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【ドラマ】A LIFE~愛しき人~ 最終回 感想 沖田&壮大コンビは最強。ちょっと物足りなさも…

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A LIFEは医療ドラマなんだけど、本当は人間ドラマなんじゃないかと思うaoikaraです。私の中の医療ドラマのイメージがドクターXだからかもしれませんが…。

 

というわけで今回のテーマは…

 

A LIFE~愛しき人~ 最終回 感想

 

です。最後まで見ましたよ。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

あらすじ:追い詰められた壮大。深冬の手術もどうなるー!?

壮大に残された選択肢は立ち去ることのみ

桜坂中央病院と提携して壇上記念病院を乗っ取ろうとしたことを、羽村(及川光博)から院長(柄本明)に暴露された壮大(浅野忠信)。さらに、榊原(菜々緒)が「深冬はオペが失敗して死ねばいい」と言ってたとまで証言する。

 

沖田(木村拓哉)壮大をかばう。深冬のために手術法を必死で考えていたと。院長の「それが救うためだと言い切れるか?」という問いにも、「言い切れると思います」と断言。

 

失望している深冬(竹内結子)が見つめるなか、壮大は部屋を出て行く。沖田は壮大を止めるが、深冬と抱き合っていたことを咎められて誤解を解こうとする。しかし無意味。

 

壮大は「誰も俺のことを必要としていない」「おまえに俺の気持ちがわかんのかよ」「わからねえよな」と捨て台詞を残し、病院を立ち去ってしまった。

 

深冬が知った壮大の心

部屋に取り残された深冬たち。榊原が副院長室に飾られた絵を取り外し、穴が空いた壁を見せる。「副院長の心にも穴が空いてるんですよ」と言う。それを何度も反芻する深冬だった。

 

羽村が暴露した理由

副院長である壮大が病院から出て行くことを医者たちに知らせる羽村。自分も暴露した責任を取って、引き継ぎをしてから辞めるという。

 

そして沖田には「沖田先生が来てから壊れ始めた」と告げる。暴露した理由としては「このまま放っておけないと思った、友達として」と答えるのだった。

 

オペの準備は万全だが…

沖田たちは深冬のオペに向けて着々と準備を進めていく。壮大は家にも帰ってないらしく、2週間経っても連絡がなかった。沖田がメールを送っても、深冬が電話をしても、音沙汰はない。深冬は、おばに預かってもらいたいものがあると何かを手渡す。

 

壮大は、実家である鈴木内科に一人でいた。

 

そして、オペ本番

深冬が脳内出血したことにより、3つの腫瘍を取り除く難しいオペとなった。当日は別のオペをする井川(松山ケンイチ)も、沖田を激励にやってきた。

 

そしてオペ本番。順調に進めていき、2つの腫瘍を取り除く。しかし、脳の腫れが原因で奥にある腫瘍がさらに奥にあって取り除けない。沖田は最後の腫瘍を取り除くことを断念することに。

 

深冬の目が覚めても…

手術後に目を覚ました深冬は「まだ生きてる」と安堵していた。しかし、沖田はまだ取り切れていない腫瘍があることを告げる。脳の腫れが引くまでまって、すぐにオペ法を考えるという。

 

まだ壮大は戻らない。沖田はメールでオペのことについて告げ、さらに「深冬はおまえのことを待ってる」とメッセージを送るのだった。

 

羽村は過去の過ちを謝罪

オペで悩む沖田を見た井川は、あえて羽村に「どんな医者が理想だったのか?」と問う。羽村はかつては副院長と「理想の病院を作ること」を目標にしていた。しかし、いつの間にか「ツートップ」が目標になっていたそうだ。

 

そして、井川がミスしたことをネットに流したことも、きちんと謝罪する。井川は気に留めていない様子だった。

 

深冬が沖田に手術を頼んだのは…

沖田がオペの練習をしているときに、深冬のおばが訪ねてくる。深冬から預かった、未来の娘に向けてのノートを、壮大に手渡してほしいと言うのだった。

 

沖田は深冬へオペの説明をする。深冬は落ち込んでいる様子で「私が壮大さん、追い詰めちゃったのかな」とつぶやく。そして「私のオペ、沖田先生に頼んだのはわけがあった…」と言葉を続けるのだった。

 

オペに必要なこと

深冬の脳の腫れが引いているので、4日後には手術ができるらしいと、看護師の柴田(木村文乃)が沖田に伝えに来た。そして「オペに必要なこと、わかってるんじゃないですか?」とも告げる。

