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【ドラマ】ドクターX 第5シリーズ 第8話 ネタバレ 人としての正義って?

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冬の乾燥に負けているaoikaraです。これから年齢を重ねるのが億劫だ…。加湿器買おうかな。

 

というわけで、全然関係ないけど今回のテーマは…

 

ドクターX 第5シリーズ 第8話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

 

▼ドクターX 第5シリーズ 第7話 記事はこちら

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第8話 あらすじ・ネタバレ

正義の告発

元厚生労働大臣秘書官の八雲拓哉(林家正蔵)が記者会見を行っている。正林大学病院の補助金不正使用を、厚生労働省が隠蔽していたという告発だった。病院長と大臣が腹心の友だったらしい。

 

八雲が告発をした理由はガンの宣告。肝外発育型肝細胞癌のステージ4Aで根治手術は不可能と言われたらしい。残された少ない時間で、自分の信念を貫こうとたらしい。

 

記者会見の中継をテレビで見ている、東帝大学病院長の蛭間重勝(西田敏行)は「面白いことになってきた」とつぶやく。

 

一方、神原名医紹介所の事務所では、フリーランス外科医の大門未知子(米倉涼子)が八雲の病状を聞いて「切りたい!」と言っていた。神原晶(岸部一徳)には「永田町のずぶずぶに巻き込まれる」、フリーランス麻酔科医の城之内博美(内田有紀)にも「潰される」と軽い調子で忠告されてしまう。

 

闇のある証拠に、八雲の記者会見の日に合わせて、赤ちゃんパブ通いを告発する記事が週刊誌に掲載されている。晶は権力とメディアの関係性にわざとらしく震えてみせる。

 

正義の手助け

東帝大学病院では、外科副部長の海老名敬(遠藤憲一)、猪又孝(陣内孝則)、鳥井高(段田安則)が大慌てで走っている。向かったのは蛭間がいる病院長室。

 

三人がたどり着くと、蛭間は八雲と会っていた。「正義に感銘を受けた」と八雲の手術を買って出たのだった。二人は握手をかわす。「世に正義を問う男を救うのは、正義の中の正義」と満足そうな蛭間。三人の外科副部長も「御意!」と従う。

 

一方、未知子はいつものように派手な私服で病院に出勤していた。

 

権力に従う者、従わない者

若手外科医の有馬亘(中林大樹)や黒川慎司(上杉柊平)は、八雲を広告塔にしていることに少し呆れ気味だった。西山直之 (永山絢斗)は手術で根治ができるのかを気にしていた。

 

三人がエレベーターに乗り込もうとすると、雉沢真一郎(矢島健一)に止められてしまう。日本医師倶楽部会長の内神田景信(草刈正雄)が乗っていたのだ。有馬や黒川は「御意!」と引き下がる。西山は頭こそ下げないが、気になる表情で戻る。

 

と、そこに未知子が乗り込んできた。雉沢が降りろというが「なんで?」と相手にせず、結局未知子が乗ったままエレベーターは上に向かう。

 

有馬や黒川はなぜ内神田が病院にいるのか気にしている。一方、西山はなんとも言えない表情で…。

 

内神田は未知子に「あなたが大門さん?」と話しかける。しかし、未知子は誰か知らない。雉沢が「内神田日本医師倶楽部会長だ!!!」と怒鳴りつける。未知子に握手を求めるが、未知子は返さず自分の階数に来たらさっさと降りてしまう。内神田は差し出した手を見つめながら、険しい顔をしていた。

 

普通のカンファレンス

病院にて術前カンファレンス。蛭間はおらず、三人の外科副部長が取り仕切る。一例目は八雲。

 

肝中央部から肝外に9cmほどの腫瘍がある。胆嚢癌を重複した肝細胞癌であると診断と、鳥井が言う。絶対にミスが許されない状況と海老名が言う。ひょうたん型の腫瘍になっており、肝細胞癌と胆嚢癌の衝突腫瘍と考えられる極めてまれで詳細は不明、と猪又が言う。

 

若手医師は誰がオペするのかと気になる。森本が「あんな癌切れるのは一人しかいない」と見つめる先に…未知子は闊歩して前に向かい、八雲のCT画像を凝視する。

 

