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相棒16 第5話「手巾(ハンケチ)」感想 ハンカチが良い描写だった

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ハンカチはちゃんと持ち歩くaoikaraです。ぶいーんって乾かすやつあったら普通に使っちゃうんですけどね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒16 第5話「手巾(ハンケチ)」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼相棒16 第4話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第5話 ゲスト・ネタバレ

  • ゲスト:南沢奈央 佐戸井けん太 六角精児
  • 脚本:浜田秀哉
  • 監督:内片輝

 

第5話「手巾(ハンケチ)」あらすじ

特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、警察学校で教官を務める元鑑識の米沢守(六角精児)から連絡を受け、校内で起きた“転落事故”の現場に臨場する。

 

意識不明の重体で病院に運ばれたのは、樋口彰吾(佐戸井けん太)というベテラン教官で、亘も指導を受けた人物。

 

独自の捜査を始めた右京と亘は、樋口の入院先で彼の娘・真紀(南沢奈央)と顔を合わせる。真紀は所轄の刑事で、現在は電機メーカーの機密データを盗んだ後、死亡した男の事件を追っているという。

 

ところが、真紀は膠着状態になっているその事件の手掛かりを見つけたと言って、意識が戻らない父親を尻目に、捜査に戻ってしまう。冷淡すぎる真紀の態度に疑念を抱く亘。

 

いっぽう、右京は、教官転落とデータ漏洩、ふたつの事件に関連があるのではないかと推理。捜査を進めると、かつて刑事だった樋口が23年前にかかわった事件との奇妙な符合が発覚して…!?

 

警察学校で起きた教官の転落と機密漏洩事件に繋がりが?それら2つの事件と23年前の事件の奇妙な符合とは!?過去から現在へと繋がる難解な事件に特命係が挑む!

 

参考元:第5話「手巾(ハンケチ)」2017年11月15日(水)よる9:00~9:54放送|ストーリー|相棒 season16|テレビ朝日

 

第5話のGOODポイント

  • 特命係と米沢さんのやりとりが熱い!「現場復帰しますか?」なんて良いなぁ。
  • 樋口教官と右京さんが似ていると言う冠城君。「我が道を行く」「往々にして周囲に理解されがたい」という共通点を指摘していて笑っちゃうw
  • 怒られるの苦手な冠城君。
  • 結局一人で内村刑事部長と中園参事官に怒られる右京さんw3回も「首をつっこむな!」と照生に言われても、1回も「はい」と返さないw「お話は、それだけですか?」で去るだけ。さらに内村さんに責任を押しつけられてかわいそう。それを真似する照生に笑っちゃいました。この2人の関係はたしかにスリリング。
  • ぐいぐい来る右京さんに「それって悪い癖!」と伊丹が言ってて笑っちゃいました。
  • 右京さん、何こっそり証拠写真を持っていこうとしてるのよw
  • 冠城君、絵が下手ですね~。青木君はうまいのね。
  • あんなに絵が下手なのに、ホワイトボードの鬼教官は妙にうまかったな。誰が描いた!
  • 青木君って前職は市役所職員だったんだ(ドン引き)。
  • 樋口教官が冠城君に対して高評価だったから、その部分は読まない右京さんが面白いw良いことが書いてありましたよね。
  • 取調室にかつ丼という定番の組み合わせ。今どきあるのかしら。

 

第5話の気になったポイント

  • 樋口教官、青木君のことも高評価だったんですね。実は「危険思想あり」みたいな感じで指摘してくれていたら、本当に見る目がある人なんだな~と思えるけどな。「警察組織に飲み込まれない」というのはある意味正しいのかもしれません。

 

感想

美談にしすぎない父子関係が良かった

こういう話って、ラストは父子が和解し合って終了、みたいなパターンが多いと思うんですが、そういうただの美談で終わらせないのが良かったです。

 

きちんと娘として刑事として、父親の刑事と教官という責任を追及。それでも、父が苦しむことになるから引導を渡した。その真意は明かさない。父親の正義を見てきた娘らしい言葉と態度だったと思います。

 

父娘の役柄も合っていました。正義を貫く父親は厳しくてプライベートも調べるようなねちっこさのある佐戸井けん太さん。父の背中を見てまっすぐな刑事として育って、淡々としつつも情はある娘の南沢奈央さん。すごくハマっていました。

 

ハンケチの話がいきなりすぎて、ちょっとこじつけ感はありました。でも、表情に表れなくても、実際に心で思っていることは違うというたとえとしてはとても良かったと思います。最後のハンカチを握りしめているシーンはほろっとしちゃいました。

 

キャラが立ってたな~

今回はくすっとするシーンが多くて、それぞれのキャラが立っていましたね~。主軸だけでなく、添えてある部分も盛りだくさんで非情に濃い話だったと思います。

 

米沢さんの出番が少ない!

久しぶりに元鑑識の米沢さんが出てきてくれてうれしかったですね~。鑑識の仕事に注文つけたりしてね。でも、すっかり厳しい教官になっていました。

 

特命係との再会もうれしいんですが…最初だけですか!事件の途中で鑑識らしき仕事をしてもらうとか、事件解決を3人で祝するとか、そういうのがあっても良かったな~。もう1シーズンに1回はゲストで出演してほしいですね。

 

容疑者や動機が急に出てきすぎ

ミステリーのドラマというのは、段階を追ってどんどん事実が明らかになっていくというのが面白いと私は考えています。今回は犯人追及シーンで明らかになったことが多すぎる気が…。後付け感が多い。

 

23年前の事件の犯人だとか、共犯者がいたとか、その息子が警察学校にいるとか…。たしかに樋口教官が調べていたという事実はあって、今回の拉致監禁に関わっている男との接触もあったようですが、その父親とか刺青の男の発覚の経緯が唐突すぎる。

 

物語としては面白いのですが、推理ドラマとしてはちょっとな…という気持ちになりました。

 

あと最新の犯罪を学べるとか言っているわりに、殺す手口がバレバレなのもどうなんだろう…。もしかすると二組の父子の対比をしたかったのかもしれませんね。

 

久しぶりの激高シーンは◎

右京さんが久しぶりに怒りましたね~。本当の怒りでしたね。

 

「警察官を舐めるんじゃないっ!!!!」

 

っていうの。あれくらいで怯むくらいだから、彼はまだまだ犯罪者としても未熟だし、警察官なんて絶対になれない人物ですよ。すきっとする、正統な怒りでした。右京さんの警察官としてのプライドも感じられて良かった。

 

次回:警察裁判始まるよー!

早見という元捜査二課の刑事が警視庁を訴えた。彼の妻が転落死した事件で、自殺と判断されたが、早見は殺人だと疑って虚偽の証言を作ったため、処分されたのだった。それに不服として訴えた。弁護士には、かつて快楽殺人犯を弁護した連城が担当。特命係は大河内監察官の命を受けて、事件の真相を捜査することにー。

ゲスト:山田純大 藤田宗久 松尾諭
脚本:浜田秀哉
監督:兼﨑涼介

 

山田純大さんは相棒Season13 第1話の根津さん役で出演されていましたよね。カイト君の先輩キャラ、というのが記憶に新しい。松尾さん演じる連城弁護士も再登場で楽しみです。大河内さんも久しぶりにがっつり出てくれそうですね。

 

と、キャラ使い的に真野さんの脚本かなーと思ったら、今回と同じ浜田さん。物語は面白く、トリックに不安要素があったので、その部分が改善されていると良いな。予告でかなり期待が高まっています。次回も楽しみです。

 

 

 

 

 

aoikara

 

▼相棒16 第6話 記事はこちら

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