 

沖田は壮大に会いに行く

沖田は実家に帰り、父親が握った寿司を食べた。なぜ自分が医者になることを応援してくれたのかと聞くと、「応援していたわけじゃない」と言う。「言い出したら聞かないから」という理由だったらしい。「そこがおめえのいいところ」と父親なりの言葉で褒めるのだった。

 

沖田は卒業アルバムから壮大の実家の住所を探し、会いに行った。

 

沖田と壮大と深冬の気持ち

沖田は壮大と対面し、「深冬はおまえを待っている」と告げる。そして、なぜ沖田に手術を頼んだのかも伝える。もし、壮大に頼んで万が一のことがあったら、娘にとっては父親が母親を傷つけたことになる。そんなつらい思いはさせたくないと思っていたのだ。

 

しかし、壮大は自分には何も言ってくれてないと悲嘆する。「俺だって思ってる」「俺の気持ちは誰も聞いてくれない」「子供の頃から…」と思いを語る。

 

それを聞いた沖田は「俺はおまえがうらやましかった」と言う。昔から努力家で何でもできる壮大を見ていた。壇上記念病院で再会したときも、雲の上の存在だったと。

 

シアトル行きも「おまえに追いやられたんじゃなくて、おまえに追いつきたかったんだ」と。深冬のことも「院長の娘との将来を考えるのが怖かった。逃げただけ」と。

 

そして、壮大のことは「自分の価値に気づけてないのは、自分が認めてないだけ」と告げる。壮大の気持ちを考えようとしたが、わからないと。しかし、誰でもそうだから、理解しようと思わなければと言う。そしてもう一度

 

「深冬はおまえを待ってる」

 

と伝えるのだった。

 

2度目のオペ、待っていたのは…

深冬の2度目のオペ。沖田は誰かを待っている。そして、来た。

 

壮大が。

 

手術をビデオから眺める医者たちは驚く。院長も腕だけは確かだからと許可。

 

心臓外科でバイパスのプロフェッショナルである沖田が脳のバイパスにも成功。そして脳外科のスペシャリストである壮大が腫瘍を取り除くことにも成功。二人の連携プレーで、深冬のオペは成功したのだった。

 

手術後、沖田は「やっぱりおまえは最高だよ」と壮大を褒め称えるのだった。そのあとで、ちょっぴり気恥ずかしそうにしながら。

 

深冬が目を覚まして…

手術後に深冬が目を覚ますと沖田がいた。壮大が手術をしてくれたことも告げる。しかし、壮大は病室にはいない。「誰よりも深冬のことを大切に思ってるから、大丈夫」と伝える。

 

深冬の病室には娘もやってくる。深冬はうれしそうに「沖田先生とお父さんが治してくれたんだよ」と娘に伝える。娘も、そして深冬の父で院長の虎之助もうれしそうだった。

 

沖田はまたシアトルへ

沖田はシアトルへ戻るため、病院の自室を片付けている。柴田はそんな沖田に「沖田先生とオペしているときの自分が一番好き」と告げる。また、井川も「留学宣言」をして、柴田に付いてきてほしいと誘うが、あえなく撃沈。

 

沖田は実家へ戻り、父親に鯛茶漬けを作ってもらう。食べながら「しばらく家あけるわ」と伝える。父は楽しそうに「いつもいねえじゃねえか」と答えるのだった。

 

壮大がやっと一歩踏み出す

壮大は沖田から受け取った深冬のノートをしっかり読んでいた。そして、深冬の病室を訪れる。壮大が目に入った深冬は、壮大に触れようと必死に手を伸ばす。一瞬ためらいながらも、壮大はそんな深冬を受け止める。

 

深冬は壮大に「おかえりなさい」と告げるのだった。

 

壮大の呪縛が解かれて

羽村曰く、壮大は副院長に戻り、家庭も円満に戻ったという。それを聞いた榊原は「呪縛が解かれたんですね」と言う。「自分なんかどうせ愛されるわけがない」という呪縛。羽村は榊原でもないのか、と問うが…。

 

壮大は病院に復帰し、理想の病院を作ろうと息巻いている。なんと院長になるらしい。それを聞いた沖田は安心し、シアトルに戻ることも告げる。そして、父親が病気になった際のときも壮大に託すつもりのようだ。

 

壮大はさらに羽村を副院長にするつもりらしい。羽村が「言うことを聞かないかも」と言うと、壮大は「やりあうつもり?」と聞く。それでも壮大は「歓迎する、友達だからね」と言う。羽村も楽しそうに笑うのだった。