副部長たちが珍しく未知子に意見を求める。的確な答えにほかの医師たちも感心し、みなメモまで取り始める。珍しいことにとてもまともなカンファレンス。

 

西山が挙手して、このオペをやりたいと立候補。医師たちはざわつく。未知子は「あんたには無理」とばっさり。副部長たちも八雲のオペの執刀は未知子に一任。未知子も「御意!」と答える。みなが拍手し、一体感が生まれていた。

 

うまい肉が食いたい

蛭間のもとに内神田が訪れていた。八雲のオペをすると誇らしげに話す蛭間に対して、「蛭間ああああああ!!!!」と内神田が恫喝。雉沢に寄ると、正林大学病院長のお友達の厚生労働大臣は、内神田のお友達。お友達のお友達はお友達ということだ。

 

「八雲は国を敵に回した。生きていてもきっといいことはないだろう」と言い出す内神田。「これ以上言わせないでほしい」と、血走った目で蛭間を見つめる。「私はうまい肉が食いたい」とどすの聞いた声で言う。

 

秘書ロボットのソンタ君が震え上がって「忖度!」を連呼し、蛭間も忖度することになった。

 

うまいカニ食べたよね?

蛭間は三人の副部長たちを連れてかにしゃぶに。みな、八雲の手術ができることをうれしそうに語っている。ところが蛭間は「大門未知子にオペをさせんな!」と命令。察した鳥井と猪又は退室。

 

何もわからない海老名だけが残り、執刀医に指名されてしまう。一応ながらも「御意」と答えるしかない海老名だった。

 

突然の変更

 未知子は医局で八雲のCT画像を見ていた。西山がなぜ自分ではダメなのかと未知子に聞く。未知子はオペで起きるかもしれない不測の事態をどう対処するのか聞く。西山は1つ目の例には答えられたが、2つ目の例にはうまく答えられない。「はいダメ」と未知子は返す。

 

そこに鳥井が現れて、未知子に八雲のオペをさせられないと告げる。海老名に代わったと。未知子は「どうして?」と憤慨するが、鳥井も「わからん」と答えるしかない。有馬や黒川は内神田が来てから流れが変わったと話す。

 

未知子は八雲の病室に行き、「あたしじゃないとあんたは死ぬ」とオペをさせるよう懇願する。同室にいる蛭間に注意されてしまう。さらに、蛭間は重大なコンプライアンス違反だと未知子を解雇。同じ部屋にいた海老名も驚く。

 

「あたしじゃないと本当に死ぬよ!」と言い残し、未知子は去って行く。怖がる八雲を蛭間が死なないと安心させようとしていた。未知子の去り際、海老名はなにやら「頼む」と小さく言っているようだが…

 

医師として

西山が未知子に「話がある」と呼び出す。屋上にて、先ほどの未知子の問いに対しての答えをきちんと用意してきた。西山は出血がコントロールできなくなった場合の対処について尋ねる。

 

未知子はそれに答えず、「聞いてどうすんの?」と逆に聞く。西山は「僕が八雲さんのオペをします」と答える。さらに東帝大学病院について「腐っている」とまで言う。

 

「だから?」と返す未知子。「僕だって医者です。救いたいんです。患者を救うためなら手段を選びません!」と珍しく熱くなる西山だった。

 

あらゆる手段

雉沢が蛭間の元に訪れて、

 

「これはいったいどういうことですかああああ!!!!?」

 

とブチギレながらとある書類を手渡す。蛭間も見て

 

「なんだこれはあああ!!!」

 

とブチギレる。

 

医局にも告発文と称するFAXが届いていた。それは「東帝大学病院の難易度の高いオペは全て大門未知子が執刀している。八雲の手術を大門未知子にやらせないと、この事実をマスコミに打ち明ける」という内容だった。もはや脅迫。医師たちは誰の仕業だとざわついている。

 

その場にはいない西山は一人、日本医師倶楽部に来ていた。腕時計を一瞥して、中に入っていく。

 

