中卒フリーライターほぼ無職。

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anone 第7話 感想 偽物だけど感情は本物

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偽物と本物の区別がつかないaoikaraです。騙されやすい人間ですよ。というわけで今回のテーマは…

 

anone 第7話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼ネタバレ記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼anone 第6話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

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第7話のGOODポイント

  • るい子の「多数決で多数派になったことがない」っていう話、面白かったです。なんかそういう人生ありますよね。常にマイノリティ。
  • 陽人君の将来の夢が「優しい人」ってかわいいなぁと思いました。そういう心がけがもう優しいなぁって思うんですけどね。
  • るい子のお札で遊ぶのなんか笑っちゃう。「野口英世は見たです」とかふふってなっちゃいました。
  • ボーリングの玉とボーリングのピンは同じ値段のぶつかり合いだったんだ。へー。うまいこと言うなあ。
  • 舵のカニが支配する世界 VS るい子のブロッコリーが支配する世界。なんだそれ!なんか愉快で、なんか波長が合って面白い。
  • 万平さんが亜乃音について、舵とるい子に「僕のことは?」って話を聞いて、「特に」とあっさり答えられて「おっけぃ…」って言ってる切なさがなんだかツボでした。ちょっと笑ってしまう。

 

第7話の気になったポイント

  • ハリカが19歳の幸せについて「欲しかったこともないし」と言っていましたけど、第1話で友達と過ごしているときはその幸せを噛みしめていたように感じました。欲しかったわけではないけれど、失った虚無感はあったような。

 

感想

本当の親子のような

亜乃音とハリカは本当の母と娘のようでした。何気ないことで言葉が多すぎなくても通じているところがあって。

 

亜乃音は本当の母親のように怒って、厳しい言葉もかけて、とんでもなく優しくて。ハリカは傷つけないように言葉を選びながら、それでも自分の意思を主張して。

 

「ごめんね」から始まる仲直りではないというのも親子のようです。お互いの様子を見るようにして、「自分も悪かった」とお互いに気遣って。見ていて不思議な感覚になりました。居心地の良さを感じました。

 

亜乃音に少し恐怖を抱いてしまう

このドラマというのは、他人だけど他人じゃないよ、というメッセージを伝えてくれるところがあって。今回は亜乃音とハリカの母と娘のような関係性を見ていたんですけど、その中で一つだけ引っかかったことがありました。

 

それは亜乃音が「ずっとそばにいて」と言ったこと。なんとなく、もやっとして。それは、亜乃音とハリカが他人だからとか、母親だと思い込みすぎているとか、そういうことではなくて。

 

子どもって、親にとってはずーっと子どもなんですけれど、いつかは巣立っていくんですよ。そして、その子どもがまた親になる。親からすれば、いつかは手を離れていくんですよ。

 

亜乃音の「ずっとそばにいて」はそれを拒む言葉というか。母親ではないからこそ、母親というものになっていて、育ててきた娘から拒絶されたからこそ、自分ずーっと母親なんだと確かめたいような。なんだか違和感があったんです。

 

ほっこりするシーンだというのもわかるんですけど、なんとなく共依存的なものを感じました。うーん、なんでしょう、私だけですかね?だからといって亜乃音に嫌悪感があるとかは全くないんですよ。亜乃音は好きです。

 

玲の気持ちは亜乃音の言葉から少し理解できた

亜乃音が玲との関係性について、陽人君に上手に話しているな~と思いました。その中で、「玲は悲しすぎて、その悲しみを怒りにしてしまった」というようなことを言っていて。あー、そういうことなのかもなぁなんて思ったりして。

 

玲が育ての母親を憎んでいることがずっと疑問でした。亜乃音としてもつらくて仕方なくて、自分なりに折り合いをつけようと考え出したのが、その答えだったのでしょう。でも、傍から見ていても納得できる“怒り”の説明でした。

 

玲の憎しみは、どうしようもない悲しみから湧き起こっていたものなのかもしれないですね。だとするならば、いつかその憎しみが解ける日も来るのではないか、と淡い期待をしてしまいます。

 

偽札作りを楽しむ他人の4人

偽札作りを結局4人ですることになり、なんというか楽しそうな雰囲気。理市が来て、偽札作りになって、ギクシャクしていた4人が顔をそろえれば家族のように楽しくなってしまう。すごく奇妙で、でもなんだかほっこりしました。

 

偽物だけどね、全部偽物なんですけど、なんだろう。この楽しみとか居心地の良さは、4人の中では偽物ではないんですよね。この距離感が私は好きです。

 

救いの手は万平のような…

亜乃音が偽の千円札を万平に渡してしまい、こっそりと入れ替えたのを、万平は見ていましたね。陽人君のことも含めて、亜乃音は万平さんに頼れば何とかなるんじゃないか、むしろ頼ってほしいと一視聴者としては思います。

 

しかし、亜乃音の立場からすると、お世話になっている人に迷惑はかけられないと思うだろうし…。万平は万平で、亜乃音のことを探っているようですし。どうなることやら。

 

彦星と女の子の関係性

彦星と高校の元同級生?の女の子は、思っていたより関係性が希薄というか。高校の同級生以上のものではないんだな、と思いました。何より彦星が戸惑っていましたしね。彼女が治療のためにお金を出してくれるのでしょうか。

 

偽札作りを始めてしまったハリカはどうするのでしょう。彦星の命が助かるなら、それがどんな方法でも良いとは思っていそうですが…。彦星の意思はどうなのかとかも気になりますし…。あーもう心がざわつくー!

 

理市はどうする?

今回もめちゃくちゃ怖かった理市。ハリカに陽人君の動画を見せて、ばんばん殴られながら訴えられても、1mmも心が動いていませんでした。怖いな。

 

理市は偽札作りを違法だと思っていないとも発言していました。自分が正当な理由で作り上げてきたものが全て奪われたのだから、それを奪い返すためならどんな手段もいとわないということなのでしょうか。うーん。

 

金が欲しいのかな。私から見れば、あんなに信頼してくれている奥さんがお金よりずーっと価値のあるものだと思うけれど。その奥さんに、偽札作りの現場がバレたけど、どうするんでしょう。

 

私が奥さんだったら…もう何も信じられないような気がします。それでも理市は続けるのかな?仮に偽札で得た本物の大金があったとして、彼は満たされるのでしょうか。うーん。

 

次回:カオス

亜乃音の様子がおかしいと気づいた万平は、ハリカたちと共同生活を始めてから変わったと監視をする。4人は理市の指導のもと、一万円札の偽札製造を始めることに。

 

一方、ハリカは彦星のチャットゲームから玲の女の子に呼び出される。彦星との関係が気になっている様子。彼女が父親にかけあって治療のお金を出すというが…

 

亜乃音の育ての娘の玲が家にやってくる。最近来てくれなかった理市について。亜乃音は理市の本性を隠したまま説明しようとするが、理解が得られず玲にまた拒絶されて傷つく。

 

いよいよ4人は偽札の一万円札を完成させる。しかし、万平もそれに気づき…

 どんどん人が巻き込まれていきますね。万平が気づくのはある意味で救いのような気もするのですが…。そして、理市は結局奥さんとどうなったんでしょう?玲と亜乃音に和解の日は来るのか、いろいろ気になります。

 

次回もじっくり見たいです。

 

 

aoikara

 

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