佐子は話す。さらに「バレリーナを諦める良い機会」だとも言う。

 

遥の人生はまだまだ先が長いので、じっくり考えてほしいと伝える。さらに比佐子は、節郎にも同じ事を言われたと明かす。その当時は納得できなかったけれど、そのとき言ってくれたことは正しかったと。

 

しかし、節郎は「俺、あのときのことを後悔していた」と言う。比佐子は父親の言葉にようやく笑顔になる。遥は「私、バレエやめないよ」と言う。「プリマドンナになれなくても、バレエやめない。バレエが好きだから」と。

 

そして、未知子に「一日でも長く、一回でも長く、踊れますように。これが私の夢」とキラキラした表情で語る。未知子もそれをうれしそうに聞いていた。

 

サヨナラは突然に

そのまま未知子と城之内は、舞のために買い物。どれにしようか二人でああだこうだと言いながらショッピング。と、未知子が目を開けたまま、手を振るわせながら倒れてしまったー。

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ラスト!いやーラスト!ちょっと、未知子大丈夫!?気になるけど、とりあえずは今回の感想ね。そして長くなったので、次回書きます。

 

 

aoikara

 

▼ドクターX 第5シリーズ 最終回 記事はこちら

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▼ドクターX 第5シリーズ 記事一覧はこちら

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