疑いの矛先は…

未知子は職を失い、事務所でラーメンを食べている。晶には嫌味を言われている。事務所に電話が来て晶が受け取る。その相手は蛭間だった。

 

蛭間に呼び出された未知子と晶。例の告発文を送ったのは晶ではないかと考えていたのだ。しかし、得がないと晶は否定。納得した蛭間は未知子も疑うが、そんな頭はないと晶が否定。逆に八雲の執刀医が未知子になることで不都合があるのかと問う。

 

と、蛭間の元に電話が来て、なにやら仰せつかっている。そこに海老名が焦ってやってくる。西山が八雲のオペを勝手に始めたと言うのだ。蛭間は、未知子に「頼みたいことがある」と言う。

 

突然のオペ

西山執刀のもと、八雲のオペが始められる。見学室に猪又と鳥井がやってきて、やめるように命令。しかし、西山は「許可は出ている」と従わない。助手についている森本や、麻酔の城之内も少し不安そうな表情。

 

と、オペ室には未知子もやってきた。見学室には海老名が来て、蛭間が西山のオペを許可し、未知子を助手につけたと話す。猪又や鳥井は蛭間の真意がわからず困った様子。

 

未知子は森本と助手を代わり、手術は西山が執刀医として続行。しかし、肝静脈を剥離する際に分枝を損傷して出血してしまう。出血量が多く、患者は不安定な状態に。西山の手が動かない。副部長たちには「止血縫合しろ!」と命令される。

 

しかし、未知子は「切離を続けて」と指示。縫合しないと言うのだ。それでも西山は戸惑ったまま手が動かず、未知子が強制的に代わる。「肝を挙上し、下から下大静脈を圧迫」と指示。そのまま肝切離を続けることに。

 

二股の血管の裂け目をさらに切離することで、谷から壁にして結紮縫合。未知子の手さばきは相変わらず速い。そして、肝静脈分枝の離断完了し、結紮縫合。そのまま肝切離を続行し、横行結腸部分切除もあとで行われることになった。

 

副部長たちも未知子のオペを見て安堵。西山も未知子を尊敬のまなざしで見つめていた。オペは患者が安定したまま終了。いつものように素手を患者に当てて、様子を見る。オペ終わりに西山を呼び出す。

 

未知子の怒り

未知子は西山を誰もいない食堂に呼び出した。「どんな手を使ってオペできるようにしたか知らないけど」と未知子は言い始めて、西山は「すみません」と謝る。しかし、未知子が言いたいのはそのことではなかった。

 

「答え、見つけてなかったでしょ」と言う未知子。西山が質問していた、出血がコントロールできなかった場合の対処のことだった。「準備が完璧じゃないままオペを始めた。そんなんで患者を救えるはずないでしょ」と言う。西山も小さく「はい」と言う。

 

西山は、気まずそうに日本医師倶楽部の会長・内神田が自身の父親であると打ち明ける。しかし、西山の母親と付き合っていたものの、縁談があって別れてしまったので息子である西山の存在は知らなかったらしい。

 

息子ということを明かしに、内神田に直接会うことにしたのだった。西山は女手一つで医学部に進ませてくれた母親に感謝していた。しかし、医師免許を取った年に、母親は進行性の乳がんになった。

 

回想。「死んだのか」とつぶやく内神田にうなずく西山。西山はマスコミにリークしようとしていたがやめたと話す。母親は望まないと。「その代わりにお願いがある」と言う。「八雲さんのオペ、僕にやらしてください」と頼み込んだのだった。

 

それを聞いた未知子は「だから?」と返すだけ。西山は「あなたのせいです、大門先生」と言い出す。

 

「組織の中で当たり障りなくやっていくつもりだったのに。内神田の息子であることを誰にも言わずにいるつもりだったのに。でも、それじゃあ、医者になった意味がない!

 

未知子のオペを見て、未知子のような医者になりたいと思ったと話す西山。「だから、難易度の高いオペにトライしたかった。失敗しない医者になるために、失敗することもある」と。

 

未知子は失笑。「自分のオペのために患者が命を落としてもいいの?」と問う。「いや、そんなことは言ってません。結果としてそうなるケースもある」と返す西山。

 

「失敗された患者に次はない。あんたにはあっても。だから医者は絶対に失敗しちゃいけないの!