 

沖田と深冬、最後の語らい

沖田は最後に深冬の病室を訪れた。いろいろあったけど、それでも「会えて良かった」と告げる沖田。そして、何か行動するわけでも、弁解するわけでもなく、颯爽と立ち去るのだった。

 

みんなが幸せに

壮大を中心として壇上記念病院は邁進する。榊原も、絶縁していた父親に会いに行く。井川は精力的に手術に励み、柴田は後輩の看護師に指導をするようになっていた。深冬は娘と楽しそうに過ごしている。

 

そして沖田はシアトルでまたいつものように手術の経験を重ねるのだったー。

ーーーーーーーーーー

というわけで、終わりましたね、このドラマも。いろんな言いたいことは、今から詳細を書きます。

 

最終回のGOODポイント

  • 猫にまで避けられている壮大にはちょっと笑いましたw
  • 7万5千回も練習している沖田、恐れ入った。
  • ぎゅって井川が沖田の手を握りしめるところ、なんだか笑っちゃった。井川がいると場が和んで良いよね。
  • 沖田が壮大を褒めて、ちょっと恥ずかしそうな沖田。男友達ってこんな感じの関係性よねってほほえましく見えました。
  • 深冬に会いに来た壮大の涙、なんだかあそこはぐっと来ちゃいました。
  • 沖田×井川×柴田の信頼関係、沖田×父・一心の親子関係、なんかこの関係が好きなんですよね。いい関係です。

 

最終回の気になったポイント

  • 「深冬が死ねば良い」とまでは行ってないのに、榊原に代弁されたみたいで、そこは壮大かわいそう。
  • 「俺なんかいなければいいんだあああ」っていう壮大、なんというか…思春期っぽい。
  • 壮大「なんで俺に言ってくれないんだ」←帰ってこないからだよ!「メールでも良いのに」←返ってこないからだよ!

 

沖田&壮大コンビが見られて良かった

前々から予想してましたけどね、二人で手術するだろうってこと。予想通りとは言え、良かったです。お互いを認め合う機会になりましたし。壮大は自分の価値を認められて、沖田は自分を奮い立たせる理由になった。

 

色恋とかそういうのではなくて、きちんと信頼してこその手術の成功というのは、本当に良かったと思います。本当に、最高のコンビですよ(井川の言葉を借りたw)。

 

ちょっぴり消化不良な理由

な部分もあるんですよね。自分なりの解釈も交えながら書いていきます。

 

壮大が狂うほどに自分の気持ちをぶちまけてほしかった

 「誰も俺の気持ちを聞いてくれない」

 

って言う割りに、壮大は自分の気持ちを出し惜しみしてるんですよね。思いを淡々と告げているけど、だからってなりふり構わず伝えるわけじゃない。できれば、崩壊するくらいに叫んでほしかったなぁ。

 

でも、わかる気もします。自分のことを理解してほしいけど、気持ちをどうやって伝えて良いかわからない。自分はみんなの気持ちを聞いているのに…って、確かに子供っぽく「ずるい」なんて思ってしまうことなのかも。

 

だからこそ、手術後に深冬に会いに行ったときの涙が、壮大の感情の表れなのかもしれません。それが“ぶちまけられた気持ち”だったのかな。

 

榊原との不倫はなかったことに…

まあ、知らなくて良いこともありますしね。深冬のためには隠しておいた方が良い真実かも。

 

壮大が思い出す横たわっていた女性は誰?

私が見逃していただけかもしれませんが、あの件について触れられていましたっけ?おそらくは壮大の母親か誰かかと思うのですが…あれ?

 

沖田と深冬の真相

二人の真実が知りたいって人にとっては、ちょっと消化不良なラストですよね。でも、深冬は既婚者なわけですし、そのときの気持ちの答え合わせをしたところで誰も得をしない。だから何も語らず立ち去るのみ、と思いました。

 

あくまで恋愛ドラマではないのでね。医療で人間のドラマだったと思います。

 

何はともあれ、ハッピーエンドで良かった

みんなが幸せになれたのは良かったことです。沖田は壮大を見て、やっぱり自分の憧れで、自分がまだまだと感じてシアトルに自ら行くという選択も良かったと思います。

 

まさに引っかき回した存在。でも、きちんとみんなを幸せに導く引っかき回し方だったと思います。見続けていて良かったです。

 

 

 

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