 

未知子は言い放ち、去る。西山はその言葉にうなずき、自分自身にため息をついていた。

 

請求書の依頼は…

内神田のもとに晶がやってきた。今回はとメロンと請求書を内神田に手渡す。内神田が請求書を見ると

 

1000000000円

 

と書かれている。「あこぎな金額」と吐き捨てるように言う内神田。晶は「らしくもない」と、自分の立場を窮地に追い込むかもしれない男の命を救ったことを指摘する。

 

さらに、一度のオペで傷つけたくないと、西山のオペに未知子をつけさせたことも合わせて指摘する。「息子はかわいい。あなたも人の親だったんだ、うっちー」と昔の呼び名で親しげに話す晶。

 

「違います」とあくまで距離を置く内神田。「患者の命を救う最善の策だった。医者が患者を救うのに、それ以外の理由はいりますか?」そう、表情を変えずに言う。二人はしばし、無言でにらみ合う。

 

結果、請求額はきちんとゲットし、小さくスキップしながら帰る晶だった。

 

命の期限が延びたなら

八雲の病室で、手術は大成功だったと伝える蛭間。西山を執刀医として紹介する。癌は根治したのかという八雲の問いに、愛想の良い笑顔で「はい!」と答える西山だった。

 

そして、八雲は手術が成功したことによる記者会見を行う。蛭間と西山も同席。八雲は二人の医師に感謝を述べる。

 

記者から告発による証人喚問には出席するのかと問われる。八雲はよく検討した結果「隠蔽は確認できなかった」と述べる。つまり、告発は間違いだったと言うのだ。記憶違いを詫びる八雲。記者たちはざわつき、西山は強く強く手を握って感情を抑えていた。

 

医局でも記者会見の中継をテレビで見て、医師たちが長生きができるようになった人生が惜しくなったと八雲について評している。

 

ついでに、告発文を出した人物も発覚。防犯カメラの映像から、海老名だとわかった。八雲のオペを執刀したくなかったのだった。ばっちり顔も映っているが、本人は否定。海老名の人としての器の小ささに、みなげんんなりとしていた。

 

父と子

内神田はいつもの鉄板焼き屋に西山を連れてきた。西山は「あなたの力でオペできました。ありがとうございました」と感謝を述べる。息子はいるが医者になった者はいないので、西山の登場を喜んでいたのだった。内神田は楽しげに笑うが、西山は笑わず。

 

また、西山の腕時計を見て、自分の物だと気づく。西山の母のところに置いてきた、内神田の時計だった。「時間は止まってなかったんだね」と言う内神田。

 

西山は、医者になったのは母親の応援があったからと話す。母親はいつも内神田のことを立派な医者だと言っていたと。だから同じ道を歩んでほしいと思っていたのだろうと。「僕にも、あなたへの憧れみたいなものがあったのかもしれません」と苦々しい表情で伝える西山。

 

内神田は「外科医は経験」と言い、西山のオペに便宜を図ることを約束。しかし、西山は

 

「ふざけんな!」

 

と言う。

 

「あんたはな、患者を殺そうとしたんだぞ。権力にもあんた自身にも興味がない。何が組織だ。何が権力だ!くだらねぇ…」

 

思いの丈をぶつけた西山は、腕時計を外して置き、立ち去ってしまった。内神田はどこかをにらみつけるような目をしていた。

 

尊敬する医者のもとで

未知子はオペに向かっている。そこに西山が現れて、以前のことを謝罪。未知子は「第2オペ室」とだけ言い、西山もうれしそうに「はい!」と答える。

 

未知子のオペが始まる。助手には西山がついている。見学室では蛭間が西山のことを見て、「日本医師倶楽部内神田会長のせがれか」とつぶやいていた。

 

今日も未知子のオペは鮮やかな手さばきだったー。

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と言う話でした。西山先生、珍しく良い医者!長くなってしまったので、感想は次の記事で書きます。

 

 

aoikara

 

▼ドクターX 第5シリーズ 第9話 記事はこちら

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